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2025年12月

2025年12月29日 (月)

歯医者の残物:ヘッドランプ

女房が勤めていた歯医者の先生が使われていた
ヘッドランプ。 (口の中を見る用)
  壊れているし、古いものだしという
  ことで、「行商」の対象じゃありません。
L21
コントロール+バッテリは充電式。
でも、充電池では動かなくなっています。
L22
そして、ランプ本体はLEDではなく電球。
これの輝度を制御できます。
こんな仕様が記されています。
L27
USA製。

ケースを開けると、制御基板と6本組の充電池が
出てきました。
Lp11
充電用のACアダプタをつなぐとランプが光ります。

最低輝度。
L25

そして、最大輝度。
L26

光源はランプですが、狭い範囲を照らすよう
レンズ系を工夫してあるようです。
直視できない明るさです。
コネクタの根元で電圧を計ると、1.5V~4.2Vまで
変化してました。

故障の主原因はバッテリの劣化。
回路は充電しようとしているのですが、電圧が
上がりません。
赤リード線を引っ張ると外れてしまいました。
L24
緑色の腐食痕が見えます。

もう一つ「おぉ!?」だったのがこれ。
制御は「PIC16C71」マイコン。
Lp12
その横に「ICS1700A」という16pinの充電制御ICが
乗っています。
Lp13
このICの端っこの足を見ると・・・
 足が折れて曲がってしまってICソケットに
 ちゃんと刺さっていません。
Lp14

なんでこれで動いていたのか・・・
 刺さっていない8pinはAVSS。
 隣の7pinはVSS。
どちらもGNDにつながるピンで、テスターで確認した
ところ、ICの内部でもつながっていました。
これで、なんとか動いていたようです。
目視でしか異常を発見できないトラブルになるで
しょうか。

※ランプ部の構造
Lm41
左がレンズ。 右がランプ保持部。

ランプの拡大。
Lm42

対象(白紙)に接近させて淡く光らせると、フィラメントの
形が映りました。
Lm43



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2025年12月26日 (金)

tinyAVR2系のデータシートは「4096」「256」で

ATtinyのデータシートに「1/1023」が出現
で、「あれま」っと思ってたんですが、
12bitのA-Dコンバータ(アンプが乗ってて差動
動作もできる)を持つtinyAVR2系のデータシートを
見ますと、単入力では「4096」「256」と。
差動の±入力では「2048」「128」となっていました。

tinyAVR0tinyAVR1は「1023」。
T11_20250926090601
  これは間違い!

しかし、tinyAVR2だとちゃんと「4096」「256」に。
G11_20251226094401
そして、差動入力のときは「2028」と「128」に。

差動の8bitの時に値を入れてみると「127」だと
おかしいことが分かるかな。
Vref=5Vとして、「128」だとプラス側フルスケールの
127で4.96V。 (Vrefより1LSB小さい)
データ=0は0V。
マイナス側のフルスケールデータ=-128で-5.00V。

それが「127」だと、マイナスのフルスケール-128が
-5.04Vとなって、アレレに。

分解能を8bitに下げると、「256」「255」の違いが
見えてきます。

Arduino なんとかして誤用を正したい:A/Dの1/1023とmap関数

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2025年12月24日 (水)

歯医者の残物:ICレコーダ、Walkman、BGM再生装置 いりませんか?

女房が勤めていた歯医者さんからのいただきもの。
いりませんか?

まず、
SONYのICレコーダ ICD-SX813
Wk10
  箱に付属品も付いてます。

そして、
SONY ウォークマン NW-S762
Wk11
  これは箱無し。 ACアダプタは付いてます。

最後が、歯医者で使ってもらっってた自作品。
・BGMランダム再生装置
Wk13
 てっぺんのスイッチを押したら再生開始
Wk14

アンプは入っていません。
MK138というMP3再生回路の出力そのまま。
2018年からずっと動いてました。
  これを作る前は業務用のBGMを利用。
  待合室や診療室にスピーカーの配線
  がしてあったので、受付に置いてあっ
  たアンプにこの信号を突っ込で設置完了。

「御詠歌プレーヤー」の製作 (MP3-TF-16Pモジュールの使用例)
この記事の最後のほうに技術資料を置いてます。
  ACアダプタやオーディオ接続ケーブルを添付
操作方法は、回路図内のメモと「スケッチ」を読んで!
   作った本人も忘れてる。
   1フォルダあたり100曲で、
   最終フォルダ番号と総曲数を設定。
  (使ってたBGMデータ、入ったままです)

欲しい人、手を上げてください。
  メールアドレスを記入してコメント書き込みを。
「ゆうパック」でお送りします。
お代はいつものように送料+お駄賃をビール券で。

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2025年12月23日 (火)

ATtiny1614 DAC出力とADC入力を見る

ATtiny1614のDAC出力とADC入力を試してみます。

DACはアナログ値を8bitでDAC0:PA6に出力。
D12_20251223100201
ADCはあれこれアナログ値を10bitで入力できる
ようになってます。
D13_20251223100201
DACもADCも「0.55V~4.3V」の内蔵基準電圧が使えます。
D14_20251223100301
ただし、DACは電源(VDD)や外部基準電圧(VREFA)
入力は使えません。
電源や外部を使えるのはADCだけ。

DACとADCを同じ基準電圧に設定し、DACで
出力した電圧をADCで読ませれば同じ値(8bitと
10bitだから4倍して)が出てくるはずです。
  DACで「128」(基準電圧の1/2)を出力すれば
  その4倍の「512」がADCで読めるはず。
これを確かめてみました。

こんな回路。
D11_20251223100801
実験した電源電圧は5V。
PA6(DAC0出力)とPA4(AIN4入力)を接続。
この接続はDACブロック図にある出力バッファを
通ります。
もう一つの経路がADC入力マルチプレクサを切り替
えれば読める「DAC」。
DAC0の出力バッファを通らずにA-D変換できます。

その結果です。 左から
  基準電圧 0.55V~4.3V
  DAC出力データ(8bit) 0~255、16stepで
  AIN4入力A-D値(10bit)
    DACデータのと差
  DAC入力A-D値(10bit)  DAC0バッファを通っていない
    DACデータのと差

#Ref D-A AIN4 diff  DAC0 diff
0.55 0 3 3 3 3
0.55 16 52 -12 67 3
0.55 32 117 -11 131 3
0.55 48 181 -11 194 2
0.55 64 245 -11 258 2
0.55 80 309 -11 322 2
0.55 96 373 -11 386 2
0.55 112 437 -11 449 1
0.55 128 501 -11 514 2
0.55 144 565 -11 578 2
0.55 160 629 -11 642 2
0.55 176 693 -11 706 2
0.55 192 757 -11 769 1
0.55 208 821 -11 834 2
0.55 224 885 -11 898 2
0.55 240 949 -11 961 1
0.55 255 1009 -11 1021 1

1.1 0 1 1 2 2
1.1 16 58 -6 65 1
1.1 32 122 -6 129 1
1.1 48 186 -6 193 1
1.1 64 250 -6 256 0
1.1 80 314 -6 320 0
1.1 96 378 -6 384 0
1.1 112 441 -7 448 0
1.1 128 505 -7 512 0
1.1 144 569 -7 576 0
1.1 160 633 -7 640 0
1.1 176 697 -7 704 0
1.1 192 761 -7 768 0
1.1 208 825 -7 832 0
1.1 224 889 -7 896 0
1.1 240 953 -7 959 -1
1.1 255 1013 -7 1019 -1

1.5 0 0 0 1 1
1.5 16 59 -5 65 1
1.5 32 123 -5 128 0
1.5 48 187 -5 192 0
1.5 64 251 -5 256 0
1.5 80 315 -5 320 0
1.5 96 378 -6 383 -1
1.5 112 442 -6 447 -1
1.5 128 506 -6 511 -1
1.5 144 570 -6 575 -1
1.5 160 634 -6 639 -1
1.5 176 698 -6 703 -1
1.5 192 762 -6 767 -1
1.5 208 826 -6 831 -1
1.5 224 890 -6 895 -1
1.5 240 953 -7 958 -2
1.5 255 1013 -7 1018 -2

2.5 0 0 0 0 0
2.5 16 61 -3 64 0
2.5 32 125 -3 128 0
2.5 48 188 -4 191 -1
2.5 64 251 -5 255 -1
2.5 80 315 -5 318 -2
2.5 96 379 -5 382 -2
2.5 112 442 -6 445 -3
2.5 128 506 -6 509 -3
2.5 144 570 -6 573 -3
2.5 160 634 -6 637 -3
2.5 176 698 -6 701 -3
2.5 192 761 -7 764 -4
2.5 208 825 -7 828 -4
2.5 224 889 -7 892 -4
2.5 240 953 -7 956 -4
2.5 255 1012 -8 1016 -4

4.3 0 0 0 0 0
4.3 16 62 -2 64 0
4.3 32 125 -3 127 -1
4.3 48 189 -3 191 -1
4.3 64 253 -3 254 -2
4.3 80 316 -4 318 -2
4.3 96 380 -4 382 -2
4.3 112 444 -4 445 -3
4.3 128 508 -4 510 -2
4.3 144 572 -4 574 -2
4.3 160 636 -4 637 -3
4.3 176 700 -4 701 -3
4.3 192 763 -5 765 -3
4.3 208 827 -5 829 -3
4.3 224 891 -5 893 -3
4.3 240 954 -6 956 -4
4.3 255 1014 -6 1016 -4

これを見ると、
 DAC0出力バッファを通った電圧は
 一定のオフセット(マイナス目)が出ている。

 DACの直接入力は、まぁこんなもん。
  Vref=1.1Vなんかエエ感じ。

てなところでしょうか。

「DAC0出力を使えばVrefが外に出せる」と
記したことがありましたが、「要調整」という
注意書きが必要なようです。

テストに使ったのはこんなスケッチ。
・analogReadは使っていない。
・アナログデータの累積加算機能(32回)を使って
 平均値を算出。
・フリーランさせて変換。
・Serial.printf()が使えるぞ!

/*****************************************/
/* ATtiny1614 D-A出力とA-D入力のテスト */
/*****************************************/
// "AD_DA_test01.ino"
// Vref値を変えながらD-A(0~255)を出力してA-D入力
// DAC0出力(DAOUT) PA6 8bit
// ADC0入力(AIN4) PA4 10bit
// ADIN MPXを切り替えてDAC0直入力もテスト
// クロックは10MHz
// delay(),Serial.printを使っている
#define DA_STEP 16 // D-A増減値 0~255で設定
// 配列のデータ数を返すマクロ
#define DIMSIZ(a) (sizeof(a)/sizeof(*a))
/***** VREF テーブル *****/
struct st_vref{
const char *s; // 区分文字列
const byte v; // VREF選択コード
};
const st_vref vref_tbl[]={
{ "0.55" , 0b00000000, }, // 0
{ " 1.1" , 0b00010001, }, // 1
{ " 1.5" , 0b01000100, }, // 2
{ " 2.5" , 0b00100010, }, // 3
{ " 4.3" , 0b00110011, }, // 4
// ||| +++--- DAC0REF
// +++------- ADC0REF
};

/***** SETUP *****/
void setup()
{
Serial.begin(9600);
DAC0.CTRLA = 0b01000001; // D-A出力有効
// || +---- ENABLE DAC許可
// |+---------- OUTEN 出力する(PA6)
// +----------- RUNSTBY
// A/D変換 ADC0:AIN4:PA4 2pin
// クロックは50kHz~1.5MHzに
// 32回累積 フリーラン変換で
ADC0.CTRLA = 0b00000011;
// | ||+--- ENABLE 許可
// | |+---- FREERUN 自由走行で
// | +----- RESEL 10bit
// +---------- RUNSTDBY
ADC0.CTRLB = 0b00000101; // サンプル回数
// +++--- 32回 15bit (max 32736)
ADC0.CTRLC = 0b01000101;
// ||| +++--- PRESC 10MHz/64=156kHz
// |++------- REFSEL 内部Vref (VREF.CTRLA)
// +--------- SMAPCAP Hiレベル
ADC0.MUXPOS = 0b00000100; // MPX
// +++++--- AIN4:PA4 2pin
ADC0.COMMAND = 1; // STCONV 変換開始
// デジタル入力禁止
PORTA.PIN4CTRL = 0x04; // PA4:AIN4 in デジタル入力禁止
PORTA.PIN6CTRL = 0x04; // PA6:DAC0 out
}

/***** LOOP *****/
void loop()
{
byte exc = 0; // 実行区分
byte vref_d; // Vref選択
int da_d; // D-A出力データ 0~255
int ad_ain4; // AIN4 A-D入力データ 0~1023
int ad_dac0; // DAC0直接のA-D入力データ 0~1023
Serial.println("#Test D-A,A-D");
delay(100);
while(1){ // ここでloop
switch(exc){
case 0: // Vref値 最初から
vref_d = 0; // 最初は0.55V
Serial.println("#Ref D-A AIN4 diff DAC0 diff");
exc++;
break;
case 1: // Vref値設定してD-A出力値0Vから
VREF.CTRLA = vref_tbl[vref_d].v; // ADC0,DAC0 VREF電圧設定
da_d = 0; // DAC0 = 0V
DAC0.DATA = da_d; // D-A出力して
delay(100); // ちょっと時間待ち
exc++;
break;
case 2: // D-A 0~255可変
DAC0.DATA = da_d; // 0~255のD-A出力
ADC0.MUXPOS = 0x04; // MPX AIN4入力で
delay(100); // ちょっと時間待ち
exc++;
break;
case 3: // AIN4からのA-D入力
ad_ain4 = ADC0.RES; // 変換結果 (1023*32):0~32736
ad_ain4 /= 32; // 1/32して0~1023に
ADC0.MUXPOS = 0x1C; // MPX DAC0入力に切り替え
delay(100); // ちょっと時間待ち
exc++;
break;
case 4: // DAC0直接入力
ad_dac0 = ADC0.RES; // 変換結果 (1023*32):0~32736
ad_dac0 /= 32; // DAC0データも1/32
Serial.printf("%s %3d %4d%5d %4d%5d\r\n", // シリアル出力
vref_tbl[vref_d].s, // Vref値
da_d, // D-A値 0~255
ad_ain4, ad_ain4 - (4 * da_d), // AIN4 差分
ad_dac0, ad_dac0 - (4 * da_d)); // DAC0 差分
if(da_d == 255){ // D-A出力255でおわり
Serial.println(); // 2つ改行
Serial.println();
vref_d++; // 次のVref
if(vref_d >= DIMSIZ(vref_tbl)){ // 4.3Vでおわり
exc = 0; // 最初から
}
else{ // 0.5V~4.3V
exc = 1; // Vref設定へ
}
}
else{ // 次D-A値
da_d += DA_STEP; // +16
if(da_d > 255) da_d = 255; // maxが255
exc = 2; // D-A出力から
}
break;
}
}
}

電源電圧5Vで試しましたが、電源電圧を変えると
状態が変わります。
電源3.3Vなら基準電圧4.3Vは無意味ですし。
  というかDACもADCも基準が電源電圧に
  なるかも。

Serial.printfはこの設定でしょ
D16

Da15

※電源電圧3.3Vでの結果

#Ref D-A AIN4 diff  DAC0 diff
0.55 0 0 0 0 0
0.55 16 50 -14 64 0
0.55 32 114 -14 128 0
0.55 48 178 -14 192 0
0.55 64 242 -14 256 0
0.55 80 306 -14 319 -1
0.55 96 370 -14 382 -2
0.55 112 434 -14 447 -1
0.55 128 498 -14 511 -1
0.55 144 562 -14 575 -1
0.55 160 626 -14 640 0
0.55 176 690 -14 703 -1
0.55 192 753 -15 767 -1
0.55 208 818 -14 831 -1
0.55 224 882 -14 895 -1
0.55 240 946 -14 959 -1
0.55 255 1006 -14 1018 -2

1.1 0 0 0 0 0
1.1 16 57 -7 64 0
1.1 32 121 -7 128 0
1.1 48 185 -7 191 -1
1.1 64 248 -8 255 -1
1.1 80 312 -8 319 -1
1.1 96 375 -9 382 -2
1.1 112 440 -8 446 -2
1.1 128 504 -8 510 -2
1.1 144 568 -8 575 -1
1.1 160 632 -8 639 -1
1.1 176 696 -8 702 -2
1.1 192 759 -9 766 -2
1.1 208 824 -8 830 -2
1.1 224 888 -8 894 -2
1.1 240 951 -9 958 -2
1.1 255 1011 -9 1018 -2

1.5 0 0 0 0 0
1.5 16 58 -6 64 0
1.5 32 122 -6 127 -1
1.5 48 186 -6 191 -1
1.5 64 250 -6 255 -1
1.5 80 313 -7 318 -2
1.5 96 377 -7 382 -2
1.5 112 441 -7 446 -2
1.5 128 505 -7 510 -2
1.5 144 569 -7 574 -2
1.5 160 633 -7 638 -2
1.5 176 697 -7 702 -2
1.5 192 761 -7 766 -2
1.5 208 825 -7 830 -2
1.5 224 889 -7 894 -2
1.5 240 953 -7 957 -3
1.5 255 1012 -8 1017 -3

2.5 0 0 0 0 0
2.5 16 60 -4 63 -1
2.5 32 124 -4 127 -1
2.5 48 187 -5 190 -2
2.5 64 251 -5 254 -2
2.5 80 315 -5 318 -2
2.5 96 378 -6 381 -3
2.5 112 442 -6 445 -3
2.5 128 506 -6 509 -3
2.5 144 569 -7 573 -3
2.5 160 633 -7 636 -4
2.5 176 697 -7 700 -4
2.5 192 761 -7 764 -4
2.5 208 824 -8 828 -4
2.5 224 888 -8 892 -4
2.5 240 952 -8 955 -5
2.5 255 1011 -9 1015 -5

4.3 0 0 0 0 0
4.3 16 61 -3 64 0
4.3 32 125 -3 128 0
4.3 48 189 -3 191 -1
4.3 64 253 -3 255 -1
4.3 80 317 -3 319 -1
4.3 96 380 -4 383 -1
4.3 112 444 -4 447 -1
4.3 128 509 -3 511 -1
4.3 144 573 -3 576 0
4.3 160 637 -3 640 0
4.3 176 701 -3 704 0
4.3 192 765 -3 768 0
4.3 208 829 -3 832 0
4.3 224 893 -3 896 0
4.3 240 956 -4 960 0
4.3 255 1010 -10 1020 0

Vref 4.3Vは電源電圧が低いので出力できない。
DAC、ADCとも電源電圧が目一杯の基準電圧
として使われているのではないかと推測。

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2025年12月18日 (木)

中華製CVCC電源に付属してきたDC出力コード

中華製CVCC電源を買った時、出力用に全長50cmの
赤黒DCコードが付属してきました。
Bn11_20251218152001
電源側がバナナプラグ。 負荷側にミノムシクリップ。
でも、何かしらバナナプラグ側が不安定・・・
Bn12
ひさしぶりに1A定電流電源を持ち出してきて、
全体の抵抗を計ってみました。
Bn13
プラグをターミナルに挿して、ミノムシ側を短絡。
ジャックの+/-にテスターをつないで、電圧を計ります。
1Aなので「mV」がそのまま「mΩ」に換算できます。
プラグをそっとしていたら、30mΩくらいなのですが、
プラグを「引っ張る」「グニグニする」と、接触抵抗が
大きくなり「CC Err」ランプが点灯します。
テスターでの読みも不安定。
Bn14
プラグの根元を見ますと・・・なにやら緑色のネバネバ。
Bn15
プラグを解体すると・・・
Bn16
油っぽいものが付着していました。
コードをハンダした後、プラグのカバーをギュっと押さえ
てはめるのに、摩擦を減らすため使った感じでしょうか。

プラグの先端が二重構造になっている(ジャックに入れた
とき、心棒を押さえつけて通電する構造)プラグ、
 マル信無線のバナナプラグ MK-621 (秋月扱い)
でも、同様の構造のが見つかります。
電気的安定性は、どうなんでしょう。

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2025年12月17日 (水)

トランジスタ技術の圧縮:2016年の12冊

前回の圧縮作業は2023年7月。
 ・トランジスタ技術の圧縮:2015年の12冊

その後、手つかずでずいぶん溜まっています。
前回のは広告を抜いた本誌12冊分の厚みが101.7mm。
12冊分の広告ページ、合わせて23.7mm。

今回は、広告なしの本誌12冊が105.8mm。
広告ページが18.0mm。
という結果でした。

Tr16

Tr17

1冊平均が「8.8mm」で、広告分はおよそ本誌2冊分。
書架がちょっとだけ空きました。

※追加!
2017年の12冊も圧縮!
Tr21

2017年のは、広告なしの本誌12冊が102.0mm。
広告ページが18.6mm。
となりました。
ページ数じゃなく、ノギスで計った厚みです。


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2025年12月16日 (火)

「配線チェッカー」 第2ロット出ています

スイッチサイエンスさんで委託販売スタートです。
が8月21日。 その後、この第2ロットが出ています。
 ・SKU 10550:配線チェッカー

もう少しお安くということで、ケースと回路基板を
分けて「キット」になったのも。
 ・SKU 10803:配線チェッカー(キットA)
 ・SKU 10804:配線チェッカー(キットB)コンパクトバージョン

AとBで形状が異なります。

 

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2025年12月11日 (木)

トラ技2026年1月号は通巻第736号

トランジスタ技術2026年1月号 は通巻第736号。

Tr51
  私の記事も出ています
特集が「実力けた違い ! 小回路アレイの数理」ということで、
 「同じ部品を並べたらどうなるか、
  何か製作物ないですか?」
っと編集部からの問い合わせがあったのです。
で、パワトラを6つ並べた定電流回路(電子負荷)を
投稿した次第です。

トラ技700号の次の記念号は741号? それとも723号?
と、占っていたのですが、通巻741号までもう少しに
なりました。
  2026年1月 736号 ・・・今月号
  2026年2月 737号
  2026年3月 738号
  2026年4月 739号
  2026年5月 740号
  2026年6月 741号

何かオペアンプ741に関係する特集が組まれる
のかどうか・・・まだ情報はありません。


今号でも「2SK241」が登場しています。
Tr52
JF3DRIさん方面からお怒りの炎が上がりそう。
  https://x.com/JF3DRI/status/1716410454690689327


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2025年12月 9日 (火)

「拷問道具」出そろいました。 どうしましょ?

「拷問道具」がやってきた! で、女房の勤め先から
あれこれ頂戴しましたが、現在の残りがこれだけ。
  (クリックで拡大↓)
Kn31
  先週土曜日の「東成おもちゃ病院」 でも
  メンバーにピンセットやミラーがもらわ
  れていきましたんで、ちょっと減りました。

まず、ミラーと測長系。
Kn32
ミラーの残は5つ。

そしてピンセット。
Kn33
ほとんどの刃先が「ヘの字」タイプ。

そして、「ツンツン」系。
Kn34
いろんな刃先があります。

最後が「拷問」系。
Kn35
ペンチと言ったら良いのか、名称がわかりません。

どのくらいの重さになるのか、適当に選んで
キッチン計りに乗せてみました。(max 1kg)
Kn36

これで900g弱。
「クリックポスト」が1kgまでなので、一度に多くは
無理なようです。
4kgまでの「レターパック」になりますかなぁ。

全体を3分割して、3人の方で分けて頂くとかの
方法かな。
  小ハサミが3つあるので
  あるいはミラーの数の5分割とか
  「これだけ欲しい」をしだすと面倒。。。
  リューターの先端ビット もあれこれと

とりあえず、欲しい人、手を上げてください。
  メールアドレスを記入してコメント書き込みを。

お代はいつものように送料+お駄賃をビール券で。

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2025年12月 6日 (土)

歯科用カメラ:2台 いりませんか?

「拷問道具」がやってきた! この関連で、歯科用の
カメラを2台、頂いてきました。

まず、SONYのサイバーショット DSC-D700
Cm11_20251206101201
20世紀のデジタルカメラ。
  ※注:歯科用に改造されております。
リング・ストロボが装着されていました。
Cm12_20251206101301
Cm14
記録はメモリースティック。
「32Mバイト」のが装着。
Cm13_20251206101301
ストロボの制御部。
Cm15

マクロ撮影用にクローズアップレンズが装着されて
たんですが、レンズの表面にカビ!
普通なら黒枠を回せば外れるんですが、どうやら
接着されているようでどうにも回りません。
しかたないのでレンズ固定枠を回して凸レンズを
外しました。
Cm16
電池は生きてましたんで、撮影は可能でした。
フラッシュも光りました。

もう一台が京セラのDENTAL-EYE II
歯医者さんのための口腔内撮影専用カメラ。
専用ケースに入っています。
Cm21_20251206101701

立派な35mmフィルムの一眼レフカメラですが・・・
  ・・・レンズ交換できない。
100mm/F4.0の最大倍率等倍のマクロレンズが
装着されたまま。
しかも、無限遠にピントは合わない!
Cm22_20251206101801

このレンズの中にフラッシュが仕込まれてます。
Cm23_20251206101801
フィルムカメラなので、試し撮影もできません。
Cm24
Cm25

とうぜんですが手動フォーカス。
シャッター速度はフラッシュ撮影時が1/90秒。
オートにすると1/2000~16秒。
絞りとも手動では変えられず。
ISO感度はDXフィルムで自動設定。
説明書にはマクロ等倍での撮影距離が155mmと
記されています。
倍率1/15が最大撮影距離で1.55m。
無限遠は無理。

こんなカメラですが、どなたかいりますか?
  2台まとめてでも、どっちか1台でも。
お代はいつものように「送料+お駄賃」を
「ビール券」で。

メールを記してコメントしてください。
  1週間ほど待ちます。


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2025年12月 5日 (金)

磁気センサ(ホールIC):「Omnipolar」とは

位置検出用の磁気センサ(ホールIC)を探していて、
機能の一覧を見ると、聞き慣れた
  Unipolar
  Bipolar
以外に
  Omnipolar
という名称が出てきたのです。

探しているセンサの用途としては、磁石を近づければ
オンして離せばオフしてくれるというごく普通の動作
で良かったのですが「Ominipolarって何?」っと
なったのです。

磁石が近づけばオンになるのは同じなのですが、
  (N極とS極、どちらで反応する
   かという特性もありますが)
オフになる条件がUnipolarとBipolarとで違うのです。
この選択を間違うと、センサ回路が動きません。
  昔々、痛い目にあっていた

まず・・・単純な「Unipolar」の動き
  N極あるいはS極が近づいて(どちらかは種類
  により変わる)検出磁束密度を超えるとオン。
  磁石が遠ざかるとオフ。
もっとも単純な動きで、普通の近接センサの用途
ではこれを選ばなくてはなりません。
一方向磁界で動作」とか「片極検知」と示されて
います。
特性でのオン・オフする磁束密度表記はプラス側
だけの数値になっています。

そして、間違って選んで「動かないゾ」っとなる
のが「Bipolar」のホールIC。
交番磁界で動作」とか「交番検知」と記されて
います。
  N極あるいはS極が近づいて(どちらかは種類
  により変わる)検出磁束密度を超えるとオン。
  ここまではUnipolarと同じ。
  しかし、磁石が遠ざかるだけではオフしない。
  反対極の磁極が来てオフ。
つまり、N極でオンしたら、次にS極が来るまでは
オフしないという動作になるのです。
特性表には反応磁束密度がプラ・マイで記されてい
ます。
極性がプラスでオン、マイナス(反対極)でオフとなり、
ヒステリシス幅も大きい値が出てきます。

で、知らなかったのが「Omnipolar」。
両極検知」と記されています。
このセンサの動作は、Unipolarが、N極あるいは
S極どちらか(品種による)接近でオンだったのが、
N極でもS極でも磁石が近づけばオンして、遠ざ
かればオフという動作になります。
磁石の極性を気にせずに検出できるということで、
ズボラな配置が可能です。

わかりやすい解説がないかと探しますと、
  ・エイブリック磁気センサ(ホールIC)
に概念図が出ていました。
紹介しておきます。

Unipolar
Hs1
Bipolar
Hs2
Omnipolar
Hs3
磁石の接近を検知するだけなら、どの向きでも反応する
Omnipolarが便利です。

もう一つ注意点。
出力の極性(Hアクティブ、Lアクティブ)も見ておか
なくてはなりません。
オープンコレクタ(オープンドレイン)というICも
ありますし。
アナログ出力タイプもあります。

※追記
ロームの「BU52025G」という両極検知ホールICを
使ったことがあるのですが、日本語のデータシートだけ
を見ていると「Omnipolar」という表現に気が付きません。

・日本語データシート (クリックで拡大↓)
Bu1

・英語データシ-ト
Bu2


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2025年12月 4日 (木)

ブザー報知周波数でマイコンの動作クロックを探る#2

ブザー報知周波数でマイコンの動作クロックを探る
この続き。

ここでは「コンデンサマイク」を使ってブザーの周波数を
拾ったのですが、マイクじゃなく「発音体」をマイク
がわりに使うほうが良い結果が得られました。

例えば、2kHzあたりなら「マグネチック・サウンダ」。
4kHzあたりなり「圧電サウンダ」と、発声側と同じ
ものがマイクとしても使えるのなら、2倍の高調波成分
を気にせずに、うまく波形を拾ってくれました。

マイクとは別経路で発音体をつなぎます。
Frq31

※関連
「圧電発音体」という呼称

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3.3V出力の実験用安定化電源回路にスイッチを付けたい

何時作ったのか忘れてしまいましたが、実験用の
3.3V出力の電源(モジュールと言ったら良いか)があります。
Rg11

こんな具合に、むき出しのヒートシンクにTO-220の
レギュレータとコンデンサをくっつけて入力と出力の
電線を引っ張り出しただけの簡単な構造です。
Reg41
そして、「むき出しはまずいかも」っと、プラケースに
入れた3.3V出力の電源を作ってありました。
Rgg2

これは、真鍮板をヒートシンクにしたので、
入出力電圧差が大きいときに電流を流すと
レギュレータがアツアツになっちゃいます。
Rg12

これを作ってから幾年月・・・
ここで電源を入り切りしたいなぁとなりまして、
「入力側と出力側、どっちにスイッチを入れたろか?」と。
このケースに取り付けられる手持ちのスライドスイッチ
日開の「SS-12」の定格を調べますと、定格電流0.1A(max)
となっていたのです。
入力にしろ出力にしろ、電源ラインを直接入り切りするに
はちょっとチカラ不足です。

そこで、Pch MOSFETを使って、スイッチの容量をカバーする
ことにしました。
こんな回路を電源の入力側に追加しました。
Rgg3
まず・・・ヒートシンクにしていた真鍮板を曲げて、
部品を乗せるスペースを作ります。
Rg13

5V~12Vの入力電圧を想定しているので、MOSFETの
Vgs最大電圧がギリギリになってしまいます。
そこで、S-G間に7.5Vのツェナーダイオードを入れて
電圧を規制します。
R3はZDがオンするくらいまで入力電圧が上がった
ときのツェナー電流を規制するための抵抗。
R1はパスコンに溜まった電荷の放電用。
この抵抗がないと、オフ時に電荷が残ってしまいます。
R2はS-G間がオープンにならないよう(Gの電位を
確定させる)にするためのもの。

このスイッチ回路を入力側にした理由。
 ・FETのオン抵抗で電圧がドロップしても
  出力電圧に影響しない。
 ・出力側だとゲートの駆動電圧が3.3Vと
  なり、十分な駆動にはもうちょい電圧が
  欲しいなぁ。
 ・出力側でon/offすると、R1とR3、ZD1が
  不要になり、部品が減らせるけど。
とりあえず、備忘録で。

※関連
パワーMOSFETの回路記号:MOSFETの矢印
2SK2232の代替品

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