電子回路工作

2023年11月24日 (金)

LTC6101を使った電流検出回路をケースに入れる

2023年11月20日:74LVC1G57と1G58で作るXNORゲートとXORゲート
で、LVC1G58の電源電流を見たのはこの回路。
L11_20231124165801
ユニバーサル基板にバラックで組んであります。

0.1Ωの電流検出抵抗に50倍の電流検出アンプINA199。
1Aの電流で出力に5Vが出てくる勘定になります。

もうちょい小電流を見るために、こんな回路を組みました。
Ltc1

使ったのはLTC6101。
 このあたりは、
  ・2013年12月05日:★電流検出アンプに関するメモ
  ・2019年3月29日:TIの電流検出アンプ
 をどうぞ。

使った実績もあるし、回路的には問題は無いのですが、
ユニバーサル基板の組みっぱなしのバラックではなく
ケースに入れておきたいなぁという願望です。

電池は不要だし、小さなプラケースに入ればっと考えます。
しかし、なかなか適当なものがありません。
みんなちょいと大きい・・・

2022年9月29日:「ダイソー ミニケース 5個組」が見つからない
この時、あれこれ探しました。
試しに買ってあったのでいちばん小さいのがこれ。
L12_20231124170001

No.1431 トラベルケース SS 2P」という二つ入りの
「ポリスチレン」製。 (パーツクリーナーで溶けた!)
L13_20231124170101
外形が70x36x12mm。
しかし、この内部の高さが約8mmしかありません。
大きな部品、背の高い部品が入らないのです。

今回の回路だと、電源の入りと出、それに信号出力として
3つのコネクタが付きます。

この手の、電源+信号接続に使っているコネクタ、私の場合、
昔から日圧の「XHコネクタ」が定番です。
このLアングル状になった コネクタ(S2B-XH)、ピンから外装
樹脂の上面まで「9.5mm」。
L19

コネクタをハンダした時、基板の裏に出るピンをギリギリで
切っても、8mmにするのはちょっと難しい・・・

常用している2.5mmピッチのコネクタ、このXHの他に、同じ
日圧の「EHコネクタ」を常備しています。
しかし、実験用ツールとしてこしらえてあるケーブルには使っ
ていないのです。
実験用の接続用電線、ほとんどがXH。
  中継用にはSMコネクタなど使ってますが。
EHだと高さが7.4mmでこのケースに入ります。
しかし、接続に使うケーブルの作業環境が×。
L20
他にAMPの「EIコネクタ」も在庫してますが、これは
もうひとつ大きくなっちゃいます。
L16
  左から、XH、EH、EIコネクタの順。
ハウジングを付けたところ。
L17
真ん中のEHは確かに小さいです。

そこで今回は「L型のピンヘッダ」を取り付けておくことにしました。
L14_20231124171101
これだと、ICクリップでつなげます。
L15
そして、ピンソケットやQIコネクタが挿さります。
L18
ピンソケットだとハンダで仮付けできるし、試しでの
接続では、いがいと便利なんです。

※XHとEH、困ったことに1ピン位置が違うのです。
 他の基板用コネクタと比較すると、XHが異端という
 感じ。
 2.5mmのコネクタ昔から、XHを使ってきたせいで
 乗り換えるには、ちょっと面倒なんです。


※追記
アナログ機能IC、似たような型番で性能違いというのが
あります。
今回のLTC6101もそうで、1つ違いのLTC6102という
電流検出アンプが存在します。

詳細はデータシートを隅々まで読んでもらわなくちゃなりませんが、
「特徴」を見ると、ざっとの違いが見えてきます。

まず、今回のLTC6101
Ll30

そしてLTC6102
Ll31

大きな違いが「オフセット電圧」と入力バイアス電流。
LTC6101とは別格の性能になっています。

それがゲイン設定に出てきます。
二つの抵抗比でゲインが決まるのですが、
LTC6101だと100倍止まり。
Ll21
LTC6102になると、もう一桁アップ。
Ll22
  ※Rin=1Ωで安定使用できるのかと
   思うんですが、このようにデータシートに
   出てるわけで・・・

しかし、どちらのICも、電圧0V付近の電流は測れないという
欠点があります。
0V付近を計ろうとすると、差動アンプ方式の電流検出アンプを
使わなければなりません。

アナログ機能ICの選択、価格とともに悩ましいところです。

| | コメント (0)

2023年11月10日 (金)

今日の失敗:パーツクリーナーで「ポリスチレン」にダメージ

ちょいと実験回路をこさえていたら・・・

NJL7502フォトトランジスタを使って
 機器にくっついたパイロットランプ的LEDの
 光をとらえてゴソゴソしようとするフロントエンド
 的回路。
 コンパレータで消灯・点灯を判断してL/Hの信号で
 出力。
 コンパレータはマイクロチップのMCP6561
 動作電源電圧が1.8~5.5V。
 オープンドレインではなくCMOS出力です。

ケース加工も終わり、単4X2本の電池ホルダーを
両面テープで接着するのに「油分を落としておこう」
と、そばにあったモノタロウのパーツクリーナーをプシュ~。

直後、手に持ったケースに違和感。
  「ベタついたぞ!
すぐに乾燥しましたが、指先に付いていた加工クズや
指紋!が透明ケースの外側にくっついちゃいました。

M2_20231110112901
透明ケースはダイソーで買ってあった「トラベルケースS 2P」。
材質は「ポリスチレン」。

モノタロウのパーツクリーナー、使ったのは、いつも
の緑色のじゃなく白色の中速乾のもの。
M1_20231110113101

樹脂の脱脂、たいていはIPAを使うんですが、たまたま
そばに置いてあったパーツクリーナーを用いたのが失敗
だったようです。

※関連
2022年9月29日:「ダイソー ミニケース 5個組」が見つからない
2020年8月 6日:オリンパス OM-D E-M1mk2の充電器の充電表示ランプを判別
2021年5月25日:オリンパス OM-D E-M1mk2用充電器の挙動

できあがりはこんな外観。
M3

白黒電線の先にフォトトラNJL7502がくっつきます。

※回路図
N11_20231110124601

| | コメント (3)

2023年10月21日 (土)

2つあるワンショットマルチの時定数比を一定にしたい

基本回路的はこんな具合です。
Mm11_20231021110501
ワンショットマルチが二つあって、その時定数を
2連ボリュームで可変します。

この時「t2 > t1」の関係を保ちたいのです。
t2はt1のおよそ1.2倍。
ここで、2連ボリュームの抵抗値精度が問題に
なるのです。

可変範囲を広くするため1MΩのを使おうとして
いるのですが、2連ボリュームの抵抗値、
けっこうバラついています。

「ステレオの音量調整」で使うボリュームのように
「減衰比」だと抵抗値そのものが違っていても
あまり影響はありません。

ところが、こんなタイミング回路では抵抗値そのものが
重要です。
2連のうち、抵抗値の大きい方をt2側で使えば、
「t2 > t1」の関係は維持できそうです。

で、「2連ボリュームを使わずに、2つのモノマルチの
時定数を設定できる方法は?」っと考えてみたところ、
「こんなのもできるかな」というのがこの回路。
Mm12
モノマルチ「HC4538」の時定数はCとRで決まります。
Rの変わりに電流を流し込めば、その電流比で時間が
決まるはず。
2つのモノマルチのCは同じにして、Rtの違う回路で
電流を流し込めば、時定数比を保てるのではと
考えたのです。

電流値が微少になるので、ちょっとやっかいかもしれません。


※ブレッドボードで簡易的に実験
こんな波形が得られました。
まず、C=0.01uF R=100Kでの標準的な駆動の様子。
M001
「C」端子の電圧が指数関数で上昇し、約3.3Vに達すると
Q出力がオフします。
出力パルス幅はおよそ「0.7 x C x R」の式どおりの値に
なっています。

これをオペアンプを使った定電流回路に換えます。
PNP TrではなくP-ch MOS FETを使いました。(2SJ682)
M003
C端子の電圧は直線的に上昇。
同じように3.3V到達でQ出力がオフします。

電流を決める抵抗を1KΩと1.2KΩにして、1.2倍の
時間が得られるか、試してみます。
Ma000
アンプの+端子電圧(5V基準で)は0.1V。
抵抗が1Kですので、0.1mA流していることになります。

「20mV」でR=100KΩと同じパルス幅が出てきました。
R=1MΩで得られるパルス幅(7msくらい)を目指すには、
電圧をもっと小さくしなければなりません。
「mV」となってくるとオペアンプのオフセット電圧が
効いてきます。
  ※あれこれ部品を増やすより2連ボリュームを使う
   ほうが簡単か・・・

小型FET、N-chのは2N7000を買ってあるのですが、
P-chの小さいの、手持ちがありません。

※ブレッドボードを使った実験の様子
Mm22
電源電圧5Vで実験。
電圧を徐々に下げたら1.7Vくらいまでは動作してました。

調整用ボリューム、10mV以下をうまく操作できるように
しなくちゃなりません。
Aカーブでは間に合わないか。

※流し出し型の定電流回路例
2015年07月03日:直流定電流流し出し回路が一定にならない#2

| | コメント (1)

2023年9月 4日 (月)

LEDドライバー、どうしよう

夏の行事も終わり、来年に向けての反省点が
出てきています。
メインイベントはなんといっても4年生を対象
にした校庭キャンプ。
その中、「きも試し」での電気回りが私の役目。

オバケ役のお母さんからこんなお話が。
真っ暗な廊下で子供達が来るのを待ってて、
近づいてきたら、懐中電灯で自分を照らします。
その操作で手が塞がるのでなんとかできればという
要望です。

こんなイメージ。
H44

人感センサーで子供らの接近を検知したら
LEDをしばらく点灯。
自動でオバケ役を照らそうという仕掛けです。

さて、そのLEDドライバをどうしようかと思案中です。

・電池2本で駆動
・1WクラスのパワーLEDを使う
   フルパワーじゃなく1/2~1/3のパワーで
   100~150mAくらい
・オンオフ制御

使えそうなドライバIC、2種類手持ちにありました。
その一つが安価なPAM2803。  デジキーで100円ほど
Pam2803

Rsの抵抗値でLEDの電流が決まります。
ところがこのIC、on/offが苦手。
ICをオフ(シャットダウン)しても、ショットキダイオードを通して
電池電圧がLEDに加わってしまうのです。
電池が元気だと、LEDが弱く光ってしまいます。
完全にオフしようとすると、VIN入力を切らなくてはいけません。

もう一つのICがLTC3490。
Ltc3490

  これは高価。 デジキーで1000円近く。
何かの実験試作での使い残しで、2個、発掘で
きました。
  アナログデバイセズじゃなくまだ
  リニアテクノロジーの時代に買ったかと。
  でも、もっと安かった記憶が。
このIC、VRで電流を設定できるので便利なのです
じわっと明るくするソフトスタートもできます。

あと、あれこれ検索して出てきたのが
マイクロチップのMCP1643。
  200円ほど。
Mcp1643

そしてモノリシックパワーのMP3412。
  これは300円ほど
Mp3412

MCP1643、MP3412もRsでLEDの電流を設定します。

高価だけどLTC3490が便利。
アマゾンで買った人感センサが5つあるんで
5台製作かと。

| | コメント (0)

2023年8月26日 (土)

人感センサー用オフディレータイマー回路

人感センサーで検知信号を引き延ばすには、いわゆる
オフディレータイマー を付加します。
このタイマー回路、『タイマーICといえば555』と
ばかりに555を使って時間を延ばしている回路を
見かけます。
しかし・・・555ではちゃんとしたオフディレーを
実現できません。
555の単安定マルチバイブレータ(トリガー入力に
反応して出力を一定時間オンにする)ではちょっと
もの足らない信号になってしまうのです。

オフディレーで欲しいのはこんな信号です。
  ・入力がオンしたあと、その信号が切れても、
   一定時間出力オンを維持。

  ・入力がオフしたあとも、出力がオンに
   なっている間は、新たな入力オンで出力オン
   時間を延長。(リトリガブル機能)

  ・つまり、入力のon/offがバタバタしても、
   オフになった最後を基点として計時。
     555はオンになったところが計時の
     基点になる。入力オン継続で出力はオン
     している、オフになった時に時間が
     過ぎていればオフになってしまう。

図示すると・・・
0_1
人感センサーを使う時のタイマーは、オンが基点ではなく
オン後のオフを基点にして働いてくれないと時間延長
タイマーの意味がありません。

しかし、555単独ではリトリガブル機能が無いので
これができません。

・555を使った単安定マルチバイブレータ回路
0_2
実際の信号波形を見てみましょう。
まずは単発のトリガーパルス。
Aa_01
計算どうりの出力パルスが出ています。
しかし、欲しいのは入力がオフしてからの遅延です。

トリガーパルスを長くすると、オン時間も
同じだけ延びますが、トリガー入力がオフ
になると、出力はそこで切れてしまい、
オフディレーが実現できません。
Aa_02  
また、パルスが重なってもリトリガーしてく
れません。
 Aa_03

555でリトリガブル機能を実現するには、
入力のオンでもってタイミングコンデンサを
放電する回路を外付けします。

NPNのデジトラを二つ使って、トリガー入力とタイミング
コンデンサの放電を行ってみます。
SWはGNDではなく電源側につなぎます。
0_3
すると、うまくオフディレーができます。
SWがオンすると555がトリガされると同時に
タイミングコンデンサの放電が続きます。
SWがオフするとコンデンサの電圧上昇が
はじまり、規定電圧までの上昇で出力が
オフします。
 Aa_04
リトリガーも大丈夫。
 Aa_05

TI社の555データシート に載っている応用回路では
  ・9.2.1 Missing-Pulse Detector
として、PNPトランジスタを使ったリトリガー回路
が出ています。
0_4

その動作を見てみましょう。
ディレー時間はVc電圧の持ち上がりで若干短く
なりますが、きちんとオフディレーしています。
B05

入力信号が接点のようにタイミングコンデンサを
放電できるくらいの電流を許容するなら、ダイオード
一つでタイミングコンデンサを放電できます。
0_5
その様子です。
Aa_07

555にちょっと部品を外付けすれば、
  オフディレータイマー
  リトリガブル・ワンショットタイマー
が実現できます。

※参考
555ワンショットタイマーを再延長可能に:気の迷い
ESP8266 (ESP-WROOM-02) 工作で使う回路ライブラリ その1 (人感センサーと延長可能ワンショット)
missinng pulse detector :learningelectronics.net Fig.10a
 

| | コメント (0)

2023年8月25日 (金)

『きもだめし』用の人感センサー

2023年8月19日:『きもだめし』に人感センサー
 ・ヒュ~ヒュ~・ピカピカピカのきもだめし用怪音&怪光発生装置
これを、人が来たときだけオンしたいということで、
AC100Vを開閉するタイマー回路を作ってみました。

人感センサーは、手持ちのパナソニックのAMN13112
あるいはアマゾンで買ったAM312どちらでも使えるように
ということでNPNのデジトラで受けました。

・回路と制御タイミング
Dm11

・「箱」に入れた様子
Dm12
Dm13

この向き↓で人に向けます。
  (正面から近づくのではなく横切るような
   配置で反応します。)
Dm14
AC100Vの開閉は部品箱から発掘したシャープのS201DD2
フォトトライアックです。

電源は携帯電話の充電器を解体して出てきた基板。
ある程度電流を流しておかないと5V出力が安定しません。
「ブリーダー抵抗」と記したのがそれ。

VR1で検知時間を。
VR2でオン時間を設定します。

反応のゆっくりなAM312を使う時はVR1は最小でOK。
AM312だとマイコンを使わなくても、単純な
オフディレータイマー回路 で解決でしょう。

・制御プログラムのソース ATtiny13Aです。
  ダウンロード - demado_sens3a.txt
     (.cですが.txtにしています)

※関連
出窓用焦電センサー検出回路

 

| | コメント (0)

2023年8月10日 (木)

「御詠歌プレーヤー」の製作 (MP3-TF-16Pモジュールの使用例)

お盆の精霊流し、昔はご近所の橋の上からすべり板で
川に浮かべた船に乗せていました。
ちょっと前までは、橋の上でご供物を集めていたのですが、
橋の上だと雨になるとたいへんだということで、現在は
地域の会館で行っています。
  ・御幸橋の上でしていた精霊流し
  ・2016年の様子
その時のBGMが「四国八十八箇所霊場の御詠歌」。
最初はカセットテープで。
それからMP3プレーヤに。 (アンプは別で)
そのMP3プレーヤー、文鎮の佐藤テック君が持っている
のを借りていたのですが、MP3プレーヤのモジュールを
買ったので、連続リピート再生するのを作ってみました。
MP3-TF-16P  という型番。
DFPlayer mini がオリジナルなのでしょうか。
秋月でも扱っています(M-12544)

説明書を見ますとADKEY1端子を51kΩの抵抗
オンしたら連続再生(Loop All、All cycle)になる
と書かれています。
ただし、51kをGNDにつなぎっぱなしでの電源オン
には反応無し。
オープンで電源をオンしてから51kをGNDにつなぐ
操作をしなくちゃなりません。
電源オンで遅延ワンショットかと思ったのですが、
お手軽にプッシュスイッチを使うことにしました。

こんな回路。
Go11
電池を3本使います。
モジュールに直結。
Low Bat警報の出る2.7Vまで下がってもまだ
動いていました。

左右のオーディオ出力に0.5Vほどの直流が
乗っていたので、C2とC3でカットしてから
モノラルに合成しています。

ダイソーで買った樹脂ケースに入れ込みました。
G012
G013
Go14
MP3モジュールの拡大。
Go17
Go18

SDカードに入れた曲(御詠歌)を順に再生する
だけの機能です。
四国霊場1番札所、霊山寺(りょうぜんじ)から
88番札所、大窪寺(おおくぼじ)まで、それぞれの
札所の御詠歌がえんえんと流れます。
ただそれだけの機能です。

再生の順序はファイル名に関係なくて、SDカード
に書き込んだ順番になります。
今回のように「何番札所」という曲順が重要なときは、
PCでのコピー操作、一括じゃなく、めんどうでも
ファイルを一つずつコピーしなくちゃなりません。
  ※一つのフォルダにどれだけのファイルを
   入れられるとか、フォルダによる
   再生順序はどうなるかまでは不明っす。

※昔、別のモジュールで自動再生を試したことがあります。
  ・2016年06月16日 御詠歌を自動再生
この時は、モジュール単独での自動リピート機能がどうも
うまく行かずで断念しました。
   リピート再生が途中で中断
   曲が変わらない
   外部からの制御無しでの運転はなんか
   おかしい

その後、このモジュール、Arduino UNOを使った
BGMランダム再生装置で使っています。
  ファイルを拾って乱数化して再生開始。
  全曲再生完了後、異なった順番にして再リピート。
  この乱数化するとき、直前の曲番をチェックして
  重ならないよう。 (直前の20曲が出ないよう)
F11_20230810172701
制御はArduino。
F12_20230810172801

制御スケッチ。
  ・ダウンロード - mp3_mk138.txt
    「.ino」じゃなく.txtファイルに

再生するファイルの数はArduino側で設定。
   (モジュール側のTXDは使っていません)

| | コメント (2)

2023年7月28日 (金)

謎の回路・・・これでもスルーホールになっている

「生野おもちゃ病院」から依頼された修理物、
昨晩、無事に引き渡せました。
で、「下間はん。こんなんいるか?」っと
渡されたのが謎の電子回路。
  ※全体はまた今度に
それには、こんな3桁の7seg表示器がぶら下がって
いました。
H21_20230728093901

H20

制御チップ
H22
  「SH69P48」・・・4bitマイコンだと

4pのコネクタで主制御回路につながり、信号名が
  P-F  GND  VDD  PFG
と記されています。
  それも、裏焼き文字で
VDD-GND間に5Vを加えると表示は出ました。
でも、入力信号がよくわかりません。
  P-FとPFGなんでしょうけれど

で、この基板を眺めていたら、「ほんまかいな!?」という
プリントパターンになっています。

H11_20230728094301
左側のを拡大
H12_20230728094301
別のところ
H13_20230728094301

これでもちゃんとスルーホールが形成されていて、
基板の上下(裏・表)間は導通していました。

※信号確認
P-Fは1kΩで電源にプルアップされてました。
P-FとPFG間にパルス(オープン・コレクタで)を
加えると、表示が出ます。
信号なしだとゼロサプレスされた0。
  50Hz  20
  100Hz  40
  200Hz  80
  500Hz   200
 1000Hz   400
 2000Hz   800
 2500Hz   000
これ以上は下位の3桁だけ。
50kHzくらいまで応答していました。

1kHzで400という指示、いったいなんなんでしょね。

※4p接続コネクタの文字
H31_20230728144101
  コネクタを抜いてから撮影
最初見た時、「なんじゃこれは?」・・・でした。

※謎の回路
プラケースに入ってて樹脂が流されてました。
H32

無理やり解体
H33

CMOSの「555」とロジックIC「74HC153」が出てきました。
H34
4入力のデジタルマルチプレクサ。
  何をしてるんだろ。

この他にオペアンプ。
   AD823
H35
   AD8662
H36

J-FET入力オペアンプAD823、むちゃ値が上がってますなぁ。

| | コメント (2)

2023年6月23日 (金)

こんなモノを発掘してしまった・・・PC-8201

段ボールを片付けていたら「PC-8201」が出てきちゃいました。
しばらくぶりのご対面。
  ・2005年06月30日:PC-8201の中身 (資料は喪失)
  ・2009年03月01日:PC-8201の本
  ・2012年02月02日:PC-8201の水晶発振子
発掘したからには、試しに通電(ACアダプタで)。
・・・残念 うんともすんとも。 動きません。

バックアップ用のNiCd電池がアウトになっていたはず、
いうことで解体。
ネジ4本で裏蓋が開き、基板が見えます。
NiCd電池が腐っていて、液漏れしてました。
周辺のパターンがやられてました。
面倒ですが、手直し。
NiCd電池のかわりにスーパーキャパシタをハンダ。
P10
仮組みして通電したら・・・動いた!
P12_20230623173101
日時を合わすのはBASICで。
DATE$TIME$に値を放り込みます。
P12a
設定できました。
   (昨日の日付にしてしまったのは私のミス)
でも・・・
メインメニューに戻ったら、20世紀になっていました。
P13_20230623173101
カレンダーIC(uPD1990)が対応してないのか、
それとも21世紀を想定してなかったのか・・・

uPD1990を調べたら・・・
「年」は数えていませんでした。「月」までです。
144
「うるう年」の処理は、「自動ではしないぞ」、
「自分でせいっ」っと。

バックアップ回路、こんな例が出ていました。
145

2022年12月22日 (木) バックアップ用バナジウム・リチウム二次電池の充電回路

| | コメント (6)

2023年6月 8日 (木)

電池ホルダーから電源供給するためのアダプタ(ダミー電池)#3

2023年3月23日:電池ホルダーから電源供給するためのアダプタ(ダミー電池)
2023年3月24日:電池ホルダーから電源供給するためのアダプタ(ダミー電池)#2
ここでは「木棒とスナップ」を使ったダミー電池の作り方を
紹介しました。

そして、2023年4月2日のコメントで、シリコンハウス扱いの
「単3ダミー電池」が紹介されていました。
今回、電池ホルダーのストックを探索していたら、これの
残骸が出てきました。

N19

中間の渡り線を切断。
+/-の両端に赤・黒のミノムシクリップをハンダしてありました。
でも、これを仕舞い込んでいたということは
  「役立たず」 (接触が安定しなかった)
という判断だったのでしょう。

先日、6月3日(土)の「東成おもちゃ病院」で、
『ダイソーのネオジム磁石を使った電池ボックス端子接触ツール』
の話が出たのです。
  ※メンバーが実物を持っていた
ラジオペンチさんの
  ・ネオジム磁石に線をはんだ付けして、ミノムシクリップもどきを作る
まさにこれ。
  ※メンバーの製作物は、赤や青のピン状プラスチックに
   穴をあけてリード線を貫通させていました。

しかし・・・ 私、このアイデアに逆らっちゃいました。

  ・電池ホルダーの電極、鉄やないとくっつけへんやん。
  ・ほれ、この電池ホルダーのプラス極はシンチュウ。
   そこにニッケルメッキしてある。
  ・磁石、ニッケルメッキには反応するけどくっつくか
   くっつけへんか微妙。 これはあかんで。
  ・マイナス側のスプリング電極、バネ材なんで鉄やから
   くっつくけでど、わざわざ磁石で不安定にくっつけんでも
   クルクル巻きのところをクリップでつかんだらエエやん。
と。

せっかくのアイデア、「電極が鉄やないと使われへん」という
縛りのため、あんまし実用的ではありません。

  ※磁石にハンダしたら熱で磁石を忘れてしまうの?
   これ、確かめてみましたよ。
   リード線をハンダ付けしようとハンダゴテで加熱したら
   ほんとに磁石じゃなくなっちゃいました。
   ちょっとびっくり。

仕事場の部品箱にストックしてあった電池ホルダー、あれこれ
引っ張り出してきました。
やはり、プラス極にはくっつきません。
手持ちので磁石がくっついたんは
 ・Keystone Electronics No92
 ・https://www.keyelco.com/userAssets/file/M65p11.pdf
   「MATERIAL: Spring Steel, Tin-Nickel Plate
N13
  ※緑のがダイソーのネオジム磁石入りの
   ピン型マグネット。
   スプリング電極にくっつくけど、平板電極
   にはくっつきません。

で、「単4電池を単3電池にするアダプター」が売ってないかと
アマゾンを見ていたら、
 『YFFSFDC 単4形を単3形に変換電池スペーサー 6本入り 495円
というのを発見。 買ってみました。

N14

円筒の中央で分裂して、プラス側とマイナス側それぞれに
金属の電極が付いています。
出ているところをハンマーで叩いたらすんなり抜け取れました。
  ※ギュっと押しただけではなかなか固い
電極は磁石にくっついて、ハンダ付けもできました。
N15

赤黒のリード線をハンダ。
N16
単4電池を入れてアダプタとして使う時は、プラス・マイナス
が押されても電極が凹むことはありませんが、中が中空だと
電極が押し込まれて不安定になるかもしれません。
そこで、中に入れておく突っ張り棒状のものが欲しく
なります。

使えそうなもの(絶縁材で切りやすい)を探しますと・・・
  ・割り箸
  ・綿棒の軸
周りを見渡して、目に付いたのはこんなところです。

N17

上が綿棒の軸の束。
下が割り箸の突っ張り棒。
途中に電線引き出し用の穴を開けてます。

この電池ホルダー↓だと、装着がずいぶん固くなりました。
グニュ~っと押し込まないと入りません。
N18

電池ホルダーからリード線を引き出すため
ハトメ加工がしてあって、その分、空間が
狭くなっているのです。
ハトメの無いところはスムーズに装着できます。

木棒だと自由に長さを決められるし、突っ張り棒を
考えなくてすみますんで、どっちがエエか。
むつかしいところです。


単3電池1本用だとこんな具合。
C51_20230609093201
電源供給の中継によく使っているのが JSTのSMコネクタ
コネクタで中継しておくと、装置にダミー電池を装着した
まま電源との接続を外せるので、ちょい便利。
再装着の時に+/-を間違うことも防げます。

BULGIN社の電池ホルダにセットして接触具合を確かめてみました。
「直流1A」を流し、4端子法でドロップ電圧を計ります。
C52_20230609093501
1Aですので「mV」の読みがそのまま「mΩ」に
換算できます。
マイナス極も似たような値で、接触抵抗は
「3~4mΩ」というところでした。
接触そのものの心配はなさそうです。

注意しなくちゃならないのは、スプリング電極が使わ
れている一般的な電池ホルダー。
スプリング電極を含めての抵抗はこの1桁上がります。
電池ホルダのスプリングの数だけ抵抗が生まれます。
電流が大きくなったときの電圧ドロップが影響する
回路もあるでしょう。

※関連
電池の消耗を調べるために電圧を計るなら「四端子法」で
【電池BOX】 うずまきバネ式の接触抵抗は板バネ式の数十倍大きい

| | コメント (8)

より以前の記事一覧