修理

2018年12月12日 (水)

歯科用超音波スケーラー

女房からのhelp。
仕事場=歯医者で使っている超音波スケーラー
  =歯石除去用のツール
がおかしい!  電線の根元あたりで接触不良!
だと。
電線をグニグニすると、使えたりアウトになったりと。

フロントパネルはこんなの。
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なにやら複雑な回路が入ってます。
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先端のチップに水を流すためのチューブと、電線が3本。
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拡大
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橙・紫・黒、3本の電線がチップを差し込む先端のコネクタ部に行ってます。
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左下の丸い穴から水が流れるようです。

黒は導通があったんですが、橙と紫がピンとつながっていません。
「グニグニしたら直ることもある」という場所付近のケーブル外皮を剥いてみましたら・・・
アタリ! 橙と紫が完全に切断。
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黒くなっているのはスパークした痕跡かも。

電線を引っ張れたんで、ハンダ付け+熱収縮チューブで補修完了。


制御基板はこんなの。
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よく見ると、手直しの痕。

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「4040」=12bit binカウンタの15ピンは「Q11」出力。
「4072」は4入力のORゲート2つ入り。
13ピンが出力で12ピンは入力。

もう一つこんな手直しも発見。
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ちょいとアクロバット。

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エレベータ用赤外線リモコン

先日の助けて:「14780」って? が使われていたのが、
こんな赤外線リモコンです。
ケースが「鉄」なので、少量生産品なんでしょう。
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8つある押しボタンスイッチに記された名称が
1~4の数字と、「海側」 「山側」 「呼」 「閉」。
「海側」「山側」は、修理依頼先が「横浜」だったからかと
推測しています。

こんな中身で、マイコンは使われていません。
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東芝のリモコン用IC「TC9148」とシュミット入力ゲート4093、
アナログスイッチ4016、それに沖のカウンタIC「MSM5564
の合計4つ。
電源は単4乾電池が4本。
ざっと回路展開した制御の様子です。
    ※赤外線LEDの発光部などは省略
(クリックで拡大↓)
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待機時、TC9148は発振しないで、スイッチのオンを
待っています。
このときMSM5564のQn出力はLでSWのつな
がったアナログスイッチはオン状態になっていて、
スイッチのオンを待っています。
スイッチが押されて、455kHzのセラロックが発振
すると、Qn出力に方形波が現れ、押したスイッチ
とは異なるコードを混ぜるようにもう一つの
アナログスイッチをオン/オフします。

リモコンICのセラロックとカウンタのリセットに
つながるコンデンサ(タンタル)がアウトだったんで、
不動になってました。
電池ボックスもひどいことになっていたんで、
新品のに 交換して修理完了。

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2018年12月 4日 (火)

「14780」って?

とある赤外線リモコンの修理依頼。
正体不明なTO-220の石が・・・

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電源ライン(単4電池4本)から、ダイオードを通ってこのICに入ってます。
「M」のマーク、モトローラそれともミツミ電機?
  1pin:GND  2pin:入力  3pin:出力
なんですが、電池のラインに入ってるんでむちゃローパワーなはず。
おそらくレギュレータに間違いないかと思うんですが。。。。
それともう一つデータが出てこない石が載ってます。
沖の「MSM5564」。
タイマーICっぽい感じ。

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2018年10月11日 (木)

パナソニック「HCリレー」廃番に!

とあるパワー回路の修理で使っているパナソニックのHCリレー
2018年9月末で全品種廃番
です。

Cap001

代替品無し!
修理に必要なリレー、端子幅「0.9mm」というものを使っていて、
もともとこれは標準品じゃありません。
   ※わたしとこの設計じゃないんで
これまでも、納期が1~2ヶ月必要でした。

この端子幅が特殊じゃなかったらオムロンのMYリレーでもokなんですが、
基板の穴寸法が0.9mmに合わせて作ってあって、どうにもこうにも・・・・
修理用の在庫、10個ほど。
   ※9月25日に20個注文したんだけど、これは入ってくるのかな?
※関連
パナソニック・HCリレー、通常のハンダ付け端子品(右側)と
幅狭端子品の違い。  (なんでこれを選んだんだ!っと)
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拡大↓
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修理する基板のスルーホール(両面基板)、左側の
端子しか入らないんです。
入荷の具合で通常品の端子品しか無い時は、1.5mmの
端子を細く削って対応したこともありました。

で、その後。  代品をあれこれ調べてましたら
オムロンの共用ソケットで細い足のを発見。
「PY08-02」で、端子の幅が1.0mm
P1
P2
修理する基板、不良リレーを抜いた後にこのソケットを入れ、
オムロン「MY-2」リレーを挿入すれば解決できるかも。
次回、修理依頼があった時に試してみます。


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2018年10月 3日 (水)

東洋シャッター電波リモコン TS-2Cの電波

修理の終わった東洋シャッター電波リモコン TS-2C 、その送出電波です。
310MHz帯でFM変調。
RF Explorer で見ると、こんな電波になっています。
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送信回路への制御データをオシロで見ると・・・
  ch1が変調出力(送出制御コード)
  ch2が送信オン指令
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1mSと2mS周期の方形波で変調しています。
一連の制御コードは最小サイクルが248ビット(31バイト)。
送出するタイミングでコードを変えているようです。


FM変調波を電波チェッカー で聞いても面白くありません。
LEDレベルメータでキャリアーが出ているのが分かるだけで、
変調音は聞こえません。


※TS-2Cの送出コードを調べた方法をまとめておきました。
  ・http://act-ele.c.ooco.jp/jisaku/ts2cpls/TS2C_PLS.zip
Arduino UNOを使って、リモコン・マイコンが出す信号を
読み取っています。


※さまざまな電子機器、電子回路の修理依頼について:(有)アクト電子

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村田のセラロックCSTCR

上段のが故障品で、基板から取り外したもの。
下段の裏表にしたのが現行品です。
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ずいぶん小さくなっています。
これをなんとか、基板にハンダ付け。

修理依頼のリモコン、ちゃんと制御コードを出力するように
なりました。
でも、実物シャッターでの動作確認はユーザーさんにお願
いするしかありません。

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2018年9月27日 (木)

東洋シャッター 電波リモコン TS-2C

作動不良でお預かりした東洋シャッターのTS-2C 、故障原因は
「セラロック」のようです。
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制御マイコンはNEC製。
電源を投入してもクロックが発振しないという症状。

マイコンが動き初めてからスイッチ入力待ちのスタンバイ
状態にならないものだから、ず~っと電源電流が流れて
しまい、電池がカラっけつになってしまいます。

電源(電池)電圧を監視するリセット検出ICはちゃんと動い
ています。
セラロック発振子なんて、一生ものの部品かと思っていま
した。
その部品不良。
リモコンを落としたときに加わった振動の影響があるのか
もしれません。
こんな中身です。
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周波数・形状違いですが、手持ちのセラロックに取り替えたら
動き始めました。

しかし、これと同じサイズの発振子が無いのですよね。
村田のCSTLS だと、実装時の高さが微妙。
   ※ゴム素材の外装に衝突して押されるとまずい。
これと同じ大きさの、現在は手に入らないようです。
形状が小さくなるんですが、CSTCR を使わなければ
しかたないようです。
部品の入荷を待って、最終動作確認です。


※昔のトラ技で
時計用水晶発振子(32.768kHz)の動作不良、発振回路の
駆動能力が大きすぎて、しばらく運転したら発振子がアウトに

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2018年9月20日 (木)

バッファロー WiFiルーター 「WHR-G301N」故障

文鎮製造元 の佐藤テック君がガレージに持ってきた
  「客先で使ってたんやけど故障」
      → 新しいのに交換
  「電源入れたらランプが点滅しっぱなしでだんまり」
  「ネットを探したら 似た症状がいっぱい出てくる」
  「ACアダプタが原因らしいんやけど、見てみる?」
っということで、酒の肴に故障原因追及です。
外観はこんな様子。
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DC12V/1A出力のACアダプタが電源です。
さっそく本体のほうを解体。
プラスネジじゃなく、よくある「いじり防止用の星形ビス」。
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普通のプラスネジでエエやんっと、思うのですが・・・
ビスの中央にチョッポリが無いんでマイナスドライバーで回ります。

こんな基板が現れます。
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基板の左右に「アンテナ」とおぼしきパターンがあります。
その下、▲マークのところには小さな同軸コネクタ。
   拡大↓
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アンテナを増設できるんでしょうか?
よく分かりません。

電源部の様子。
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DC12Vを入力して、DC-DCコンバータICで内部電源の
3.3Vを作っています。
まず、トラブル発生時の電源波形を観察。
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12VのACアダプタ出力が安定しないので(内部回路が
動作しはじめて電流が流れると電圧ドロップ)、回路が
起動しません。
原因はACアダプタ。
ケースを割って内部を拝見。
  ※この時点では、コンデンサの劣化だろうと推測
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「むむ。 液漏れや膨張はしていない」
基板の裏側↓
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ハンダ割れも無し。
液漏れしていたら、基板をケースから出したときに
「イヤな臭い」がするんですが、特になし。
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左は一次側コンデンサ。 
  (外装の剥けは基板に接着されていたから)
右の二つが二次側。 並列になっています。
容量を計っても、正常。

スイッチしてるパワーMOS FETが悪いのかと調べてみても正常。
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フィードバック系のフォトカプラも大丈夫。
ということは、スイッチング電源の制御ICそのもの
(あるいはその周辺)がアウトになっているようです。
※ICがアウトのせいでしょう、一次側コンデンサに整流
出力(140V)が残ったままになっちゃっていました。
100Vを切った状態でしばらく放置してたのに、基板裏を
指先で触って「ビリッ」。
ちょいびっくり。

このACアダプタじゃなく、別の12V電源から電源を供給すると、
ちゃんと動き(動作表示LEDの光り方で)ます。
0.3Aくらいの消費電流でしたんで、1A定格のアダプタにとっては
そんなにきつい負荷じゃありません。

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2018年9月10日 (月)

Z80マイコンボードの不調、これか!?

解決していないZ80マイコンボードの不調 、あれこれ信号を見ていたら・・・
ひょっとして、これ!?
「RAM」をソケットから抜いたら・・・
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   ※↑すでに抜いてからの撮影

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ソケットの中にDS1219
   ※データシートが出てこない

DS1210 が似た仕様かな?
この中間基板の下に「バッテリ」が入っているんかと。
作業は明日に。
  ↓
「モジュール」を外してみたら・・・
裏は樹脂の海。
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ICソケットにしてRAMを直挿入して試運転。
  ※バックアップ機能なしで
何度か電源オン・オフを繰り返したけど異常無く起動してます。
電源オンで異常の発生をつかむ仕掛けが必要か!

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パワーオフしても電流消費が減らないデジタルノギス

20cm長の国外製デジタルノギス。
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「mm」と「インチ」表示が切り替えできます。
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この電池ホルダー部の修理依頼。
電池の側面、プラス側を押し込む電極がおかしくなっていました。
LR44あるいはSR44、1個で動作します。
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念のため消費電流を計ってみると・・・

・オン時 : 20~22μA
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・オフ時 : 19μA
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オフになって表示が消えても、消費電流はさほど変わりません。
このデジタルノギス、あかんやつです。

例えば、ボタン電池の動作可能な実容量を50mAhとすると、
  50÷0.02で2500時間。
  およそ100日で、電池が消耗してしまいます。
長期間、使用しないときは電池を外しておかなければなりません。

    ※昔、東成おもちゃ病院 の常備ツールとして買った安価な
     デジタルノギスもこんな状態でした。
     イザ使おうとしたら電池切れ。
     消費電流を計ったら・・・「あれま」。
     ちゃんとしたのに買い直しました。

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