サイエンス

2018年12月 8日 (土)

トランジスタ技術2019年1月号

トラ技の新年号 、面白い!  ・・・読み物として

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ほんとならジャンルは「電子工作」。
でも、あえて「サイエンス」で。

ロケットのお話し。
内部構造や制御の解説。
写真、図表もたっぷり。

DVDが付録。  ←爆発したところも

   ※DVDF袋の手書きの図が良  
これを読むと、いかに「V2ロケット」 がすごかったのかと。
ペイロードほぼ1トン。 射程およそ300km。
当時の技術で、どうやって制御したんだ?っと。

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2018年11月12日 (月)

がんばれ「はやぶさ2」

ということらしいのですが、記事に記されている原因が『FPGA』。
「源投入時に論理回路が正常に設定されない現象」だと。
はてさて。

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2018年10月22日 (月)

「ふげん」の資料から「トリチウム」の管理を読む

「ふげん」の資料 に、「福一」で問題になっているトリチウム の話
が出ています。

「ふげん」の場合、減速材の重水に中性子が当たることで、
トリチウムが生まれます。
「ふげん」での管理方法や、世界でどうのようにトリチウムが
扱われているのか、数字で出ていました。
   ※年度的には古い資料ですが(20世紀の)

よその国、気体も液体も、むちゃ「出して」います。

福一に溜まってるトリチウムの総量って、どのくらい
なんだろう。

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2018年10月20日 (土)

『配管設計者がバラす、原発の性能』

またまた図書館で借りてきた本。
    ※タイトルを「原発」で検索
・配管設計者がバラす、原発の性能
サブタイトルが「退くも進むも、そこは地獄の1丁目」。
20181020092942182_0002

「PWR」と「BWR」、どっちがエエねんを論じられてる・・・
自身を「設計者」と呼ばれてますんで、信頼できる本かと
思ったんですが・・・・
「第1章:原発との遭遇」からちょいと、アレレ?な記述が。
  『当時の東海1号炉・・・ その熱で金属ナトリウムを熱する。
   ・・・ 現在は水が主だが、当時東海1号炉の熱媒体は
   金属ナトリウムであった。』
ちょいちょい。
「東海1号機」って「黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉」。
「ナトリウム」を冷却剤に使った炉って、日本じゃ「常陽」「もんじゅ」
の2炉だけでしょ。
そして、同じ章、13頁。
  『数年後、福井県敦賀原発「ふげん」の建設にあたっても・・・
  ・・・そこが東海原発と同型の原子炉(PWR)を採用したことも
  あって、・・・』
おいおい。
「ふげん」 は重水減速・軽水冷却、圧力管型で、通常の原子炉
(PWR、BWR)とはちょい違う。
   ※「ふげん」は仕事で絡んだんで。

まだある。 15頁。
  『もともとBWR原子力潜水艦用で、小型、軽量、効率的で

  合理的な原子炉であった。しかし、そこには安全性が欠如
  しており、福島第一原発事故で、BWRの想定された問題
  が問われている。』
文頭のBWR、誤植かと思ったんですが、後半の文から誤植じゃなく
勘違い:思い違いであることが分かります。
また、33頁にも
  『動力炉・核燃料開発事業団の大山彰先生の著書にも
   書かれているが、最初に開発されたのが加圧水型(PWR)で、
  その後、原子力潜水艦用に開発されたのが沸騰水型(BWR)
  である。・・・』
とあり、かんぺきに技術史を間違っておられます。
原子力潜水艦の炉型は「PWR」でっす。
ノーチラス号 に失礼です。  参:S1W炉  S2W炉


「PWRとBWR、どっちがエエねん?!」っという論議も面白いんですが、
「もっと安全な炉を作って動かしてみようぜ!」っとか
「やっぱ核融合やろ!」っという、「20世紀からの夢の実現」は
まだまだ遠いようです。 
言っちゃおう。
オリンピックに使う予算をかけたら、別の夢の実現に近づけたのかも
しれない。


※追記:ふげんについて
「原子炉圧力容器」は無い。  (格納容器はある)
炉心にある224本の圧力管それぞれに入っている燃料集合体が「燃え」(核分裂)る。
だもんで、PWRともBWRとも違う。
炉心の構造に限れば、チェルノブイリの黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉
近い。
    ふげん:減速材は重水
    チェルノブイリ:減速材は黒鉛
沸いた「湯」は、蒸気に分離して、そのままタービンを回す。
    PWRの蒸気発生器ではない
運転しながら燃料交換できる。
濃縮ウラン以外も燃料になる。 (天然ウランもプルトニウムも使える)
重水が高価。 
圧力管を出入りする配管(冷却水が通る)がむちゃ複雑。

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2018年10月16日 (火)

「2次電池」の語源

昔の記事で「2次電池の2次ってなにやねん?」を
話題にしたことがあります。

2006年07月08日:2次電池は一般的呼称か?
アイザック・アシモフさんまで引っ張り出して・・・

で、先日のトラ技別冊
の「電池に関する用語解説」にこんな内容が出ていました。
この疑問への回答かと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●2次電池(secondary-battery)
放電しても充電すれば繰り返して使用
できる電池を言う。蓄電池(storage
battery)、充電池とも呼ばれる。
語源は、2次電池は放電状態で組み立
てられ、充電で活性物質を活性化して
電池になるが、この活性化や充電に1次
電池が使われていたことから、2次的な
電池と定義
された経緯がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで、アシモフさんの本を引っ張り出した記事に
対する水魚堂・岡田さんのコメントが大正解となりました。


======================
◆再掲:2009年09月21日(月) 07:54 by 水魚堂 岡田
  充電式電池が発明された当時は電池で電池を
充電していたので、PrimaryとSecondaryという
呼び名になったという説がありました。
  本当かな、と思って調べてみました。
  発電機の発明より、二次電池の発明の方が
ずっと後です。でも、商用電源が整備されるの
は、もっと後です。
  学者さんが実験で使うぶんには、充電式電池を
電池で充電していたのは本当なのかもしれま
せん。
======================

※そうそう。 言葉の歴史、次の二つが解決していません(笑)

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2018年10月 9日 (火)

SF小説 『七人のイヴ』  Q符号が出てくるよ

ハヤカワSFシリーズの七人のイヴ Ⅰ~Ⅲ

※いつものように図書館で。 表紙はⅢだけ
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いわゆる人類滅亡小説
「書評は検索結果をどうぞ」なんですが、珍しく「アマチュア無線・
モールスによる通信の場面」が出てきます。
残された地表と宇宙(ISS)をモールスで。
そして「Q符号」も。


「七人のイヴ Ⅲ」は、絶滅から5000年後の話なんですが、
ここにも「Q符号」が登場します。

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2018年9月21日 (金)

苫東1号機の「手動」操作を見てみたい

9月20日の毎日新聞朝刊に、北海道電力ので「ブラックアウト」の
解説が載っていました。

「電源周波数:50Hz」の変動に注目して、発電所からの電力供給が
どう変化したかを示しています。
その過程を簡単に・・・
 0.地震発生
 1.苫東厚真火発の緊急停止で周波数が急激に低下。
     (一部地域への電力供給を強制遮断)
 2.その影響で、道内全域の水力発電所、風力発電所などが
   連鎖的に停止。 (震源から離れた所でも)
 3.その後、強制停電や火発の出力増大、本土から電力融通で回復。
 4.しかし、電力増に追いつかずついに全停電。

この[2]が、「なぜ?」なんですよね。
「過負荷になった所だけをうまく切り離したらええやん」っと思う
わけです。
小さな発電所でも、切り離すエリアをうまく調整すれば、そのエリア
内は停電せずにすんだんじゃないのかと・・・。

これ、
  ・発電所を動かすのに外からの電気がいるぞ。
  ・その周波数が変動したら、自分の安全のために発電所と
   外のラインを切り離しちゃう。
こんなことが発電所の制御機能として、「自動的」に起こったん
でしょうね。

  ※あれこれ設備の仕事もしてきましたが、
   発電所の電気制御はよく知りません。
  ※小さい発電所だと無人だし。
  ※風力発電所の制御電源が停電したら、風車の制御が効かなく
   なって暴走しちゃうし。

この記事を読んで、こんなことを思ってました。
そしたら、21日朝の毎日新聞にこんな記事。
https://mainichi.jp/articles/20180921/k00/00m/040/164000c

苫東1号機 自動停止装置、旧式で未設置』っと。

要約すると・・・
  ・苫東火発、地震で緊急停止したのは2号機と4号機。
  ・この2機には、タービン軸の震動を検知して自動停止す
   る装置が付いている。
  ・1号機は設計が古くて、この自動停止機能が備わってない。
   止めるのは手動。
  ・このおかげ(!)で、2号機と4号機が止まった後も、
   18分間ほど1号機が発電していて、ブラックアウトまでの
   時間稼ぎをしてくれていた。

地震直後の発電所内、あちこちで警報が「鳴る+光る」中、
手動操作!』。

1号機の出力は35万kW。
もっと詳しい現地レポートが欲しいです。

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2018年8月27日 (月)

モノタロウのパーツクリーナ

はじめてのArduino MICRO の記事に出した
これ、いろんな種類があるんですな~。
いつも買うの、「綠」のばっかしだった・・・。
Cap001
  (クリックで拡大↑)
成分の「イソヘキサン」がプラスチックを溶かすんだと、昨夜のガレージ会議で「ゴム屋」のタケちゃんが解説してくれました。
「炭素の二重結合」がどうのと・・・電子回路屋には「化」の基本がわかりません。

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2018年8月16日 (木)

「宇宙災害」・・・トラ技が出てきた

本の中に「トラ技」が出てきた本を見つけたことがあります。
『これでトラ技の広告ページとおさらばだ』  ・・・南極点のピアピア動画
本の中に『トラ技』が出ていた  ・・・有川弘:キケン

今回のは
   片岡龍峰 著 「宇宙災害」
サブタイトルが「太陽と共に生きるということ」。
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この中の第3章「宇宙天気予報」に「トランジスタ技術」が出てきました。
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 :
地元のパーツ屋さん「梅沢無線」で購入した部品
を、使い古された『トランジスタ技術』をめくりなが
ら、はんだづけして作ったプリンアンプは防水の
ためタッパに閉じ込めて接続。
 :
 :

エエ話です。

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2018年8月 8日 (水)

すごい廃炉 福島第1原発・工事秘録<2011~17年>

日経コンストラクション:建設事故II つながりで図書館から借りてきました。

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写真:篠山紀信 っと。

「福一」でどんな工事や作業が行われているか、写真でもって解説。
図もわかりやすく、「ほ~」、「なるほど」っと、納得。
地下水流入を減らすための「凍結工法」について、
    規制する側とされる側がなれ合うことがあっては
    ならないが、両者には信頼関係ではなく上下関係
    が築かれ、コミュニケーションが一方通行になって
    いるようだった。
      :
    凍土遮水壁の迷走から学ぶべき教訓は多い。
っと。
原子力規制委員会への怒りの一文も。

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