LED

2024年12月24日 (火)

年末夜警用ピカピカ棒

ガレージ仲間の町会長(私とこは4町会で彼は8町会)、
 『夜警で使うピカピカ棒が光れへん』
 『ほかしてもエエから見てみるか?』っと。
修理依頼じゃなく、ゴミにする前の故障原因追及
サンプルとして持って来てくれました。
  ※酒呑みが主体でのガレージ訪問

電池部分(単2が2本)はネジで外れるのですが、
かんじんの回路部分は接着されていて解体する
には破壊するしかありません。
  ※だもんで修理は不能

点灯不良の原因調査、まずはLED部分を切り離して
CVCC電源につないで光るかどうか・・・

しかし・・・4つある赤色LEDのうち、中央の2つしか
光りません。
Ll11_20241224153501

それも、光り始める電圧が高いのです。
普通の赤色LEDだと2Vを越えれば光るはず。
それが3V以上に。

4パラになっているので切り離してどうだ、を
確かめようとごそごそしていたら、みんな
点かなくなっちゃいました。

+/-の電線には、ハンダ付けじゃなく溶接でハシゴ状に
くっつけてありました。
それもLEDの足を急角度で曲げて。
Ll2_20241224153601
LEDの足をニッパーで切ったのですが、
そのときのチカラがトドメを刺したのかも
しれません。

点滅回路は生きていました。
Ll4_20241224153701
Ll3_20241224153701
起動スイッチも大丈夫。

SS8550はPNPトランジスタ。
2013年10月09日:新定番の予感!!トランジスタ「SS8050」と「SS8550」が入荷!(デジットBlog)

見えている抵抗(51Ω)はTrのベースに入ってます。
でも、LEDの電流制限抵抗が見当たりません。
それが気になります。

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2024年12月19日 (木)

ダイソーで買ったセンサーライト2種

「夜、人が近づいたら光るランプが欲しい。電池ので」
っという女房からのリクエストで二つ買ってきました。

横長のバー型。
P13_20241219103601
背面に磁石が付いているので、金属物へは
そのままくっつきます。

二つめは四角の。
P16_20241219103701
ネジ止めの引っかけ穴が背面にあります。

両方とも単4電池3本で動きます。
で、気になるのは待機時の電流。
LEDが光った時はそれなりに電流が流れるで
「こんなもん」となりますが、光らない時の
時間が長いでしょうから、待機電流を測って
みました。

こんな時の測定に 「ダミー電池」 が役立ちます。

  発光時の電流は電池電圧で変化。
  バータイプは4.5Vで200mAほど。
  四角タイプは140mAほど。
  電圧が下がると電流は小さくなります。
  3.0Vを切ると動作がしんどくなります。

ところが・・・
バータイプの電池ホルダー、3本を真っ直ぐ並べて
押し込むようになっています。
作ってあったダミー電池だと、一番奥になるマイナス側の
引き出しコードがじゃまして、うまく入りません。
そこで、木棒に溝を入れてリード線を延ばすように
しました。

P14_20241219103901
中間部のスペーサーもついでに。
ここに電流は流れないんで電池の実物でも
OKなんですが。

P15_20241219103901

これで測った待機時電流の波形です。
Ca000

直流電流レンジにしたテスターでの読みは15μA。
しかし、このようにパルスになっています。
微弱だったので、計装アンプで増幅して波形観察
しています。

このバータイプのは、半透明部分がベース部に
溶着されていてバラせませんでした。

もうひとつの四角タイプは内部が見えました。
  ダミー電池を装着した電池ホルダー側の様子
P17_20241219113201

こんな電流波形です。
Ca002

バータイプのに比べてピーク電流が大きくなっていますが、
基底電流はほぼゼロ。
テスターでの読みは32μA。(直流電流レンジ:平均)
  電流をRMSで測ると73μAだったんで
  ちょっと大きいか。

開封するとこんなセンサーが見えます。
P12_20241219105001
上のが人感センサー(焦電センサー)。
  基板の部品番号にはPIRと記されています。
下の小さいのが明るさを見るフォトセンサ。

拡大すると・・・
P11_20241219105201
「YS312」という型番が見えます。

ここからが、興味深いところ。
通常の人感センサーはon/off出力。
  アナログ出力のもあるけど
こんな回路がカタログに出ています。
Ce11
しかし、四角型センサーライトで使われていたセンサーは
こんな信号を出していました。
Cb001
「なんだこの信号は!?」でっす。
拡大↓。
Cb002
周囲の状態でコードが変化します。
Cb003
16bitでデータが出てきているようです。
いろんなパターン。
Cd01

「YS312」で検索すると・・・
  ・PIR(Pyroelectric Infrared Sensor) YS312

  16-bit digital signal output.
  Single-wire serial data.
と記されています。

※参
AD620を使った計装アンプ+ノッチフィルタ
  60Hzノッチフィルタは使ってません

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2024年8月26日 (月)

12年前に改造した卓上ランプを点検

「台風だっ」ということで、停電に備えて家にある
ランプ類を点検。
メインはヘッドランプ。
  両手が自由になるんで、イザの時にはこれ。

こんなのも出てきました。
  ・2012年08月29日:単3×4本の卓上ランプをLED化

電池をセットしたらちゃんと点灯したのですが、
ホットボンドが劣化していてLEDがブラブラに。

Lp31

  元のはLEDじゃなく豆球で、単3電池4本。
  それを電池2本でLEDを駆動するように改造。
  回路図は昔の記事を参照してください。

Lp32

2液のエポキシ・ボンドでくっつけておきました。

  ピカッ!
Lp33

この手のグッズ、今はいろんなのが手に入りますが、
イザの時の電池はやはり単3。
機器の電池を単3でそろえておくと安心感が
違います。

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2024年6月19日 (水)

松下の「ホロホロブザー」つながりで

 ・2009年05月29日:13年使ったマンガン電池
この記事と、ラジオペンチさんの
 ・2017-08-07:MFT2017の見学レポ
この記事つながりで、マイコン型導通チェッカー
1台買っていただきました。
 ・2024-06-18:車輪の再発明みたいになってきました。 

※昨夕、クリックポストで発送して、現在、運送中。
 隣の東大阪市なんで速いゾ。


旧HPでの「ホロホロブザー」の話が
消えているので、復活させておきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ケーブルやLEDのチェックにはこれを

 正式型番は不明ですが、コネクタ接続した電線
の導通チェックやLEDの点灯極性の確認には、
この「松下電工」の「玄関用押しボタン・ブザー」
が便利です。

Bzo4

単3電池2本で動作し、短絡すると
 「ホロホロホロ・・・」
っと大きな音で鳴ります。

Bzo5

ケーブルの接続を、あっちとこっちでチェックするのに
重宝します。
  「1番ピンはA」 「ホロホロ」
    「はいok」
  「2番ピンはB」 「ホロホロ」
    「はいok」 「次っ」
てな調子で、あっちとこっちでコネクタ接続を確認す
るのです。
   (現場作業へ持っていったりするのでえらく
    汚れていますね)

このブザー、ある程度の抵抗が入ると
   「ビヨビヨビヨ~」っと
情けない音に変わるので、おかしな配線のとき気が
付くことがあります。
ただし、短絡時には電流が20mAほど流れますので、
電子回路の導通チェックには不向きです。

 このブザーを重宝するのが「LEDの極性判定」です。
電池1本しか使っていないテスターでは、LEDを
光らせることができません。
電池2本のこのブザーではLEDが光るので、
 「アノードとカソード」
が判定できます。
  (順方向電圧が高い特殊なLEDはだめです・)
LEDが光る方向で、ブザーから「ビヨビヨビヨ~」っと
情けない音がします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

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2024年5月 3日 (金)

ダイソー SHOOTING LIGHT:撮影用ライト LEDの輝度変化を探る #2

スタートしたのが2024年1月24日。
  ・ダイソー SHOOTING LIGHTLED:撮影用ライト LEDの輝度変化を探る
9パラされたLEDのうち端っこの一つを取り外して点灯。
100日間点灯しっぱなしでした。
  100日を経過しましたが、劣化のきざしがないので
  (面白くないなぁ)これで、実験を終わります。

LEDの駆動電流は定電流回路で30mA。
輝度はローム照度センサーBH1603で検出。
Arduino UNO R3(のチップ)でA/D変換。
毎日1回、A/D値を内蔵EEPROMに記憶してきました。

結果、ほぼ変化無し
Cap002_20240503090001
8週目あたりに段差がありますが、置いていた場所が
資料棚の上で、ゴソゴソしてたときにセンサー部
(塩ビ管)を落っことしたのが原因。

100日間、点灯しっぱなしで劣化はなし、という評価かと。

「もっと電流を大きくしたらどうなるか?」、
興味はありますが、スペックの不明なLEDを
これ以上いじめても、面白くないでしょう。
回路資料などは↑のリンクを。

  ・LEDの劣化・・・まとめ

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2024年2月 2日 (金)

赤外線リモコン受信モジュールの不思議

発端は、夏のイベントに向けての準備。
  校庭キャンプの「きもだめし」
    ・2023年9月4日:LEDドライバー、どうしよう

イメージ図として描きましたが、子供達の接近を
人感センサーで検知して、オバケ役を照らそうと
いう試みです。

現時点、すでに3セットできあがっています。
そんな中、せめて1セットだけでも、センサー回路
と照明回路の間をケーブルレスにできないかという
要望です。

H440
  ※現状は4~5mの電線を引っ張るように

そこで、リモコン用の赤外線受信モジュールを使って
試してみました。

回路的には、およそ、こんな雰囲気です。
H441
38kHzが赤外線LEDを駆動するキャリアの周波数。
それをおよそ600Hzの方形波(duty 50%)でon/off
します。

赤外線受信モジュールからは600Hzの信号が出て
くるのでトーンデテクタ(LM567 = NJM567)で判別
して、照明回路をon/offしようという構成です。

手持ちの赤外線受信モジュールを使い、バラックで
試していたときはOK。
38kHzキャリアの600Hzに素直に反応して出力が
オンします。
Ir41

ところが・・・アマゾンで「VS1838B」という赤外線
モジュールを買って入れ換えてみたら・・・
動作がおかしくなりました。
Ir42

38kHz+600Hzの信号を持続させても、およそ0.3秒たつ
と赤外線モジュールの出力がオフしてしまうのです。
信号をいったん切って再開すれば出力は出るのですが、
次も0.3秒でオフしちゃいます。
連続的な信号を受けてくれないのです。
断続しないといけないのです。
  ※手持ちのモジュールはそんなことにはならない

何かヒントはないかといろんなモジュールのデータを
探してみました。
「おお。さすが秋月やん」と出てきたのがこれ。
   ・赤外線リモコン受信モジュール PL-IRM0101
簡単なタイミング図ですが、
  データ区間100msが最大で休止25ms
にしろと書かれていたのです。
Ir31

それに倣って断続させてみましたが、まだ不安定です。
「100ms + 25ms」を続けると、2秒ほど経過で受けなく
なってしまいます。
休止期間の問題かと、もうちょっと「50ms」まで
長くすると安定に受けてくれるようになりました。

  ・こんなとき、デューティ比を自由に設定できる
   パルスジェネレータが役立ちます。

38kHzのキャリアに600Hzの信号を乗せて、
それを100ms間オン、 50ms間オフを繰り返す
ことになりました。

他の赤外線リモコン受信モジュールだとどうな
るかは不明です。

手持ちのリモコンでは、断続のことは何も考えずに
動きましたんで。

※追記 VS1838B のおかしな動作

500ms駆動しているのに出力が250msほどで
切れてしまう。
連続出力できない。
Image001_20240203105901
  ※センサー出力は600Hzのパルス。

100msオン+25msオフで繰り返すと・・・
出力に抜けが生じる。
Image005

100msオン+50msオフだと正常に出力。
Image006


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2024年1月24日 (水)

ダイソー SHOOTING LIGHTLED:撮影用ライト LEDの輝度変化を探る

2024年1月18日:ダイソー SHOOTING LIGHT:撮影用ライト 9SMD
2024年1月20日:ダイソー SHOOTING LIGHT:撮影用ライト PAM2803で駆動
この続き。
9パラされたLED、端っこの一つを外して、30mAで定電流駆動。
照度センサーで劣化具合(輝度変化)を探ってみます。
使ったのは ダイソーのLED電球 実験回路
これにLED駆動用の定電流回路を追加して輝度変化をログします。
こんな回路。
Test3
照度センサーはロームのBH1603。
照度が電流で出力されます。
抵抗で受けてA/Dすればルクス値が読み取れるという仕掛け。

ダイソーのライトから端っこのLEDを外し、別基板にハンダ。
塩ビのエンドキャップの底にくっつけます。
Dl51
Dl52
Dl53
LEDは定電流回路で駆動。
30mAに設定しました。
Dl56

センサーもエンドキャップの底に貼り付け。
Dl54

LEDとセンサを付けたキャップを塩ビパイプの両端にはめ込み。
これで外からの光は無視できると。
Dl55

1日1回、A/D値をログしてLEDの明るさ変化を記録します。
Dl57
液晶の左下の数字「742」がセンサーからの10bit A/D値。

・制御スケッチ (.inoを.txtにしています)
    ダウンロード - led_lamp_test1.txt

LEDの劣化・・・まとめ

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2024年1月20日 (土)

ダイソー SHOOTING LIGHT:撮影用ライト PAM2803で駆動

ダイソー SHOOTING LIGHT:撮影用ライト 9SMD
をバラして光量可変用ボリュームを撤去。
  その場所に電源スイッチを装着。
L111
電池3本だったのを2本にして、
  LEDドライバ PAM2803 で駆動。
Ltpam2803
LEDに流す電流はおよそ0.24A
  定電流制御されるんで、電池電圧が
  変化しても明るさは変化しないという
  仕掛け。
  LEDチップが9パラなんで、1つあたり
  だと30mA弱。という勘定。

電池ボックス部に ダミー電池 を装着して
定電圧電源から電源を供給。
  左の赤黒線。
右側の黄青線は供給電圧を読むため、
電圧レンジにしたテスターに接続。
  いちおう4端子法 で。
    でも、電極での接触抵抗は残る

Lt36
3.0Vから電圧を下げながら電流を測定。
徐々に電流値が増えていきます。

電圧  電流   電力
------------
3.0V  0.29A  0.87W
2.8V  0.30A  0.84W
2.6V  0.31A  0.81W
2.4V  0.34A  0.82W
2.2V  0.38A  0.84W
2.0V  0.43A  0.86W
1.8V  0.48A  0.86W
1.6V  0.56A  0.90W
1.4V  0.67A  0.94W
1.2V  0.83A  1.00W
1.0V  1.2~1.6A
------------

1.0Vまで下がると不安定に。
電源供給している電線や電池ホルダーでの接触具合も
効いているようです。
供給電圧1.2Vなら安定してオンオフを繰り返せました。

鉄板くっつけ保持用に磁石を買ってこなくっちゃ。
もう一台、これ、買ってこようかと。
  ※LEDの寿命 も気になるけど・・・
   

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2024年1月18日 (木)

ダイソー SHOOTING LIGHT:撮影用ライト 9SMD

お昼、近所のダイソーに寄ったらこんな商品に目がとまりました。
「100円」でしたんで、一つ買ってみました。
  点灯することをチェックしてから・・・
    さっそく解体。
L111

撮影用の補助光源。
「 SHOOTING LIGHT 撮影用ライト 9SMD」と商品名。
   型番は不明。
単3電池3本が電源。

三脚ネジ用に1/4インチのナットが入ってます。
L112

LED部(9パラ)基板に「1.0Ω」の抵抗。
これで最大電流が決まります。
L115

500Ωのスイッチ付きボリュームが回路に直列に
入っていて、これを回して明るさ調整。
L113
L114

面で照らしてくれるので現場用のライトに便利か
なっとも思うのですが、
  ・明るさ調整は不要 →スイッチのon・offでOK
  ・今のままだと電池の消耗具合で明るさが変わる
     ↓
    定電流化か

実用するため改造するにはちょっと面倒。

※1.0ΩをすっとばしてLED9つだけにして
 電流・電圧特性ちょいと調査。
  0.05A  2.76V
  0.10A  2.88V
  0.15A  2.93V
  0.20A  2.99V
  0.25A  3.04V
  0.30A  3.08V
  0.35A  3.11V
  0.40A  3.14V

電池が3本なんで、安定化する回路を
なんか作れそうです。

※LEDが偶数個だったら、並列つなぎを
途中でちょん切って2直にして昇圧DC-DCかと
思ったんですが・・・
3直にすると、電圧が高くなって変換効率がっと
なるし。

電池を2本にして昇圧かな。
LEDドライバ、PAM2803 の手持ちがあるんで使えそう。

※できたよ~
手持ちの部品が活用できると、あっという間。
こんな回路。
Ltpam2803
電池は2本。
Rsは0.2Ωを2直して0.4Ωに。
これでLED電流がおよそ240mA。

まずはスイッチの取り付け。
Lt32
ボリュームが付いていた場所をゴリゴリ。

空きスペースに基板。
Lt33
Lt34
ピッチ変換基板に乗っているのがPAM2803。

スイッチオンで点灯。 調光機能はなし。
Lt35

外装に磁石を貼り付けて、鉄板にくっつくようにかな。

※参:digikey
LEDドライバ PAM2803
固定インダクタ VLS-EX
SCHOTTKY DIODE 30V 2A CUHS20S30H3F

PAM2803」、なんちゃってLED駆動ドライバじゃなく、
「乾電池2本→1WちょいクラスのLED点灯」の用途に
最適じゃないでしょうか。
VFBとRsでLEDの駆動電流値が決まるという
「決まりごと」が、安心を呼ぶような気がします。

電池電圧を変化させた時の電池電流の変化
(出力電流はVFBとRsで定電流)を調べてみま
すんで。

3.0Vから徐々に電圧を下げて調べてみました

※2台目を製作 「白」で
Dl31

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2023年9月 5日 (火)

ダイソーのE17口金LED電球

文鎮:ハンダ付け補助ツール製造元の佐藤テック君ところ
からやってきたダイソーのE17口金のLED電球。
自宅で使っていてチカチカし始めたので交換したと。
『あかんやつの中、見るか~?』っと、やってきました。

過去、LED電球のトラブル、たいていはLEDそのもの。
回路に使われてるコンデンサが先に悪くなるんじゃないか
と推測するんですが、LEDチップがアウトになって
寿命を迎えるというパターンが多いように思います。

さっそく解体。
Dd11_20230904175401
使われていた電解コンデンサは「200V 12uF」。
外して容量を計ると「10.9uF」。
これならまだ大丈夫でしょう。

LEDチップは10個並んでいました。
  (クリックで拡大↓)
Dd12_20230904175401
チップの中央を見ると、何やら焼けたような跡。

直流電源をつなぎ徐々に電圧を上げていくと100Vあたりから
光り始めました。
Dd15

もう少し電圧を上げると、117Vで10mA流れました。
しかし電流値が安定しません。
  発熱してくると、チカチカと

0.2mA流した状態で各チップの電圧を計ってみました。
順に、   (単位はV)
-------------
  10.1 10.1 15.0
10.1 12.8 10.0 10.1
  10.1 10.1  7.5
-------------
仲間はずれが3ついます。
玄関で使っていたということで、夜間だけ点灯という
条件です。
『使い初めて3年くらいかな~』ということでした。


2019年から使っている仕事場作業机上のE17口金LEDランプ
これはまだ元気です。

※LEDチップそのものがアウトになった例
2022年12月1日:ダイソーの400円LED電球、寿命! 昨晩、切れちゃいました
2020年2月27日:コーナンブランドのLED電球 寿命
2019年1月18日:修理:LEDクリップライト、点滅!
2016年01月03日:パナソニックLED電球 LDA7D-A1 寿命!


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