「女ことばってなんなのかしら?」から「ローエルさん」つながり
いつものように図書館で。
東成図書館の図書展示:【リスキリング! 生涯学習の本】に
あった本。
・「女ことばってなんなのかしら?」
平野 卿子 著
この本の中にどういうわけか天文学者として名を知っている
「パーシバル・ローエル」さんが登場。
そう「火星に運河がある」で有名な、ローウェル天文台を作った人。
ローエルさん、日本通で、5回も日本に来ていたと。
その時に得た知識で
『日本語の助詞「は」は「~については」という意味だ』と
の解説。
それがこの本の中に出ていたのです。
天文学とは関係なく、外国人から見た日本語の話として。
・「悪態の科学:あなたはなぜ口にしてしまうのか」
エマ・バーン 著 黒木 章人 訳
罵倒語があれこれ出てきます。
恥ずかしくて文字にできない日本語のも。
男女で異なる罵倒語の考察も面白い。
ここからがローエルさん関係で借りてきた本。
・パーシヴァル・ローエル:ボストン・ブラーミンの文化と科学
デイヴィッド・シュトラウス著
訳:大西直樹 他
ローエルさんの人生と業績を圧縮。
ほとんど文字だけの本。
火星、冥王星の話も出てきます。
・「火星の旅人」
サブタイトルが「パーシヴァル・ローエルと世紀転換期アメリカ思想史」
入江哲朗 著
この本の凡例解説で「ローエル」という表記についての
注意がなされています。
「Lowell」の日本語表記は「ローウェル」「ローエル」
「ロウエル」がある。本書は「ローエル」とした。
:
「Lowell」には「ウェ」という音が生じる余地はないため
「ローウェル」は言語の発音からかなり離れている。
と。
ローエルさん本人や天文台を検索するときは
「ローエル」「ローウェル」、
そして、姓も「パーシバル」「パーシヴァル」とすべきか
なかなかややこしいです。
ローエルさんが出たら次はトンボーさん(冥王星の発見者)
やでっと探したのですが、子供向けの本しか見つかっていません。
※関連
・2012年08月24日:『冥王星を殺したのは私です』
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