電子部品

2026年6月11日 (木)

ムラタの圧電サウンダ「PKM13EPYH4000」生産中止

ムラタの圧電サウンダの型番(長いので正式なのを)を
調べてたら・・・生産中止のアナウンス

PKM13EPYH4000
Pkm11

Pkm12

来年2027年の9月末で生産中止。
  サフィックスの「-A0」は梱包形態。
「代替品なし」ですんで。

生産中止の発表は昨年夏あたり。
ずいぶん経ってました。
秋月の在庫はまだ大丈夫そう。
 ・https://akizukidenshi.com/catalog/g/g104118/

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2026年6月 4日 (木)

DigiKeyからの怖いメール:パナのバリスタ

朝イチ、PCを立ち上げてメールのチェック。
すると・・・・
DigiKeyから怖いメールが来てました。
タイトルが「Part life status notification
Pl11_20260604084001

何がアウトになるんだ?」を調べますと、
パナソニックのバリスタでした。
Pl12_20260604084001

2027年の3月が最終期限。
パナソニック バリスタ 撤退』で検索すると、
ウニャウニャ出てきます。

代替品を探しておかなくちゃ。

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2026年5月26日 (火)

盛る中華電線

通販で買った中華製CVCC電源。
付属していたACコードのプラグが「豚の鼻(220V用の)」
だったんで、「こりゃ使わんぞ」っと切断したのです。
で、電線の芯線を見るとやけに細い。
Pl11

電線の外装には「3x0.5mm2」と記されてい
るのですが「ウソつきやん!」。
Pl12_20260526164801
この太さは0.5スケじゃありません。

上からの白・黄色電線が日本製の0.5スケ電線。
Pl13_20260526164901

下の3本はあきらかに細い。

なにかゲージはないかと探しますと、
DigiKeyからもらった定規が出てきました。
その「穴」に突っ込めば一目瞭然。
Pl14
拡大
Pl15

0.5スケをうたう中華製電線はAWG22の穴に。
日本製の0.5スケ電線はAWG20の穴に。
  AWG22が0.3スケ。
  AWG20が0.5スケ。

中華のスペック記述、信用したらあきません。

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2026年4月15日 (水)

基板検査をしていたら消費電流が小さいのが出現

もう何枚も作っている制御回路基板。
  1ロットが年に1回くらいのサイクルで
その検査(動作確認)をしていたら、消費電流が小さな
基板に出くわしたのです。
機能は異常なし。 正常に働きます。
しかし、いつものと比べて、電流が50mAほど少ないのです。

電流が大きいと
 「どこかがショートしてるのか?」
 「悪い部品があるのか?」
 「実装を間違っているのか?」
っとなりますが、正常動作しているのに
電流が小さくなったって「なに?!」。

で、この電流が小さいのは何が原因やねんを調べました。
50mAも違いがあると、「1μV」を計れるテスターで
GNDやVccラインの電圧差を見れば、部品が実装された
ままでもアタリが付けられます。

結果。RS-422のレシーバICでした。
4ch入力の「AM26LS32A」を1つ使っています。
これの電流消費が少なかったのです。
  電流小の基板数とあらたに買ったこのICの
  数とが合っていたのも証拠

これが電流小ICの面構え↓
261
いつもの電流値の↓
262
同じ型番です。

AM26LS32Aのデータシートを見ると、消費電流は
52mA(typ)~70mA(max)。
減った電流とおおよそ合っています。

このレシーバICの仲間を探すと「AM26C32」という
のがあって、これは出力部分がC-MOSです。
これの消費電流が10mA(typ)~15mA(max)。

TTLかCMOSかの判断、出力レベルが目安になります。
H出力時、TTLならトランジスタのB-E間電圧やダイオード
を通るのでVccから1V以上ドロップします。
対し、無負荷でのC-MOSのHレベル出力はほぼ電源電圧。

電流小基板のH時出力レベル電圧を計るとほぼ5V。
TTL互換出力のAM26LS32Aとはあきらかに出力電圧が
違います。

さらに・・・TIのデータシートを見るとこんなグラフが。
263
  拡大
264

これ、TTL互換出力の出力特性じゃないです。
あきらかにC-MOS。
データシートにも「AM26LS32A」と「AM26C32」が
混じってしまったのか・・・

今回、電流が小さかった基板には、マーキングは
「AM26LS32A」なのに、中味は「AM26C32」のICが
混じってしまったのかとしか、考えられないのです。
  ※性能的には大丈夫

客先には、この記事をまとめてレポートしときます。
「TIの石がおかしい!」っと。

www.alldatasheetで探してきた
 古いAM26LS32ACの出力特性
26c1
これはちゃんとLS-TTLの出力特性になってました。

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2026年3月19日 (木)

VCO IC「MAX2606」を使ったFMワイヤレスマイク

Facebookに流れてきた「FM送信機(ワイヤレスマイク)」の解説。
 ・MAX2606 IC-Based FM Transmitter

「MAX2606」という現アナデバ・・・昔はマキシム
のVCO ICが使われてます。
データシートには2002年の日付。
この手の「変わったIC」、昔なら
「ごっつい紙のデータブック」をパラパラ見ていて
「面白いのがあるゾ」っと目にとまったものです。
ネットになってから、出会うのが難しくなったような・・・

※20世紀のデータブックあれこれ
Dtbk1

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2026年2月 3日 (火)

オムロンのパワーリレー 「G5LE」が終息

製作物で使っているオムロンのパワーリレーG5LEが
「end of life」っとの案内が・・・
G5LE 2026年03月受注終了予定
G5le11

  オムロン自身の代替品案内は
  形状が異なるのでそのままでは
  使えません。
   これは、よくある話。

同一スペックの海外製を探すと、3つ代替候補が
見つかりました。
 ・AZ943 : azettler
 ・PR25 : sameskydevices
 ・J107F : citrelay

G5LE、当面は流通在庫でなんとかなりそうですが、
どうしたものかを客先と相談しなくちゃなりません。


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2026年1月15日 (木)

『Digi-Key』部品購入で助かってます

自転車でDigi-Key荷物を配達しているわけじゃありません。
Dk22
仕事場から家まで荷物を運ぶのに使った段ボールが
たまたま「Digi-Key」からやってきた段ボール。
夕刻、帰宅途中、「スーパー玉出」に寄って
晩ごはんの食材を購入。
駐輪場所に止めた自転車、荷台に乗せたDigi-Keyの
段ボールがあまりに光ってたんでスマホでパチリ。


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2025年12月18日 (木)

中華製CVCC電源に付属してきたDC出力コード

中華製CVCC電源を買った時、出力用に全長50cmの
赤黒DCコードが付属してきました。
Bn11_20251218152001
電源側がバナナプラグ。 負荷側にミノムシクリップ。
でも、何かしらバナナプラグ側が不安定・・・
Bn12
ひさしぶりに1A定電流電源を持ち出してきて、
全体の抵抗を計ってみました。
Bn13
プラグをターミナルに挿して、ミノムシ側を短絡。
ジャックの+/-にテスターをつないで、電圧を計ります。
1Aなので「mV」がそのまま「mΩ」に換算できます。
プラグをそっとしていたら、30mΩくらいなのですが、
プラグを「引っ張る」「グニグニする」と、接触抵抗が
大きくなり「CC Err」ランプが点灯します。
テスターでの読みも不安定。
Bn14
プラグの根元を見ますと・・・なにやら緑色のネバネバ。
Bn15
プラグを解体すると・・・
Bn16
油っぽいものが付着していました。
コードをハンダした後、プラグのカバーをギュっと押さえ
てはめるのに、摩擦を減らすため使った感じでしょうか。

プラグの先端が二重構造になっている(ジャックに入れた
とき、心棒を押さえつけて通電する構造)プラグ、
 マル信無線のバナナプラグ MK-621 (秋月扱い)
でも、同様の構造のが見つかります。
電気的安定性は、どうなんでしょう。

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2025年12月 5日 (金)

磁気センサ(ホールIC):「Omnipolar」とは

位置検出用の磁気センサ(ホールIC)を探していて、
機能の一覧を見ると、聞き慣れた
  Unipolar
  Bipolar
以外に
  Omnipolar
という名称が出てきたのです。

探しているセンサの用途としては、磁石を近づければ
オンして離せばオフしてくれるというごく普通の動作
で良かったのですが「Ominipolarって何?」っと
なったのです。

磁石が近づけばオンになるのは同じなのですが、
  (N極とS極、どちらで反応する
   かという特性もありますが)
オフになる条件がUnipolarとBipolarとで違うのです。
この選択を間違うと、センサ回路が動きません。
  昔々、痛い目にあっていた

まず・・・単純な「Unipolar」の動き
  N極あるいはS極が近づいて(どちらかは種類
  により変わる)検出磁束密度を超えるとオン。
  磁石が遠ざかるとオフ。
もっとも単純な動きで、普通の近接センサの用途
ではこれを選ばなくてはなりません。
一方向磁界で動作」とか「片極検知」と示されて
います。
特性でのオン・オフする磁束密度表記はプラス側
だけの数値になっています。

そして、間違って選んで「動かないゾ」っとなる
のが「Bipolar」のホールIC。
交番磁界で動作」とか「交番検知」と記されて
います。
  N極あるいはS極が近づいて(どちらかは種類
  により変わる)検出磁束密度を超えるとオン。
  ここまではUnipolarと同じ。
  しかし、磁石が遠ざかるだけではオフしない。
  反対極の磁極が来てオフ。
つまり、N極でオンしたら、次にS極が来るまでは
オフしないという動作になるのです。
特性表には反応磁束密度がプラ・マイで記されてい
ます。
極性がプラスでオン、マイナス(反対極)でオフとなり、
ヒステリシス幅も大きい値が出てきます。

で、知らなかったのが「Omnipolar」。
両極検知」と記されています。
このセンサの動作は、Unipolarが、N極あるいは
S極どちらか(品種による)接近でオンだったのが、
N極でもS極でも磁石が近づけばオンして、遠ざ
かればオフという動作になります。
磁石の極性を気にせずに検出できるということで、
ズボラな配置が可能です。

わかりやすい解説がないかと探しますと、
  ・エイブリック磁気センサ(ホールIC)
に概念図が出ていました。
紹介しておきます。

Unipolar
Hs1
Bipolar
Hs2
Omnipolar
Hs3
磁石の接近を検知するだけなら、どの向きでも反応する
Omnipolarが便利です。

もう一つ注意点。
出力の極性(Hアクティブ、Lアクティブ)も見ておか
なくてはなりません。
オープンコレクタ(オープンドレイン)というICも
ありますし。
アナログ出力タイプもあります。

※追記
ロームの「BU52025G」という両極検知ホールICを
使ったことがあるのですが、日本語のデータシートだけ
を見ていると「Omnipolar」という表現に気が付きません。

・日本語データシート (クリックで拡大↓)
Bu1

・英語データシ-ト
Bu2


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2025年11月20日 (木)

24クリックのロータリーエンコーダ、調子が悪くなり交換

2024年9月13日:ロータリーエンコーダ:操作感覚が重要なんだけど
ここで示した
TAIWAN ALPHA社のロータリーエンコーダRE160F-40E3-20A-24P-003
の調子が良くなく、ちゃんとup/downできなくなってしまいました。

UP回転(CW)の時はまだマシなのですが、
  UP:A相の↓エッジでB相がH。
     Hということはプルアップなので
     B相接点がオフ。
DOWN(CCW)の時にミス(UPしてしまう)することが多く
なってきたのです。
  DOWN:A相の↓エッジでB相がL。
     ほんとはLになるはずが接触不良でオープンになる
     ことでHになってしまうのでCCWなのにカウント
     アップしてしまう。
     これがカウントミスの原因。

毎クリックでおかしいというわけではなく、
たまに起こるからやっかいなのです。
ソフトの処理でどうこういうレベルの接触不良じゃ
ありません。
ということで、アルプス製のに交換しました。

で、せっかくですので解体して中を見てみます。

A相、B相とも2連になった接点が見えます。
  (Comは1つだけ)
Re11
接点部の拡大。
Re12
A接点とB接点の微妙な位置ずらしで2相パルスを得ています。
  B接点の下側接点の汚れ(?)が上の接点と違う
  ように見えます。
Re13
最外周のB接点の摺り痕がちょっとへん。
接点を別角度から
Re14
▼マークの接点がちゃんと接触していなかったような感じです。
せっかく2つにしてるのに。
「バラせば見えてくるトラブルの原因」てなところでしょうか。


2020年9月12日:ロータリーエンコーダーの2相パルスをピン変化割り込みで取り込む
ここで紹介したBOURNSのエンコーダは、
  接点は直線的に並んでいる
  コードを生成するパターンを90度ずらしている
ということで、構造が違うのが面白いです。
13_20200912143901

 

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