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2025年11月11日 (火)

MADE IN USAでも信じるな!(ミノムシクリップの話)

客先からの修理依頼。
機器の検査で使っている信号発生器が
 「なんか調子悪い」と。
 「でも、うまく動くときもあるし」
と、なかなかやっかいな相談。

装置の出身は「MADE IN USA」。
Sg11
やっぱしマイナスネジがお好き。
Sg12
とうぜんインチねじ。
DCジャックは「外プラス」。
Sg13

GND側を共通にして外部電源と電池の切り替えが
プラス側でできるということで昔はこの接続が多かった。

調子が悪い主原因は電源のオン・オフと動作モードの
切り替えで使っているスライドスイッチと判明。
これが接触不良。

しかし・・・まだなんかおかしい。
ターゲットの装置につないだり外したりしていると、
何かの拍子におかしくなる。
信号出力に使われてるクリップを触ると「アレレ?」な
状態が再現。
こんな赤・黒のクリップ。
Sg14
  「緑」のは大きさ比較に置いたミヤマのMJ-008。

赤・黒の絶縁カバーを外すと・・・
「オイオイ!」
Sg15
これ↓と同じ「臭い」がぁ・・・
  ・2024年7月10日:信じるな!・・・再び (ミノムシクリップの話)

電線を押さえつけているところを緩めて電線を引き出すと・・・
Sg16
Sg17
  ※写真のリード線は、クリップから引き出し
   後、180度回転させて撮影。
   見えている芯線。もともとはクリップの
   壁側(写真の下側)に押さえられていた。

やっぱりハンダしてません。
電線の中心導体を折り曲げて、クリップに押さえつけているだけ。
長年、使っていたら、緩みもするでしょう。
これは「圧着」じゃありませんぜ。

クリップの銘は「MULLER ELEC」。
Sg18

これ↓かな?
 https://www.muellerelectric.com/products/bu-60


ハンダ付けして対策。
これでリード線を引っ張っても大丈夫。

この「電線を剥いて、曲げて、押さえつけて、接続完了」
っという工程。 中華の得意技かと思っていたんですが、
USAでも行われていたっというが判明。
  ※ひょっとして専用工具があったりして。
    あった!
 https://www.muellerelectric.com/products/bu-crimper
・手順
Sg20

手順どうりの「圧着」(圧接)がしてあっても、ちょっと怖い。
年数が経てば電線の外皮が劣化して弾力が無くなるだろうし・・・。

※関連
 ・2006年12月20日:信じるな!
 ・2007年05月19日:発送品間違い DigiKeyからの誤配 クリップ

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コメント

客先に「いつ頃の装置?」っと聞きましたところ、「間違いなく20世紀の」っということで、25年も経てば、圧着器もどきでへしゃげられた電線の弾力が無くなってしまい、引っ張ると接触不良も起きるでしょう。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2025年11月12日 (水) 14時25分

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