ツール

2020年9月14日 (月)

「チャタリング除去回路」じゃなくって「チャタリング発生回路」をどうぞ

2020年9月12日:ロータリーエンコーダーの2相パルスをピン変化割り込みで取り込む
に絡んで、接点式ロータリーエンコーダーの「チャタリング」を
ソフトでどうにかできないかと試しています。

ただ・・・
件の接点、たいへん状態が良くって、オシロで見てても頻繁に
は発生しません。
たまに出る」という状態です。
しかし、チャタリング除去回路無しでは、「出ればカウントミス
が発生します。
やはり、これではあきません。
外付けチャタリング除去回路(抵抗+コンデンサ)無しでなんとかな
らないかと、試行錯誤中です。

その試行錯誤するためには、信号源として
チャタリングが出る接点」が必要です。
「リレーをカチャカチャ」なんてこともありなんですが、
エンコーダーなんで2相パルスが欲しい所です。

そんな時のためのツールが『チャタリング発生回路』。
1chだけのを作ってあったんで2chに拡張しました。
これで、2相パルスの両方に模擬的な「チャタリング信号」
を乗せることができるようになりました。

こんな回路です。

C11_20200914081201
まず、X-ORゲートを使ったエッジ検出回路で↑↓エッジからちょいと
遅れたゲート信号を作ります。
別の発振回路で作ったチャタリング信号を、そのゲートの時間だけ
X-ORゲートで元の2相パルスと合成します。

こんなタイミング。
C12_20200914081201
X-ORゲート、2つの入力信号のH/Lが一致で出力L。
2つの入力のH/Lが異なったら出力H。
ということは、
片方がLならもう片方の信号をそのまま出力。
片方がHならもう片方を反転して出力すると
いう性質があります。
これでエッジ検出やチャタリング信号の合成を
行っています。

オシロで見たところ。

C022  

手組みした基板の様子。
C24

チャタリング時間とチャタリング信号の周波数を半固定ボリュームで
可変できるようにしてるんで、あれこれ試せます。


※2相パルス発生回路はあれこれ製作しています。
2005年09月09日:トラ技2005年10月号
2015年12月08日:んっ? トグルスイッチが
2014年07月01日:高速2相パルス発生回路



| | コメント (0)

2020年8月29日 (土)

Arduino-UNO 12bit×4chアナログ データロガー計画中

Arduino-UNO + SDカードでシリアルデータロガー 完成形 今度こそ
でArduino-UNOを使ったSDカードの読み書きがうまく行ったんで、
今度はアナログ値のデータロガーかと、構想中です。

◎要求仕様
・10bitでは不足だっ。
 だもんで、ATmega328Pの10bit A/Dは使わず、
 12bitのA/Dコンバータを外付けっと。
・4chは欲しいぞ。
 だもんで、A/DはMCP3204。
・リファレンス電圧は4.096Vで。
 ちょっとエエのを使おうか
・入力レンジをどうしよう・・・
 悩み中。
 とりあえず±2Vレンジと±20Vレンジで。

フロントエンドはこんな回路か・・・

50_20200829161201
±2Vレンジなら±2.048Vで最小桁が1mV。
±20Vなら10mVを読めるかと。
いわゆる 3・1/2桁 相当。

昔々、各チャンネルのGNDをアイソレートして
別電源でも測れるようにっと、こんな回路も描いたけど・・・

53_20200829161301

入力レンジ切替回路の参考図。
51_20200829161301
2015年04月22日:A/Dコンバータの入力レンジを拡大する方法

これ↓はプリンタシールド応用チャートレコーダの
52_20200829161301
2014年01月25日:プリンタシールド、付加回路


| | コメント (2)

2020年8月26日 (水)

アナデバの電力計用IC

アナログデバイセズのアプリケーションノート「AN-679」を見ていて・・・
  https://www.analog.com/jp/search.html?q=an-679
ここ↑の
   Application Notes
   A Low Cost Watt-Hour Energy Meter Based on the ADE7757
「電力計」用ICの資料です。

このPDFを見ていて「おおっ」っとなったのが、ラジオペンチさん
とこのこの回路。
peacefair のAC電力測定アダプタ PZEM-004T v3 (回路調査編)
    ・PZEM-004T v3 の電源回路

似たような回路がアナデバのアプリケーションノートに出ていたんです。
C1_20200826092201

C2_20200826092201

ツェナーダイオードは15V 1W。
   倍圧整流回路の頭を15Vで押さえようという魂胆
MOVはAC275Vのバリスタ。
   可変抵抗じゃありませんので
コイルのマークはフェライトビーズ。

AN-679で紹介されているのがADE7757
    ※これの単価@350(Digi-Key)
     でも古いタイプのICみたい 在庫数少
似たような16pinの電力計用ICに、
  ADE7768 生産中止
  ADE7769 生産中止
  AD71056 @360  ←これが主力?

マイクロチップのこれらも似てる。
  MCP3905,3906 (24pin)   @210
  MCP3909(24pin) @230
    ↑dsPICらしい


このIC、電圧と電流から有効電力を計算して、
電力計の目盛を回すためのステップモータ駆動用パルスを
出すという、単純な構造なんです。

24pinのになると、I2CやSPIなんかで通信できたりするんだけど、
16pinのはパルス出力だけ。

パルスの周波数を測定すれば有効電力がわかるという仕掛け
になってます。
フォトカプラで一次側と絶縁してF/Vコンバータを通せば
アナログ値で電力変化が読めます。

安価なICだし、何かのついでに買ってみます。

AC→RMSコンバータといや、周波数特性と微少入力での
安定性から「高いけどやっぱしAD637やで」っという想いが
あって、「50~60HzやったらLTC1966でいけるで」っと
使ってきました。
しかし、電流と電圧のRMS値を得て乗じても、出てくるのは
皮相電力。単位は「VA」。
しかし瞬時電圧×瞬時電流での有効電力の計算となると
めんどうか・・・っと思っていたら、こんな安価なICが
あるんや~という次第です。


※LTC1966応用例
2014年02月12日 メモ:カレント・トランス用アンプ回路

 

| | コメント (1)

2020年8月24日 (月)

Arduino PWM波形のデューティー比測定 これで完成形か?

とりあえず「シリアル出力」するデューティーサイクル
測定回路、これで完成形にしておきます。

・プログラム  ダウンロード - duty_checker4.c
  ※ファイルタイプを「.c」にしています。
   「.ino」だとArduinoのIDEが立ち上がっちゃうんで。

※改善点

・タイマー1のインプットキャプチャーでのカウント
 を16bitに。
 オーバーフロー割り込みとの衝突が無くなったので
 短パルスのミスが改善。 2μsのパルスも安定。

・しかし、16bitカウントにすると、低い周波数だとオーバー
 フローしてしまい、測定できなくなる。
   ※これを避けるために32bitカウントにしてた。
 そこでタイマー1のクロック(↑↓エッジでこれを数える)
 を16MHzだけでなく、外部からクロックを供給するように
 した。
 このクロックを下げると、低い周波数でもデューティーの
 測定ができる。
 
・Arduino UNOのD5とD11をつなぐ
      D5 PD5 T1    クロック入力
      D11 PB3 OC2A   8MHz~100kHzクロック出力

  タイマー1:インプットキャプチャー ICP1入力
   16MHz内部クロックあるいはT1外部クロック入力を切替

  タイマー2 :1/1でCTCモード OC2Aで方形波発生
   これをT1に接続 この出力クロック周波数を切替

Pp1

・周波数の選択はシリアル入力で。
 「0~7」の数字を入力すると切り替え。
   0 : 16MHz
   1 :  8MHz
   2 :  4MHz
   3 :  2MHz
   4 :  1MHz
   5 : 500kHz
   6 : 200kHz
   7 : 100kHz
 この8種類。 1Hz程度でもカウント可能。

・測定例 9600bpsでシリアル出力
  Duty cyc checker (2020-08-24) ←起動メッセージ
  CLK=16MHz            ←初期値
   12.50%  0.250kHz  8000 56004
   12.50%  0.250kHz  8000 56004 ←1秒ごとに表示
   12.50%  0.250kHz  8000 56003
  CLK=8MHz            ←1 数字入力
   12.50%  0.250kHz  4000 28002
  CLK=4MHz            ←2
   12.50%  0.250kHz  2000 14001
  CLK=2MHz            ←3
   12.50%  0.250kHz  1000 7001
  CLK=1MHz            ←4
   12.50%  0.250kHz  500 3500
  CLK=500kHz           ←5
   12.50%  0.250kHz  250 1750
  CLK=200kHz           ←6
   12.50%  0.250kHz  100  700
  CLK=100kHz           ←7
   12.50%  0.250kHz   50  350
  CLK=16MHz           ←0
   12.50%  0.250kHz  8001 56003
    |    |   |  +-- L区間パルス数
    |    |   H区間パルス数
  デューティ比 周波数

  Overflow pulse  ↑↓エッジ間に2回以上の
           タイマー1のオーバーフロー
           が起こった。
  No pulse     1秒内に入力パルスが無い。

※その他
 ・ICP1以外の割り込みは禁止。
 ・システムタイマーのタイマー0の割り込みも止めてるんで、
  一部のタイマー関数は使えない。
 ・シリアル送受信も独自のもので。
    serial.printは割り込みを使うんで。


※関連
Arduino PWM波形のデューティー比測定 妥協点
Arduino UNOのPWM出力を(ちょっと精密に)確かめる
Arduinoから「タイマー0」を取り上げる(ユーザーが使う)


| | コメント (0)

2020年8月11日 (火)

14pinのAVRマイコン、ATtiny24が動かん!

しょうもないミスをしてしまって、解決まで悩みまくった・・・

試作回路のテスト用ジグの製作。
周波数1kHzで、デューティ0%~99%のパルス波が欲しい
という要求仕様。
設定はロータリーDIP SWが2桁。
使ったのは14ピンのATtiny24で、こんな回路に。

11_20200811093001
6.4MHzの水晶をクロックを1/64して100kHzを得、
これを1/100して1kHz。
AVRマイコンのタイマー0をFAST PWMモードにして
DSWでの設定00で全区間L~99%のH/L波形を出します。

※ISPのライン、PA4、5、6に入れてある抵抗は
 DSWオン時(GNDにつながる)でもISPできるように。

こんな基板に。
とりあえず、プラケースに入るようにして行方不明に
なりにくく。
この手のテストジグ、裸の基板だと消息不明が多発・・・

12_20200811093001

ところがです。
・・・プログラムが動いてくれない。
イニシャルはしてくれるのですが、main()の
永久ループに入らない。 なぜ?

AVRマイコン、「C」で書く時はこんなスタイルです。
  ※Arduinoならsetup()とloop()に分かれますが。

// 初期化ルーチン
void ioinit(void)
{
  あれこれ
}

// main処理
int main(void)
{
 ioinit();  // 初期化処理を呼び出して
 while(1){    // 永久ループ
   あれこれ  // メインでの処理★
 }
}

初期化処理までは動くんだけど、★のメイン処理が
動かないという現象が起こったんです。

さらに・・・
テストルーチンをioinit()内に入れこんで、ioinit()
から抜け出ないようにしたら、ちゃんと動くんです。
なぜにwhile(1)で永久ループしない?

この追求に手間取りました。
でも、原因は単純な話。

通常、AVRマイコンの「C」の処理は、
・ステータスレジスタのクリアとスタックポインタの初期化
・内部データの生成
・BSSエリアのクリア
これを自動(ユーザーは意識しなくて良い)で行った後、
main()をサブルーチンコールします。

そして↑の私の書き方だと、main()の中から
ioinit()をサブルーチンコールして、その後に
while(1)の永久ループが回ります。

さて、トラブった原因・・・

この時、コンパイルはATtiny44を想定して行っていました。
ところが・・・
ターゲットの回路に入っていた実際のチップはATtiny24

同じ14ピンなもんで、チップのマークをちゃんと読まないと
判断できません。

そして、I/Oレジスタまわりの構成は同じです。
だからioinit()は動いて、それなりの動作をし始めた
のです。 (だからややこしかった)

何が問題になったのか・・・
RAMのサイズでした。

小さいプログラムですんで、ROMは小さくても大丈夫。
RAMもほとんど使っていないんで余裕のはずなんですが、
Cコンパイラが設定するスタックポインタがtiny24と
tiny44では異なります。
  (RAMの最終アドレスを設定する)

コンパイラがtiny44のつもりで設定した場所、tiny24の
ここにはRAMがありません。
だもんで、ioinit()を呼んだ戻り先が喪失してしまい、
プログラムが暴走。
いつまで経ってもwhile(1)のループにたどりつけません。

こんなスカタンな話、生半可にI/O回りが動き始めてたんで、
解決に手間取りました。


※豆知識
AVRマイコンのデータシートを見てもらえれば、ステータスレジスタと
スタックポインタへの処理が、Cコンパイラの「大きなお世話」で
あることが分かるかと。

AVRマイコン、リセット起動で
 ・ステータスレジスタはゼロに初期化。
 ・スタックポインタはRAMENDに初期化。
されます。

それをCコンパイラで書かれたプログラムがなぞるわけです。
スタックポインタはチップに乗ったRAMサイズに合わせて
自動的にセットされるので、チップのRAMサイズが変わっ
ても(小さくなるチップを使っても)今回のようなサブルーチンの
リターンアドレスが喪失するような事態は発生しません。

アセンブラでプログラムを書くなら、この初期化処理はしません。
リセットによる初期化を信じます。


※制御プログラム:ダウンロード - 1khz_duty.zip

 

| | コメント (3)

2020年8月10日 (月)

オリンパス OM-D E-M1mk2の充電器の充電表示ランプを判別その2

2020年8月6日:オリンパス OM-D E-M1mk2の充電器の充電表示ランプを判別
コメントに記してましたように、これをさらに手直し。
R-2RのD/Aではなく、PWMで電圧出力を得ることにしました。
こんな回路。
L32
OC0B出力を使ってデューティー可変のPWMを出します。

内部クロック4.8MHz÷64÷75で1KHzを作っています。
この0~74/75でPWMのデューティサイクルを得て、LPFで直流化。
0.1Hz単位で計った周波数をそのままPWMの設定に使いました。
周波数で出力電圧を区分する必要がなくなっちゃった。

新プログラム:ダウンロード - em1_chg_pwm1.zip

前のR-2R D/A出力方式でのプログラム
D/A出力周波数を判断するルーチンが入っている

// フォトセンサー入力onエッジをチェックして周波数を算出
 if(f0.pson){       // onエッジあり?
  f0.pson = 0;
  cnt = cnt_1ms;     // エッジ間の周期
  cnt_1ms = 0;      // 1msクリア
  if((cnt != 0) && (ps_cnt >= 4)){ // 4発目以降のパルスで有効
   frq = 10000 / cnt;       // 0.1Hz単位の周波数
   if(frq < 8)     da = 0;   // 0.7Hz down
   else if(frq < 15)  da = 1;   // 0.8~1.4Hz 0.6V
   else if(frq < 25)  da = 2;   // 1.5~2.4Hz 1.3V
   else if(frq < 35)  da = 3;   // 2.5~3.4Hz 1.9V
   else if(frq < 60)  da = 4;   // 3.5~5.9Hz 2.5V
   else        da = 0;   // 6.0Hz up
   if(dax == da)    daout(da); // 前回値と同じならD/A出力
   else{              // 変化した
     dax = da;          // 前回値セット
     ps_cnt = 0;         // onエッジカウンタクリア
   }
  }
  if(ps_cnt < 255)  ps_cnt++;    // onエッジ回数+1 (max 255)
 }
 else{              // フォトセンサーonエッジなし
   if(cnt_1ms >= 2000){    // 2秒経過
     cnt_1ms = 0;      // 1msクリア
     ps_cnt = 0;       // onエッジカウンタクリア
     if(f0.psinp)  da = 5;   // LED on 継続 D/A = 3.1V
     else      da = 0;   // LED off 継続 D/A = 0V
     daout(da);         // D/A出力
     dax = da;          // 前回値も
   }
 }


今回のPWM方式。
1KHzを出すのに1/75してるんで、ちょうどうまいこと得られた周波数を
そのままセットすれば可変電圧が得られます。

// フォトセンサー入力onエッジをチェックして周波数を算出
// 2秒間エッジがないとスタンバイあるいは充電完了
 if(f0.pson){       // onエッジあり?
  f0.pson = 0;
  if(ps_cnt < 255)  ps_cnt++;   // onエッジ回数+1 (max 255)
  cnt = cnt_1ms;     // エッジ間の周期
  cnt_1ms = 0;      // 1msクリア
  if((cnt != 0) && (ps_cnt >= 4)){ // 4発目以降のパルスで有効
   frq = 10000 / cnt;       // 0.1Hz単位の周波数
   pwmout(frq);          // 周波数でPWM出力
  }
 }
 else{            // フォトセンサーonエッジなし
  if(cnt_1ms >= 2000){   // 2秒経過
   cnt_1ms = 0;      // 1msクリア
   ps_cnt = 0;       // onエッジカウンタクリア
   if(f0.psinp)  frq = 60;  // LED on 継続 6.0Hz相当(4V)で[充電完了]
   else      frq = 0;  // LED off継続 0Hz=0V出力[スタンバイ]
   pwmout(frq);        // 周波数でPWM出力
  }
 }

| | コメント (0)

2020年8月 6日 (木)

オリンパス OM-D E-M1mk2の充電器の充電表示ランプを判別

オリンパスのミラーレス一眼、OM-D E-M1mk2付属の
充電器が「BCH-1」。
この充電の進み具合を記録するため(電池温度、電源電流)
その充電表示ランプの状態を記録に残したい!というテーマが
出てきました。

充電器も電池も真っ黒け。
B11
状態表示LEDが一つ付いています。
このLEDで充電の進み具合を表示します。

Bch1

消灯、点滅、点灯。
この点滅周波数で充電の進み具合を示します。
こんなイメージ。
L11_20200806155901
これをアナログ値にすれば、レコーダーで記録できます。
充電器のLEDをフォトトラで受けて、点滅パルスをモノマルチで
「F/V変換」。
消灯と点灯を区分すれば、なんとかなるかとハードで考えたのが
この回路。
L12_20200806160101

F/V用のモノマルチと、点滅検出用のモノマルチ
二つで構成します。
タイミングは、こんなイメージ。
L13_20200806160201

どうしたものかと思案してたんですが、マイコンを使う方が
簡単か!っということで、描いたのがこの回路。
L14
「R-2R」のD/Aコンバータでもって、点滅状態を
アナログ出力します。
プログラムはしなくちゃならないけれど、このほうが
簡単か!

※こんな回路に落ち着きました。

L31
内蔵クロックの周波数が15%ほど低かったので、
OSCCALをちょいと触りました。
  いくら簡易型とはいえ、周波数(周期)を計
  るんで。
そのためのチェックモードを入れてます。

※制御プログラム:ダウンロード - em1_chg_led1.zip


★続き:PWM方式でLEDの点滅周期を電圧出力
  こっちのほうがハードもソフトもシンプル。

| | コメント (2)

2020年8月 1日 (土)

導通チェッカー 使用レポート

仕事場で頒布しているマイコン型導通チェッカー、
  ・マイコン型導通チェッカー、10年目に(2018年4月6日)

新潟のIさんから非常に詳しい使用レポートを頂戴しました。
  ※過去、2台買ってもらっていまして、今回が3台目。

かいつまんで・・・   ※【 】は私からの返信
  ※他社製チェッカーのお話しが面白いです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私、これまでにBZ1とBZ2(アンプ付き)のキットを一台ずつ売ってい
ただきました。
毎日制御盤、配電盤、計装盤、基板、ワイヤーハーネスの検査をして
います。
大きなものや両面の盤などの場合はチェッカーを2,3台同時に使った
りしますので、2台とも毎日大活躍です。
ありがとうございます。

BZ2を組み立てるとき、よく落としたりするので(マグネットなんか
で盤面に固定したり、フック見たいのでぶら下げたりすれば良いのか
もしれませんが)、ケースをタカチのLCTシリーズ(シリコンカバー
付き)に入れ代えて製作しました。

新しいアンプ付きのBZ2ですが、冬の間、テストリードが少し動いたり
すると(床なんかとこすれたり?)、頻繁に"BZ2"のモールス信号が発
生することが続きました。BZ1の方はそのようなことはありません。
不思議です。
きっと自分のはんだ付けに甘い所があるのかもしれません。
ノイズ?、
春先から今まで調子よくピタッと出なくなったので、恐らく静電気の
悪戯ではと思っています。
今後もしばらくこのまま様子を見ます。 ・・・【1】

今まで各社さんの製品を買ったり、ネットに公開されている回路を
参考に、簡単なものから高級なものまで10台ぐらい作りました。
どれも一長一短あり、これぞ!というのはなかなかありません。

盤屋さんや工事屋さんが良く使うもので、
「ネグロス電工のピーポーマン(BT1)」 があります。
これは抵抗値で音が変わるタイプです。
これに使われているスター精密のSMBシリーズの1.5Vのをパーツ屋
さんで買ってきて使ってましたが、1.5Vのためか、次第に鳴り始め
の動きが悪くなってきたり、メカニカルブザーなので落としたいす
ると壊れやすいので、違うものをと模索しだしたのが病気の始まり
です(笑)。
スター精密さん、撤退しちゃったし、、、。

同じくサンデンのサンチェッカー SP-1NとSP-1NA  (カナデン
さんやユーボンさんで売っている)のSP-1NとSP-1NAをもってま
すが、どちらも3V出てるのが気になります(電子回路には)。

SP-1NAは音が変わるタイプで、小さいトランスなら判別できますが、
2kVAとか(200-100Vの制御電源用のダウンのトランス)にな
ると、DCRは零に近くなるので、さすがにお手上げです。
ですが何かと役に立ちます。
回路を現物から起こして、同じものを作りました。
上手くいきました。
超低電圧な回路でもなければ大丈夫かと。

ねじ締めトルクの管理がうるさかったり、ねじのマーキングがズレた
りするので、できるだけ線が繋がった状態でチェックしたいんです。
そのような場合はマルチメータの出番です。
但し抵抗測定で。
マルチメータの導通ブザーは、9V電源のものなど、高い電圧が出てて
気持ちが悪いって人が多いようですね。
短絡電流は不思議と1mAのが多いみたいですけど。

アイデンさんのエレスターET2010これは少々お高かったです。
机上で基板の検査なんかにはよいかもしれませんが、何せ音が小さ
いので、うるさい工場で盤の検査には少々きついものがあります。
 【記】これの電源の入り切りはパネル面にある小さな
    トグルスイッチで、オートパワーオフにはなっ
    ていないとのことです。
    オフにしなくて良いくらい、スタンバイ時の消費
    電流が小さいのかもしれませんが、Power LED表示
    は点灯していてそうです。
    メーカーの仕様の電池寿命は、
      短絡状態(ブザーON)で連続600時間以上
      (アルカリ乾電池使用時)
    となっていて、スタンバイ時の状態が記されて
    いません。

先日、Martindaleという英国のメーカーのTEK404というのを買いま
した。
開放電圧が9Vとなっていて、(電源9V電池)、測ってみると不思議
なことに、測るマルチメータによって違い、9V弱だったり、5Vぐ
らいだったりします。ただ短絡電流が小さいのが救いですが。
音が大きいのが売りで、中を見るとバカでかい圧電ブザーが付いて
ますが、そのせいか、鳴り始めの音が小さく反応が遅いので、イラっ
としてしまいます。

自作のはトランジスタを2,3個使った定番のもの、555で組んだ
これも定番のもの、オペアンプを使ったものを作りました。
555のものは、テストリードを手で持つと、ぽつぽつぽつと雨だ
れのような発振音が出て不快です。
裸のケーブルのチェックなど、両手でそれぞれテストリードとワー
クを指先でつまんでチェックするような場合はこの音が嫌になります。
(こうするといちいちクリップで挟んだりするより早くチェックで
 きるので)
オペアンプを使ったものは最初は良いのですが、不思議なことに何
故かすぐ壊れてしまいます。

そこいくと、アクトさんのは本当に素晴らしいです。
高性能なのにこのお値段で買えるなんてありがたい限りです。
マグネチックサウンダは音が大きくて、我々盤屋さんにはピッタリです。
音もきれいで反応が早いのもいいですね。

既製品、自作品とも、鳴り始めや、テストリードが軽く触れた(押し
つけが足りない)時なんかにガサガサ言わない(ボリウムにガリのあ
るラジオみたいなあれです)のが特に素晴らしいですね。
ちゃんと鳴る、鳴らないがはっきりしてるのがいいです。
この様なのは他になかなか見当たりません。  ・・・【2】

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【1】
 「頻繁に"BZ2"のモールス信号が発生する」との
 ことですが、電池と電池電極との接触状態ではあ
 りませんか?
 電池の±と電極のアタリ具合やスプリング電極
 根元のカシメ状態とか。
 "BZ2"は、電源投入の時にしか出ないので、電源
 ラインが再オンしたという証です。
 ノイズでのリセットは考えにくいです。
 電池でないとすると、ICソケットあたり(挿入
 具合やハンダ付)でしょうか。
 電池カバーと電池間にスポンジを入れて動きに
 くくしてみるというのも方法かと。

【2】
 内部写真、ありがとうございました。
 うまく収まりましたね。
 やはりバナナジャックのほうが使い勝手がよろし
 いでしょうか。
 BZMの特徴、こんなところ↓かと考えています。
・電源スイッチをオンしなくても勝手にオン。
 放っておいたら勝手にオートパワーオフ。
   (導通チェックをしていたら時間を延長)
・通電しているラインに触っても壊れない。
 この2点が他の回路にはない特徴かと思っています。
 実際に使われて、いかがでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

オートパワーオンオフは、面倒がなくてすばらしいですね。
回路によっては低消費電流で、待機電力が少なく、バッテリーの
消費を気にしなくても良いのもあるみたいですね。
(電源スイッチを付けない人もいる。)

通電時は抵抗値測定や導通チェック禁止が身に付いているので、
保護回路の恩恵に預かったことはまだないです。

穴あきの端子だと、適当なリードを皮剥いてつなげるのでいいです。
数メートル引っ張るので。
机上では既製品のテストリードに付け替えたり出来るし。
とにかく音が大きくキレイで、レスポンス素早く、ガサガサ言わな
いのが最高です
??ありがとうございます??

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※タカチのプラケースLCTに組み込まれた様子
11_20200801164701
12_20200801164701
  ※基板のサイズ、ネジ止め固定位置が異なりますんで、
   工夫が必要です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【感想】
他社製導通チェッカーのお話しが興味深かったです。
私とこでも手放せないのが松下のホロホロブザー。
単3電池2本で電子ブザーを直接鳴らすという単純な構造です。
   (電源スイッチなんか不要、という見本)
音も大きい。つなぐ抵抗値で音色が変化。
そして、LEDの極性チェックに便利なんです。
VF電圧の高い青色LED、白色LEDでも反応してくれます。
ただし、電子回路のつなぎをチェックするには電圧が高いし電流
も大きいしということで×なんです。
制御盤の配線チェックにはこれで良いかと思うんですが、もう
売ってません。

※ホロホロブザー関連 (旧ブログのは動画が消えてます)
修理:2.5Φステレオ・プラグGND部断裂
13年使ったマンガン電池

| | コメント (0)

2020年6月27日 (土)

予告:マイコン型導通チェッカーをすべてアンプ付で頒布

私の仕事場:(有)アクト電子 で頒布している「マイコン型導通チェッカー」
現在は次の4つの区分でお届けしています。

頒布の区分(4種)(税込価格)
 アンプ無 キット  3,700円
 アンプ付 キット  4,250円
 アンプ無 完成品  4,750円
 アンプ付 完成品  5,350円

それを「アンプ付」に統一します。
しかし、価格はアンプ無しと同じに据え置きます。

今後、頒布の区分は以下の2つになります。
 マイコン型導通チェッカーキット 3,700円
 マイコン型導通チェッカー完成品 4,750円

まず「アンプ付って何?」の話を少し。
マイコン型導通チェッカー、導通の状態をATtiny25Vマイコン内蔵の
A/Dコンバータを使って読んでいます。
1.1Vの内蔵基準電圧に10bitのA/Dコンバータですから、1bitが約1mV。
測定電流が0.1mAですので、抵抗値10Ωで1bitが変化します。

これが抵抗値の分解能になり、0Ω~10Ω台でピ~と連続報知。
20~50Ωでピピピピと断続報知するようにしています。
「アンプ」は、より小さな抵抗を判断できるよう、「1Ω検出」
を目指して付加したものです。

※いきさつはこのあたりのブログ記事をどうぞ
2015年06月25日:導通チェッカーの検出抵抗値、1Ωを目指す
2015年08月31日:アンプ付き導通チェッカー(キット)の頒布

今後、キットであれ完成品であれ、このオートゼロアンプ「MCP6V01」
実装して(アンプ付にして)頒布するようにします。
そのかわり、次のように内容を少し変えます。

・抵抗検出レンジの切り替えは、プッシュスイッチを使います。
 これまでのスライドスイッチは使いません。
 プッシュスイッチを押すと、Lレンジ(0~5Ω)とHレンジ
 (0~50Ω)をトグルします。
 
・H/Lレンジの切り替えはモールスで知らせます。
 スイッチを押すと感度をトグルし、このように反応します。
    Lレンジになった「L=・-・・」。 (0~5Ω)
    Hレンジになった「H=・・・・」。 (0~50Ω)
    電池装着時はLレンジ(0~5Ω)になります。

・プッシュスイッチをレンジ切り替えに使ったので、
 これまでのパラメータ設定モードを無くします。
 また、パラメータ設定用半固定抵抗の添付をやめます。

・A/D変換入力の前に、常にアンプが入ることになります。
 過電圧保護用抵抗に自由度が増しますので、回路を理解される
 方は、
   ・もっと検出電流を小さく。
   ・もっと低い抵抗値に反応するように。
 などの改造も可能です。
   ※基本は頒布当初からの回路定数です。

・報知抵抗値の区分やブザー周波数などを変えたい時は、
 マイコンを再プログラムしなければなりません。
 これまでと同じようにソースファイルは公開しますので、
 必要な時は、ご自身で行ってください。

・使用する部品も少し変わります。
  シリコンダイオードが1SS133から1SS178あるいは1N4148に。
  RN1227の在庫が無くなりRN1226に。
  起動用電圧検出コンパレータをLMC7215IM5からMCP6541Rに。
  ブザー(マグネチック発音体)をSD1209T3-A1(TDK)からGT-111Pに。

このような内容で頒布を続けます。
※組み立て方法を記したHPは順次、更新していきます。

取り急ぎ、
・回路図
B0_20200627133301

・部品実装図
B3

・部品実装写真
B1_20200627133301

 

| | コメント (0)

2020年4月28日 (火)

秋月のアナログテスター「7007」、可動コイル式メーターは発電機だった!

2015年01月21日:秋月のアナログテスター「7007」
2020年4月18日:秋月のアナログテスター「7007」その後

さらのこの続きが来ました。
ほんとに「捨てようか」っと思ったんですが、最後のあがき。
もう一度、ほんとにあかんのを検証。
11_20200428181501

テスターの回路基板を外して、メータそのものの直線性を見てみました。
直列に半固定抵抗を入れ、テスターの読みとフルスケールを合わせます。
45kΩほどで10Vに。

12_20200428181501

14_20200428181501
13_20200428181501

しかし・・・やっぱしダメ。
メータそのものの直線が出ていません。
回路に乗せてあるメータ保護ダイオードあたりがおかしくなったら、直線性が出なくなる症状になるかと期待したのですが外れでした。

こうなりゃほんとに捨てるぞ・・・その時、ちょうど・・・
マイコン型導通チェッカー、この基板をゴソゴソしていたのです。
バラしたテスターのレンジ切り替えダイヤルの上にこの基板がちょうど収まります。
せっっかくやから、テスターを箱として使ったろ」っと、導通チェッカーとして生き返らせました。
単4電池の電池ホルダーを付けてブザーの穴を開けて。
うまい具合に収まります。

15_20200428181501

で、せっかくのメータ、遊ばしておくのはもったいない。
導通チェッカーの電池消耗の目安にできるかと、こんな具合に配線しました。

17_20200428181501
2.5Vくらいでバッテリチェックの「?」目盛に合うように直列抵抗を選択。

ところが・・・
メータをつなぐと導通チェッカーのオートパワーオフが効かなくなったのです。
いつまで経っても電源が切れてくれません。
1分経過でオートパワーオフが働き、一瞬通電表示LEDが消えるのですが、直後「ピッ」と鳴って再起動。
これを繰り返します。
メータを外すとこれは起こりません。
正常な動作に戻ります。

『なんで????? どうして????』
メータをつなぐとおかしくなるなんて、初体験。

さて、その原因追及。
悩みました。

オートパワーオフでQ1がオフして、OP-AMP系電源が切れます。
正常ならIN+端子がちょっとプラス目で落ち着き(R4でちょっとだけプラスに持ち上がる)、次のクリップ接触を待つわけです。
ここに入れたメータ回路、Q1のオフと同時に指針がゼロに戻ります
その時、指針の動きでマイナス電圧が発生し(発電!)、それが18kΩの抵抗を通じてQ1のコレクタラインに伝わり、ほんの少し、実測-50mVほどマイナスになってしまうのです。
そのせいでIN+端子の電圧がコンパレータの比較電圧を下回ってトリガー。
再起動してしまうという流れになっていました。

対策は★印の位置に左向きにダイオード。
ダイオードの順方向電圧の働きで、ちょっとだけマイナスが伝わらなくなり、正常に動作するようになりました。
実績のある導通チェッカー回路、メーターを取り付けただけで動作不良をおこすとは・・・
原因が分かって納得できるまで、この動きが信じられませんでした。

オシロで波形を見るだけでなく、こんなテストも。
  ・指針を動かないようにしてたら(ピンセットで可動コイル
   を押さえつけ)、正常にオートパワーオフ。
  ・オートパワーオフ中、テスターを揺すったら(針が
   動く)再起動。

いやほんま、メータは発電機でした。


※追記 せっかくですんで、どんな電圧が出るかをオシロで

まず、誤作動状態(★位置にダイオードを入れてない時)
Mtr001
オートパワーオフでQ1がオフしてメータ指針が0Vに戻ります。
そのときのコイルの動きでマイナス電圧が発生。
それがR6、R1、R3を通ってコンパレータの+ピンに。
コンパレータが働き、出力パルスが出て再起動。
これを繰り返し、オートパワーオフが働きません。

次に、★位置にダイオードを左向きに入れた時。
メータから出てくるのはマイナス電圧なんでダイオードは
導通するはずなんですが、順方向電圧のドロップがあって、
誤作動には至りません。
Mtr000
コンパレータの+ピンはプラスの電圧を保っています。

| | コメント (1)