コードレス電話の充電池がアウト #3
新品のELPA製電池、1Ωの抵抗を直列に入れて、
ドロップ電圧を±値で記録します。
すると、充電だけでなく放電(電話機回路が食う電流)
の様子もわかります。
こんなグラフになりました。
上側の赤いラインが1秒ごとの電流値。
左目盛です。
充電のピークが70~80mA。
記録開始直後に電話機を触ったんで、180mAほどの
放電電流のピークが見えています。
これが、電話機の消費電流かと。
緑色ラインはその平均値。
右側目盛で、平均的にざっと30mAほど。
30mA ÷ 600mAh = 5% = 1/20
トリクル充電の電流値にすると、ちょいと大きいような。
電池に対して直列に入れた「1Ω」の抵抗が影響しているの
かもしれません。
使ったデータレコーダはこんな具合に記録。
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1 01:06:25 3985 0.080 0.000 0.000 0.000
1 01:06:26 3986 0.081 0.000 0.000 0.000
1 01:06:27 3987 0.081 0.000 0.000 0.000
1 01:06:28 3988 0.080 0.000 0.000 0.000
1 01:06:29 3989 0.081 0.000 0.000 0.000
1 01:06:30 3990 -0.015 0.000 0.000 0.000
1 01:06:31 3991 -0.017 0.000 0.000 0.000
1 01:06:32 3992 -0.017 0.000 0.000 0.000
1 01:06:33 3993 -0.017 0.000 0.000 0.000
1 01:06:34 3994 -0.016 0.000 0.000 0.000
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左から経過日時、連番、ch1~ch4の測定値。
1秒ごとの測定で、ch1の値が電流値です。
それをgnuplotに食わせてグラフを得ます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
#gnuplt 5.2で
set term wxt 0
set grid
set colorsequence classic
set title "ELPA電池 (1Ωの抵抗を直列に入れてドロップ電圧を記録)"
set y2tics
set xrange [0:21]
set yrange [-0.45:0.15]
set y2range [-0.1:0.3]
set xlabel "経過時間(時間)"
set ylabel "電流(mA)"
set y2label "平均値(mA)"
set xtics 2
set ytics 0.05
set y2tics 0.1
set ytics format "%4.2f"
set y2tics format "%4.2f"
set key right bottom
set label "充電" at 2.1, 0.12
set label "放電" at 2.1, -0.04
set label "平均電流(右目盛)" at 10.1, -0.18
plot "elpa2.txt" using ($3/3600):4 with lines lw 2 ti "電池電流(mA)",\
"elpa2.txt" using ($3/3600):4 with lines lw 2 ti "電流平均値(mA)" axes x1y2 smooth bezier,\
0 ti "",\
-0.3 ti "
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とりあえず、元の回路のまま(0Ωジャンパー)で使って
みます。
何年かはもつだろうし。
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