※お願い:2022年11月16日
予告:「マイコン型導通チェッカー」「電池電圧チェッカー」値上げします
=================================
私の仕事場:(有)アクト電子 で頒布している「マイコン型導通チェッカー」
以前は次の4つの区分でお届けしていました。
頒布の区分(4種)(税込価格)
アンプ無 キット 3,700円
アンプ付 キット 4,250円
アンプ無 完成品 4,750円
アンプ付 完成品 5,350円
それを「アンプ付」に統一します。
しかし、価格はアンプ無しと同じに据え置きます。
今後、頒布の区分は以下の2つになります。
・マイコン型導通チェッカーキット 3,700円 →5,400円
・マイコン型導通チェッカー完成品 4,750円 →6,900円
※2022年12月に値上げしました。
まず「アンプ付って何?」の話を少し。
マイコン型導通チェッカー、導通の状態をATtiny25Vマイコン内蔵の
A/Dコンバータを使って読んでいます。
1.1Vの内蔵基準電圧に10bitのA/Dコンバータですから、1bitが約1mV。
測定電流が0.1mAですので、抵抗値10Ωで1bitが変化します。
これが抵抗値の分解能になり、0Ω~10Ω台でピ~と連続報知。
20~50Ωでピピピピと断続報知するようにしています。
「アンプ」は、より小さな抵抗を判断できるよう、「1Ω検出」
を目指して付加したものです。
※いきさつはこのあたりのブログ記事をどうぞ
・2015年06月25日:導通チェッカーの検出抵抗値、1Ωを目指す
・2015年08月31日:アンプ付き導通チェッカー(キット)の頒布
今後、キットであれ完成品であれ、このオートゼロアンプ「MCP6V01」を
実装して(アンプ付にして)頒布するようにします。
そのかわり、次のように内容を少し変えます。
・抵抗検出レンジの切り替えは、プッシュスイッチを使います。
これまでのスライドスイッチは使いません。
プッシュスイッチを押すと、Lレンジ(0~5Ω)とHレンジ
(0~50Ω)をトグルします。
・H/Lレンジの切り替えはモールスで知らせます。
スイッチを押すと感度をトグルし、このように反応します。
Lレンジになった「L=・-・・」。 (0~5Ω)
Hレンジになった「H=・・・・」。 (0~50Ω)
電池装着時はLレンジ(0~5Ω)になります。
・プッシュスイッチをレンジ切り替えに使ったので、
これまでのパラメータ設定モードを無くします。
また、パラメータ設定用半固定抵抗の添付をやめます。
・A/D変換入力の前に、常にアンプが入ることになります。
過電圧保護用抵抗に自由度が増しますので、回路を理解される
方は、
・もっと検出電流を小さく。
・もっと低い抵抗値に反応するように。
などの改造も可能です。
※基本は頒布当初からの回路定数です。
・報知抵抗値の区分やブザー周波数などを変えたい時は、
マイコンを再プログラムしなければなりません。
これまでと同じようにソースファイルは公開しますので、
必要な時は、ご自身で行ってください。
・使用する部品も少し変わります。
シリコンダイオードが1SS133から1SS178あるいは1N4148に。
RN1227の在庫が無くなりRN1226に。
起動用電圧検出コンパレータをLMC7215IM5からMCP6541Rに。
ブザー(マグネチック発音体)をSD1209T3-A1(TDK)からGT-111Pに。
このような内容で頒布を続けます。
※組み立て方法を記したHPは順次、更新していきます。
取り急ぎ、
・回路図
・部品実装図
・部品実装写真
最近のコメント