新ビールサーバーの消費電力
ビ-ルサーバーが新しくなったのが2022年7月
・2022年7月28日:新ビールサーバー稼働
以前のよりずっと小型になりました。
↓以前に使っていたの ノズルは一つ
前のビールサーバーは何かのイベントのとき、
「いる時に借りていた」のが、いつの間にか
ガレージに常設するようになってしまいました。
2007年の夏あたりから。
・2007年08月13日:「タンク」到着
内部の冷却部、その様子はこの記事。
・2007年09月08日:13本目
古いのと新しい方、その冷却保持能力が違います。
古いのだと、通電しなくても1日くらいは保冷(内部に氷が
残る)していたのです。
冷却管のまわりに作られた氷が溶けず、そのまま残ってい
ました。
それが新しいサーバーだと、通電しないでおくと翌日には
水に戻っていて、ビールを冷やしてくれないのです。
サーバーはタイマーで「15時にオン。21時半にオフ」という
設定で通電しています。
これで呑み始める6時半~7時頃には冷えています。
古いサーバーだと通電前のお昼でも冷たいビールが
出てきてくれたんですが、今のサーバーはそれが
できません。
土曜や日曜の朝にひと仕事したあと、
「水分補給に冷たいビールをちょびっとひとくち」
これが新しいのだとできないのです。
いつも10ltr樽を買っている酒屋さんとの話で、
「サーバー、電気入れっぱなしのほうが毎回氷を
作らんでエエようになるから電気代安ならんか?」
という提案が出たのです。
こうなると、
・新ビールサーバーの電力
・氷を作り始めて一旦停止するまでの時間
・通電しっぱなしでのオン・オフサイクル
を確かめてみなければなりません。
大電流用の積算電力計は作ってないので、
まずはクランプメータで電流を測定しました。
新しいサーバー、注ぎ口が二つありますが、使ってい
るのはビール用(右側)の一つだけ。
・2019年7月12日:カイセ製クランプメータ SK-7100
これの「CT」出力(ACそのまま)を外に取り出して
交流電圧としてモニターできるように改造して
あります。
その結果。
・冷却時電流(コンプレッサ作動) 2.0~2.3A
・冷却停止後の撹拌モータ電流 0.2A
そして、クランプメータの測定電流をレコーダで
記録して通電時間を記録しました。
・放置後の冷却完了時間 約4時間20分
タイマー運転での通電時間
・通電継続時 約3時間サイクルでon/off
通電冷却時間 1時間15分オン
待機(撹拌)時間 1時間45分(撹拌モータ回転)
ということは、1日あたりの冷却通電時間は約10時間。
1日での通電時間を比べると、
・タイマーで通電 5時間程度
(呑んでる時、途中で再オンするかもで)
・常時通電 10時間程度
(コンプレッサオフ時でも冷却水撹拌
用モータは回る。約20W)
常時通電よりタイマー通電のほうが、電気代がお安く
なるぞという結果になりました。
・・・周囲温度の影響を受けるだろうけれど
デメリットは「真っ昼間にちょっとひとくち」
ができないことくらいです。
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コメント
電気代が安くなる土日はスケジュールを変える、夜のoffは朝方ギリギリまで遅らせる、周囲に断熱材を貼る、などでどうなるかも楽しめそうですね。
投稿: JI3KDH | 2024年8月26日 (月) 06時38分
電力量の差、2倍は大きいです。
断熱材を貼る・・・試してみようかな。
冷却液(氷水)の温度変化も計ってみたいです。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2024年8月26日 (月) 09時28分