パナの充電器BQ-321は劣化ニッ水でも充電してくれる(かも)
価格.comで「BQ-321」のレビューを見ると、
・「エラー出るニッケル水素電池も普通に充電できる」
と出ています。
こちらでも、BQ-390やBQ-CC21で拒否られたBK-3LLBとBK-3LCCが
BQ-321では充電できました。
まず、BQ-390が拒否した様子
充電開始後、31秒と20秒だけ充電してから充電完了状態に。
異常電池あるいは満充電された電池と判断したのでしょう。
・2024年12月6日:2000cyc充放電したBK-3LLB(1000mAh)を放電してみた
それがBQ-321では,同じ電池でもこんな具合に「-ΔV」を検出
して主充電が止まりました。
いちばん上のは正常なeneloop lite。
内部抵抗が低いので、充電電圧の振れ(黒く塗りつぶされた)
が小さいです。
充電中の様子。
チャートレコーダーで電圧と電力を記録
・BQ-321で2000cyc充放電したBK-3LLBを充電してみる
サイクル試験を終えたBK-3LLBとBK-3LCCは内部抵抗が
増大して、振れ幅が大きくなっています。
2本充電できるようになっているので、
交互に、「充電・休止」「休止・充電」を
繰り返す。
充電の時、電池電圧が上昇。
充電が進むにつれ、内部抵抗が小さくなり
(発熱も影響)電圧の振れが小さく。
それでも、-ΔVを検出して主充電が終わりました。
これまで、劣化ニッ水充電の救世主といや
「ダイソーのNi-MH専用充電器」
単純に充電電流を流すだけで、充電停止機能
(タイマーなど)なんて高級な回路は入っていません。
ですので、自分で充電を止めなければなりません。
BQ-321、もう少し追いかけてみます。
※分かったこと。
・2本充電の時、片方が劣化していたら、
両方とも充電を停止してしまう。
調子の良いほうの充電を続けるという
ことはしない。
・2本充電の時、充電ランプが早く消えてし
まったら、どっちが悪いのか確かめるため
1本での充電を試してみる。
※充電中は点滅
充電完了で点灯
異常時、消灯
・電圧チェック端子をもう一つ増やして
2本の電圧を見れるように。
劣化電池10種を装着して充電と休止時の電圧変化を記録。
・電池(8)のように充電時と休止時の電圧差が「0.4V」
くらいあっても充電が進む。
(BQ-390やBQ-CC21ではアウト)
・しかし、電池(10)のように劣化が進んだ(内部抵抗増大)
電池だと、充電開始後3秒くらいで、大丈夫な方の電池(9)
もいっしょに充電をやめる。
→充電ランプが点滅から消灯に
・電池(10)は、充電時の電圧ピークが2.0Vを越えている。
充電タイミングになった
電池に電流を流す
内部抵抗で電池電圧が増大
休止タイミングになった
充電オフ状態の電圧が出る
その差が大きいと異常電池と判断
※オシロで見た充電タイミング
0.2秒ごと(0.4秒周期)に充電・待機を繰り返している
いるのが見える。
※充電異常の判断
内部抵抗が大きな電池だと充電時と待機時の電圧変動が
大きくなる。
それで異常電池と判断。
片側だけアウトでも、両方の電池の充電を停止。
※5sec/cmの速度でチャートを走らせながら
いろんな電池(1本)をBQ-321にセット。
「×」マークが異常判定。
・一度、異常判定した後、次にセットした電池も
異常だったら、3秒待ちではなく、すぐに異常と
判断して充電を止める。
・短絡電池(内部でショート。出力電圧0V)では、
充電を続けようとしてた。
・(15)のような電池にも遭遇。
あきらかに異常なのに充電継続。
その電池がこれ。
悪名高きサンヨーの2700mAh。
トワイセル2700 HR-3UG。
左に置いたパナのHHR-3XPS(2400mAh)は
3秒であきらめるのに・・・。
・劣化電池をいくつもチェックしようとするときは
電池は1本だけで。
いったん電源を切って再オン後に装着。
あるいは装着後に再オン。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※BQ-321の能力に気付くまでの経過
・2024年11月28日:2006年製の単4ニッ水「HHR-4MPS」発掘
・2024年12月3日:電池墓場から「HHR-3MPS」を発掘
・2024年12月5日:BQ-321で2000cyc充放電したBK-3LLBを充電してみる
・2024年12月6日:2000cyc充放電したBK-3LLB(1000mAh)を放電してみた
そして、現記事に至る。
最初は、単4ニッ水HHR-4MPSの状態がに気になっていただけ
なのに電池墓場を暴いたのが運の尽き!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※その後 20年前のニッ水電池を充電して放電
・2024年12月11日:BQ-321で古電池HR-3USV(1700mAh)が充電できた
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コメント
BQ-321って、BQ-391の2電池バージョンだと、勝手に思い込んでいましたか、違うんですね。
中古見かけたら、購入しようかな?
投稿: jr7cwk | 2024年12月 9日 (月) 21時52分
たまたま、へたった電池を「BQ-321」に入れてみたら充電し始めたんで驚いた次第です。
BQ-391が劣化電池に対してどんな挙動をするのか、こちらでは不明です。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2024年12月10日 (火) 08時52分
>BQ-391
単三4本/単四2本用充電器で、4ch別々のLED表示があり充電状態が電池毎個別に表示されるものです。
初期判定はBQ-390同様厳し目ですが、悪い電池に引っ張られるような挙動はなかったと思います。
武田コーポ(daiso/seria)の充電器は、私も劣化電池で活用してます。
投稿: jr7cwk | 2024年12月11日 (水) 20時15分
充電状態を表示するLEDが一つしか無い場合、警報的意味で「悪い電池に引っ張られるような挙動」も「有り」かなっと思ったりしています。
BQ-390にはLEDは一つだけ。
4本のうち3本が「悪い電池」でも、みんな充電したような挙動になってしまいます。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2024年12月12日 (木) 09時09分
20年前のHR-3USV、放電できました!
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-c73fc0.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2024年12月13日 (金) 13時55分