地域防災リーダー

2020年10月12日 (月)

ちょっと気になる第二阪奈道路トンネルの漏水

無線仲間からの情報。
  通勤に使っている第二阪奈道路の奈良行き車線(東行)
  で、西石切入り口からトンネルに入って1.4kmくらい
  の地点で漏水がひどくなっていると。
  天候は関係ない。
  日に日に増えてる。
っと。
A10
  ※動画からのキャプチャー
左側車線の左端が、しばらくの間、濡れている状態。

この地点、もろに「生駒断層」があります。。
第二阪奈道路じゃありませんが、ここから少し北にある
近鉄のトンネル工事ではこんな事故がありました。

  ・近鉄けいはんな線 生駒トンネル事故
   工事中の1984年(昭和59年)3月28日、西坑口(新石切駅)側
   導坑切羽付近で湧水による地表陥没事故が発生した。

この場所、女房実家のすぐそば。
地表の家一軒が地中に引きずり込まれました。
女房実家のご近所は大騒ぎ。
幸い、人的被害はなし。(工事関係者も)
その跡地に「夢観音」が建ちました。
そして、近くにあった「池」は干上がってしまいました。

マピオンで図示すると、こんな位置関係。
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1984年の陥没地点は近鉄けいはんな線線路の真上!

今回の漏水箇所、グーグルマップだと「川」があるようです。
A12_20201012150201

生駒断層と上町断層、その断面の解説が記されています。
https://www.gsj.jp/data/actfault-eq/h14seika/pdf/ikoma.pdf

 

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2020年7月29日 (水)

「転倒ます型雨量計」の実物

「転倒ます型雨量計」の実物が 大阪市立東成図書館 で展示されてました。
「大阪管区気象台巡回展示」というのが行われていて、この雨量計と自記温度計・湿度計が展示されています。
  ・https://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=365
転倒ます型雨量計の実物を見るのは初体験。

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背面がちょこっと見えていたので・・・
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検出部を拡大
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おそらく、磁石とリードスイッチかと。

銘板  1990年製
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ほんとに動いていたら面白かったんだけど・・・・
  (細工がちょいたいへんかぁ)



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2020年7月 5日 (日)

「市房ダム」の頑張りを記録

4日の九州大雨、「緊急放流するかも」とニュースに流れていた
球磨川上流の市房ダム(いちふさダム)、その頑張りの様子です。

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I2
ぎりぎりまで貯めてた様子が10分ごとの記録(貯水位と流入量、放流量)に残っていました。

川の防災情報 :ダム情報の時間変化

1日経って落ち着いて・・・
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市房ダム ライブカメラ

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2019年12月31日 (火)

年末行事、終了

年末恒例のイベントが終了。
 ・町会の年末夜警  29、30日
 ・防災リーダー巡視 30日
防災リーダーの詰所が「ガレージ」。
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集まった防災リーダーメンバーに年越し蕎麦を振る舞います
んで、先ほど、その片付けが終了。

町会夜警の詰所はご近所の駐車場にテント。
一昨日~昨日の雨でテントがビチャビチャに濡れてたんですが、
なんとか乾きました。
町会主要メンバーの高齢化に悩みます。

 

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2019年10月15日 (火)

台風19号水害に思う

大阪人なら、
  ・中甚兵衛の大和川付け替え
それに、
  ・デレーケによる淀川改修事業
は、知っているかと。
昔々になされたこんな洪水対策があって大阪の町が守られているのです。
    ※中甚兵衛さんの偉業は小学校で習った記憶があります。

今回の台風で決壊した「千曲川」、その下流は名を変えて「信濃川」になり新潟の町を流れています。
ここでも、
  ・大河津分水
が人の手で作られて新潟の町を守っているのです。
    ※信濃川でも新潟県津南町で氾濫が生じましたが、氾濫場所は
     大河津分水の手前、上流になります。

はっきり言います。
オリンピックや万博をやってる場合じゃないゾ!っと。

先人の知恵と努力を現代社会は忘れているようです。


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2018年12月 4日 (火)

『新・人は皆「自分だけは死なない」と思っている』

今年度の夏前から、地域の新しい防災マップを作成しています。
  ※防災マップ作成の勉強会を月一で開催中
そんな中、この本に出会いました。
   ※またまた図書館

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同じ著者さんの

も読んでいました。
「新」の発行は2015年。
「311」以降に書かれた本で、311での体験が盛り込まれています。
とはいっても地震への備えが主。
今回のマップ作りでは「水害」への備えもということで、あれこれ皆さんと勉強しています。

防災マップ作り(マップに何を書くか)で参考(やっぱりな)に
なったのが以下の点。
・家が倒壊したら机も壊れる
  揺れたら机の下に隠れろは間違い。
  古い木造家屋の1階にいてたら、
  出口を確保して外に飛び出せ。
  2階にいてたら下には降りるな。
  古い家だと倒壊の可能性大。
  机の下に潜らなくてすむように家具
  や家電製品の固定を。
  ただし、新しい建物や頑丈なビルなら
  屋内のほうが安全。
  閉じ込め防止が第一。
    ※何せ古い家屋が多い地域なもんで。
・ろうそくは使うな。
  地震直後の火は厳禁。
・「揺れたら火を消せ」は慌てなくて良い
  自動消火のストーブやガスコンロが普及してる。
  地震検知でガスメータがガスを遮断してくれる。
  まずは身を守れ。
・情報を得ようとテレビをつけたその数秒で
 命を失うことも
  まずは脱出路の確保を。
・火が出たら
  知らせる、消す、助ける、逃げる
  危機管理はすべて「知らせる」から始まる。

ずばりこの言葉がよいかと。
  『持ち出すものは命だけ』。

今度のマップには、マップの目的にこんなのを書くつもりです。

■命を守るために
・『命を守る』これが防災マップの目的です。
・大規模災害が起こった直後、消防や警察、役所は十分な力を
 発揮できないことがあります。そのため、地域住民が自主的
 に困難を解決しなければなりません。
・地域や学校で行われている防災訓練や勉強会、応急手当講習会
 などに参加し、非常時の知識を身につけましょう。
・家具の固定や危険箇所の補修など、災害発生時の被害を
 減らすための「減災」を心がけてください。

第二版を作っているところも多数。

中川の第一版も出ています。
たいてのマップに
  ・揺れたら机の下
  ・ろうそく
が多数出ています。

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2018年9月21日 (金)

伊勢湾台風なのか第2室戸台風なのか?

2015年のこの記事→平野川氾濫
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この写真の水つかりが、伊勢湾台風なのか第2室戸台風なのか
どっち?という疑問が出てきました。

中川1丁目(昔の猪飼野東1丁目)の川瀬さん(中川まち協理事長)が
写っているこの写真。
伊勢湾台風(昭和34年)なのか第2室戸台風(昭和36年)、どっちなん
だろうという話です。

この写真を頂戴してしばらくして後、「これは伊勢湾台風」っという
情報が届いたのです。
ところが・・・
「伊勢湾台風では大阪市での浸水被害の記録が残っていない」
なんてことになりまして、第2室戸じゃないかという意見が出てきたの
です。

チビだった私の記憶の中にも、伊勢湾と第2室戸、両台風での
「水つかり」が残っています。

はてさて。
伊勢湾台風で平野川があふれたのかどうか・・・
   ※第2室戸では確実に水つかりがありました。

ネットの情報では、詳細不明です。
  ※
生野区の浸水被害、第2室戸でも出てない図が
    検索結果に出てきます。

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2018年8月 2日 (木)

「建設事故II」 …死が突然に

またまた図書館で借りてきた本。
日経コンストラクションの「建設事故II」

サブタイトルが、「身近に潜む現場の事故72例」。

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怖いです。
機材や工事対象物が壊れるだけで死傷者ゼロの事故もありますが・・・
ケガ人、死人が出た事故も含まれます。
   落ちたり、埋まったり、潰されたり・・・
多くが仕事中の労災事故。  合掌
事故の背景がきっちり描かれていて、その後の対策まで書かれている事例もあります。

死亡例だとこんなのも。  記憶にあります。
  ・大蔵海岸/人工海浜が陥没して少女が死亡
先日も、クレーンの転倒事故 がありました。
私の本業とは分野違いですが、むちゃ興味深いです。

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2018年7月23日 (月)

「水害時避難ビル」

明日の晩は「中川防災マップ第二版」制作のための防災勉強会。
第二版として、どんな防災マップを作っていったらよいだろかという、意見交換会からスタートします。
そんな中、ちょいと問題の看板が小学校校門横にあります。

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この写真は、以前からのもの。
「災害時避難所」の看板です。

現在、その横にこんなのが追加されています。
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「水害時避難ビル」の案内です。

問題なのが『避難可能時間「24時間」』という文。

・24時間、誰が対応するねん?
・鍵、あいてへんし

・校庭に入る鍵は地域の関係者が持ってるけど、上階へ
 の門扉を開けるにはセコムを解除せなあかんわけで。
・水害やと、運動場はアウトやろし、体育館も1階レベルなんで、
 水きよるで。


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2018年7月18日 (水)

新しい防災マップ作りを

ちょっとメモを置いておきます。

地域で何度も勉強会を開き、「中川」の防災マップを作ってもう9年が経過。

この時のマップ作りは「地震」を中心に考えての対応でした。
本年度、新マップ製作の話(予算+勉強会)が役所から来ているんですが、今回は地震だけじゃなく「風水害」への対応を考えなくちゃならないようです。

生野区の場合、「平野川(ひらのがわ)」と「平野川分水路」、二つの川が区内を南北に流れています。
このページ↓「大阪市:水害ハザードマップ(生野区) (…>災害に備える>ハザードマップ)」

には、
 ・寝屋川・第二寝屋川・平野川・平野川分水路が氾濫した場合
 ・内水氾濫した場合
 ・大和川が氾濫した場合
の3パターンが示されています。

生野区の西側には「上町台地」の続きがあって、西と東で10mくらいの標高差があります。
だもんで、東側が浸水に弱くなっています。
  ※古代平野川の氾濫原が広がっていた。

内水氾濫では、生野区の西にある天王寺区あたり(高台だ)に降った雨が、生野区西側に地域に流れ込んで来るという現象が起こります。
「内水氾濫した場合」の地図を見ると、鶴橋駅東側(平野川と記された紫色)と桃谷駅の東側(昔、猫間川があった)に流れてきます。

  ※何年か前の大雨で実際にこの現象が発生。紫あたりが床上浸水。

生野区の場合、水害原因のラスボスは大和川。

  ※市域北部は淀川だけど

大和川からあふれた水が南側から押し寄せてきます。

「国土交通省近畿地方整備局 大和川河川事務所 | 防災情報 | 洪水浸水想定区域図」

これを見ると、大和川氾濫の全体像が見えてきます。

ざっとこんな状況かな。
・大和川右岸(北側)の東住吉区、平野区、八尾市であふれた水がより低地の生野区と東成区、城東区南部に押し寄せてくる。
・左岸南側の松原市は、徐々に標高が高くなっているので、水があふれるのは大阪市側。
・城東区を東西に流れる第二寝屋川で遮断されて、それより北には行かない。
・でも、大和川がアウトになるくらいの雨なら淀川もヤバいわけで、大阪市内、上町台地以外は沈没か。

このあたりは、「大阪市標高地形図」↓を見ればわかりやすいかと。

そして、風水害の場合、避難指示が出ても「今となってはもう逃げられへんやん」という課題が・・・
 ・避難準備 ・避難勧告 ・避難指示
が順に発せられます。
しかし、同じ生野区内でも地域によりずいぶん差が出てきます。
家屋の一階だけじゃなく二階まで水没するかもという地域が示されていますが、生野区役所のある御勝山周辺だと大和川氾濫でも大丈夫。
「避難指示… なにそれ?」でしょうし、高層マンションなら水没の心配はありません。
  (下層にある電気室など設備系がアウトになると別の問題が)

洪水、浸水に関しては、避難指示が出ても
 ・逃げるべき学校や地域集会所そのものがアウトになるかも
 ・避難する道中が水没してたどり着けない
 ・夜間だったり台風だったりすると避難行為そのものが危険
ということで、立ち往生しちゃいます。

市が示す3パターンの想定図への対応、例えば、
 ・想定図の色分け区分で避難勧告、避難指示などを変える。
   「赤色のところは今のうちに逃げて!」とか
   「黄色の場所、もう手遅れだから、できるだけ高い所に!」
 ・学校などの避難所がアウトになりそうなら、近所の高層建築物や堅牢な建物を一時避難場所に。
    ※管理する人のいない夜間はどうするねんという課題
てなところでしょうか。

このあたり、新しいマップにどう反映させたら良いか、地域としてどのように防災計画をまとめたら良いか悩みます。

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