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2025年6月 2日 (月)

Arduino UNO R4 minima 電源供給方法でクロックが変わる#6

USB接続時に生じるクロックのジッタ。
これを「聞く」お手軽方法がAMラジオ。
 ・RA4M1コアボードでPLLメインクロックを試す
これでは、AMワイヤレスマイクを使って「ビート」を
かけました。
そして、
 ・Arduino UNO R4 minima 電源供給方法でクロックが変わる#4
では、DDS IC(アナデバのAD9833)で1MHz(その近傍を可変)を
発振させて、プロダクト検波でビート音を拾いました。

なにかもっとお手軽にできないかと考えてふと思ったのが
もう一台のAMラジオ。

欲しいのは1MHz近傍の電波。
UNO R4から1MHzが出るので、
  例えばこのスケッチで
    ・クロックが変わる#5
これをラジオで聞けば無変調のキャリアが入ってきます。
  このキャリア、周波数が変動してもAM検波では
  「音」にはなりません。

そこに、例えば1000.8kHzあるいは999.2kHzの電波を
1MHzを聞いているラジオのそばで出せば800Hzのビート音が
出るというしかけです。

普通のAMラジオは中間周波数455kHzのスーパーヘテロダイン。
第一局発として受信周波数より455kHz上の周波数を内部で
発振しています。
1000kHzの局発周波数が欲しければ、545kHzを受信すれば
良いわけです。
AM放送の周波数範囲は526~1606kHz。
ということは、局発として981~2061kHzを
発振できるようになっています。
AM放送のほぼ下限の、545kHzあたりを探れば、1MHzを
聞いているラジオにビートをかけることができます。

仕事場にあったもう一台のラジオはラジカセでした。
これで試すと・・・「グジュグジュ音」が聞こえましたよ。
  局発を電波としてどれだけ漏らしてい
  るかにもよりますが・・・
  図体の大きなラジカセを静置しておいて
  その周りを電池式ラジオを巡らせて
  局発の1MHzが強くなるところを探り
  ます。
  UNO R4からの1MHzは出力ピンからの
  リード線を伸ばせば強力に入ります。

大阪だと「ラジオ関西」が558kHz。
545kHzはそのまだ下の周波数。

 

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