トラブル遭遇

2020年2月27日 (木)

コーナンブランドのLED電球 寿命

ガレージのシャッター上に取り付けていたコーナン
LDA6N-H 6.0W 昼光色」LED電球、先日来
えらい暗なってきたな~」ということで、昨晩交換しました。

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取り外したLED電球、ベースに「2013-2-6」と日付が書いてあった
ので、使用期間はざっと7年。
自動点滅器で夜になったら一晩中点灯という接続にしていたので、
点灯時間の推定は3年半、3万時間というところ。

「電源回路のコンデンサでもアウトになったかな~」っと解体。

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すると・・・
電源部のコンデンサや部品は大丈夫そう。
液漏れや部品の焼け、ハンダ割れは見当たりません。

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使ってあるLEDは全部で10個。
2パラしたものが5直になっています。
チップLEDそのものも中のLED素子が2つ直列に。
32V加えてやっと点灯。

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すると・・・
10個のうち3つがアウト。
直列ですので、どこかが切れたら完全に消灯するはず。
LEDは光らないけれど、断線はしてませんでしたんでとりあえず
点いていたという状況です。

さらによく観察すると・・・
7時方向のLED、内部に2つあるLEDのうち1つしか生きていません。

正常なLEDはこんな光りかた。

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7時方向のLED。↓ 光るのは1つだけ。
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普通に見てみると・・・

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光っていない方のLEDが破裂したみたいになっていました。

※関連
2016年01月03日:パナソニックLED電球 LDA7D-A1 寿命!
ダイソーの400円LED電球 (LDA8L-G-T/60W)長期間点灯実験終了
修理:LEDクリップライト、点滅!

電球形蛍光灯の故障原因、電源回路のコンデンサやらパーツの焼けが
目立ってましたが、LEDランプのトラブルは電源回路よりLEDそのもの
がアウトになってますなぁ。


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2020年1月 9日 (木)

溶けた? 焼けた?

1996年に製作した信号監視警報装置。
その「アナログ出力がおかしい」という修理依頼。

おかしい原因は判明したのですが、故障箇所とは関係
の無い警報出力用リレーの外観に異常を発見しました。

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2つあるリレーの片方、外装樹脂が溶けています。

端子台で外に出しているのはA接点だけ。
閉じた接点に異常電圧がかかって過電流が流れたのか・・・
  ※この場合はリレーの中から発熱。
しかし、外観を見る限り、何か溶剤のようなもので
溶けてしまったような感じです。
しかし、基板上にそんな痕はありません。

いったいなんだろか。
交換用に注文した部品が来てからリレーを外して解体
してみます。

※リレーを外した結果です。
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外装が溶けていたのは「コイル側」。
中はこんな状態でした。
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コイルも接点も異常なし。 おかしな変色は見えません。
溶けた外装部、その裏を見ると・・・
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裏にも影響が見えますが、表ほどひどくはありません。
ということは、今回の異常は表側が発端。

どのくらいの熱で溶けるのかと、切り取った外装切片に
加熱したハンダゴテを当てると・・・
簡単に溶けてしまいました。
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はて・・・原因はなんだろう。

ユーザーで何かしたとした思えない。


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2019年12月26日 (木)

パナの単4アルカリ電池に何があった?!

普通の単4アルカリ乾電池。 パナソニック製。
装置に装着していた4本のうちの1本だけが消耗。
電池電圧チェッカーが起動しません。
他の3本はまったく大丈夫。 同ロット品です。

「ほんとに×なの?」っと針式テスターで計ってみると「0.25V」ほど出ています。
これでは電池電圧チェッカーは起動しません。
   ※チェックする電池から作動のための電力を取っているので。

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しかしこのとき・・・
ほんとにたまたまテスター棒を強く押さえたら1.5Vの電圧が出たのです。
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普通に接触させただけだと0.25V。
テスター棒を電極の両端から強く押さえると1.5V。

電池電圧チェッカーでも再現。
電池ホルダー電極の裏側に咬ましもの(紙を丸めて)をして強く接触するようにするとちゃんと測れます。

こんな体験、初めてです。

※検索:アルカリ電池の構造

電池の内部構造が関係してるのでしょう。
電池の中でどこかが接触不良。
落下が原因(わたしはしてないけど)かもしれません。



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2019年12月 1日 (日)

温湿度センサーHDC1000、やっぱしあかんわ

出窓の結露対策ヒーター、TIのHDC1000 で制御しています。
およそ1年前、出窓の結露対策:温湿度センサーの異常で予備品に
交換したのですが、あれから1年経って同じようにアウトになっ
ちゃいました。
   ※現象的には前と同じ。
    乾いている環境でも80%以上の湿度値が出てしまう。

今日、秋月で買った「SHT31」 に交換しました。
ヒーターの制御ソフトを手直ししてこれから出窓で試運転です。

HDC1000 通気口はチップの裏側。基板間。
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付け替えたSHT31。 チップ表面に「穴」。
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さて、どうなりますか・・・


※出窓:クリスマスモードに飾り付け
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湿度は50%ほどを表示しています。
カーテンを閉め切ったあと、結露するとどうなるか・・・
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70%を越えたらヒータをオンするように設定しています。

※昨夜、ガレージ閉店(集まってた皆が帰った)直後の出窓。
クリスマスまでに、まだ変化がありそうです。
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2019年10月29日 (火)

ウオッチドッグ・タイマーで失敗!

マイコン制御機器のプログラム開発、最終版に近づいてくるとあれこれ過酷なテストを繰り返します。
ひとつが「ウォッチドッグ・タイマー」の検証。
「ウォッチドッグ・タイマー」を定期的に再トリガーしないと、マイコンがリセット起動するという暴走対策です。
異常事態が起きた時、これがちゃんと動くかどうかも検証しておかなくちゃなりません。

※プロセッサ誌1989年6月号にレポートした
 「ストロボでマイコンが暴走した!?」
  ・http://act-ele.c.ooco.jp/toukou/toukou1.htm
  ・http://act-ele.c.ooco.jp/toukou/processor/proc198906.pdf

これ、故意に暴走させる良いトリガーでした。
ただし、紫外線消去の窓付きEEPROMでしか使えません。

※キセノン・デス・フラッシュと呼ぶようです。
  ・http://www.neko.ne.jp/~freewing/raspberry_pi/raspberry_pi_3_xenon_death_flash/


ウオッチドッグに絡んで、「あれれ?」な事態に遭遇しました。
デバッグ用としてマイコンの内部状態情報をシリアル出力していました。
1秒周期の状態出力と外部イベントが発生した時の情報の二つです。
動作検証のため、イベント発生の間隔をどんどん短くして、マイコンの内部処理に負荷をかけた時です。
「ウォッチドッグ・タイマー」が働き、マイコンがリセットしてしまったのです。
タイミングにまだまだ余裕があるはずの処理です。
しかし、同じことを繰り返すと再現性があります。
どこかの処理がスカタンしているのか、メモリーを食っているのか・・・
ウォッチドッグ・タイマーが働く原因が分かりません。
状態はイベント周期の違いだけ。

原因は・・・
デバッグ用に出力していたシリアル出力でした。
文字出力のためのバッファがいっぱいになり、出力完了待ちが生じていたのです。
通信ボーレートを昔ながらの「9600BPS」で行っていたのが、バッファ詰まりの原因。
イベント周期が早くなると、出力する文字数が増えます。
文字送出が間に合わなくなると送信電文がバッファに溜まります。
それががいっぱいになると、出力完了待ちが発生。
その待ち処理部分ではウォッチドッグを叩いていなかったのでリセットが発生したという次第。

出力文字バッファが一杯の時、バッファが開くまで待つか、出力しようとしていた文字を捨てるか悩むところです。
デバッグ用なら、「捨てたよ」をマークして、その行全部を捨ててしまう処理かと。

 

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2019年10月24日 (木)

くっついたらイヤっ! 着磁した安物ピンセット

ピンセットが磁力を持つと・・・

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1608のチップ抵抗がくっつきます。
ちゃんとした(着磁しない)ピンセットじゃなく、そのへんに置いていた安物ピンセットを使ったらコレ。
作業できません。
めんどくさがらずにちゃんとエエやつを持ってこないと・・・。

※関連
工具の消磁
ピンセット
磁化したピンセットの消磁  ・・・動画消えてる
帯磁したニッパー

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2019年10月22日 (火)

やってしまった FL-600Rの根元が破損

日曜日の生野まつり、地車の撮影中にトラブル発生!

ひょんなから、猪飼野の地車の「屋根」に拉致されちゃったのです。
  ※ガレージ仲間の古っぴといっしょ。
私も古っぴも高い所苦手なのに・・・
初めて登らせてもらった地車の屋根。
撮ったことの無いアングルで撮影できたのですが・・・

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   コリアタウン・御幸通りを西進中。
   通りを渡る電線が引っかかりそうな高さ。

地車、なにせ揺れます。 祝儀が出た時には急停止。
首から提げていたオリンパスのE-M1 mk2。
ホットシューにフラッシュFL-600Rを取り付けていたんですが、その根元の樹脂パーツがはずみでポキリ。
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ロックレバーが開口部になっているんで、そこからのチカラで円周部が折れてしまったのでしょう。
カメラ側のシューは大丈夫でした。
オリンパスのサービス(阿波座という地名だけれど最寄り駅は本町)に持ち込んで、修理できるかどうか聞いてみます。
パーツを分けてもらえれば自力修理できそうなんですが・・・

接着での補修、ロックレバーの回転機構が同軸で動くんで、不可能かと・・・

E-520ではホットシュー部の樹脂パーツの断裂事故に遭遇しています。
・E-520修理完了
・E-520アクセサリシューにひび割れがぁぁぁ



※23日(水)、オリンパスの大阪サービスへ行ってきました。
   住所は阿波座だけど最寄り駅は四つ橋線の本町。
   地下鉄今里からだと、いがいと時間がかかる。
   乗り換えで歩くのがちょいとねぇ。
     今里筋線で緑橋で中央線乗り換え、中央線の
     本町駅から歩くのも遠い。
     難波駅乗り換えが、いちばん早いか。
修理見積もり税別1万円
フォトパスのスタンダード会員ということで、10%割引。
部品を取り寄せてからの作業で、できあがりは1週間後。

「取り替えたパーツが欲しい」と要望を伝えましたが、
『今はこちらで廃棄することになってる』ということで、残念。

E-520では、修理時にもらえた上部パーツがあったから自力修理
できたんですがしかたありません。
故障(接触不良)原因も推定できたし。

サービスでの話。
「フラッシュの根元、カメラのシューを壊さないためにフラッシュのほうが
 負けるように作ってある」
とのこと。

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2019年10月 4日 (金)

導電ゴムのボタンが原因じゃなかった

とある工業用制御装置で用いられている赤外線リモコンの修理依頼。
 「特定のボタンだけ反応しない」
 「いちばんよく使うボタンがあかん」
ということでやってきました。

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導電ゴム製の押しボタン、あるいは基板側の接触パターンがおかしくなっ
ているのかと推測。

先方とは、このさいだからと「リモコンのボタンの代わりに押しやすいスイッチを外付けしよう」ということで、改造にとりかかりました。
制御ICの足から直にリード線を引き出して外付けスイッチにつなぎます。
スイッチは2つ。

仮組みして試運転したところ、片方のスイッチが反応しません。
「あれれ?」です。
もう片方は普通に反応しています。
どのくらいの電圧が加わってるのかと思い、オシロで見る前に「針式テスター」でスイッチの端子両端の電圧を測ると・・・ありゃま、動き出した(コードを送出)のです。

このテスター、10kΩ/Vの内部抵抗で使ったのは2.5Vレンジ。
ということは25kΩ。
スイッチの端子に並列に、いろんな値の抵抗をつなぐと、10~80kくらいの範囲で反応します。
これより小さくても(短絡でも)大きくてもだめ。
電源電圧にも依存します。
電源電圧と抵抗値をあれこれ試して、22kΩあたりがいちばん安定していました。
もう片方のスイッチは短絡~80kΩくらいで反応しています。
短絡でダメということはありません。

とりあえず、スイッチに直列に抵抗を挿入しておくということで対処療法。
ダメになっている所、他のボタンスイッチとはマトリクスにはなっておらず、単独の足(2本)につながっていました。
導電ゴムの接触状態じゃなく、制御ICそのものがおかしくなっているようです。

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2019年9月29日 (日)

360度グルグル回したろ

360度グルグル回したいで紹介しました旭化成のAK7401、これで「アレレ?」な事態に遭遇しました。
  ※先に言っておきます・・・チップは悪くない

12bitの数値で角度データが読み出せるという仕様で、8pinのチップの中にこんな回路が詰まっています。
A2_20190929175001

マイコンとは3線で接続します。
チップセレクトとクロック(この2つは入力信号)、そしてSIN/SOUT信号。
SIN/SOUTは双方向の信号です。

制御はこんなタイミング。
A1_20190929175001

CSをHにしてからクロックに同期したコマンドを与え、クロックに同期して出てくる12bitの角度データを読み取ります。
このとき、途中でマイコンポートの入出力を切り替えます。

マイコンとはこんな接続。
Ak7401
   ※ICクリップの絵の説明は後述

R2とR3はマイコン起動前の状態を安定させるためのプルダウン抵抗。
R1はPort02とSIN/SOUT信号の衝突よけ。
正常に運転しているときは大丈夫ですが、何か異常がおこったとき、出力同士が衝突したときの短絡電流を減らすためのもの。
「片方がH、もう一方がLで制御が止まってしまったら怖いかも」を避けるための抵抗です。
Port02はマイコンの内蔵プルアップ抵抗をオンしてフローティング状態を避けます。

制御プログラムはマイコンI/Oポートの直叩き。
CSとSCLKをHにしたりLにしたり。
出力データと入力データをシフトしてパルスの数を数えて・・・
これの繰り返し。
しかし・・・最近のマイコンは高速。
何もしないと出てくるパルスは「ン十nS」のタイミング。
命令のプリフェッチもあるしで、「Z80」の頃のようにはいきません。
  ※微妙な時間調整、「NOP」命令頼りなんは同んなじか・・・
AK7401で規定されているタイミングは守ってるつもりでプログラムを仕上げていました。

ところが・・・「もういっぺん確認しておこう」っと上図の「テストクリップ」の絵のようにオシロのプローブをつないで制御波形を観察した所、出てくる角度データが狂いだしたのです。
それまで、安定に動いてましたんで「なんで?」です。

こんな時は冷静にならなくてはいけません。
ついつい、よけいなことをしてしまいます。

発端はオシロのプローブ接続なんですから、プローブ(GNDラインも含めて)がどっかに接触でもしてない限り、「プローブが負荷になったんじゃ?」と考えるのが真っ当。
プローブの代わりに「小さなコンデンサを信号-GND間に入れるとどうなるか」あたりが検証手法でしょう。

今回も大当たり。
SIN/SOUT信号につないだプローブTP3、TP4が悪さをしてました。
どっちか片方でもつなぐと×。
オシロのプローブ直当てじゃなく、ICクリップ+ミノムシクリップを10cmばかりのリード線でつないだ延長コードを使っているのでこれも関係します。
短絡保護に入れた抵抗100Ωでよけいに遅延してるようです。
今回は、制御プログラムのタイミングをちょいといじって解決です。

過去、この手のトラブルというかトラブル解決の手法、いろいろありました。
  『基板のこのあたりを指で触ってたらS/Nが上がる』
  『下間はんの指をもらって標準添付品で出荷やなぁ』
などなど。

 

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2019年9月14日 (土)

良かれと思って付けたコンデンサが・・・

回路の調整用治具の製作で、ちょいとつまずきました。
2.5Vの基準電圧の発生回路です。
ユニバーサル基板に組むので「TO-92パッケージ」が楽。

手持ちの常備品は「LM-385-2.5」
「電池電圧チェッカー」「放電特性記録機能付きバッテリー放電器」 で使っています。
これはシャントレギュレータ と呼ばれるもので、まぁツェナーダイオードと同様に扱えます。

LM385の温度特性はこのようなグラフ。
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もうちょい特性の良いものがないかと部品箱から探して出てきたのが「アナデバのAD680」
ずいぶん昔に買ったもの(枯れたデバイス)です。
こんな温度特性。

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AD680は三端子構造です。
LM385とAD680の接続、こんな具合になります。
Ref1

AD680を使って、ユニバーサル基板に試験回路を組み立てて通電したら・・・

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「あれれ? 2.5Vが出ない。」
出力電圧2.5V±5mVをほこる基準電圧ICです。
ところが、テスターでの読みは2.1Vくらい。
なぜ?

その理由が出力に入れたコンデンサ。
オシロだと一目瞭然。 「発振!」

AD680に出力コンデンサは不要だったのです。
データシートには
  「容量負荷 max 50nF」
という記述があります。
50nFということは0.05μF。
これ以上はダメというスペックです。

コンデンサを外すとOK。 (回路図の点線内)
ちゃんと動作し始めました。

ノイズ除去のために出力コンデンサを許容する基準電圧ICも多いので、何も考えず、三端子レギュレータを使うように出力のコンデンサを入れていました。
それがミスの原因です。


そうそう、スイッチング電源の基準電圧でよく使われるTL431
シャントレギュレータですが、これの場合「出力コンデンサの容量で不安定になる(発振する)かも」のグラフが図示されています。

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何度見てもこのグラフが怖いです。
「TL431にはコンデンサをパラわない」が定石かと。
基準電圧のノイズ低減にコンデンサを付けたいなら、抵抗を入れてLPFにして利用ということでしょう。

安価なTO-92型の基準電圧IC、「MCP1525」 はいかがでしょうか?
(入力最大電圧に注意 max7V、AD680は36V)

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※今回のAD680、こんな回路で使います。
・アナログ±15V入力を持つ回路の試験に

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