サイエンス

2019年4月26日 (金)

PWRとBWR、イラストなんだけど・・・

たまたま手に入った25日付の「神戸新聞」。
ガレージ仲間が買ってきてくれたウィスキー「あかし」を
包んでいた梱包材として使われていた新聞紙だったんです。

「あかし」の「赤」と「黒」↓
T0

なにげなく紙面を広げて見てたら・・・
その2面、『原発テロ対策 各社難航』っというタイトル。

T1

でも・・・この記事のイラスト・・・
「テロ対策施設の設置期限超過見通しの原発」で示される
九電、四電、関電の「炉」のカタチとは違う!!!!
絵は「BWR mark-1」というカタチの炉。
   ※福島で事故った炉ね
リストのはみんな「PWR」。
このイラストの格好の炉とは違う。
やっぱ、原発ひとくくりでBWRとPWRをいっしょくたにし
ちゃまずいかと思うんですよねぇ。

※PWRかBWRか!? 過去記事

やっぱPWR(!?)
「メルトダウンの原因は崩壊熱ではない」
「シビアアクシデントの脅威」
『配管設計者がバラす、原発の性能』   ←これはアカんやつ
沸騰水型は…
「広さ」って重要かも
原発のストレステストって





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2019年4月24日 (水)

メモ:「741オペアンプ」の中身と回路との対比

アナログデバイセズのページから・・・
https://www.analog.com/jp/analog-dialogue/articles/studentzone-june-2017.html?8561&ADICID=EMAL_JP_P9936_sub-of_363&elqTrackId=762e087630984b8db6ad86627fa4feb8&elq=2d51f94d79ca4b849b5f8e463bc2aea9&elqaid=8561&elqat=1&elqCampaignId=5077

OP-AMP 741のチップ写真と回路との対比。
http://www.righto.com/2015/10/inside-ubiquitous-741-op-amp-circuits.html

チップの中身と回路、こうなっているんだと。


昔々・・・
放射線環境(原発ね)で使う装置の試作で、同じ型番のオペアンプでも、
  ★できるだけ昔に作られた、チップ面積の大なのを探してきて試してみる。
なんてことをしたことがありました。

MOS、C-MOSは全滅。
ROMはバイポーラのヒューズROMでした。


※この↑仕事とは違うけれど・・・
TL064その後 2006年07月14日 ←TL064を 透かしてみたら



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2019年4月11日 (木)

ブラックホール!

テレビや新聞の報道ではよく分からない。
「画像」だけが一人歩き・・・
例えば、
 観測に使った周波数は?
 視力300万、ってどんな角度?
 で、画像に写るブラックホールの視角は?

もうっちょっと詳しく!
っと、探したら「国立天文台」の発表が見つかりました。

https://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190410-eht.html


波長1.3mmの電波ということで、周波数230GHz。
イベント・ホライズン・テレスコープの解像度20マイクロ秒角。
各望遠鏡の観測データ・・・
 「350テラバイト/日」という膨大なデータ。
  ヘリウムガスが充填された高性能ハードディスクに蓄積される。



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2019年4月 3日 (水)

線形補間って「LERP」って言うんだ!

長いことこの仕事やってて初めて知りました。

2点間の決定値(x0,y0) (x1,y1)から、任意のxに対するyを求める
直線の線形補間、「英語でなんていうねん?」を調べたら・・・
Linear interpolation」 略して 「LERP」っと。

初めて知りました。

※線形補間


y = y0 + (x - x0)  *  (y1 - y0) / (x1 - x0)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

a = (y1 - y0) / (x1 - x0)が傾き。

b = y0 - (a * x0)  がオフセット。

で y = a * x + b; で直線の一次式。






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2019年4月 1日 (月)

メモ:早明浦ダム空撮

早明浦ダム放流時の空撮映像がアップされています。

http://www.water.go.jp/yoshino/ikeda/sameura/same_118.html

「★★★ 職員が撮影したものです。ぜひ、ご覧下さい ★★★」っと。

※過去記事

2010年06月18日:ちょっと四国へ#6

2010年06月30日:早明浦ダム放流中

2011年05月31日:早明浦ダム100%

 

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2018年12月 8日 (土)

トランジスタ技術2019年1月号

トラ技の新年号 、面白い!  ・・・読み物として

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ほんとならジャンルは「電子工作」。
でも、あえて「サイエンス」で。

ロケットのお話し。
内部構造や制御の解説。
写真、図表もたっぷり。

DVDが付録。  ←爆発したところも

   ※DVDF袋の手書きの図が良  
これを読むと、いかに「V2ロケット」 がすごかったのかと。
ペイロードほぼ1トン。 射程およそ300km。
当時の技術で、どうやって制御したんだ?っと。

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2018年11月12日 (月)

がんばれ「はやぶさ2」

ということらしいのですが、記事に記されている原因が『FPGA』。
「源投入時に論理回路が正常に設定されない現象」だと。
はてさて。

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2018年10月22日 (月)

「ふげん」の資料から「トリチウム」の管理を読む

「ふげん」の資料 に、「福一」で問題になっているトリチウム の話
が出ています。

「ふげん」の場合、減速材の重水に中性子が当たることで、
トリチウムが生まれます。
「ふげん」での管理方法や、世界でどうのようにトリチウムが
扱われているのか、数字で出ていました。
   ※年度的には古い資料ですが(20世紀の)

よその国、気体も液体も、むちゃ「出して」います。

福一に溜まってるトリチウムの総量って、どのくらい
なんだろう。

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2018年10月20日 (土)

『配管設計者がバラす、原発の性能』

またまた図書館で借りてきた本。
    ※タイトルを「原発」で検索
・配管設計者がバラす、原発の性能
サブタイトルが「退くも進むも、そこは地獄の1丁目」。
20181020092942182_0002

「PWR」と「BWR」、どっちがエエねんを論じられてる・・・
自身を「設計者」と呼ばれてますんで、信頼できる本かと
思ったんですが・・・・
「第1章:原発との遭遇」からちょいと、アレレ?な記述が。
  『当時の東海1号炉・・・ その熱で金属ナトリウムを熱する。
   ・・・ 現在は水が主だが、当時東海1号炉の熱媒体は
   金属ナトリウムであった。』
ちょいちょい。
「東海1号機」って「黒鉛減速炭酸ガス冷却型原子炉」。
「ナトリウム」を冷却剤に使った炉って、日本じゃ「常陽」「もんじゅ」
の2炉だけでしょ。
そして、同じ章、13頁。
  『数年後、福井県敦賀原発「ふげん」の建設にあたっても・・・
  ・・・そこが東海原発と同型の原子炉(PWR)を採用したことも
  あって、・・・』
おいおい。
「ふげん」 は重水減速・軽水冷却、圧力管型で、通常の原子炉
(PWR、BWR)とはちょい違う。
   ※「ふげん」は仕事で絡んだんで。

まだある。 15頁。
  『もともとBWR原子力潜水艦用で、小型、軽量、効率的で

  合理的な原子炉であった。しかし、そこには安全性が欠如
  しており、福島第一原発事故で、BWRの想定された問題
  が問われている。』
文頭のBWR、誤植かと思ったんですが、後半の文から誤植じゃなく
勘違い:思い違いであることが分かります。
また、33頁にも
  『動力炉・核燃料開発事業団の大山彰先生の著書にも
   書かれているが、最初に開発されたのが加圧水型(PWR)で、
  その後、原子力潜水艦用に開発されたのが沸騰水型(BWR)
  である。・・・』
とあり、かんぺきに技術史を間違っておられます。
原子力潜水艦の炉型は「PWR」でっす。
ノーチラス号 に失礼です。  参:S1W炉  S2W炉


「PWRとBWR、どっちがエエねん?!」っという論議も面白いんですが、
「もっと安全な炉を作って動かしてみようぜ!」っとか
「やっぱ核融合やろ!」っという、「20世紀からの夢の実現」は
まだまだ遠いようです。 
言っちゃおう。
オリンピックに使う予算をかけたら、別の夢の実現に近づけたのかも
しれない。


※追記:ふげんについて
「原子炉圧力容器」は無い。  (格納容器はある)
炉心にある224本の圧力管それぞれに入っている燃料集合体が「燃え」(核分裂)る。
だもんで、PWRともBWRとも違う。
炉心の構造に限れば、チェルノブイリの黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉
近い。
    ふげん:減速材は重水
    チェルノブイリ:減速材は黒鉛
沸いた「湯」は、蒸気に分離して、そのままタービンを回す。
    PWRの蒸気発生器ではない
運転しながら燃料交換できる。
濃縮ウラン以外も燃料になる。 (天然ウランもプルトニウムも使える)
重水が高価。 
圧力管を出入りする配管(冷却水が通る)がむちゃ複雑。

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2018年10月16日 (火)

「2次電池」の語源

昔の記事で「2次電池の2次ってなにやねん?」を
話題にしたことがあります。

2006年07月08日:2次電池は一般的呼称か?
アイザック・アシモフさんまで引っ張り出して・・・

で、先日のトラ技別冊
の「電池に関する用語解説」にこんな内容が出ていました。
この疑問への回答かと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●2次電池(secondary-battery)
放電しても充電すれば繰り返して使用
できる電池を言う。蓄電池(storage
battery)、充電池とも呼ばれる。
語源は、2次電池は放電状態で組み立
てられ、充電で活性物質を活性化して
電池になるが、この活性化や充電に1次
電池が使われていたことから、2次的な
電池と定義
された経緯がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ということで、アシモフさんの本を引っ張り出した記事に
対する水魚堂・岡田さんのコメントが大正解となりました。


======================
◆再掲:2009年09月21日(月) 07:54 by 水魚堂 岡田
  充電式電池が発明された当時は電池で電池を
充電していたので、PrimaryとSecondaryという
呼び名になったという説がありました。
  本当かな、と思って調べてみました。
  発電機の発明より、二次電池の発明の方が
ずっと後です。でも、商用電源が整備されるの
は、もっと後です。
  学者さんが実験で使うぶんには、充電式電池を
電池で充電していたのは本当なのかもしれま
せん。
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※そうそう。 言葉の歴史、次の二つが解決していません(笑)

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