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2025年2月26日 (水)

オペアンプ OPA1612じゃないぞ!

文鎮の佐藤テック君ところから
 「動かへんようになった」
っと、無線インターフォンがやってきました。
修理依頼じゃなく、
 「部品取りにどうぞ」とのこと。
   ※以前に改造(外部接点信号出し)してたん
    ですが、とうとうアカンようになったと。

で、ケースを開けて中の基板を出して、お宝部品は
ないかと見てみると・・・
Sp11_20250226144201
  (すでに一つ外している状態での写真)

8ピンのICが4つ乗っていて、そのうち3つのマーキングは
消してありました。
マークが残っていたのがこれ。
Sp10
OPA1612と型番が記されていました。

調べると、
  ・TIのOPA1612データシート
「2回路入りオーディオ用オペアンプ」となっています。

しかし・・・
基板のパターン接続、一般的なオペアンプのじゃない!
  ・2pin、3pin間がつながっている
  ・6pinが電源
  ・7pinがGND
  ・5pin、7pinがスピーカーに
Sp12_20250226144401

・・・そんなアホな

気を取り直して、マーキングの2行目にある8002A
で調べてみるとオーディオ・パワーアンプが出てきました。
 ・8002 DataSheet V1.0
電源5V、4Ωスピーカで出力パワー2Wほど。

Sp15

ネットを探るとダイソーのスピーカーアンプに
入っているそうな。
8002(アンプIC)の仕様比較:jh4vaj
【実験】パワーアンプIC考察 (8002a、NJM2113)

送り側(インターホンのスイッチ側)の基板はこんなの。
Sp13_20250226144601
こっちに「8002A」。
Sp14

しかし、ICのマーク1行目にあるOPA1612は
いったいなんなんでしょ。

※このICを使ってみました
  ・2025年2月28日 : さっそく組んだ「8002A」低周波アンプ

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コメント

電池2~3本で使えるオーディオ・パワーアンプ。
有名どころが「LM386」。
でもこれの電源電圧、電池2本ではしんどい
パワーのある「LM380」だともっと高い電圧が必用。
昔々、他に選択肢がないときは(お手軽なんで)これらばかり。

「MAX4003を使った電波チェッカ」で使ったのが「NJM2073」。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/max4003-c18d.html
「TDA2822」が同じピン配置。
両方、DIP品が健在。

「6LEDタイプのMAX4003 RFデテクタ」では「HT82V739」。
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/6ledmax4003-rf-.html
DIP品が無くなったようで、SOP品が「HT82V73A」。

そこに今回の「8002A」。
・・・どれが使いやすいか。
外付けパーツを見ると、HT82V73xがいちばん少ないか。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2025年2月27日 (木) 12時11分

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