DDS IC「AD9833」の出力にバッファアンプを
2025年5月25日:DDS IC「AD9833」をArduino UNO R3で制御
この続き。
便利そうなツールになりそうなのでケース(百均の)に
入れるつもりですが、作業はまだ。
AD9833の出力レベルが小さいので、もうちょい大きくして
みました。
定格だと、Vout(max)が0.65V。
正弦波や三角波だとGNDからちょっと上がったところ
から波形が始まり、ピークが約0.6Vちょい。
P-P値で0.6Vほど。
RF用途では、このままで良いかもしれませんが、
正確で安定した周波数を出せるんで、低周波発振器としても
役立ちそうです。
そこで、現状の
・0.6V(P-P)を6倍ちょいして0~4Vの振幅に。
・マイナス電源を用意して
0~+4V、-2V~+2V、-4V~0V
くらいの範囲で出力電圧をオフセットできるように。
0Vを中心に4V(P-P)の波形を上下。
・オフセット電圧の調整はボリュームで。
・1MHzを越える周波数はちょっと置いておいて。
・低周波用に直流結合で。
こんな回路を付加してみました。
手持ちの Rail to Rail In/Outのオペアンプで
使えそうなのが(帯域が欲しいゾ)AD823あたり。
とりあえず、様子見で
出力波形を切り替えて方形波にしても、ドカンと大レベル
のが出ちゃうということがなくなります。
正弦波や三角波だと0.6Vですが、方形波にすると
電源電圧いっぱいの信号になります。
4V(p-p)になるようにしてるのが、5Vで頭が
制限されるので、信号が大きくなってびっくり
することがありません。
帯域があって使いやすそうで安価なアンプ、
このあたりかな。
・OPA810 FET入力 70MHz 1コ入り
・OPA863 バイポーラ入力 110MHz 1コ入り
OPA2863が2コ入り
入力バイアス電流が大(0.3uA)
何かのついでに買ってみます。
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