壮絶死
2024年12月13日 (金)
2022年10月17日 (月)
破裂寸前・・・電解コンデンサの耐圧を間違った
2012年01月27日:爆発寸前だったぜい
これ↑は「逆接」。
今回は、電解コンデンサの取り違い。
実験していた回路、似たような大きさで耐圧違いの
電解コンがあって、30Vが加わるラインに間違って
「16V耐圧」のをハンダしてしまったのです。
実験を続けてると、なぜか電源電流が増加。
回路は動いているので、「なんじゃこりゃ」。
手組み基板の部品面、ハンダした部品を指先で触って
みると・・・(まだ匂いは感じなかった)
間違ってた電解コンが発熱。 「熱っ!」。
2022年9月26日 (月)
ロジクールの無線マウス 単3アルカリ電池の液漏れを喰らう
昨夜のガレージ、「マウスが動けへんねん」とロジクールの
無線マウスを持ってきた佐藤テック君。
「スイッチ入れたらピカッとLEDが点くはずやねんけど」と。
こんなときはたいていが電池。
電池は抜かれてたんで、ガレージにある単3電池を入れようと
したら・・・電池ホルダー部に違和感・・・
「濡れている?!」
電池ホルダーには単3電池が2本(並列接続されてた)。
写真の右側の電池が液漏れして、その下に位置する制御回路
基板の上に電解液がポタリ。
電池のマイナス極側からもろに電解液が漏出した模様。
基板、ひどいことになっていました。
IPAを浸ませたティッシュで拭ってみたら・・・
漏れて間なしだったんでしょう、スプリング電極は
腐食してません。
修理不能で廃棄。 もったいないけど。
※追記 電池の様子
液漏れ電池は右側です。
右のフィルム外装内部に漏出電解液が入り込んで
(まだ乾いていない)います。
両方とも「06-2020」で「賞味期限切れ」。
また、電圧は両方とも4.7Ω負荷で「1.33V」と
エネルギーはまだまだ残していました。
※残骸 ・・・M.S.さん、危なかった
外装樹脂はすでにゴミ出しで発掘困難。
基板と外した部品は写真のような状態です。
昨日ハンダゴテがトラブりまして、復旧後の調子を
見るため、ハンダ外しをこの基板で行ったという次第。
お送りできるのはこれだけになりますが、いかが
しましょうか?
基板上のマイクロスイッチ一つは、漏出液が
侵入したようで、ハンダゴテを当てると
いやな匂いが漂ってきたので、撤去を中断
しました。
文鎮:ハンダ付け補助ツール が残っていますんで、
これをリクエストいただければ同梱しますけど・・・
※メールしています
2022年9月21日 (水)
電池の液漏れ 電解液が基板のコネクタまで到達
液漏れしたアルカリ電池の電解液の漏出経路
・電池のマイナス極から漏出
・電池ホルダーのバネ電極
メッキ損傷
・電池ホルダー端子
カシメ部損傷
・ハンダされた電線の芯線を伝って
毛細管現象で上下関係なく浸透
・その先の基板やコネクタ
今回の修理では、コネクタがアウトに。
単3電池が4本。
プラグ側もひどいことに
コネクタが黒化。
プラスとマイナスが接近していたためなのか、
電池電圧が加わって発熱、炭化したの?
電池ホルダー側
マイナスの黒線から漏出
※漏出電解液が電線を伝う
・2020年9月4日:NEC製照明用リモコンRL12
「おもちゃ病院」の修理ではけっこう頻繁に起こっています。
(写真がない)
2021年12月13日 (月)
ひさしぶりのイベントだったけど・・・「ピコピコ・スイッチ」破損
昨日、ひさしぶりの地域のイベントが小学校でありました。
いつもの時期だと「もちつき」なんですが「学校での飲食不可」
ということで、ゲーム大会なら子供達に楽しんでもらえるだろ
うと、PTAさんと地域の青少年指導員が協力。
昼過ぎから子供達と遊びました。
※マスクをしているということで
「大声トライアル」 は×。
そんな中、イベントの途中で自作ゲーム機の一つが使えなく
なるというアクシデントが発生。
・イベント用ゲーム機「ピコピコ・スイッチ」、スイッチ破損!
これが2014年の夏。
この時はスイッチそのものの破損(戻らなくなる)でしたが
今回は樹脂ケース(家庭用の食材入れ)がアウトに。
(2011年から使っている)
子供達、叩き過ぎ。
左右のボタンを交互に押したら得点が入るという仕掛け。
実際は押すというより叩くという操作になっちゃいます。
競技時間は10秒。
10秒間に何回左右交互に「押せる」かを競うわけです。
左右交互にというのがミソで、同じボタンの2度押しは点に
なりません。
ウマい子は軽く100点を突破します。
イベントでの子供達の数、小学校の生徒数+地域の子供達、
中学生もやってくるし、大人も「やらして」ですんで、
毎回300~400人には使ってもらってるでしょうか。
仮に1スイッチあたり50回の操作としたら、1日で2万プッシュ
くらいの回数になります。
それが10年分溜まって、ケースのほうが破損しちゃった
という次第でした。
2021年12月 9日 (木)
焼け跡にプリントパターンが見える
不二サッシ製電動窓開閉コントローラの修理依頼。
あらま珍しい「8749」で制御されていました。
ケースへの刻印から1996年製のようでした
故障原因は、電源部の焼損。
過大な電源電圧が加わった?
100V仕様なのに、工事のミスか事故で200Vを
入れてもたのような?
ひどいのがモータ駆動用の19V系。
LM317の周辺が焼損。
51Ωの抵抗がはじけてます。
ガラエポの基板が焦げてしまって、アラまな状態に。
部品を外して様子を見ると・・・
抵抗の周囲に信号線が走っていて、そのラインもろとも
焼失しています。
焼けの巻き添えを食って、6本の信号パターンが断線していました。
このままではつなげないので、信号線の入りと出の場所
をチェックして、焼けた部分でつなぐのではなく、
出入りの元をジャンパーすることで対処しました。
同一面のつなぎは良いんですが、基板の上と下をつながな
ければならない信号がありました。
基板サイズがケースギリギリなんで、ジャンパー線は基板の
外を回せません。
そこで、スルーホールに入ったハンダを抜いて、できた穴に
ジャンパー線を貫通させるという手法で対処。
「うまく動いた」とメールを頂戴して、一件落着。
手強い修理案件でした。
マイコンやモータ駆動回路が生きていたんでうまく
いったわけでして。
マイコンの信号とパワー段がフォトカプラで絶縁されて
いたんが幸いしたのでしょう。
2020年12月14日 (月)
2018年4月 3日 (火)
壮絶死:フィルムコンデンサ
旧ブログでまとめていた壮絶死 、復旧せずに放置したままです。
その中に裸になったセメント抵抗 とかパワーデバイスの「死」 とか半固定抵抗 とか、中身を見せて死んでいく部品があります。
今回もそんな修理でした。
AC100Vで動作するモータ制御回路基板。
どういうわけか、基板のハンダ面に「短絡痕」がありました。
生きた電線が基板に触れたようです。
そのため、短絡痕周辺のOP-AMPやダイオードはみなアウト。
接触した電源が回り込んだ数kΩ以下の抵抗も焼けています。
※焼けるのは「電力」なんで、100kΩ台の抵抗やMΩ台の抵抗は大丈夫。
怪しい部品を交換して、試運転。
なんとかモータを回せるところまで修理が進んだんですが、その回転が安定しないんです。
やろうと思っても出来ないような不安定さ。
1秒から数Hz周期で、回転が乱れます。
基板をたたくと、その様子が変化しますんで接触不良っぽいんですが、なんとも言えない乱れです。
オシロで信号を追いかけながら怪しそうな部品を交換してると、原因を発見!
速度制御している積分回路を構成する「フィルムコンデンサ」がやられていました。
「0.22uF」のフィルムコンデンサ。
黄色い透明のは接着剤。
動かないよう基板に固定されていました。
この爆裂部、他の部品の陰になっていたんで見落としてました。
面白いことに短絡はしてません。
基板をたたいて変動するのに納得です。
これの外観は異常なし。
しかし、値がおかしくなっています。
「103」ですんで「0.01uF = 10nF」。
それが1/8ほどの容量になっていました。
活線が接触した状況は不明ですが、困った修理でした。
※私のところで作ったものではありませんが、機械のメンテ屋さんから定期的にやってくる修理品です。
回路図などの資料がそろっているのでまだましなんです。
※壮絶死記事を復元
・壮絶死…かわいそうな電子部品
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2017年11月16日 (木)
TV波ブースター
JCOMの同軸ケーブルからeo光に代えたことで
不要になった「V-U帯ブースターアンプ」。
もう使わないだろうとバラしてみました。
基板が焦げてます。
ハンダ面側にはこんなデバイスが付いています。
トランスを使って「プッシュプル」で増幅している
のかと。
デバイスは不明ですが、その発熱のせいで、
基板におコゲかと。
※関連
・トランジスタ技術 2005年11月号 特集 やってまいけない! 電子回路設計
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2017年8月 9日 (水)
デジトラ、はじける
ちょいと実験通電中の失敗。
「ぱちっ」っと、一瞬でアウト。
作業台上に敷いた紙にまではじけた痕跡が残りました。
電解コンデンサの頭、膨らんでいます。
東芝のPNPデジトラ「RN2202」の頭がパチン。
非絶縁タイプで、型番:OKI-78SR-5/1.5-W36-C 。
24V入力で5V(1.5A max)出力。
これも死んでおります。
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- 壮絶死…足の痕跡だけを残して 2017.06.12
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