Arduino UNO R4 minima 電源供給方法でクロックが変わる#5
UNO R4での内蔵クロック周波数のゴタゴタ、一番簡単に
確認するスケッチを示しておきます。
・D6ポートに1MHzの方形波が出てきます。
・周波数カウンタをつないで、
USBとつないでいるとき
USBを切って外部電源で動かす時
で、出力周波数の違いがわかるでしょう。
・AMラジオと1MHz近傍を安定して出力できる
発振器があればクロックの「グジュグジュ音」を聞くことが
できます。
#include "pwm.h" // "pwm.h"を読んで
PwmOut pwm6(6); // D6ポートをPWM出力に (UNO R3のOC0A)
/***** SETUP *****/
void setup() { // D6ポートに1MHz方形波を出力
pwm6.begin((float)1000000.0, (float)50.0); // 1MHz duty 50%
}
/***** LOOP *****/
void loop() { // 何もしない
}
「.begin()」に食わせる周波数とディーティ比は
「(float)」でキャストしておかないと、数値を記した
だけでは「double」になってしまいエラーが出ます。
前の記事ではI/Oレジスタを直接操作して「1MHz方形波」を
だしましたが、このスケッチだとややこしい所はないでしょう。
・RA4M1のマニュアルを見なくてもOK。
違う手法で「クロック、ちょっとやばいぞ」症状が再現で
きたわけです。
せっかくですので、「現在のUNO R4」、「UNO R4A」
としてクロック回りを作り直して欲しいでっす。
・改良進化で「mark2」という言い方はちょい好きくない
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コメント
AMラジオをもう一台用意して「グジュグジュ音」を聞く方法。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-0c3f22.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2025年6月 2日 (月) 10時31分