磁気センサ(ホールIC):「Omnipolar」とは
位置検出用の磁気センサ(ホールIC)を探していて、
機能の一覧を見ると、聞き慣れた
Unipolar
Bipolar
以外に
Omnipolar
という名称が出てきたのです。
探しているセンサの用途としては、磁石を近づければ
オンして離せばオフしてくれるというごく普通の動作
で良かったのですが「Ominipolarって何?」っと
なったのです。
磁石が近づけばオンになるのは同じなのですが、
(N極とS極、どちらで反応する
かという特性もありますが)
オフになる条件がUnipolarとBipolarとで違うのです。
この選択を間違うと、センサ回路が動きません。
昔々、痛い目にあっていた
まず・・・単純な「Unipolar」の動き
N極あるいはS極が近づいて(どちらかは種類
により変わる)検出磁束密度を超えるとオン。
磁石が遠ざかるとオフ。
もっとも単純な動きで、普通の近接センサの用途
ではこれを選ばなくてはなりません。
「一方向磁界で動作」とか「片極検知」と示されて
います。
特性でのオン・オフする磁束密度表記はプラス側
だけの数値になっています。
そして、間違って選んで「動かないゾ」っとなる
のが「Bipolar」のホールIC。
「交番磁界で動作」とか「交番検知」と記されて
います。
N極あるいはS極が近づいて(どちらかは種類
により変わる)検出磁束密度を超えるとオン。
ここまではUnipolarと同じ。
しかし、磁石が遠ざかるだけではオフしない。
反対極の磁極が来てオフ。
つまり、N極でオンしたら、次にS極が来るまでは
オフしないという動作になるのです。
特性表には反応磁束密度がプラ・マイで記されてい
ます。
極性がプラスでオン、マイナス(反対極)でオフとなり、
ヒステリシス幅も大きい値が出てきます。
で、知らなかったのが「Omnipolar」。
「両極検知」と記されています。
このセンサの動作は、Unipolarが、N極あるいは
S極どちらか(品種による)接近でオンだったのが、
N極でもS極でも磁石が近づけばオンして、遠ざ
かればオフという動作になります。
磁石の極性を気にせずに検出できるということで、
ズボラな配置が可能です。
わかりやすい解説がないかと探しますと、
・エイブリック磁気センサ(ホールIC)
に概念図が出ていました。
紹介しておきます。
・Unipolar
・Bipolar
・Omnipolar
磁石の接近を検知するだけなら、どの向きでも反応する
Omnipolarが便利です。
もう一つ注意点。
出力の極性(Hアクティブ、Lアクティブ)も見ておか
なくてはなりません。
オープンコレクタ(オープンドレイン)というICも
ありますし。
アナログ出力タイプもあります。





















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