MADE IN USAでも信じるな!(ミノムシクリップの話)
客先からの修理依頼。
機器の検査で使っている信号発生器が
「なんか調子悪い」と。
「でも、うまく動くときもあるし」
と、なかなかやっかいな相談。
装置の出身は「MADE IN USA」。
やっぱしマイナスネジがお好き。
とうぜんインチねじ。
DCジャックは「外プラス」。
GND側を共通にして外部電源と電池の切り替えが
プラス側でできるということで昔はこの接続が多かった。
調子が悪い主原因は電源のオン・オフと動作モードの
切り替えで使っているスライドスイッチと判明。
これが接触不良。
しかし・・・まだなんかおかしい。
ターゲットの装置につないだり外したりしていると、
何かの拍子におかしくなる。
信号出力に使われてるクリップを触ると「アレレ?」な
状態が再現。
こんな赤・黒のクリップ。
「緑」のは大きさ比較に置いたミヤマのMJ-008。
赤・黒の絶縁カバーを外すと・・・
「オイオイ!」
これ↓と同じ「臭い」がぁ・・・
・2024年7月10日:信じるな!・・・再び (ミノムシクリップの話)
電線を押さえつけているところを緩めて電線を引き出すと・・・

※写真のリード線は、クリップから引き出し
後、180度回転させて撮影。
見えている芯線。もともとはクリップの
壁側(写真の下側)に押さえられていた。
やっぱりハンダしてません。
電線の中心導体を折り曲げて、クリップに押さえつけているだけ。
長年、使っていたら、緩みもするでしょう。
これは「圧着」じゃありませんぜ。
これ↓かな?
https://www.muellerelectric.com/products/bu-60
ハンダ付けして対策。
これでリード線を引っ張っても大丈夫。
この「電線を剥いて、曲げて、押さえつけて、接続完了」
っという工程。 中華の得意技かと思っていたんですが、
USAでも行われていたっというが判明。
※ひょっとして専用工具があったりして。
あった!
https://www.muellerelectric.com/products/bu-crimper
・手順
手順どうりの「圧着」(圧接)がしてあっても、ちょっと怖い。
年数が経てば電線の外皮が劣化して弾力が無くなるだろうし・・・。
※関連
・2006年12月20日:信じるな!
・2007年05月19日:発送品間違い DigiKeyからの誤配 クリップ
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コメント
客先に「いつ頃の装置?」っと聞きましたところ、「間違いなく20世紀の」っということで、25年も経てば、圧着器もどきでへしゃげられた電線の弾力が無くなってしまい、引っ張ると接触不良も起きるでしょう。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2025年11月12日 (水) 14時25分