おもちゃ病院

2022年9月 6日 (火)

9月3日のおもちゃ病院 動かないプラレールの駆動モータを・・・

先週9月3日は1ヶ月お休みしての「東成おもちゃ病院」。
  ※8月はコロナの感染拡大でお休み

古いプラレール(単2電池1本で駆動するタイプ)がやってきました。
プラレールの故障、動かない原因はあれこれあります。
モーターが入ってる駆動部だと、バラしてメンテして組み直す
のが結構大変。
  ※それがうまいドクターがいます。
   私は・・・ 電気周り以外はおまかせで

今回のプラレールでは「モーターが回らない」のがいくつか
出てきました。
古くて長い間使っていないと、DCモーター(1.5V)のブラシ
部分の接触がアウトになっていて、通電しないのです。
モーターに電圧をかけても電流が流れません。

そこで、強硬手段。
定格は単2電池1本で1.5V。
そこを・・・
  3Vあるいは5Vくらいの電圧を加えるのです。
   ※あまり上げるのは危険
おもちゃ病院には手作りのCVCC電源を持ち込んでいるんで、
無茶な電流は流さないようにします。

すると・・・ちょっと高い電圧がかかって(それこそ微妙な火花が
出ているのかも)ブラシ部分の接触が回復して回り出すのです。
最初はぎこちなくても、徐々に回転が安定します。
いったん回り出したら電圧を下げてもOK。

一瞬の「電圧ドーピング」。
  誰かが・・・「ヒロポン打ったみたいや」っと。
   ※ヒロポンの現物効能は知りませんので。
    違う言い方すると、
     「よく効く下剤!」
    スカッと、軸が回り出すのがそんな感じ。

毛髪やホコリが車軸部分に巻き付いているのは簡単に対処
できるんですが、モーターや減速ギヤ部にまで入り込んで
いるとなかなかやっかいです。

車軸の回転を押さえてもトルク感があれば大丈夫。
  ※モータは回るのにトルクが出ないというのは
   ギヤ割れによるスリップです。
   駆動部の解体が必要に。 ←これ、私はイヤ!

 

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2022年7月25日 (月)

「東成おもちゃ病院」、8月6日はお休みします。

コロナの感染拡大により、8月6日(第一土曜)東成おもちゃ病院
お休みします。

コロナ禍、修理受付だけでもと、できるだけ開院してきま
したが、子供達への感染が広がっているということを考えて、
次回8月6日はお休みいたします。

  ・東成おもちゃ病院 まとめ


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2022年7月10日 (日)

百均屋さんの紫外線LEDランプ

2021年2月 2日:ダイソーのUVレジン液、UV-EPROM消去用紫外線ではなかなか固まらない・・・
この時使った紫外線ランプはEEPROM消去用の「殺菌灯」。
波長が短すぎて(2537Å:あえてオングストローム表記で)、固まり
ませんでした。

※関連
  ・2007年12月05日:紫外線ランプの応用

そこで、百均屋さんを巡って買ってきたのがこの2種。
まず、「セリア」で100円(税別)。

A12_20220710111801

しかし、これは「405nm専用」、「365nmには対応していません」と。

A13_20220710111801

レジンの固まる波長があれこれあるそうで、紫外線ならなんでも良い
というわけではないようなのです。
「太陽光ok」なんて記されてるレジンもありますし。

百円レジンを「ダイソー」で見ていたら、こんなLEDランプを発見
しました。
  ※写真の様子、自分で組み立てるわけじゃないです。
   箱から出したら、まずは解体して中を確認して
   みるという性で・・・

A11_20220710111801

ネットを調べてみると、
100均で300円の紫外線LEDライトを買ってみた:NOBU LABO
に、回路図が見つかります。
  ※箱の外装印刷や基板のパターン、私が買った物と
   少々異なります。

入手したダイソーのUV-LEDランプには
波長365+405nm」対応と記されているのです。
A14_20220710111801
2種類の波長の違うLEDが組み込まれているのか、
それとも・・・

LEDの明るさは比較できますが、波長を調べる
ツールは持っていません。

例えば、秋月電子の紫外線LED。
   ・OSV1XME3E1E 3W 365nm品
このデータシートを見ると、急峻な発光波長特性
が示されています。
Ab1_20220710112601
405nmだとパワーはありません。

紫外線LEDでも、波長違いのものが売られています。
例えば、365nmと406nの中間385nm。
  ・OSV3SL3131A 3φ砲弾型385nm品

これだと、波長の両サイド、なんとかパワーは伝わるような
感じです。
Ab2_20220710112701

買ってきたUV-LEDランプ、2種の波長を出しているのか、
それとも同じ波長のランプを使っているのか・・・

どうやって確かめましょう。
ラジオペンチさんところの分光計 これあたりになりますか。

※ケーブルについて
USB電源とはマイクロBのケーブルでつなぎます。
1mのケーブルが付属しています。
手元のUSBケーブルにつなぎ替えてみると電源電流が
変わりました。
  付属ケーブル 0.74A
  1.5mケーブル 0.80A
  0.5mケーブル 0.88A
ケーブルの電圧ドロップで消費電流が変化しちゃいます。

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2022年7月 7日 (木)

「糸ようじ」のプラケースを使うシリーズ:赤外線リモコンチェッカー

ダイソーの「糸ようじ」。
以前、この空きケースを使って回路を組み込んだのがこれ。
 ・2021年3月23日:中波振幅変調電波発生回路 いわゆるAMワイヤレスマイク

今回はこのケースに組み込んだ「赤外線リモコンチェッカ-」を紹介
しておきます。
文鎮:ハンダ付け補助ツール 製作元の佐藤テック君が、
「リモコンの調子が悪い! 見て!」っと、赤外線リモコンを
持ってきました。
デジタルカメラや携帯電話のカメラでリモコンの赤外LEDを
見れば発光しているかどうかが分かります。
電池の消耗のように簡単な時はこれで十分なんですが、
今回は「動くときもある。」という不安定な状態とのこと。
こうなると「おもちゃ病院」案件
赤外線リモコンのチェッカー、こんなのを作ってあります。
赤外線を受けたら音を出す!というシンプルなものです。
  ※手書きだった回路図をまとめておきました。

Cd1_20220708091701
 
制御コードを液晶表示するというツールも昔々に
作ってあるのですが、発光しているかどうかをチェック
するには「音で聞く」のが一番手軽。
  ※オシロでの波形観察は、もっと複雑怪奇
   なトラブルに遭遇したときでしょうか。

「糸ようじ」のケース、「タダでもらったもの!」ということで、
ケース加工の気が楽です。
  ※エエかげんでエエやンっと。
   ホットボンドで部品をくっつけて、中ぶらりんの
   配線もok。 (短絡さえしなければ)

Cc12_20220707131901

Cc13

Cc14

赤外線の受光ユニットはジャンク箱からの発掘品。
シールドケースの中を見るとソニーの「CX20106A」という
ICが入っていました。

こんな音が出ます。
https://www.youtube.com/watch?v=8j62ooOGqG8
  ※リモコンが出す赤外光も写っています

※「SONY CX20106A」で検索したら
「共立」で似たようなユニットを発見。
https://eleshop.jp/shop/g/gL4541H/
  外形とピン位置が異なりますが、シリーズもの
  なんでしょう。
  今ふうの赤外線受光ユニット、使用可能な
  電源電圧が広くなってますが、この発掘品は
  5Vでした。 電圧が低くなると動作せず。
  電池2本で動かしたかったので、HT7750Aを
  持ち出してきたという次第。
  すると・・・電源ノイズがぁぁ。

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2021年2月 2日 (火)

ダイソーのUVレジン液、UV-EPROM消去用紫外線ではなかなか固まらない・・・

カラーLEDの集光用に小さな「レンズ」が欲しかったので、
ダイソーのUVレジン液を買ってきました。
11_20210202142701

「紫外線なら固まるやろ」っと思いながらUV-EPROM消去器
(いわゆる殺菌灯をタイマーで点灯)の中に入れました。
   ※これ使うのひさしぶり

ところが・・・固まらない。
10分ほどして取り出してみたら、固化したのは表面だけ。
裏返したりしながら、結局、1時間ほどかかってやっと硬化。

調べてみたら、硬化する適切な波長が違うんですな。
殺菌灯は「水銀蒸気」の放電で波長253.7nm
レジンを硬化させるには365~375nmあたりっと書かれています。

今度使う時は、それ用のをちゃんと用意しますわ。


※検索
紫外線パワーLEDでUVEPROMは消去できるか?: エアーバリアブル ブログ(2012/10/06)
EPROMの消去に成功 | 電脳伝説(2016年5月11日 )
E17殺菌電球を光らせるのにはコツが必要でした | kohacraftのblog
悠々趣味の日々: 簡単にできるEPROMイレーサの製作

ストロボでマイコンが暴走した!?(プロセッサ誌1989-6)


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2020年12月18日 (金)

「つかまえて♪ころぴょん アンパンマン」修理

『東成おもちゃ病院』の宿題。
つかまえて♪ころぴょん アンパンマン 、音は出るけどモーターが
回らないという故障。
12月5日のおもちゃ病院にやってきて、入院対応で持ち帰りです。
当日は、「トランジスタのベースを駆動してないな~」という
ところまでは調べたんですが、テスターだけでは詳細が分かりません。

およそこんな回路。
  (電源スイッチやら、起動のための振動センサは省略)
A11_20201218174901
NPNトランジスタのベースを駆動する信号が
出ていません。 オープンになっています。
COBの中で配線が外れたんでしょうか。

こんな基板です。 ハンダ面。
A22_20201219094201

なんとかできないかと・・・
スピーカーはPWMで駆動されていて、ほぼ電源電圧の
細いパルスが出ています。
これを利用して、音が鳴っている間、モータを回すように
してみました。

こんな具合↓
A12_20201218175101
NPNトランジスタで追加コンデンサを放電させて、
パルスが入った時はPNPトランジスタを連続的に導通させます。
オシロで見ると、1uFではチョイ不足だったんで10uFに。

10kΩ・1uFの時の波形。
A23_20201219094201
もうちょいL時間を長くということで、10uFに。
しっかりドライブできるようベース抵抗も10K→1Kに。

音が止まると、スピーカーの駆動はフローティングになってました。
NPNのベースを安定させるためにBE間に10Kを追加。


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2020年4月 2日 (木)

4月4日に予定していた「東成おもちゃ病院」、お休みします。

東成おもちゃ病院、予定では第一土曜の4月4日は開院でしたが、
新型コロナウイルス感染拡大防止」のためにお休みします。

※歯医者に勤めている女房、今週アタマに歯科医師会から
  ・人混みに行くな
  ・不特定多数の人との接触は避けよ
  ・旅行も行くな
  ・手指消毒を徹底
とお達しがあったそうな。
さらに、
  ・同居人も不特定多数と接触するな
っと。

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2019年7月12日 (金)

カイセ製クランプメータ SK-7100

東成おもちゃ病院 がらみでのいただきもの。
カイセ のクランプメータ SK-7100

11_20190712120001

交流電流 6、15、60、150、300、600アンペアが「ロータリー式ダイヤル」で切り替えできます。

特徴的なのが、「右側ゼロ」のアナログ・メータ。
ちょっと珍しいかしら。
12_20190712120301

メータ指針を「ホールド」(メカ的に)できる「機構」も備わっています。

13_20190712120001

手を頭上に伸ばして電線をはさんで電流測定。
そこでホールドしておけば、メータを目の前に持ってきてゆっくり数値を読めます。

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交流電圧レンジと抵抗レンジも備えていて、テスターリードも付属していました。
15_20190712120001

上の「赤黒」が交流電圧測定用。
そして下側のミノムシクリップの付いたのが抵抗測定用。

なぜかテスター棒の途中が膨れています。
その理由・・・
16_20190712120001

ここに「電池を入れよ」という仕掛けなのです。
クランプメータ側に電池は入っていません。
ただし、ゼロオーム調整機能は無いので、使う電池を指定しています。
今は手に入らない「1.35v」の水銀電池 MR44
同形状のLR44だと、電圧が高すぎてテスター棒短絡でゼロを越えてしまいます。
ちょいと残念。

そうそう。 これが説明書の裏表紙。
17_20190712120001 
カイセ」は「海瀬」だったんですなぁ。
知らなかった。




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2018年9月27日 (木)

電波チェッカ用12LEDレベル表示回路

電波チェッカ用レベル表示回路案 では、14ピンのマイコンを使っての
「10LED」表示を示しました。
   ※8ピンマイコンで作ったのは6LEDタイプ

PICマイコンの有名なアプリケーションノートに、
3ポートあれば6つ、4ポートあれば12コ、5ポートなら
20コのLEDを駆動できるぞ、という内容です。
こんな接続になります。

A2

対向させたLED2つを組にして、ポート2つのH/Lで点灯する
ように並べます。
駆動しない所は「ハイインピーダンス:入力モード」に。
すると、4ポートで12個のLEDを点灯制御できます。

8ピンのAVRマイコンに書き直したのがこれ。
A1

LEDは対向させずに、カソード側をコモンにして
つないでみました。
  (駆動するラインに注目すると、対向接続している
   のと同じといえば同じ)
PICの例とは、電流制限抵抗の位置が異なります。
PICのでは駆動ラインに入る抵抗が直列加算されます。
しかし、AVRのではアノード側に並べた抵抗で電流制限
しています。

※ダイナミック点灯する場合、明るくしたくても(抵抗を
小さくしてLEDに流す電流を多く)、マイコンのポートに
直結しているということで、あまり極端なことはできま
せん。
電波チェッカでは、スタティック駆動と同じで、どれか
一つだけのLEDを駆動しています。
周期的にスキャンしてダイナミック点灯方式にすると、
暗くなっていまいます。
・電波チェッカでの表示サイクル
 A/D変換サイクルごとに単一のLEDを光らせる。
  ●○○○○○  (max)
  ○○○○●○  ↓
  ○●○○○○
  ●○○○○○  光るのはどれか一つだけ
  ●○○○○○
    :

・バー表示するとなると、ダイナミック点灯しなければならない。
  ●○○○○○
  ●●●○○○
  ●●●●●○
  ●●●●●○
  ●●●●○○
    :
 この場合だと、1/6で駆動することになるので、見かけは
 1/6の明るさになってしまうでしょう。
 この例だと、右側のオフしている場所をスキップすると、
 点灯LEDは明るくなりますが、点灯するLEDの数で明るさが
 変化してしまいます。
LEDの数を7~12個に増やすときの参考にどうぞ。

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2018年9月23日 (日)

6LEDタイプのMAX4003 RFデテクタ

信号レベル表示LEDはHとLの二つだけでした。
今回は6LEDタイプ で製作してみました。
電波リモコン なんかの修理で役立つかと、仕事場での
常備ツールにします。

M1

おもちゃ病院のと同じプラケース:タカチのSW100 に実装。
LEDは綠x2、黄x2、赤x2の6つ。
ケースにあけた穴に、3Φの砲弾型を押し込んで、裏から
ホットボンドで固定しています。
M2

M3

MAX4003からのアナログ出力をA/DしてLED表示を行う
マイコン:ATTINY45V、ICソケットを使うんで、ケース内の
高さが不足して、使う電池が単4電池になってしまいました。
  ※その後、マイコンを直ハンダしてソケット分高さを減らし、
    単3の電池ボックスに交換しました。
    あれこれのツール、単3電池のほうが便利なんで。
    プログラムを変更する時は、書き込み方法をその
    時に考えますわ。

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