トラブル遭遇

2019年6月15日 (土)

カラスの集会のせいで・・・

昨夕から今朝にかけて、どういうわけか近所一帯にカラスがいっぱい。
昨日の夕刻帰宅時、猪飼野橋交差点あたりでは近鉄電車高架鉄塔にほんといっぱいのカラス達が集会。
・・・きっとカラスが電車に衝突して、その「葬儀集会」でもしていたんじゃないかと想像・・・

その余波か、今朝もカラスが近所を飛び回っていたんです。
で、その休憩場所が我が家の50MHz・6エレ八木アンテナに・・・
5~6羽とまっていたんで「やばいな~」っと思ってたら・・・

今日の夕方に撮った写真。
11_27

ブームじゃなく導波器の先っぽに乗られたようで、4本のうちの1本が傾いてました。

※FM放送受信用アンテナがヨソ向いているのと同軸がバラけているのは、昨年の台風のせい。
 6エレ八木のほうが回転してしまったのです。


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2019年6月 3日 (月)

UJTの資料

UJTの使い方  修理でおかしな挙動 の続き。
ネットを探しても、なかなかエエ例が見つかりません。
試験回路ではなく、実践的な応用・・・例えば今回のようにパルストランスを駆動してサイリスタをドライブするというふうな。
恥ずかしながら、UJT って自分で使ったことありません。

まずは、手元の資料の検索。
トランジスタ技術 から。
「UJT」で検索すると、2冊出てきました。 

・2002年11月号
 発掘!!あるある回路集<第11回>
 UJT,PUT,ネオン・ランプ,エサキ・ダイオードなど
 各種負性抵抗素子による点滅回路
 著者:藤巻安次

・1976年8月号
 負性抵抗の立場から見たUJTとPUTの実験
 著者:藤平 雄二

10_4

UJTとPUTに関し、なるほどの解説です。

※PUTの動作はわかりやすい。
 PUTは別装置の修理で何度も出会っている。
 トライアックやパルストランスの不良には当たるが、
 PUTの不良はめったにない。



もう一つ持っていたのがCQ出版のこの本。

 現場技術者実戦シリーズ[4]
 電力制御回路設計ノウハウ
 著者:在田 保信、森 敏、由宇 義珍
 初版 1985年2月1日

11_21

サイリスタやトライアックの使い方を解説しています。
そして、そのトリガー素子にUJTやPUTが出てきます。
例えば、   (※<>内は図のあるページ)

<p80>
A4
<p105>
A3_1
<p109>
A2_1
<p122>
A1_3

UJTの独特な記号のおかげで、本をパラパラめくりしても「おっ、ここにある」っと一目でわかりました。


ちなみにJISの回路記号とトランジスタ技術の記号が違うのはよく知られてますが、「PUT」を探すとJISにありません。
https://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2007/05/furoku/p047-065.pdf
ほんと?


※追記  UJT画像検索

あれこれ見てますと、こんな感じでしょうか。
A1_4

<E>だと、エミッタ電流が流れる様子が分かります。
ということは、元回路↓のようにB2側にパルストランスを入れるのではなく・・・
A2_2

B1端子側に入れる方が、E-B1間に流れるC1からの放電エネルギーを利用できそうな気がします。

A3_2
<p122>の回路でええやん、ということでしょう。
引っ張り出してきたUJTの使用方法、修理依頼先に伝えておきます。


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2019年5月30日 (木)

UJTの使い方  修理でおかしな挙動

基板修理、置いてて(捨てずで)よかった古パーツ に絡んでこんな事態に遭遇。
なにせ古い設計なんで、サイリスタ:SCR(外部置き)の駆動にこんなのが乗っています。
U1
NECの2SH23ユニジャンクショントランジスタ
これでSCRの駆動パルスを作っています。
パルストランスで絶縁して、外置きのSCRを駆動。

回路はこんなの。
Q1でパルス発振のon/off制御を行っています。
Ujt1

あれこれ修理(半固定ボリュームの接触不良など)を終えて最終確認している時、基板に2回路乗っているUJT回路のひとつのほうがおかしな挙動をすることを見つけました。
パルス発生状態(Q1がオフ)状態で電源をオンした時、発振しないことがあるのです。
5回に1回とか10回に1回という頻度。
うまく再現しません。
そんな場合でも、いったんQ1のベース電圧をHにしたあとLにすると発振を始めます。

UJTを交換しようにも2SH23の代替品なんで持ってません。
そこで・・・発振タイミングを作っている抵抗R3の値を変えてみることにしました。
周波数はR2+R3とC1の値で決まります。

すると・・・
 R3を470Ωまで下げると発振しない。
 750Ωだと、発振開始の最初だけ発振してすぐに停止。
 1.2k~1.5kΩだと安定して発振します。
「1kΩ」がきわどいところにいたようです。
  ※R3ではなくR4も気になるんですが・・・

発振の様子です。
Image000_1
↑はまともな時。
Q1のベース電圧が低下してコレクタがオフすると発振が始まります。
R3を750Ωにすると・・・
Image001_1

発振が途中で止まってしまいます。
何の条件なんでしょね。  B1端子のR4の値が気になるところ。


UJT、この記事に出ています。
今日の修理:溶接用ターンテーブル  ・・・2SH14


UJTの資料 手持ちの資料から発掘


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2019年5月28日 (火)

んっ? へこんでる。

信号をつなごうとケーブル入れから取り出した両端BNCオスのRG-58同軸ケーブル。
そのBNCコネクタを見たら・・・中心ピンがへこんでる!
11_18

右側のは正常。
でも、左のはピンが出ていない。
接触はするようなんだけど、気持ち悪いので切断して廃棄。

BNCコネクタの構造
BNCとは

組み立て時、「ぎゅっ」と芯線を押し込むのが不足していたのか・・・
12_15

私が組んだんじゃない。



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2019年5月15日 (水)

防犯街灯、昼でも点きっぱなしに

2014年のリフォームで付けたLED式の防犯街灯。
11_14

これが「昼でも夜でも点きっぱなし」になってしまいました。
5年でアウト。  でも、消えたわけじゃない。

街灯のメーカー(大光電機 )に問い合わせると、
「自動点滅器が悪いのじゃないか」と。
「フードを回して外してもらったら、取り外しできる自動点滅器が入っている」
「これを交換してもらえれば」
とアドバイス。
さっそく取り外してみました。
出てきたのがコレ。
12_11

かがつう AS-1003J 
不思議なことに、街灯からこれを抜き去っても点灯したままに。
「オン・オフ」をつかさどっている装置を外したら「オフ」するんじゃないかと思うんですが、あらま、点灯したまま。
   ※おそらく、これが入るソケットに細工してあるのじゃないかと。
    抜きさるとオンになる仕掛けがソケット内に、っと想像してます。

同等品(パナソニック EE8901 )を入手して交換したらちゃんと明暗制御しだしました。
   ↑
  同等品じゃないかもしれないけれど、ソケットにちゃんと入りましたんで。

せっかくですんで解体。
13_6

頭部にCDS素子。
バイメタルでon/off。
14_4








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2019年4月23日 (火)

「LEDの劣化」と「蛍光灯やLED電球の点滅」

仕事場のHPスペースを使って、
  ・LEDの劣化
  ・蛍光灯やLED電球の点滅
を、まとめておきました。
ZAQのブログとHPの閉鎖騒ぎ後、きちんと復活していなかったページの一つです。
「LEDの劣化」には、LEDの長期間点灯での輝度変化を記録するのに使っているツールの制御プログラム(ソースファイル)をアップしてあります。
「蛍光灯やLED電球の点滅」では、残念ながら動画が復活できていません。
この動画の元データ、どっかにあるはずなんですが・・・
家のPCなのか、仕事場のPCの中なのか・・・
パナのデジ一「LUMIX DMC-L10」に関するトラブル遭遇記、この場所に復元しました。


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2019年4月22日 (月)

ダイソーの「COBホルダーライト」、LEDを交換

ダイソーの「COBホルダーライト」、LEDの寿命テストのために二つ買っていました。
ところが、テスト開始早々で100mA駆動していたのが脱落。

2019年04月09日:ダイソーの「COBホルダーライト」電流と輝度の変化を
2019年04月15日:LED点灯 ほったらかし実験
2019年04月17日:ほったらかしにならなかったLED点灯実験

LEDを抜き去った「ガラ」(ケースと回路)が残っています。
これもったいないので、次のように改造しました。
・昇圧回路から、on/off・点滅回路(点滅用IC)を撤去。
・押しボタンスイッチも撤去。
   ※これで電源のon/offができなくなってしまう。

21_6

・電源スイッチとしてスライドスイッチを付加。
   ※物理的なスイッチでon/offを実施。
・取り去ったLEDの代わりに1WタイプLEDを一つだけ装着。
   ※放熱用の銅板にハンダ。
    手持ちの東芝製「TL1F2-DW0,L」 を使った。

22_2

簡便にホットボンドでペタペタと。

23_1

24_1

LEDの装着位置、左右に有る斜めの反射板が使えるギリギリ端っこのほうがよかったかも。

※リンク
『実用的なLEDライト改造』シリーズと更新情報(最近、何しとらっせる?)



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2019年4月15日 (月)

Arduino PB5(デジタル入出力D13)に注意を

2019年3月22日:Arduinoのアナログ基準電圧入力の絡みで、Arduinoのブートローダーを眺めていて注意というか覚え書きをちょいとまとめておきます。

●PB5ポート
ATmega328の19番ピン。
Arduinoでいうところのデジタル入出力「D13」ポート。
SPI(Serial Peripheral Interface)での「SCK」。

●タイマー1
16bitタイマー

この2点、Arduinoのブートローダーで使われていますので、競合に注意が必要です。
タイマー1に関しては、オーバーフローをチェックしているだけで割り込みなどは使っていませんし、ユーザープログラムはリセット起動しますので問題は発生しません。
ブートローダー内でRUNしているという認識だけで良いかと。

※この他にも、TXD、RXDの通信ポート、ウォッチドッグタイマーが使われます。

ここで問題なのがPB5ポート
Arduinoのサンプルプログラムで基板に乗ったLEDを点滅させるのがこのポートです。

PB5ポート、ブートローダー起動で出力ポートに設定されます。
そして、起動確認のためにパルスを出力してLEDを点滅します。
つまり、ユーザープログラムが走る前に「出力ポート」に設定されて、なおかつ「H/L」のパルスが出力されるのです。
その後、ユーザープログラムに切り替わるといったんリセットされ、入力ポートになってからsetupが実行されます。
この起動待ちのおよそ1.5秒、「PB5は出力ポートになる」ということを記憶にとどめておいてください。
  ※これ、ネットを探しても注意書きが見つかりません。

具体的にどんなかオシロで見てみました。
入力と出力、そして内蔵プルアップ状態を見るため、PB5に47kΩの抵抗を2本つなぎ、それぞれ+5VとGNDにつなぎます。
すると・・・
  ・出力ポートなら0Vあるいは5Vに張り付く。
  ・入力ポートなら0V・5Vの中間レベル、2.5Vに。
  ・入力で内蔵プルアップ有りならHレベルが
   少し持ち上がり3Vくらいに。
これでPB5の状態を確認できます。

こんなスケッチを書き込みます。

void setup() { // デジタル13番ピン=PB5を
 pinMode(13, INPUT_PULLUP); // pullup有りの入力に
}

void loop() { // なにもしない
}

結果、こんな波形が観測されます。

Ard21

リセットスイッチ押し下げで、
(1)リセット状態なので中間レベル。
(2)ブートローダー開始で出力ポートになり
  H/Lのパルスを出力(LED点滅)。
    ※単発でHになるArduino UNOもありました
(3)LレベルのままPCからの通信待ち。
(4)通信無しが続くとリセットしてユーザー
  プログラム起動。
  いったん入力モードに。 中間レベルの2.5V。
(5)ユーザープログラムのsetupが走り始めて内蔵
  プルアップ有効で3Vほどに。

この(2)と(3)区間が問題なのです。
(a)PB5を出力として使った場合
  ブートローダー起動中に不要なパルスがユーザー回路
  に加わる。
  これが問題なければ気にする必要はないが、何かの
  出力を直接制御していると具合が悪いことがある。
    (リレーを駆動しているとか)

(b)PB5を入力として使った場合
  入力信号とPB5が衝突する。
  ユーザープログラムが走り始めれば問題ないが、
  ブートローダー起動中、PB5は出力になるのでこの期間、
  信号衝突の危険性がある。

(c)PB5=入力で、GNDに引っ張るスイッチやオープンコレクタ信号
  この場合も、Hパルスが出る区間(2)があるのでだめ。
  PB5がHの時、スイッチがオンしていたりOC信号が
  L駆動だったら短絡発生の可能性。

・対策方法:
<1> PB5は入出力として使わない。
    逃げの一手で!

<2>出力として使いたい時は、不要パルスが加わっても
  大丈夫な出力で使う。
   例:LED表示用出力やLCDのデータ線、7seg LEDの駆動出力
    ピピちゃん温度計     LCDのD7ライン
    バレーボール用得点表示器  7seg LED駆動出力

<3> どうしても入力として使いたいときは、衝突による
  大電流を避けるため1kΩ程度の抵抗を直列に挿入し
  ておく。
  すると、5V-0V間の衝突でも5mA程度の電流に押さえられる。
  内蔵プルアップを有効にした場合でも、十分ローレベル
  に引っ張れる。
    (内蔵プルアップ抵抗は20~50kΩ)

具体的には、
・ナダ電子製「プリンタシールド」応用例 Arduino UNOでチャートレコーダを実現

ここで紹介している回路の「PB5」を見てください。
スイッチにつないでいるんで、起動時にオンしている(GNDに落ちる)とPB5が短絡してしまいます。
それを防ぐため1kΩの抵抗を直列に入れています。


※ブートローダーに関連するファイル

■pin_defs.h
/* Onboard LED is connected to pin PB5 in Arduino NG, Diecimila, and Duemilanove */
#define LED_DDR DDRB
#define LED_PORT PORTB
#define LED_PIN PINB
#define LED PINB5

■optiboot.c
#if LED_START_FLASHES > 0
// Set up Timer 1 for timeout counter
TCCR1B = _BV(CS12) | _BV(CS10); // div 1024  ←タイマー1起動
#endif

/* Set LED pin as output */
LED_DDR |= _BV(LED);  ←PB5を出力ポートに

#if LED_START_FLASHES > 0
void flash_led(uint8_t count) {  ←LED点滅処理
do {
TCNT1 = -(F_CPU/(1024*16));
TIFR1 = _BV(TOV1);
while(!(TIFR1 & _BV(TOV1)));
#ifdef __AVR_ATmega8__
LED_PORT ^= _BV(LED);
#else
LED_PIN |= _BV(LED);
#endif
watchdogReset();
} while (--count);
}
#endif


※ブートローダーからユーザープログラムの実行
ユーザープログラムの実行はウオッチドッグタイマーでリセットさせているようです。
MCUSRを見て、「通常リセットならブートローダーの処理へ」、「通常リセット以外はユーザープログラムを実行」という処理が入っています。
だもんで、ユーザープログラムはリセット状態からの実行になり、マイコン内のレジスタはリセット状態に初期化されます。
ブートローダーで使っているタイマー1は無視できますが、PB5は外に現れる現象ですんで無視できません。



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2019年4月 9日 (火)

USBコネクタ出力の充電器、0.1Aでダウン

同僚が「使い物になれへん。」「ネタにする?」っと、提供してくれました。
  ※同僚も中を確認したので、すでに開封済み
「3USB CHARGER」と、タイトルが記されていますが、スペックの記載がありません。

11_7

負荷をつなぐと「0.1A」でダウン。
とても充電器としては使えない、というしろもの。
「5V」はちゃんと出てますが、負荷増大ですぐに電圧低下。

で、私。
「コンデンサを変えてみよか?」っと、AC側入力の平滑コンデンサと出力コンデンサを国内メーカー品に変えてみました。
  入力 2.2uF→10uF
  出力 470uF→1000uF
と、元のよりちょいと大きくしてみました。
その結果、0.4A流せるようになって、ましにはなりました。
しかし・・・ 負荷をつないだ状態では起動しません。
立ち上がった後に負荷をつなぐと0.4Aほど出せますが、負荷有り状態でAC100Vオンだと0.1Aがやっとこっさ。
こりゃとても実用になりません。
400円くらいで買ったんだと。
もったいないけど廃棄です。

※これの解析がyoutubeに出てました。
https://www.youtube.com/watch?v=OHf1U8etd6M


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2019年4月 8日 (月)

重要アラームは点滅させて欲しい

三和のデジタルテスターで「あれれ??」な事態に遭遇。
    ※私が悪いんだけれど・・・
ある回路のキャリブレーション系電圧を計っていると、この前に計った値と微妙に違うんです。
メモしてあった電圧と数パーセントの誤差が出ています。
  「おかしいなぁ? 回路は触っていないし・・・」
  「別のテスターで見てみよう」
っと、自作回路のほうを疑わずに、メーカー製の計器を疑うという大胆不敵なトラブルシュート。
すると・・・
「さっきのテスター、狂ってるやん」だったんです。
でも、心の中では・・・
「えらいこっちゃ。 つぶしてもたんかな?」っと心配事が。

これ、テスターの液晶表示画面をよく見ると、見慣れない小さなマークが「点灯」しています。
    これ↓
11_6

テスターの型番:三和のPC700
1V以上のレンジだと9999カウント。
mVやmAだと6000が最大カウントという仕様。
そのマークを拡大。
12_4

なんとなく「電池」のマークですが、安定して表示したままです。
はい。 理由は単純。
テスターの電池消耗による測定精度の悪化でした。
新品電池に交換して解決です。
そして、警報マークも消えました。

しかし・・・ 重大な警報は「点滅」させて欲しいかと。
そして[- +]という記号的なものの点灯より「Low BAT」と文字で示してもらう方が目立つような気がします。

説明書を見ると、これだけの情報が液晶表示されます。
13_1
この中の(11)が電池消耗警報表示。

ちなみに、このテスターの電池、単3や単4(電池消耗警報マークの形状)ではなくって「006P」が使われてます。
だもんで、警報マークの[-+]・という単3単4電池を横にしたような形状にはちょいと違和感。
006Pの格好にして欲しかった。


原因がわかるまで、ちょいと遠回り。
製作した回路も異常なしでした。


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