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2025年3月24日 (月)

武田コーポレーション VOLCANO NZ単3 (1300mAh) 600cycで終了

昨年12月18日にスタート した
武田コーポレーション VOLCANO NZ 単3 (1300mAh)
600cyc目の0.2C放電を終えました。
この放電時間が161分となり(定格だと300分)、
JISでの寿命判断が定格の6割、つまり180分なので
これでこの電池の充放電実験を終わります。

V2200

50cycごとの0.2C放電での電圧変化はこんな
グラフになりました。
Cap028_20250324090101
250cycを越えてから劣化が進んだようです。

Cap029_20250324091801
0.5Cでの充放電時間を見ると、200cycまでは
定格を維持していた様子が見えます。
充電時間も目一杯の132分を続けていました。
  ※通常は-ΔV検出(-10mV)で充電を停止。
   -ΔVを検出できないときは132で充電停止。

新しいJIS C8708:2024 で加わった寿命の判断、
  「0.5C放電のとき72分を切ったら寿命
という規格で見ると、315cycでアウトになって
いました。
実験終了後の内部抵抗は374mΩまで上がっていました。

2025年3月12日:VOLCANO NZ単3 (1300mAh) 偽の-ΔVが出現
のように、充電開始直後の「偽の-ΔV」も見られましたし。


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