修理

2017年12月10日 (日)

チェックライター「FX-7N」

ご近所からの修理依頼。
ニッポー・チェックライターFX-7N
紙送り(小切手や領収書など)が失敗するとの症状。
メーカの説明書がダウンロードできます。
   「FX-7N」説明書

さっそく解体。
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解体時になにやらプラ部品がポロポロ落ちて
きました。

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電気系は生きているようなんですが・・・
このポロポロが関係しているのだろうと探索。
こんなメカ。
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原因を発見。
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拡大↓
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ステップモータに直結された樹脂製ギアの刃が欠損。

結論は修理不能。
『新しいの、買って』ということにいたしました。

※追記
ステップモータを取り外しました。
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樹脂のギアはボロボロ。
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代替のギアがあれば修理、復旧できそうなんですが・・・
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※追記 (2017-12-13)
ギアをモータ軸から抜き取ろうとしましたところ・・・
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バラけてしまいました。
指先のチカラでもげるくらいの強度しか残ってい
ません。
いわゆる「加水分解」なんでしょか。
真鍮材に含まれる銅成分から緑青が出ている
のが見えます。


廃棄しちゃうので、最後に・・・
基板の様子。
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   ↑
NECのFETドライバアレイIC。






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2017年12月 4日 (月)

「KaVo」製リューター速度コントローラ

これもガレージにやってきた歯科用機材。
リューター(ルータ)のコントローラです。
つま先でペダルを動かします。
on/offと速度制御。

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リューターとルータ

似たようなのは、ここ↓にも出ています。
  (これは修理依頼品)
2017年11月14日 (火) 足踏みコントローラ

メーカは「KaVo」。
こんな銘板です。

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西ドイツ製。

このリューターがつながるようなんです。
2011年02月03日(木) 「KaVo」が来た

しかし、このコントラーラにリュータをつないでも回り
ません。
出力コネクタの電圧を計っても、電圧が出てきません。
ということで、さっそく解体。

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トランスで100Vを降圧。
そして、電源装置にしてはややこしそうな
回路が見えています。

さらに驚きは、ペダル位置の検出機構。
こんな具合に多連のスイッチ接点が並んで
います。

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リミットスイッチで入力のAC100Vをオン・
オフしています。
その下に見える連なった接点で速度切り替え
しているような感じです。

接点部、拡大↓
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残念ながら、まだ修理できていません。
単純な接触不良かもしれないんですが、
確認できずです。

基板を外そうとすると、けっこうたいそうで、
整流・平滑回路の動作も見れてません。
トランスの二次側電圧は確認ok。

修理依頼品のコントローラの場合、磁石と「ホール素子」で
ペダル位置を検出してました。
非接触ですんでゴミやホコリに強い。

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2017年11月14日 (火)

足踏みコントローラ

歯医者さんからの修理依頼。
歯を削るモータ(高速回転!)の制御を「足」で行います。

そのコントローラがこんなカタチ。
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左右に動くパドルでモータ制御。
右で正転、左で逆転。
パドルの位置で速度制御。
左右のどんつきで最高速。

幅広の上下レバーが、洗浄液吐出モータの制御。
これはon/offだけ。

二つの黒のボタンが、モータの速度切り替えと、
制御トルクの切り替え。

その中身↓
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パドルのバーがスプリングで引っ張られています。
で、このモータ速度指令の入力方法が面白かった。
考えられるのは、
  ・ボリュームの位置
       …簡単だけど経年劣化が心配
  ・光センサーの遮光具合をアナログで
       …調整が難しそう  外乱光対策も
  ・ロータリーエンコーダ
       …価格がぁ
など…

この足リモコンで使われていたのは「磁気」。
アナログ出力のホールICでもって、磁石の回転位置
を検出しています。
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本体とリモコン間の信号のやりとり、シリアル出力の
A/Dコンバータをリモコン基板に乗せて、通信して
いました。 
   ・TLC542 : 8bit 11ch入力
スイッチのon/off入力もこれで。


ちなみにメイン制御ユニット(このリモコンがつながる)
の中は、ROM外付けの「8051」である「80C32」が使わ
れていました。
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以上、修理内容とは関係の無いお話しでした。



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2017年10月31日 (火)

メモ:ロードセルのピンコネ

友人からの依頼で修理したデジタル秤(200kgフルスケール)
の、ロードセル接続コネクタのピン配置をメモ。
  ※紙で残すより、ここに書いておくほうが良いかと・・・

コネクタ:D-SUB 9ピンのオス
  1  X
  2  赤
  3  X
  4  黒
  5  X
  6  X
  7  緑
  8  白
  9  X

写真は無し。
「ペコ」の体重、0.05kg分解能で計れてました。

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2017年9月23日 (土)

ソアー ME-530 デジタルテスターが動かない

ガレージ常連の佐藤テック君が、客先の「ゴミ箱」から
救い出してきたデジタルテスター:ソアーのME-530

ところが、動作不良。
   ※だから捨てた!
保護ヒューズが飛んでいて、電気は入るけど、まともに
動作しません。

いきなり解体。
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片面基板が使われています。
確かにヒューズは飛んでいるんですが、
パターン面を見ると・・・

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ヒューズが飛ぶ前に、過大電流がプリントパターンに
流れたんでしょう。
銅箔が蒸発しています。

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このテスター、電流と抵抗そしてダイーオードを計る
ときは、テスター棒のバナナチップを入れ替えなくて
はなりません。
これをしないまま、電流・抵抗・ダイーオードレンジで
電圧(例えばAC100V)を計ったんでしょう。

基板のパターンを修復すると、すべてのレンジが
生きかえりました。

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とりあえず、廃棄テスターを救出できました。

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2017年9月 6日 (水)

電動シャッターの屋外スイッチ その鍵が

電動シャッターのリモコン は無事に修理完了。

で、このシャッター、シャッター内のガレージにはこんな
操作スイッチが壁面に付いています。

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  (ピンボケだ~)

で、屋外にはこんなパネルがあるんですが「鍵」が
失われていてパネルが開かないために屋外スイッチ
が使えません。
   (そんなで無線リモコンが重要だったのです。)

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『この鍵を新しくできないか?』っという相談です。
鍵を交換するにはパネルを開けなければなりません。
現状の鍵は壊してしまってok。

鍵穴をドリルでガリガリすればよいのかな?
やったことある人、いませんか?
コツが分かればと。

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2017年9月 4日 (月)

電動シャッターのリモコン

東成おもちゃ病院 仲間からの修理依頼。

自宅で使っている三和シャッターの電波リモコン「RAX-331」
の調子が悪いという内容。

メーカーに言っても、
  「代替品なし」
  「シャッター制御回路の交換」
だと。
   ※メーカーのFAQを見ると「互換品で対応可能」っと
    なってるんですが…

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動作を見ると、終段のTrが飛んでいる。
だもんで、電波が弱くって受信機に届いていない
もようです。

そのTrがこれ。
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「R24」を ★ http://www.s-manuals.com/smd で調べると、

  ※検索に引っかかるよう
    ・電子部品検索 ・マーク検索  ・記号検索
    ・表面実装部品検索
    ・チップトランジスタ表記検索

NECの「2SC3356」であることがわかりました。
ft = 7GHz っと、むちゃ高周波。
この手の石、持ってません。
とりあえず、手持ちの2SC1923に交換。
なんとは電波は強くなったみたいです。
夕刻にでも現場に行って動作を確かめてみます。

2SC3356を検索 すると、秋月に互換品 が売ってます。
どうしたものか。 買っておこうか…
今夜の状況で判断かな。

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2017年8月28日 (月)

solar powerじゃなかった

女房が使用中の普通の電卓。
先日来、「文字が薄い」っと、苦情。

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これ、おそらく20年選手です。
近鉄今里駅前に、まだ「マツヤデンキ」があった頃。
お店の販促品でもらったものかと。

右上に太陽電池が見えているんで、「Solar Power」で
動くんだろうと推測して、太陽電池面を明かりに向けても
改善しません。

太陽電池が悪いのか? その充電回路がおかしいのか?っと
仕事場に持ち込んで解体してみました。

すると…
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制御基板の固定はセロテープでっと、なかなかステキな構造。
そして・・・
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電池ホルダーから出てきたのは、液漏れした「LR1130」電池。
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太陽電池は?っと見ると・・・

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正負端子とも配線されていませんがな。

太陽電池は見せかけで、内部のボタン電池で動いていた
ということでした。
しかし、電池交換なしで動いていたというのがある意味すごい。

太陽電池に光を当ててみると… 端子に電圧が発生して
ちゃんと発電していました。

電池ホルダーを清掃して電池を入れ替えて修理完了。
アルカリ電池を充電するのも気持ち悪いんで、
太陽電池の配線はせずに、そのままほったらかしです。

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2017年8月 7日 (月)

マイクロスイッチその後

「薄幅タイプのマイクロスイッチが見つからない」 の修理用に
手配したオムロンのマイクロスイッチがやってきました。

うまくアクチュエータ部の出っ張りに引っかかって、
ちゃんとオン/オフしております。

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もう一つがこいつ。
装置の奥まった部分に付いていて、ちゃんとバラそうとすると
大事なんです。

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プラスドライバが入らないので、M4の取り付けビス
が回せない・・・
プラスのビットセットを入れて、軸をスパナで回転。
いったん緩めば、ビットセットは指先で回ります。

しかし、外してみるとこんな仕掛けが。

E3

うまく見えますかな。
奥側のリミットの当たりが凸に出っ張っていて、
作動タイミングが手前のと違っています。

「信号遅延」をメカで行うという仕掛け。
なんとまぁです。

どうなるかとやってきたオムロンのマイクロスイッチを
組み付けてみました。

E4

上のが半当たりになっていますが、ちゃんとオン/オフ。

とりあえず、今回の修理の重要ポイントはクリアできました。

しかしなんですなぁ、あたしは電子回路屋です。
今回の修理はメカ屋さんの領域でっせ。

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2017年7月27日 (木)

使えるモノは最後まで

JR西日本「戦国武将スタンプラリー」:2010年03月21日
やってきた「2色ボールペン」。
これ、まだ使っています。

2014年08月 に軸に割れが生じ、アクリル・レジンで補修。
その後も、仕事中のメモ書き用にと、胸ポケットに挿して
使い続けております。

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で、昨日のこと、帰宅後にポケットから取り出そうと
持った時に違和感。
またまた軸に割れが発生していました。
前の補修箇所とは別の場所で、前のと同じような
割れ方です。

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割れ溝を▽に削ってから、レジンで補修。
まだまだ使いまっせ~。

しょっちゅう落とすようなひどい使い方はしてないんで、
やっぱ、軸の素材に難点があるんでしょうなぁ。
先端部がねじ込まれるんで、ネジが切ってあります。
その部分が弱いのかと。

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