DDS IC「AD9833」の出力にバッファアンプを #2
・2025年5月27日:DDS IC「AD9833」の出力にバッファアンプを
この記事でチラリと書いた、高速オペアンプ。
この時は手持ちの「AD823」を使いました。
その後、OPA2863(バイポーラのdual op-amp)と
OPA810(SOT23のsingle FET入力OP-AMP)とを手
に入れて比較してみました。
AD823は
FET-input
Output swings rail-to-rail
-3dB bandwidth of 16MHz, G = +1
Slew rate of 22V/μs
maximum input bias current: 25pA
OPA2863は
rail-to-rail input and output,
Unity-gain bandwidth: 110MHz
Gain-bandwidth product: 50MHz
Slew rate: 105V/μs
Input bias current: 300nA
OPA810
FET-input
Rail-to-rail input and output
Small-signal bandwidth: 140MHz
Gain-bandwidth product: 70MH
Slew rate: 200V/μs
Input bias current: 2pA
AD9833 DDS ICが出す出力波形は、
正弦波、三角波、方形波が
選べます。
正弦波と三角波は、L電圧が0.038V、H電圧が0.65Vで
P-P値で0.6Vほど。
方形波にすると、0V~5Vのフルスイング波が出てきちゃう
のです。
こんな回路でバッファしたので、方形波を出すとAMP1が
飽和してしまいます。
3種のアンプで、出力波形がどうなるか、方形波を
出力して比較してみました。
それぞれの波形、
上からDDS出力につながるAMP1の+入力。
真ん中がAMP1の出力。
下が出力波形。 (AMP2は反転増幅)
AD823は1MHzになるとまともな波形が出てきません。
※正弦波だとレベルは下がるけどちゃんと
見えます。
他の二つはさすがに高速アンプ。
飽和した方形波でも頑張って出してくれました。
DigiKey調べだと
AD823 1400円 昔はもっと安かった
OPA2863 360円
OPA2810 730円
(実験で使ったのはsingleのOPA810を二つ)
OPA2863がリーズナブルでしょか。
ただし、バイポーラなんで入力バイアス電流が300nAと
だいぶと大きいです。
汎用のLM358の入力バイアス電流が20nAですんで、
15倍の差があります。
LM1458は200nA。
帰還抵抗をあまり大きくできません。
バイアス電流の小さなFET入力のだと、自由に決められるんで
便利です。
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