『暗号攻防史』
kitamuramasaさんからのおすすめ『暗号攻防史』
が図書館からやってきました。
なんといっても「エニグマ」の話が面白い。
で、この本での知見・・・
・海軍用エニグマ(Uボートとの通信用)が1942年2月、
暗号生成用ロータが1つ追加されて3ロータから
4ロータになった。
・このせいで解読ができなくなってしまった。
エニグマ解説本に出てくるエピソードです。
どんな細工をして3→4にしたのかがこの本に
記されていました。
・端っこにある反転ドラムの厚みを薄く。
・隣のロータとの間に隙間ができる。
・そこに4つ目のロータを挿入。
・どうやら、追加した4つ目のは自動回転しない。
初期設定するために回転はできる。
可変プラグボード的役割。
で、ロータの駆動メカ構造は3ロータのと
変わらない
・こうすると、全部が4ロータ機に入れ替わるまで
先に4ロータになった機械は4ロータ目を
全ピンストレート接続のロータにしておけば、
3ロータと同じ扱い。
そして、4ロータ機が行き渡ったある日突然、
4ロータ目を複雑配線されたのに入れ替えて、
ロータの初期位置設定を4つにすれば・・・
解読側は大混乱。
エニグマの最大の欠点が、暗号生成と翻訳を
お手軽に同じ機械でできるようにと入れた機構:
反転ドラムのせいで、
打った文字と同じ字は出力に出てこない
どうやらこれ。
この本でも「反転ドラムの呪い」という項があります。
エニグマ解読に関する歴史、このページが面白い
※参考ページ
・不思議net:彡(゚)(゚)「エニグマ解読……?」
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