トランジスタ技術2026年3月号
ちょっとフライングで。
トラ技は毎月10日発売。
でも、定期購読や著者献本だとちょいと早めに
送られてきます。
3月号は今朝やってきました。
私の記事も載っているんですが、
「ロードセルを使ったはかり」
の後編を楽しみにしていたのです。
前編が先月の2月号で、ブロック図や波形などの
解説だけでした。
今月号が回路図などの解説です。
読み進みますと・・・・
「あかんやん!」を発見。
アナログマルチプレクサ「74HC4053」の
電源が「±9V」になっています。
HC4053のスペック、電源はGND基準でVDD・VEEが±5V。
最大でも±6Vとか±7V。 (メーカーにより異なる)
記事の部品表を見ますと、
「TC4053でも可」と注記されているんですが、
回路図のHC4053に±9Vはスペック越えで、へた
したら破損するかもという、怖~い状態になってい
ます。
4000番CMOSの4053、この最大電圧もメーカにより
記述が異なり、VDD ・VEE間18Vとなっていたり
20Vとなっていたりします。
つまり、±9VはCMOSの4053でもギリギリという
電源電圧なんです。
±9Vだと、汎用ロジックICじゃなく、±15Vで
動くオペアンプなどとつなげられるアナログ回路用の
マルチプレクサから選ぶということになるでしょう。
また、記事のHC4053、未使用ピンの処理が気になります。
「GNDにつないでおくんだぁ」っと大きな声を上げたいです。
おっと。「INH」オープンはまずい。
これは確実にGNDにしておかないと。
4053の場合、ABC3つあるスイッチを3パラにしてしまうと
いうのが、定石かもしれません。
入出力容量が増えるけど、
スイッチ抵抗が小さくなる
・analog-dialogue:その未使用ピンをどうにかしなさい!
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コメント
塩田です。ご無沙汰しています。
久しぶりにこちらのサイトのブックマークしていたアドレスが目に入ったので、訪問してみました。
分からないなりに記事を面白く拝見させてもらっています。
±9Vが、どういけないのか気になってチャットGPTに聞いたら凄い詳しく教えてもらいました。
正しくはCD4053の可能性が高いと教えてくれました。
今日は、ロックインアンプという回路の存在を知ることができてよかったです。最近始めた自分のブログの記事(自分で空想した火災現場用レスキューロボの通信環境が過酷である旨の記事)に関連づけられそうです。
投稿: seaotter | 2026年3月 6日 (金) 23時14分
トラ技に記事訂正がでるかどうか・・・
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2026年3月 8日 (日) 09時38分
トラ技4月号には(定期購読のがさっき届いた)訂正はありませんでした。
毎年4月号付録の「エンジニア手帳」がすいぶんゴツくなっていました。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2026年3月 8日 (日) 14時40分