ライブハウスだぜぃ居酒屋ガレージ『生ぷかぷか#2』
12月28日(土)の夕刻。
録音帰りの永井洋(ながい よう)さんがガレージに。
・前回は、2017年11月21日:今夜のガレージ…「生プカプカ」
「サーカスにはピエロが」と「プカプカ」を
歌っていただきました。
大感激#2であります。
12月28日(土)の夕刻。
録音帰りの永井洋(ながい よう)さんがガレージに。
・前回は、2017年11月21日:今夜のガレージ…「生プカプカ」
「サーカスにはピエロが」と「プカプカ」を
歌っていただきました。
大感激#2であります。
備忘録として。
まだ、まとめの途中ですが「シリアルデータ記録装置」の
メモリーを512kバイトに拡張する作業を進めてます。
※回路図とスケッチはちょい待って。
・2020年3月16日:シリアルデータ記録装置を
・2020年3月17日:ICの2段重ねで容量アップ
・2020年3月20日:256kBシリアルデータ記録回路とりあえず完成
もともとは128kバイトのEEPROM、24LC1025 。
これを2段重ねにして256kバイトにして使っていたの
ですが、さらに重ねて「四重」に。
(二重×2)
そうしたら512kバイトに。
記録するデータはゆっくりと9600BPSで受け
ているのですが、取り込んだデータを吐き出す
時は「早いほうが良いぞ」ということで、
送出を115.2kBPSにスピードアップしたら
どうだという改造(ソフト的な)をしてみたのです。
SDカードへを使ってのシリアルデータの取り込み
だと、データの取り出し速度は取り込み装置とは
別のものとして切り離せます。
しかし、今回のツールでは、自分が持つメモリー
へ書き込んだデータを取り出すには、シリアル通信しか
出口がありません。
ということで、「早よせんかい!」の罵声には通信速度の
アップしか方法がないのです。
で、あれこれ試している途中なのです。
※あれこれ
・書き込みはすでにページ書き込みを実現して
いるので、取りこぼしはない。
ターゲット装置との兼ね合いで、受け速度
は9600BPSのままゆっくりで。
・取り込んだデータの吐き出しを115.2kBPSに
スピードアップしようとすると、EEPROMの読み
出し速度が問題に。
1バイト単位での読み出しだと遅いのだ。
・スピードアップにはページ読み出しでバッファリング
しながら送出ということになるのだが、Arduinoの
ライブラリの制限でまとまりは30バイトが最大。
(書き込みも同じ)
・それでも、1バイト単位での読み出しより早い。
EEPROMのページ書き込み、ページ読み出し手順の
の参考になるかと。
まず、回路図。
2段重ねの24LC1025(24FC1025)を2ブロック。
これで512kバイトで、24LC1025が使えるアドレス範囲
0x00000~07FFFFを使い切りました。
その制御スケッチ。(元がArduino UNO R3)ですんで)
ダウンロード - rxbff3a.txt
ファイル名を".ino"から".txt"に変えていますんで、
そのままエディタで読めるはず。
※改良点
・JP1をonすると、取り込んだシリアルデータを出力する
ときの通信速度を115.2kBPSにして、12倍にスピードアップ。
データ取り込み時の速度は9600BPSのまま。
・EEPROMのアクセス、ライブラリ(twi wire)を使わず、
オリジナルのルーチンに。
割り込みでの処理がないのですっきり。
・EEPROMをページアクセスするためのバッファも
その大きさを自由にできちゃう。
元のは30バイトまでという制限があった。
※参考にしてもらいたいところ
・EEPROMの書き込み、多くのサンプルプログラムが
書いて → 待つ(時間で5msあるいは「ACKポーリング」で)
をしています。
これだと、書いた後は、何もできないのでもったいない。
時間待ちは変わりませんが、
待って → 書く、あるいは読む
にしています。
書き込みの完了でタイマーをセット。
割り込みでダウンカウント。
次に読み書きする時はそのタイムアップをチェックします。
書き込み後、すぐ別の処理ができますんで、時間待ちの
無駄が無くせます。
今回のだとシリアルデータの受信処理を
この5ms間も継続実行してます。
・ページをまたいだEEPROMの読み書きも、見てもらい
ところです。
多くのサンプルプログラムが、ページの境界を知らん
ふりしています。
24LC1025(24FC1025)の場合、ページは128バイト。
連続していれば、1アクションで書き込み出来ます。
しかし、書き込みバイト数に対して、アドレスが128バイトの
境界で分断してしまうと、先と後の2回に分けて書き込み
しなくてはなりません。
例えば・・・
先頭アドレス0x01234から100バイト(0x64)書きたい。
アドレス0x01280がページの境界。
0x01234~0x0127F と0x01280~0x1297の2回に
分けて処理しなければならない。
また、読み出しでは64kバイトごとの境界も関係して
きます。
ページ数の128バイトに関係なく連続して読み出しで
きますが、16bitのアドレスを越えて読み出しすると、
同じブロックの先頭に戻ってしまいうので、書き込み
と同じように分割しての処理を考えなければなりません。
お手軽に大容量メモリーが使えるのですが、
「こんな処理で応用できるんかいな」
っというサンプルが目に付いちゃいます。
・ライブラリ、wireとtwiを使わないようにしたら
すいぶんと使用メモリーが減りました。
ROMが7094バイトが4710バイトになって2384バイトの減
RAMが1032バイトが888バイトになって144バイトの減
(読み書きバッファを68バイト増やしてるのに)
※関連
・2021年11月26日:EEPROM、 2kバイトと4kバイトの間には壁がある (24LC16で)
・2024年4月12日:I2C液晶のアクセス、割り込みで処理しないようにすると
・2021年7月2日:秋月の液晶表示器 ACM0802C-NLW-BBW-IIC、I2Cのプルアップ抵抗
・2021年11月27日:EEPROM I2Cのクロックを早くすると・・・
ガレージ仲間の町会長(私とこは4町会で彼は8町会)、
『夜警で使うピカピカ棒が光れへん』
『ほかしてもエエから見てみるか?』っと。
修理依頼じゃなく、ゴミにする前の故障原因追及
サンプルとして持って来てくれました。
※酒呑みが主体でのガレージ訪問
電池部分(単2が2本)はネジで外れるのですが、
かんじんの回路部分は接着されていて解体する
には破壊するしかありません。
※だもんで修理は不能
点灯不良の原因調査、まずはLED部分を切り離して
CVCC電源につないで光るかどうか・・・
しかし・・・4つある赤色LEDのうち、中央の2つしか
光りません。
それも、光り始める電圧が高いのです。
普通の赤色LEDだと2Vを越えれば光るはず。
それが3V以上に。
4パラになっているので切り離してどうだ、を
確かめようとごそごそしていたら、みんな
点かなくなっちゃいました。
+/-の電線には、ハンダ付けじゃなく溶接でハシゴ状に
くっつけてありました。
それもLEDの足を急角度で曲げて。
LEDの足をニッパーで切ったのですが、
そのときのチカラがトドメを刺したのかも
しれません。
SS8550はPNPトランジスタ。
2013年10月09日:新定番の予感!!トランジスタ「SS8050」と「SS8550」が入荷!(デジットBlog)
見えている抵抗(51Ω)はTrのベースに入ってます。
でも、LEDの電流制限抵抗が見当たりません。
それが気になります。
「夜、人が近づいたら光るランプが欲しい。電池ので」
っという女房からのリクエストで二つ買ってきました。
横長のバー型。
背面に磁石が付いているので、金属物へは
そのままくっつきます。
二つめは四角の。
ネジ止めの引っかけ穴が背面にあります。
両方とも単4電池3本で動きます。
で、気になるのは待機時の電流。
LEDが光った時はそれなりに電流が流れるで
「こんなもん」となりますが、光らない時の
時間が長いでしょうから、待機電流を測って
みました。
こんな時の測定に 「ダミー電池」 が役立ちます。
発光時の電流は電池電圧で変化。
バータイプは4.5Vで200mAほど。
四角タイプは140mAほど。
電圧が下がると電流は小さくなります。
3.0Vを切ると動作がしんどくなります。
ところが・・・
バータイプの電池ホルダー、3本を真っ直ぐ並べて
押し込むようになっています。
作ってあったダミー電池だと、一番奥になるマイナス側の
引き出しコードがじゃまして、うまく入りません。
そこで、木棒に溝を入れてリード線を延ばすように
しました。
中間部のスペーサーもついでに。
ここに電流は流れないんで電池の実物でも
OKなんですが。
これで測った待機時電流の波形です。
直流電流レンジにしたテスターでの読みは15μA。
しかし、このようにパルスになっています。
微弱だったので、計装アンプで増幅して波形観察
しています。
このバータイプのは、半透明部分がベース部に
溶着されていてバラせませんでした。
もうひとつの四角タイプは内部が見えました。
ダミー電池を装着した電池ホルダー側の様子
こんな電流波形です。
バータイプのに比べてピーク電流が大きくなっていますが、
基底電流はほぼゼロ。
テスターでの読みは32μA。(直流電流レンジ:平均)
電流をRMSで測ると73μAだったんで
ちょっと大きいか。
開封するとこんなセンサーが見えます。
上のが人感センサー(焦電センサー)。
基板の部品番号にはPIRと記されています。
下の小さいのが明るさを見るフォトセンサ。
拡大すると・・・
「YS312」という型番が見えます。
ここからが、興味深いところ。
通常の人感センサーはon/off出力。
アナログ出力のもあるけど
こんな回路がカタログに出ています。
しかし、四角型センサーライトで使われていたセンサーは
こんな信号を出していました。
「なんだこの信号は!?」でっす。
拡大↓。
周囲の状態でコードが変化します。
16bitでデータが出てきているようです。
いろんなパターン。
「YS312」で検索すると・・・
・PIR(Pyroelectric Infrared Sensor) YS312
16-bit digital signal output.
Single-wire serial data.
と記されています。
※参
・AD620を使った計装アンプ+ノッチフィルタ
60Hzノッチフィルタは使ってません
近鉄・布施駅の「セリア」へ寄った時に見つけた
ニッケル水素電池、VOLCANO NZ 単3(1300mAh)。
このニッ水電池、初めての出会いが
・100円ショップ「セリア」の充電池 2007年02月12日
(もう17年前)
その後、
・パナの充電器BQ-390で急速充電、
・自作の放電特性記録機能付きバッテリー放電器で
負荷抵抗1Ωで1.00Vまで放電。
この放電データの記録を続けました。
・セリア充電池のその後2 2007年03月14日
・セリアのVOLCANOニッ水その後 2007年07月05日
・セリアのニッ水電池その後 2007年07月26日
・セリアのニッ水電池その後 2007年11月14日
・セリアのニッ水電池その後 2007年12月29日
しかし、100サイクル手前で急速充電できないように
なってしまったのです。
そして、極めつけが
・2008年07月03日:セリアのニッ水電池 解体 …発火!
解体したら、空気中に出た水素吸蔵合金、
そこから出た水素に火が付いたという
現象に遭遇したのです。
まさに「VOLCANO」になってしまいました。
今回は、2020年4月10日:JIS C8708:2019対応ニッケル水素電池充放電実験回路(回路図とプログラム)
を使って試してみます。
まずは、初回放電から1~3回目の放電まで。
放電前の内部抵抗は25mΩでした。
さて、新JISでの結果は如何に!
※参
・JIS C8708:2019実験でのニッ水電池、初回放電の様子
※百均電池 旧JISでの充放電
・2014年10月01日:ダイソーReVOLTES単3のJIS C8708 サイクル試験
※百均電池 新JISでの充放電
・2020年5月6日:ダイソーReVOLTES単3 JIS C8708:2019充放電試験(-ΔV検出有) 500サイクル目で終わります
・2022年8月16日:ダイソーの単3ニッ水充電池「LOOPER」(1000mAh) 充放電実験 1200サイクルで終わります
武田コーポレーション enecon SLD3-2P (600mAh) 1200cyc目
これが2024年9月5日。
先ほど2000cycの充放電を終了しました。
0.2C(5時間率)放電での放電時間が180分
(300分の60%)を切ったので、テストを
終了します。
そして、充放電時間と充電完了電圧のグラフ。
こちらのほうが劣化の進行がよく分かるかと。
※内部抵抗の増大が充電停止電圧の
上昇につながります。
実験終了時、内部抵抗は524mΩまで上がっていました。
1200サイクル目 に近づいたとき、充電時の
「-ΔV検出」をミスったので、1600サイクル目の
休止時に-ΔVの値を-10mVから-5mVに変えました。
その後は大丈夫でした。
※1200~1600cycの間で、充電停止失敗
(maxの132分まで充電)がいくつか見え
ています。
この電池の実験開始の記事がこれ。
・武田コーポレーション enecon SLD3-2P (600mAh)
2024年1月2日でした。
2000サイクルまでほぼ1年・・・長かった
AC100Vにつながる20W程度の負荷の電流を
表示するために作った回路です。
急速充電器、「充電が終わったよランプ」は
付いていますが、
・充電が終わったはず(ランプが消えるのか点くのか
まちまち)なのに、まだ補充電してるやん。
ということが起こります。
充電器を改造せずにこの状態をチェックするには、
「充電器が消費するAC100Vの電流を見る」
のがてっとり早いかっと作ったのがこれ。
Arduinoに出会う前、2007年に製作。
「H8/3664」を使ってます。
※Arduinoとの出会いは2012年。
・2007年03月16日:電流モニター
「1:800」のCTで電流を拾い、RMS-DC変換ICで直流に。
それをマイコンで取り込んで液晶に表示という仕掛けです。
※交流電流計で良いんですが、電流変化を記録
できれば面白いかなぁっと思ったのです。
これ↓を作ったのも似たような時期。
・2009年03月08日:充電器BQ-390の中身
・BQ-390の充電時間表示回路
その後は お手軽電力計 を使うことが多くなり、
この電流モニターを引っ張り出してくることは
無くなっていました。
ひさしぶりの登場です。
もっと昔は、
・2006年08月13日:高容量ニッ水電池の不調
「日置のハイコーダ」を使って、充電器の電源電流変化を
見ていました。
これが、
・2024年7月2日:ひさしぶりのバージョンアップ:チャートレコーダ
につながります。
・2014年03月11日:「プリンタシールドでチャートレコーダ」、これがしたかった
※バックアップがわりにソースファイル(圧縮)
・ダウンロード - pwrmon3.zip
ルネサスのHEWでプログラム
BQ-321でミノルタのデジカメDiMAG7iに付属していた
三洋電機のニッ水電池「HR-3USV」
(1700mAh、min:1600mAh)が充電できました。
DiMAGE7iにはこの電池が4本付属。
電池墓場から掘り出してきた4本を1本ずつBQ-321に
セットしたら4本のうちの1本だけ、充電が始まりました。
電池の日付は「02-04」。
DiMAGE7iの発売が2002年4月なんで、ほぼ同時期。
私が所持しているニッ水電池で最も古いものです。
BQ-390やBQ-CC21だと異常ではじかれます
内部抵抗は「323mΩ」。(充電後に測定)
残りの3本は500mΩを越えていました。
これから放電してみて状態を見てみます。
こんな実験にHR-3USVが登場していました。
・2008年01月26日:オキシライド乾電池の実力
電池に関する昔の話はこちらを
・http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/category/12/5.html
・http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/category/12/4.html
・http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/category/12/3.html
・http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/category/12/2.html
・http://act-ele.c.ooco.jp/blogroot/igarage/category/12.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※放電結果 2024年12月13日
200mAでの放電では、時間が延びすぎたので
0.2C:5時間率=340mAで放電してみました。
(参:2024年12月12日 のコメント書き込み)
それでも、放電機の最大記録時間(255分)を越えて
しまい、1.00Vへの到達(放電で電圧が低下)は
264分後になりました。
ということは、約1500mAh。
容量だけで考えると定格の88%を維持してたことに
なります。
※JISでの寿命判定は60%の180分。
まず放電器が出してくれるグラフ。
記録できるのは255分が最大。
1分ごとにシリアル出力していたデータを使い、
gnuplotで描いたのがこれ。
スムージング処理に違いで、微妙に波が異なります。
gnuplotのスムージングを無くすとこんなに。
ギザギザが出ますが、得られたそのままのデータが
グラフに なっています。
ニッ水電池の劣化具合、JISでの試験じゃなく、
日常的な使用方法では
「急速充電できなくなったらおしまい」
という感じでしょう。
しかし、20年以上前の電池がこれだけパワーを残していた
とは・・・
内部抵抗が大きくなっているので大きな電流がいる
装置では使えませんが、まだまだ使えそうです。
価格.comで「BQ-321」のレビューを見ると、
・「エラー出るニッケル水素電池も普通に充電できる」
と出ています。
こちらでも、BQ-390やBQ-CC21で拒否られたBK-3LLBとBK-3LCCが
BQ-321では充電できました。
まず、BQ-390が拒否した様子
充電開始後、31秒と20秒だけ充電してから充電完了状態に。
異常電池あるいは満充電された電池と判断したのでしょう。
・2024年12月6日:2000cyc充放電したBK-3LLB(1000mAh)を放電してみた
それがBQ-321では,同じ電池でもこんな具合に「-ΔV」を検出
して主充電が止まりました。
いちばん上のは正常なeneloop lite。
内部抵抗が低いので、充電電圧の振れ(黒く塗りつぶされた)
が小さいです。
充電中の様子。
チャートレコーダーで電圧と電力を記録
・BQ-321で2000cyc充放電したBK-3LLBを充電してみる
サイクル試験を終えたBK-3LLBとBK-3LCCは内部抵抗が
増大して、振れ幅が大きくなっています。
2本充電できるようになっているので、
交互に、「充電・休止」「休止・充電」を
繰り返す。
充電の時、電池電圧が上昇。
充電が進むにつれ、内部抵抗が小さくなり
(発熱も影響)電圧の振れが小さく。
それでも、-ΔVを検出して主充電が終わりました。
これまで、劣化ニッ水充電の救世主といや
「ダイソーのNi-MH専用充電器」
単純に充電電流を流すだけで、充電停止機能
(タイマーなど)なんて高級な回路は入っていません。
ですので、自分で充電を止めなければなりません。
BQ-321、もう少し追いかけてみます。
※分かったこと。
・2本充電の時、片方が劣化していたら、
両方とも充電を停止してしまう。
調子の良いほうの充電を続けるという
ことはしない。
・2本充電の時、充電ランプが早く消えてし
まったら、どっちが悪いのか確かめるため
1本での充電を試してみる。
※充電中は点滅
充電完了で点灯
異常時、消灯
・電圧チェック端子をもう一つ増やして
2本の電圧を見れるように。
劣化電池10種を装着して充電と休止時の電圧変化を記録。
・電池(8)のように充電時と休止時の電圧差が「0.4V」
くらいあっても充電が進む。
(BQ-390やBQ-CC21ではアウト)
・しかし、電池(10)のように劣化が進んだ(内部抵抗増大)
電池だと、充電開始後3秒くらいで、大丈夫な方の電池(9)
もいっしょに充電をやめる。
→充電ランプが点滅から消灯に
・電池(10)は、充電時の電圧ピークが2.0Vを越えている。
充電タイミングになった
電池に電流を流す
内部抵抗で電池電圧が増大
休止タイミングになった
充電オフ状態の電圧が出る
その差が大きいと異常電池と判断
※オシロで見た充電タイミング
0.2秒ごと(0.4秒周期)に充電・待機を繰り返している
いるのが見える。
※充電異常の判断
内部抵抗が大きな電池だと充電時と待機時の電圧変動が
大きくなる。
それで異常電池と判断。
片側だけアウトでも、両方の電池の充電を停止。
※5sec/cmの速度でチャートを走らせながら
いろんな電池(1本)をBQ-321にセット。
「×」マークが異常判定。
・一度、異常判定した後、次にセットした電池も
異常だったら、3秒待ちではなく、すぐに異常と
判断して充電を止める。
・短絡電池(内部でショート。出力電圧0V)では、
充電を続けようとしてた。
・(15)のような電池にも遭遇。
あきらかに異常なのに充電継続。
その電池がこれ。
悪名高きサンヨーの2700mAh。
トワイセル2700 HR-3UG。
左に置いたパナのHHR-3XPS(2400mAh)は
3秒であきらめるのに・・・。
・劣化電池をいくつもチェックしようとするときは
電池は1本だけで。
いったん電源を切って再オン後に装着。
あるいは装着後に再オン。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※BQ-321の能力に気付くまでの経過
・2024年11月28日:2006年製の単4ニッ水「HHR-4MPS」発掘
・2024年12月3日:電池墓場から「HHR-3MPS」を発掘
・2024年12月5日:BQ-321で2000cyc充放電したBK-3LLBを充電してみる
・2024年12月6日:2000cyc充放電したBK-3LLB(1000mAh)を放電してみた
そして、現記事に至る。
最初は、単4ニッ水HHR-4MPSの状態がに気になっていただけ
なのに電池墓場を暴いたのが運の尽き!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※その後 20年前のニッ水電池を充電して放電
・2024年12月11日:BQ-321で古電池HR-3USV(1700mAh)が充電できた
BQ-321で2000cyc充放電したBK-3LLBを充電してみる
この続きで、充電した電池を放電してみました。
2000cyc終了時 の0.2C放電時間は171分。
JISでの寿命判定、定格5時間の60%、180分を
切ったので実験を終えたのです。
内部抵抗は上がっているし、大電流は無理だろうと
JISの50cycごとの放電電流と同じ
0.2C=200mAで放電しました。
ヒートシンクが載っている右側のが、
・2021年4月4日:オペアンプとMOS-FETを使った定電流負荷回路
これで200mA流します。
左のアルミケースのが
・放電特性記録機能付きバッテリー放電器
この中央二つの放電抵抗を取り去り、外部の負荷で放電する
ことにしたのです。
外部に付ける負荷には、放電が進んで設定した電圧まで電池
電圧が下がったときに、放電をストップしてくれる機能が
必要です。
定電流負荷回路は外部からon/offできるようにして
いたのでこれを利用しました。
そして、放電器のFETを駆動している信号にデジトラを
つなぎ、オープンコレクタで出力するように改造。
これで定電流負荷をon/offします。
放電電流200mAで「216分」放電できました。
容量は「720mAh」と計算できます。
定格が1000mAhですのでその72%です。
大電流が欲しい用途では使えませんが、
小電流でかまわない機器ならまだ大丈夫そう
です。
トラ技2016年10月号に掲載されたのは、
2017年8月24日:電池イジメ、もうやめます
で得た電池寿命のデータ。
これはJISの手順じゃなく、
「急速充電器でできなくなったら終わり」
ということで、充放電を繰り返しました。
※寿命末期になると内部抵抗が大きく
なり、充電器ではじかれ充電できなく
なるというので判断。
ざっと4年かけてあれこれ1300回まで続けました。
その後、新JISでの充放電実験に移るのです。
トラ技2022年3月号 に掲載してもらった
JIS C8708:2019(7.5.1.4)による充放電実験、
装置は3セット作ってあります。
上のが
・武田コーポレーション enecon SLD3-2P (600mAh)
2000cycを目指していますが、そろそろ寿命のようです。
下が
・FDKの長寿命電池「HR-AAULT」(1000mAh)
4000cycを目指して頑張っていて、まだまだ大丈夫そう。
もうひとつの装置。
これで東芝インパルス TNH-3LE(950mAh)
を試しています。
これももうすぐ1600cyc。
電池墓場に埋もれている電池、急速充電できるものを
捜し出して「最後の最後まで使ってみてやろう」を
してみます。
※追記
もうひとつ。
電池墓場からの掘り出し品で生き返ったかな?というのが
・放置していた2014年製「eneloop lite」の充放電実験、4000cycで終了
「BK-3LCC (950mA)」。
昨年、12月に実験を終えた電池です。
同じようにBQ-321で充電した後、0.2C(190mA)で
放電してみました。
※充電は、主充電が25分ほど。
続く補充電が約2時間でした。
急速充電さえしてくれれば使えそうな感じかと。
電池イジメでの急速充電に使っていたのは
BQ-390とBQ-CC21、加えて補助的にサンヨーのNC-MR58。
充電器により、ダメ電池の判断が異なります。
BQ-390はちょいきつい感じ。
BQ-321がどうなのか気になるところです。
※追記
0.2Cで1.0Vまで放電したBK-3LLBとBK-3LCC、
充電器BQ-390で充電してみましたが・・・
充電できませんでした。
31秒と20秒しか充電していません。
このBQ-390、充電時間を表示するように改造しています。
・BQ-390 充電時間表示改造
BQ-390のダメ電池判定が厳しかったようです。
オムロンの電子部品、いつもは 共立エレショップのB2B法人会員
を利用しています。
先日、買い物ついでだからとモノタロウでの材料購入に
オムロンのタクトスイッチ「B3F-1000」を混ぜた
ところ・・・
個包装でやってきました。
これは・・・やめて欲しいぞ!
モノタロウの『内容量:1個』と記されている
小物商品は要注意ということで。
2024年11月28日:2006年製の単4ニッ水「HHR-4MPS」発掘
このセットに付属していたのが
電池2本用急速充電器BQ-321
充電中の電池電圧を読むため、コネクタを増設しようとし
ましたがケースが分離できません。
※よくあるACアダプタの外装の
ように溶着されているようです
そこで・・・
+側電極にチェックピンをハンダして、クリップで
つまめるようにしておきました。
※マイナス側はクリップでつまめる電極に
なっているのでそのまま。
充電してみたのは
2000cycの充放電を終えたパナのBK3-LLB
容量は1000mAh。
2021年10月に2000cycの充放電を終え、
「寿命が来たぞ」っと電池墓場 に放り込んで
いたものです。
その電池をBQ-321で充電してみました。
使用したツールは、
・プリンタシールドを使ったチャートレコーダー
と
・お手軽電力計
電池電圧と充電器の消費電力変化をチャートに記録
します。
得られたのはこんなチャート。
3時間ほどかけて主充電が終わり、その後、補充電に移行。
さらに2時間ほどで充電完了となりました。
消費電力だけ見てもその様子がわかります。
※チャート先頭の40秒ほどはその後のレンジと
ことなります。40秒ほどたってから1目盛1Wに
変更しました。送り05のあたり。
すでに寿命を迎えた電池、充電後の内部抵抗は
314mΩと大きな値になりました。
しかし、まだ急速充電できましたので「墓場」に
置いておくのはもったいないかもしれません。
弱電流用の回路ではまだ使えます。
12月16日から1カ月間、図書館が利用できない
との案内が出ています。
・大阪市立図書館 システム更新のための 臨時休館のお知らせ
再開後はこんなことができるそうな。
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■新システムでの新たなサービス
(1) マイナンバーカード、スマートフォンで本の
貸出が可能に
(マイナンバーカードは事前の連携手続きが必要)
(2) 図書館アプリで、予約本到着のお知らせ等を
スマートフォンで受け取ることができ、
資料の検索・予約が簡単に
(☆図書館アプリは、令和7年2月頃から利用可能と
なる予定です)
(3) 自分が借りた本の情報の記録が可能に
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(1)と(2)は現在の予約システムでも不自由してないの
ですが(3)が面白いかなぁ。
「あの本何だったっけ」ということ、たまに
ありますんで。
・2024年5月30日:非反転アンプ 3kΩと27kΩの抵抗
で作った回路をアップしておきます。
※実物はあるのに、「その回路図はどこだ?」
なんてことがおこりますんで。
ケースへの基板の取り付け、ケースに取り付け穴を開けるの
ではなく、
・これをなんと呼ぶ? 私とこでは「ペッタン」
を使っています。
もうちょっと厚みがあれば銅板でシールドするんですが。
※関連
・2024年11月21日:参考:オペアンプでのモーターボーティング対策
・2024年11月8日:AD620を使った計装アンプ+ノッチフィルタ
※抵抗を切り替えてのゲイン設定
※ペッタンの応用
jr7cwkさんのコメントで「HHR-3MPS」が出てきたので
「電池墓場」を発掘してみました。
<3>のHHR-3MPSには、「0601」と日付が入っていました。
最終充電日は不明ですが、デジタルテスターで0.75Vが
出ました。
アナログテスター(5k/Vの2.5Vレンジ)でも電圧が出たので、
まだ生きてはいるかと。
ニッケル水素電池とのお付き合いはミノルタの
デジタルカメラDiMAGE7iが発端。
それが<2>のサンヨー「HR-3USV 1700mAh」。
DiMAGE7iに付属していたニッ水電池です。
eneloopが発売されるまで、ほんと、電池選びに苦労しました。
期待して買った<1>のサンヨー「HR-3UG 2700mAh」は
ほんとダメ電池。
そのあたりの旧ブログ記事。
・メタハイ2600劣化、トワイセル2700も:2007年11月
リンクが切れ切れですが、
★旧ブログのカテゴリ:電池のいちばん古いところ
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