石切ジイ・バア(女房のお父さん、お母さん)、なんやかんやで
生野区にある施設に入ってもらっています。
しかし・・・「コロナ」で面会もままならず・・・
これまで、盆も正月も一時帰宅(我が家に)できない状態が
続いてました。
それが、この正月は12月30日~1月6日まで「帰って良し!」
っとなったのです。
※施設のスタッフの都合とか、食事サービスなどの
都合があるかと思います。
※次男が30日に発熱したので、彼は隔離状態で正月を!。
いっしょに忘年会に行った仲間の一部も発熱て
な話をしとります。 1月3日現在は回復。
石切じいちゃん(義父)は昭和4年生まれ。
元気なんですが「耳が遠い」ので会話に支障があります。
耳の近くで大声で語りかければ理解してもらえるのですが
普通の大きさの声ではACKが返ってません。
過去、いろんな「補聴器」をあれこれ(けっこう高額な)
試しているのですが、もうひとつなんです。
今回、一週間の我が家への滞在期間中、
「普通に会話したいぞ」
という、女房からのリクエストがあり、
「ヘッドホンでテレビの音声は聞こえて
いるんで補聴器もどきを作れないか!?」
っとなりました。
「人の感覚」に関わるあれこれは本人にしかわかりません。
せっかく(テストピースがそばにいる!)ですので、補聴器もどき
回路を試してみることにしました。
・イヤホンじゃなくテレビ音声で実績の出た
ヘッドホンで。
・いわゆるヘッドホンアンプを作ってみる。
・使うのは330円売りのヘッドホン。
・トーンコントロール回路を設けておく。
・アンプ回路とマイク部は分離。
・電源は単4電池2本。
・コンデンサマイクユニットはそのへんに転がって
いたのを使用。
手持ちの部品であれこれしましたところ、
「のりさん(義父から私への呼びかけ)、
こりゃエエで」
っと、普通の会話ができるように(ACKが返ってくる)
なったのです。
「ゆっくりとはっきりしゃべって!」
「もじょもじょとしゃべってたら、わかれへん」
などと、これまでの補聴器使用と変わらないのですが、
語りかけた時のACKの状態が違います。
一方通行じゃなく、会話が成り立つのです。

・試作回路
携帯電話に関しては、こんなことをしてました。
2021年1月12日:かんたんケータイKYF38の「スピーカー付き卓上ホルダ」にイヤホンジャックを
実験回路の回路図はちょい待って
※実験回路
オペアンプはMCP6022。
初段の帰還部、ダイオードでリミッタを入れてます。
トーン・コントロールに関しては、
・男性の低い声がわかりにくい。
・智ちゃん(親父さんの娘で私の女房)の声は
かん高くて大きくてハキハキしてるのでよく
わかる。
ということで、Lo側ブースト、Hi側カットできればと
回路に組み入れたのですが、トーン・コントロールを
外したほうが「明瞭だ」ということになりました。
※声が聞こえてその大きさがOKとなると、
しゃべり方(ゆっくり、はっきりと発音)が
重要だと。
アンプ部本体とマイク部を分離するほうが良いかも
ということで、回路を別に組んでいます。
百均(330円買い)のヘッドホン、「これ、エエやん」っと
親父さんの意見です。
親父さん以外の人が聞くと、「むちゃ大きな音」で
「耳、悪るするでっ」となるのですが、
親父さんだと、「耳、これ以上、壊れへんわ」っと、
調子よさそうなんです。
トーン・コントロール部は取り払って、プラケースに
入れてみます。
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