修理

2020年7月10日 (金)

エライこっちゃ。ネットも電話もできない!! 

今朝、仕事場へ来たら・・・・
ネットも電話もできない状態になってました。

仕事場、「NTT・ひかり電話」でネットと電話+FAXをしています。
昨日までは普通。
今朝、ネットがつながらないということで、異常に気付いたという次第。
電話も発信音が聞こえません。

NTTの故障サービス受付は9時から。(0120の)
9時になって携帯から電話しても「混んでいる」ということでつながりません。
さぁ困った。
電話は携帯があるんでなんとかなりますが、ネットにメールがアウトと
なると仕事になりません。
そこで、非常手段。
アナログ電話の故障対応の「116」へ電話。
そこから「ひかり電話」の故障対応セクションへ連絡してもらうことができました。

しかし、修理ができるまで待てません。
自力でどうにかなるかっと、まずは、「何がおかしいのか」の確認から。
引き込んである光ケーブルを見ますと・・・
11_20200710104701
光ケーブルは↑の右側の白い箱に入っています。
そこからモジュラージャックで、左の黒い箱につながり、黒い箱から
ルータや電話に、という流れです。

電源を入り切り(ACアダプタ)をしますと、黒い箱のLEDは点滅したり
賑やかに応答しますが、白い箱のはPOWERが点くだけでだんまり・・・
白い箱が「怪しいかも?!」っとにらんで外したACアダプタがこれ。
12_20200710104701
白い箱の型番が「GE-PON-ONU」。
それ用のACアダプタです。
DC11V 1A」という定格で、「2005年3月」と記されています。
「ミツミ」とありますが製造は「三菱電機」。
しかし「MADE IN CHNA」。

このDCプラグに電子負荷をつないでテストすると・・・
0.3Aくらいまでは11V出てますが、そこから電流を増やすと
ドロップし始めてアウト。
このACアダプタが死んでいるようです。

必要なのは中途半端な「DC11V」という電圧
手持ちのスイッチング電源、5Vと24Vなら電圧可変できるのが
あるんですが、12Vの出力電圧可変電源は見当たらず。
  ※もっと探せばあったかも

そこで・・・
手持ちの12V固定電圧出力電源、この出力ラインにダイオード1本を
直列にかまして、ちょいとドロップさせて「GE-PON-ONU」につな
ぎました。 すると・・・復旧。
  ※つなぎの線のドロップなどで、機器端ではほぼ11Vだっ
   たんで、OKと判断。

とりあえず、非常事態から抜け出すことができました。
NTTの修理(機器交換だと)は来週月曜日に。

朝から大騒ぎしました。

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2020年6月16日 (火)

日産スカイラインGT-R用「ワイパーアンプ」その後

2020年6月1日:日産スカイラインGT-R用「ワイパーアンプ」の制御IC「LB8060」
その後、ATtiny84マイコンを使ってLB8060の動きを模倣しました。
こんな回路になりました。
W51

・マイコン動作用に5Vが必要
  →3端子レギュレータで
・12V系のインターフェース
  →デジトラで受けて
・間欠ワイパーのボリューム抵抗値が不明。 1kか100kか?
  →電圧降下をA/Dで読み取る
   ジャンパーで電流を変えられるよう
・新回路を載せる基板をどうする
  →元基板をベースに二階建て構造で

W53

W52

※元の基板
N11

依頼先に送って、動作確認待ちという状況です。


 

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2020年6月 1日 (月)

日産スカイラインGT-R用「ワイパーアンプ」の制御IC「LB8060」

自動車の間欠ワイパー制御回路の修理依頼。
日産スカイラインGT-Rで使っているものだと。
樹脂の小ケースにこんな基板が入っています。
N11
ざっとの手当が、
・リレー接点の接触不良。
   同品番は廃番で代替品に取り替え
・7ピンあるコネクタの1ピンにサビが。
   清掃
・コンデンサ、予防的に取り替え。

でもあきません。
制御しているのがこのIC。
N12
「LB8060」という型番。
これが壊れているようです。

データシートが出てきません。
LB8050というのは出てきて、これが「ワイパーコントローラ」という区分。

基板を回路展開すると、こんな接続。
N22
  (クリックで拡大↑)

車側の回路図を入手してもらいましたが、ワイパーアンプとの接続がよくわかりません。
線名と基板コネクタの接続が不明なんです。
 (電源、GNDはわかりますが)
ピンクのところが想像で記した番号。
N21
   ※○内番号ミスってました ↓に訂正図を

これで合っているのか?
そして、制御の方法がもう一つ不明。
・モータ左のスイッチをどう読んでどう使ったら良いのか?
・ワイパーボリュームの値は?
・INTだけでなくHI/LOでも制御するの?
  (6)がINTだけで0Vならわかるんですが、
  HI/LOでも0Vになるんで。
・ウォッシャーモータとの関係は?
 WASH 0Vでウォッシャーモータ回転。
 ワイパーオフでもリレーがB接なんで
 WIPERオフだとモータLO側が勝手に回る。
 この時の制御、どうすれば。

マイコンに置き換えればと考えているんですが・・・


※追記 2020-06-02
車の回路図、別のを見つけてもらいまして、コネクタの接続が判明しました。
アンプとは下図のようにつながります。
  ピンクのところ、きっちりミスってた
B52
(クリックで拡大↑)

これで、およその動作が動きが分かります。

どうしたものかは、INT、LO、HI、の区別。
いずれも1pinがGNDに落ちてしまいます。
LO、HIはリレーに関係なく勝手にモータが回転。
その時の7pinのH/Lを見てINTのタイミングを作るという
ことになるかな。
つまり、INTでもHI、LOでもリレーはアンプ内のリレーを
駆動するということで。

ボリュームの抵抗値を調べてもらっています。
(1kΩという話も)


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2020年5月29日 (金)

オムロン製24時間タイマー「H2F-D」、アウトに

ガレージ仲間のFJKW君からのhelp。
「ゴム材プレスの制御盤を毎朝自動起動してるタイマーがアウトやねん」
「なんかしら、時間が遅れよんねん」
「なんとかして」っと。

モノはオムロン製 H2F-D 24時間デイリータイマー
しかし、生産終了品で同じものは入手できず。(2015年3月受注終了)

11_20200529163901

↑のように、朝5時半にタイマーがオンして、プレス機のヒータを余熱。
夕刻6時までオンを維持。こんな設定で運転してます。
制御盤は背の高さほど。
ヒータ用のごっついケーブルが出入りしてます。

工場が翌日休みの時は、盤の自動起動スイッチをオフして作業終了。
作業再開の時は、前日の晩にスイッチをオン。
そうしておけば、朝、勝手にヒータが温もっていて定刻から作業開始できるという仕掛けです。
土日月火~金と曜日ごとに設定できる週間タイマーは、休日やら土曜仕事の設定替えをするのが面倒とのことで、却下。

このタイマー、クォーツ式でして電池が内蔵されています。
停電でもちゃんと計時されます。 エラい!

オムロンで代替品を探しますと・・・みんな液晶表示でデジタル設定タイマー。
アナログのほうがエエ」というリクエストなんで、探しますとパナソニックで見つかりました。
昨晩、工場が止まってから交換作業を完了。

で、持って帰ってきたこの不良品のタイマー、何がおかしいのかバラしてみました。
まず・・・
バックアップ用の電池がアウト。
粉を吹いていました。

12_20200529163901

でも、これは停電時用のものなんで、時間遅れには関係ありません。
  (制御盤そのものは常時通電してるんで)

解体を進めますと・・・
基板の様子
13_20200529163901
部品面
16_20200529163901

ギヤの最終段。
14_20200529163901

不調の原因はこれでしょう。
駆動軸の2段目ギヤ(樹脂製)が劣化して軟化してました。
14a

ピンセットで軸から抜いてみると。ヤワヤワです。
簡単にばらけてしまいました。

15_20200529163901

どうやらこれが時間遅れの原因のようです。
古~い制御盤です。
このタイマーも、昔に一度交換したとのこと。
今回が2度目だと。

※似たような話
2019年2月27日 修理不能:松下電工製「ダイヤルタイマー」

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2020年5月23日 (土)

教訓:工具箱にヒューズを

今日の修理依頼はバネ工場の機械。
原因は簡単なものだったけど、回路図無しでのトラブルシュート。
制御の電気回路を知ってないと追いかけられないだろなぁ。

で、機械が動かなかった主原因は制御盤内ヒューズの断線。
飛ばしたのは依頼先のミス。
回路図無しでそれを見つけるのが一苦労。
  ガラス管ヒューズ、ぱっと見では切れてるか
  どうかが分かりません。

交換のための同スペックのヒューズをたまたま依頼先が
持ってたから良かった。
 (どっかに有るはずと、探しまくってくれた)

制御盤のトラブルで現場に出る時は「工具箱に予備ヒューズを」
っというのが今日の教訓。

※スカタンを考えて、テスター用のヒューズも。かな。
 テスター内に予備ヒューズが入ってるのばかりじゃ
 ないんで。


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2020年5月14日 (木)

近接スイッチが壊れた!

ご近所の工場からのHELP。
「近接センサーが壊れたようだ・・・」

自動機の位置決めで使われている近接センサー。
それがアウトになって、自動運転できずというトラブル。
現場訪問前に写真を送ってもらいました。

11_20200514175001
  ↑持って帰ってきてからこっちで撮った写真

松下製。 型番が「AN9141」。

資料がないかパナソニックにメールで相談しましたら、 
  (かいつまんで)
『かなり昔の松下電工時代の近接センサと思われ、残念なが
 ら仕様等の分かる資料はみつからなかった』
っと。

ということで現場へ行って実物を確認。
壊れたセンサー、ちょっと特殊なものでした。
磁気近接センサー」。
装置に同じものがいくつか使われているんで、動くものを持って
帰ってきました。
・3線式
・電源は24V。
・赤黒が電源+/-で、白が信号。
   今風のセンサー色分け、茶:+、青:-、黒:SIG
   これ、キライです。 これってどこから来たの?
・磁石の「N極」を接近させると反応。
・出力はNPNで負荷は電源間に。
・磁石なしで常時オン。 磁石接近でオフ。
 ということで「B接」動作。

磁石の極性はこんなツールで確認。
  2018年6月4日:磁石でオン/オフ
作ってて良かった役立つ現場ツールかと。

さて、これの代品がありません。
位置調整できる細いスライドレールに仕込んであって、
電線もその中に通してあります。

あれこれ調べたら、アサ電子工業 というところが見つかりました。
問い合わせたら「B接」への対応もOKとのこと。

ここ、オルダム継手 を作っています。
普通のカップリング、ここのを使ったことがあるような記憶が。

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2020年5月 5日 (火)

修理:文化シャッターのリモコンSTX8901G

過去あれこれ電動シャッター用リモコンを修理しています。
  ※さまざまな電子機器の修理依頼について:(有)アクト電子

その多くの故障が電池の液漏れ。
アルカリ電池を使っていると、ひどいのに出くわします。

今回は文化シャッターのリモコン。STX8901G。
11_20200505105401
CR2032リチウム電池で動きます。
2台やってきまして、どちらも作動せずという症状。

まず1台。これは電波が出てませんでした。
発振回路から追いかけますと・・・
水晶発振子の片足につながるパターンが剥離。

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リモコンを落下させた衝撃かなにかでしょう、足のハンダ2点でしか固定されていなかったのが原因かと。
水晶のツバを基板に落とし込めるように溝穴がつくってあります・
水晶を基板に接着、あるいは外装を基板GNDにハンダしておけばこうはならなかったのにと。
この水晶発振子の周波数、なかなかのもの。
最終的には310MHz台の電波になるんですが・・・

もうひとつの故障はマイコンの動作クロック源になっているセラロック。
これが倍の周波数で弱々しく発振してました。
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発振レベルが足らなくてマイコンが動いていない感じ。
倍の周波数でというのも、初体験の故障かな。
400KHzの手持ち品が無かったので、一般的な455kHzのセラミック発振子に付け替えてみました。
そしたらちゃんとしたレベルで発振して動作しだした(電波の変調音が聞こえる)のでこの発振子が原因と判断。
さて問題は400kHz品の入手。
  ※ムラタ、もう作ってないようなんですが・・・
あれこれ探したら aitendo さんで発見。
2台とも無事に修理完了。
依頼主さんところでの動作確認もok。

このリモコンの変調はAM。
14_20200505105401

MAX4003を使った電波チェッカ で変調音が聞こえます。
東洋シャッター電波リモコン TS-2C はFM。
だもんで電波が出ていることはわかりますが、変調音は聞こえません。


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2020年4月 9日 (木)

修理:ブレーカー交換

今回のトラブルはmade in KOREA製のブレーカー。
三相30A。 型番:ABS33Fb

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いちばん右側のラインが通電しなくなってました。
同型番の品が手に入ったのでそのまま交換してトラブル解決。

で、せっかくだからと解体。
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接点部を拡大すると・・・
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可動接片側がひどいかな。

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2020年4月 8日 (水)

修理:デジタルタイマー電池切れ

オムロンのデジタルタイマー H5-CR-B が電池切れに。
このために装置が動きません。
  (うちで作った装置じゃない)

代替品を調べると H5-CX-A-N が使えます。
パネル穴が同じで小型に。
ところが、代替時の注意書きにこんな一文が。
  無通電時は画面が表示されないよ。
  設定する時はタイマに電源を供給してね。
と。

昔からある普通のオンディレータイマーはこんな動作です。

A11_20200408112601
電源が供給されると、計時回路が動き出してしばらくすると接点がオン。
電源断で接点オフ。

これ、昔々はモータでメカ時計機構(歯車)を回して接点を開閉していました。
それが電子回路になって、CR遅延や発振回路の周波数を可変して計時したりと。

トラブったH5-CR-Bはこんな使い方。
制御入力をオンにしたままで、供給電源でもってタイマーを制御しています。

A12
内蔵電池があるから、電源断でも液晶表示画面が出て設定が行えます。
ところが、推奨代替品のH5-CX-A-Nはこんな接続を推定しています。

B12

電源を常時供給しておいて、制御入力でオン・オフ。
そのためにタイマー制御信号で接点がオンするリレーが必要です。

これじゃそのまま置き換えできません。
ダイヤル式の旧来のタイマーにすればと、例えば
H3-CR-A を提案したんですが、
  「0.1秒台の時間も設定したい」
という要望で、デジタルタイマーじゃないと対応できません。
復旧するためにはタイマーを代替品に取り替えるだけじゃなく制御用にリレーを追加しなくてはなりません。
制御盤の改造工事が必要になります。
  (スペースに余裕のある装置じゃないし、相手さんは素人だし)

そこで、非常事態の応急処置。
電池が切れたんなら電池を交換したらどうや!

タイマーを送ってもらって中を拝見。

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    ↑
電池切れで液晶表示が出ていません。

CR17335SE-Rというリチウム電池がハンダ付けされていました。
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手元にあった3Vのリチウム電池をつないだら復旧したので、これは行けると代品探し。
ズバリのものはありませんでしたが、家庭用火災報知器の交換用バッテリが同寸法でしたんで、購入。

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タブ端子じゃなくってリード線が出ています。
これを基板にハンダして、ホットボンドで固定。

「E2」エラー表示が出ますが、動作モードを設定してやると復旧。
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通電すると、バックライトが光ってタイマーが進みます。
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とりあえず復旧できました。

静止時の回路電流が20uAほど。 ボタン操作で35uAほどに。

※似たような修理事例
カウンタのリチウム電池を交換 オムロンのカウンタ「H7EC」


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2020年4月 6日 (月)

修理不能:空気清浄機

紫外線殺菌灯が3灯内蔵された空気清浄機。
ファンは回るがその殺菌灯が光らないという症状。
解体してみると、殺菌灯の点灯はインバータ。
一つのインバータで3灯を点けています。
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これを開封してみると・・・
22_20200406112001

・・・樹脂の海。 手が出せません。

同僚がインバータの同等品を探しましたが、見つからず。

どうしても修理したいのなら・・・こんな提案を
 ・安定器を使った蛍光灯器具を3つ集めて
 ・そこから安定器とグロー球を取り外し
 ・なんとか空気清浄機内に押し込み
てなことも考えられますよっと。

結局・・・修理不能で返却です。


※過去記事での「樹脂の海」
2015年04月11日:修理:医療用ツールのフットスイッチ


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