アマチュア無線

2022年12月20日 (火)

トラ技に載ったスミスチャートの解説

「スミスチャートを使っての高周波設計。すげ~」っと
なったの、この本かな。
記事のページに付箋がしてありました。
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高周波を学ぶための
 よくわかるスミス・チャートの使い方
   戸畑 二郎 著
トランジスタ技術 1993年12月号
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   ※トラ技の目次検索で「戸畑二郎」さんを探しても
    出てくるのはこの記事だけ・・・

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2022年12月17日 (土)

紙のイミタンスチャート

JF3DRIさんとこのブログ、
  JF3DRIの気ままな出来事
  時には辛く、時には甘くつれづれなるままに

2022年12月度1アマ、スミスチャートの問題解説

という記事が出たので「紙のイミタンスチャート」で迎撃。

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スミスチャートを180度ひっくり返して重ねたのが
イミタンスチャート。
赤・緑の2色刷り。
電気回路の「タンス」はなんでもこいのチャートです。
     ↓
  レジスタンス キャパシタンス インダクタンス
  インピーダンス リアクタンス
  サセプタンス  アドミタンス

いつごろだったか・・・JA3RMR氏から頂戴したもの。
        JA3RL運用委員仲間

プラ製のカードケースに入れて、水性サインペンを使って
描いては消し、描いては消し・・・していました。

四隅に使い方の略図が描かれています。

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RCA DWG. A-933350」と。

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2022年8月24日 (水)

サイレントキー:JA3ATJ 坂井紀久男さん

FACEBOOKでのJH3BDB/JA1AVHさんの書き込みで知りました。
JA3ATJ 坂井紀久男さんが8月21日 ご逝去されたとのことです。
享年85歳

取り急ぎHDDの中から探し出したご尊顔。
Atj1
※2007年11月

旧の居酒屋ガレージ日記で、QSLカードへのコメントを頂戴して
います。
2005年05月05日:JA3ATJ先輩のQSLカードを発掘

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2022年6月25日 (土)

CQ出版『現代版 真空管入門』

CQ出版の『現代版 真空管入門
  サブタイトルが「球で試す小宇宙」
    2022年5月初版の最新本
大阪市立図書館に入荷しています。

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「球」といやオーディオ・アンプの話ばかりですが、
CQ出版の「CQ Ham Radio」の掲載記事をまとめられた
本ということで、無線での球の話が主体。
それも大出力じゃなく、手軽に手の届く領域です。
SSBの話もありませんし、1960~1970年台を振り返って
的なお話しになっています。

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2022年1月13日 (木)

『日本船舶無線電信局局名録』をグーグルドライブにアップ

2021年10月20日:古紙回収で『日本船舶無線電信局局名録』
この局名録、全ページを「oxyさん」がスキャンしてくださいました。

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グーグルドライブにアップしておきました。
https://drive.google.com/file/d/11-J-fSDf6-Xe4kW_cKHgY7Cjh7xztHPY/view?usp=sharing
  ≪Japanese_Ships_CallBook_1965.zip :pdfを圧縮≫
ちょっと大きくて134Mバイトあります。
ダウンロードしてみてください。

※著作権の問題 (oxyさんの解説をかいつまんで)
 ・結論:著作権の保護期間は終了している
 ・著作者が自然人なら死後70年。法人なら公表後70年。
   ※2022年1月19日付けのoxyさんからのコメントを
    参照してください。 (50年ということで)
 ・局名録の発行年月日、奥付表示で1965年3月25日とあり、
  2015年3月25日をもって保護期間が終了してる。
 ・編者である船舶通信士協会は1999年に解散している。
ということで、全ページの公開は問題なし。


※元記事のコメントにありました「青函連絡船 摩周丸 JHMI 」
を調べていましたら(青函連絡船に関する本、洞爺丸台風に
絡んだものが目に付きます)こんな本を見つけました。
 ・青函連絡船 乗組員たちの証言

図書館に有ったのでさっさくリクエスト。
・表紙
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中ほどに「通信」を解説したこんなページが。
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モールスでのやりとりが紹介されています。

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2021年10月22日 (金)

最近のトラ技で見つけたAMワイヤレスマイク

AMラジオ方式電波時計の修理で使った時報発生回路、
この時報音を中波の電波にしたのがこの回路。
2021年3月23日:中波振幅変調電波発生回路 いわゆるAMワイヤレスマイク

この前、トラ技をパラパラめくりしていたら、
こんなAMワイヤレスマイク回路を発見。

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・トランジスタ技術2015年10月号 P83
特集  お手本!トランジスタ&定番IC回路見本市
第3章 乾電池1本で動くポータブルAMトランスミッタ
著者 小川 敦さん

※トラ技の目次を検索すると・・・
 2014,8,第4章 強力ドライブ!ポータブル・ヘッドホン・アンプ,
    ICの回路技術を駆使!ひずみ0.02%,10Hz~100kHzフラット,
    消費2.7mA,特集,76,16,小川 敦
 が、初記事のようです。 その後、あれこれ記事を書かれています。

トランジスタを使った「乗算回路」で振幅変調。
バラモジIC MC1496 の片割れ回路を3石で構成。
電源電圧1.5Vでうまく動くのだろうか。
こんど何かの時、作ってみますね。

※MC1496の回路
1496

 

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2021年10月20日 (水)

古紙回収で『日本船舶無線電信局局名録』

昨晩、水道屋・亀ちゃんが「古紙回収にこんな本が混ざってた」っと。
1965年版、日本船舶無線電信局局名録

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500ページほどの本です。
「海栄丸・無線部」のハンコが押されているんで、
実際に船で使われていた本なのでしょう。
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 最初のほう、10ページには「海岸局配置図」。
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広告ページには「JRC」の受信機。
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そして、アマチュア無線をやってるだけでは知り得なかった
コールサインの秘密。
現在のアマチュア局のコールサイン、その先頭は・・・
JA1AAが庄野さん(sk)、JA3AAが島さん(sk)。 と。

で、船舶局の先頭は?
それがこの本に載ってました。
  JAAA  第1清寿丸 1175t 漁

JAABが抜けて、JAAC、JAAD、JAAH・・・と続きます。

船名からコールサインを引くこともできます。
  宗谷 JDOX ジユンシセンソウヤ
        2734t 海上保安庁 巡

この本に押されていたハンコの「海栄丸」を
探すと・・・
  海栄丸 JNOU カイエイマル
         44000t ジャパンライン 油
その直上には、
  海王丸 JFPC ウンユシヨウカイオウマル
         2284t 運輸省航海訓練所 練

「JAAA」の載ったページ
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「宗谷」の載ったページ
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この本、どなたかいりませんか?
  (捨ててしまうのはもったいないような)
厚み制限の無いレターパック・プラスでお送りできます。
  (運賃とお駄賃はいつものようにビール券で)


※海岸局JOC
スキャナーがやってきた:JOC 落石無線電信局
跡地を1983年に訪問してます。


※追記 摩周丸(初代)のコールサインが載ったページ
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ほとんどが青函航路。
内海で距離も短い「宇高連絡船」には「電信」って
なかったのでしょうね。


※追記 JA3RMRさんから、JOCやJCSの話が出たんで、
短波海岸局のページです。
00
そして、無線電報料金表がありました。
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旧ブログで、アンテナの写真をアップした
   2008年06月02日:NDB RK 340kHz
も、航空無線標識局配置図に出ていました。
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もう一つ(これで最後か)
沖縄返還が1972年。 この本の1965年はまだ「日本」じゃない。
そこで、琉球船籍の一覧ページを見ると・・・
コールサインの頭が「K」になっていました。
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ここでも新たな疑問が。 日本の船もなんですが、
「伝送上の名称」に「xxxマル」となっている船だけじゃなく
「xxxマルタク」というのが見られるのです。
この「タク」っていったい何?





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2021年9月13日 (月)

JK-FF 4027 使用例:ロジックICを使ったエレクトロニックキーヤー

東芝TC4013」の昔話 ついでに、JK-FFの応用例をどうぞ。

JK-FFって、D-FFに比べて使うことが少ないかと思います。
こんな時に使うんだということで回路例を引っ張り出して
きました。

・TTL時代
0article813
スクイーズ機能はなし。
 ・1975年に作ったエレキーの回路図
JK-FFは14pinの7473。
当時、74LSはまだ一般的じゃなかったような記憶。


・ C-MOS 回路図は手書き
0ek81_01
4013と4027、両方使っています。
4000番シリーズ、電源電圧範囲が広いんで便利。
電池でも動く。
TTLでは考えられない利点。

スクイーズ機能あり。
出力はリレー接点。
ラッチングリレーで省電力。
LM386、低周波アンプでモニター音出力。
  ・JH3JYS/skさんからの修理依頼
  ・JH3JYS/skさんのメッセージ・キーヤー
     この回路をベースにメモリー増設。
     ハードで制御。

・C-MOS  描画はOrCADで
0ek91
PIC12F675を使ったメッセージ・キーヤー
  (百円ラジオのケースを使った)
を作るまで、この回路を愛用してました。
  入力部はちゃんとCRフィルタを入れてたような。

TTLのJK-FFは「7473」。
シリーズ番号となりの「7474」はD-FF。
7474の電源ピンが「Vcc:14pin GND:7pin」なのに
7473は「Vcc:4pin GND:11pin」。
14-7pinにした同機能のJK-FFが「74107」。


※ついでに発掘
JH3JYS/skさん向けに作ったメッセージキーヤ回路図。
青焼きしか見つからず。
上から二つ目のキーヤー回路を元に、メモリー制御部
を付加。
1bit・4kのRAM(HM6147)を使って4chに。
1chあたり1kビット。
「A:・-」で1+1+3+3で8bit。
「J:・---」で1+1+3+1+3+1+3+3で16bit。
  (最後の3は文字間の1長点)
1chあたり50~100文字くらいが記録できました。

元のキーヤー回路。
0m1
クロック部や出力回路部から信号を横取り。

これがメモリー部。
スイッチ4つでチャンネルを決め、アドレスの上位2bitを固定。
0m2
CRで4040のクロックを遅らせたりと、ちょい手抜き。
CMOSなんで電源オンしててもほとんど電流は食わない。
でも電源をオフしたらせっかく入力したメモリーは蒸発。
新プランとメモ書きしてパワーオンリセットを入れてある。
電源オンで、勝手に再生が始まるなんてことがあったのかと。

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2021年5月30日 (日)

6エレのエレメントがぁぁぁ にっくきカラス

女房曰く・・・
  「カラスがビワの実くわえて集まってたで~」
っと。
50MHz、6エネアンテナのエレメントがぁぁ・・・
112

ビワのタネがあちこちに落ちてました。

  ・2019年6月15日:カラスの集会のせいで・・
  ・2019年7月15日:カラス再び

前より落ち込み方がひどいか・・・
しかも2本。

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2020年7月28日 (火)

この機体は? A320? B767?

1992年3月5日に行われた「VAP-NET Airボード主催」の
大阪空港全日空工場飛行機見学会。
この時の機体って、何だったんでしょか?

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専門家なら、機体の面構えやコクピット計器の様子で分かるんじゃ
ないかと・・・

ちなみに、赤色ジャンパーが次男、綠色ジャンパーが長男。
『絶対にスイッチやボタンを触ったらあかんで』っということで
コクピットに入れてもらいました。

このころの長男、「何かを触ったら止めてしまう」体質でして、
あちこちのショールームや博物館科学館で、その体質を発揮して
おりました。
静電気じゃないです。
彼が何かを操作したら、止まった・・・ ということが頻発。

撮影はOM-2SP。 フィルムカメラの時代でした。

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