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2024年11月

2024年11月29日 (金)

VZ Editorのフロッピーディスク

MS-DOS用エディタの名作「VZ Editor」がオープンソースソフトウェアに

『2024年11月26日、MS-DOS用のテキストエディタVZ Editor Ver1.6が、
 オープンソースソフトウェアとしてGitHubに公開』
ということで、ディスク置き場(墓場)を探してみたらこの3つが出てきました。
Vv1
  ちゃんと読めました。
  ファイルの日付は1992年~1993年。
  5インチのもどっかにあるんだろうけど。

これがないと仕事ができんぞというほどの
MS-DOS環境では、ほんとにありがたいツールでした。

 ・VZ Editor:Wikipedia


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2024年11月28日 (木)

2006年製の単4ニッ水「HHR-4MPS」発掘

ガレージ仲間(酒飲み仲間ね:大阪松屋町のおもちゃ屋勤務)が、
  「こんなん出てきたゾ」
っと持ってきてくれました。

パナソニックの「HHR-4MPS」ニッケル水素電池と
その充電器「BQ-321」のセット。
Pp11_20241128105301
BQ-321は電池2本用の充電器ですが、
単3でも単4でもどちらでもOK。
Pp12_20241128105301

HHR-4MPSの側面には「0607」とマークがありましたので
2006年製でしょう。
Pp13_20241128105301

デジタルテスターで電圧を計ると0.67Vと0.60V。
しかし、電池電圧チェッカー は起動できませんでした。
充電後に計った内部抵抗は両方とも22mΩで元気そうです。

しかし、(ひさしぶりに引っ張り出してきた)
放電特性記録機能付きバッテリー放電器 での
放電時間は、1回目が2分ほど。
2回目が7分ほどと、エネルギーを溜められて
いない感じです。
Pp14

放電器の負荷抵抗は単4用ということで3.3Ω
にしていて、1.2Vの定格電圧だと約360mAと
いう電流になります。
電池の定格が750mAhですのでおよそ「0.5C」
くらいの放電電流なわけです。

この充電器と放電器を使って充放電を繰り返すのも
面倒ですんで、
JIS C8708:2019対応ニッケル水素電池充放電実験回路
が空いたら(3セットあって3種の電池の充放電実験を
継続中)、これを使って試してみます。

放置していたeneloop lite がだんだんと回復してきた
なんてこともありますので。

※追記
4回目の充放電で、放電時間(3.3Ω負荷、1.0Vまで)
が12分、13分まで上がってきました。
  がんばれ~という感じですが、
  連続充放電ができるまで待ちます。

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2024年11月27日 (水)

捨てずに置いてたプリント基板の捨て耳が役立つことも

ガレージで使っている樹脂製まな板
その引っかけ部の半分が断裂してしまい、引っかけて置いて
おくのに困っていました。
半分ほどはなんとか残っていたのですが、そこもグラグラして
いつ切れてもおかしくないような状態。
補強せなあかんなぁ」っということで、仕事場へ持ち込み
「うまいこと合うモノはないかなぁ」っと、ジャンク箱を物色。

アルミのL金具や、○パイプ、□パイプがあったのですが、
どうもしっくりしません。

で、目に付いたのがプリント基板の捨て耳
捨てずに置いていたのがあったので、3枚重ねにして
SUSの皿タッピングネジでまな板の側面に固定してみました。
Mn11

ガレージでのまな板常置場所にうまいこと引っかけ
られて「とりあえずの修理は成功」っと。

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2024年11月25日 (月)

柚酒の季節

いただきものの「皮むきユズの実」を切って容器に
入れ、ホワイトリカーを投入。 砂糖は不用。

Yz11

液体が少なくなれば、ホワイトリカーをさらに投入。
そんなサイクルでしばらく楽しめます。

6月にウイスキーで漬けた梅酒、梅の実がシワシワに
なってきています。
Yz12
今年は梅が不作でした。

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2024年11月21日 (木)

参考:オペアンプでのモーターボーティング対策

勉強になります。
単電源のオペアンプ回路が不安定になるのを回避する:ANALOG DEVICES

「モーターボーティング」という言葉、ひさしぶり
に聞きました。

スピーカーを鳴らす低周波アンプを高ゲインアンプに
同居させた時、しばしば生じるトラブルです。

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2024年11月14日 (木)

考察:提灯配線短絡箇所の発見方法

2024年10月17日:御幸森神社宮司さんより緊急呼び出し
この提灯配線の短絡事故現場、そのままではテスターを
使えないということで、配線を切ることで短絡箇所を
探しました。
いわゆる「二分法」で解決しました。

こんな様子で提灯がぶら下がっていました。
Ch11
このどこかでショートしているのですが、脚立が必要な
高所ということで、電球を外しての探索ができませんでした。

そこで、提灯をつないでいる電線を切り、その切断部で
見えた銅線の抵抗を計り、ショートしてるのが切った
右側か左側かを判断して、追い込んでいきました。

結局、切ったのは2箇所。
模式的に図を描くとこんな感じ。
Ch13
  ※RL4のところでショートしていました。

その後、なんとか電線を切らずに調べる方法は無い
ものかと思案していましたところ、
  高感度クランプメータ
いわゆる
  リーククランプテスター
  AC漏れ電流テスター
を使うとどうだろうという話が出てきました。

普通のクランプメータは数アンペア~数百アンペア
の交流電流を計るようにできていますが、0.01mA程度の
分解能で微少電流を計れる製品が出ています。
  2万円~4万円くらいで売ってる

本来の電源接続を切ってから、短絡している線路に
別電源として交流電流を流し、各ポイントでの電流を
計ります。

すると、
 ・短絡部より手前は電流が流れる。
 ・短絡している部分より遠い所には電流は流れない。
   (あるいは電流値が小さくなる)
こんな手順で、短絡箇所を捜索できます。

ただし、
 ・クランプメータを挟み込むための単線が
  出ていないとダメ。
 ・配線がループしているとダメ。
という制限があります。

「リーククランプテスター」を買ってみるのも
方法ですが、手持ちの材料で試してみました。

 ・CT:カレントトランスを電線にクランプして
  計れるか。 →増幅したら計れるぞ

 ・クランプせずにCTを電線に接近させるだけでは
  どうだ?  →周波数を上げてみる

 ・VVF電線の外装からはどうだ?

使ったCTはURDのCTL-10-CLS。
巻線比1:3000のもの。
その出力に1kΩの抵抗をつなぎ、100倍の低周波アンプ
で増幅してオシロで観察しました。

  電流はDDS方式2相パルス発生回路 で出力。
  出力に100Ωが入っているのでさらに100Ωを直列に。

こんなつなぎで計ってみました。
負荷は4.7Ωの抵抗を2本。
Ch12
短絡はクリップでおこない、A点とB点の電流波形を比較します。

Cj11

1本線をクランプすれば確実に電流の変化が拾えます。
Cj12

問題は、挟み込めないような配線になっているとき、
CTを近づけるだけで違いが分かるかどうかです。

クランプを開いてCTのコア材を1本線に接近。
Cj13  

VVF線の外装を通してはどうか?
Cj14

それぞれの信号波形です。

・短絡なしの時。
Dd000_20241114100801
Dd001_20241114100801

・短絡すると
Dd002
Dd003

・クランプを開き電線被覆の外から
Dd004
Dd005

こうなるとレベルが下がります。
そこで、周波数を60Hzから2kHzに上げました。
Dd009
Dd010
Dd013

VVF電線の外装からだとちょっと苦しくなりますが、
フィルタなどの助けを借りれば判別できるのでは
ないでしょうか。

めったに起こらないトラブルかもしれませんが、
まぁ、今後の課題です。


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2024年11月11日 (月)

カップ麺 だし汁漏出騒ぎ

先週9日土曜日は1週遅れの「東成おもちゃ病院」
12時過ぎになると、仕事場ご近所の
  東成在宅サービスセンター
へ向かうんですが、その前にお昼ごはん。
簡単にと、買い置きのカップ麺ですましました。
その時のこと・・・

・直前までおもちゃ病院宿題の減速機構の修理を
 していた。
・ギヤ潤滑のため、シリコングリスを使用。
・それで指先がスベスベに。
・カップ麺のシュリンク包装をやぶるとき、うまく
 はしっこをつまめなかった。
・そのため、作業机にあったピンセットを使用。
・包装は外せたが・・・ピンセットの先端が容器
 まで到達。 (あわてるとこうなる)
底に小さな穴があく
・机上にあったセロテープを[+」にしてカップの
 底に貼り付けて穴を塞ぐ。
・「このくらい大丈夫だろ」っとお湯を注ぐ。
・しかし・・・
   塞いだつもりの穴から微妙にだし汁が漏出
・麺がほぐれて食すまでの時間を考えると
  「こりゃヤバい」。
・移し替えるためのドンブリなんかは仕事場にはない。
・キッチンペーパーを折りたたんで50mm幅青色テープ
 を貼り付け。
・粘着面を上にして机に置き、その上にカップ麺
 (すでに湯が入っている)を着地。
・カップ麺の周囲にテープを押さえつけ補強して
 漏出防止。
・なんとか食せたが、底のキッチンペーパーは
 だし汁を吸ってブヨブヨの状態に。

ピンセットでの包装外し、容器の底じゃなく
表面でしてりゃこんなことにならずにすんだわけで。
単純なことでも手を抜いたらいけません。

※事故の状況。

容器を裏返してシュリンク包装のベロを外そうと。
Cc11_20241111085401
指先が滑ってうまく外せなかった。
そこで作業机のピンセットに目が行く。
これが運の尽き。

50mm幅テープでの補修跡。
Cc12_20241111085501

貫通穴の様子。 食後に撮ったカップ麺容器の中。
Cc13_20241111085501

 

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2024年11月 8日 (金)

AD620を使った計装アンプ+ノッチフィルタ

2021年8月16日:AD620を使った計装アンプとシミュレーテッド・インダクタを使ったノッチフィルタ
この記事で、「(電源回路を加えた図はまた描きます)」
としていましたが。ほったらかしだったようです。

この回路、ちゃんとケースに入れてあるんですが、
ひさしぶりに使おうと、引っ張り出してきました。
  ※しばらく使ってないツールだと、そのものが
   行方不明になってしまうことも。
   今回、モノは発見できました。

で、ちょっと中味を知りたくて「回路図はどこ?」っと、
何冊もある製作物を綴じたファイルを探しても見つかり
ません。
  ※整理整頓、なにそれ?っという仕事場です。

ブログ記事にあるかと検索しても、出てきたのは↑の記事。

ということで、ここに載せておきます。
Ad61
タカチのプラケースに入れてます。
Ad62
電源は外部から5Vを供給。
±12V出力のDC-DCコンバータで内部電源を
作ってます。

ついでにBSch3Vのファイルも圧縮して。
  ・ダウンロード - ad620b_1.zip


トランジスタ技術2021年11月号
この「私の部品箱〈120〉」にAD620のレポートを載せて
もらっています。


※追記
ゲイン切り替えといや、この回路も。
 ・2024年5月30日:非反転アンプ 3kΩと27kΩの抵抗


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2024年11月 7日 (木)

トラ技2024年12月号にまたもや「居酒屋ガレージ」が

ほんとは11月9日(土)に発売なんですが、年間購読して
いるとちょっと早めにやってきます。
  ・トランジスタ技術次号予告
T11_20241107173501

パラパラとページをめくりますと・・・
見ル野栄司さんの連載マンガ「僕たちトラ技団」、
これに我が居酒屋ガレージがまたもや載ってるで
はありませんか。

T12_20241107173601
 『このアジトは大阪の「居酒屋ガレージ」さんに
  憧れて構えたんです』とのお言葉。
そして、次のコマには
 『パラダイスですしねあそこは
と、見ル野さん。

昨夜は、トラ技編集部の ji1nme さんが、関西方面出張
ということで、来店されたとこでした。

2024年5月9日:(有)アクト電子+居酒屋ガレージがトラ技2024年6月号に

 

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