「水晶板ピエゾ電気計」とは
発端は図書館で借りたこの本。
・小林エリカ著「彼女たちの戦争: 嵐の中のささやきよ!」
いろんな女性が紹介されています。
この関連でさらに図書館から借りてきたのが、
・川島慶子著:「マリー・キュリーの挑戦 ― 科学・ジェンダー・戦争」
この本のp.71 『7.ピエール・キュリーの「個性」』
にこんな記述があったのです。
・・・兄のジャックと共同研究をはじめ、
水晶板ピエゾ電気計を開発します。
これはごく微量の電気量の測定を可能にする機械
で、後にピエールがマリーと結婚して共同研究す
る際にも、大変役立ったものです。
そこで、疑問。
水晶板ピエゾ電気計とはどんなものなのか?
googleに聞きますと、
・鉱物たちの庭:979.水晶(圧電性)
に記されていました。
しかし形状など詳細は不明。
英語で検索しなくちゃならないかな。
どう聞けば良い??
そういや、この発見も女性でした。
・2016年08月30日:『宇宙を測る方法』
この本では、
コンプトメータ
アリソメータ
が知らない装置として出てきました。
※KDHさんに倣ってChatGPTに尋ねたらこんな絵が出現。
・ピエール・キュリーの水晶板ピエゾ電気計をイメージした描写
(リサイズしてます)
※Quartz Crystal Electrometer で検索
・Curie piezoelectric quartz balance or electrometer
・Mastering picocoulombs in the 1890s: The Curies’ quartz–electrometer
・Piezoelectricity and piezoelectric quartz
・Marie Curie and the miracle machine
・https://carnotcycle.wordpress.com/wp-content/uploads/2017/06/mir04.jpg
・https://carnotcycle.wordpress.com/wp-content/uploads/2017/06/mir05.jpg
↑
ホンマもんの写真とChatGPTの想像図、だいぶと違いました。
単純に信じたらあかんということで。
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コメント
ChatGPTに訊いてみました。
水晶板ピエゾ電気計とはどんなものか、ご存じでしたら教えて下さい。
ChatGPT said:
水晶板ピエゾ電気計は、ピエゾ電気効果を利用して電荷や電圧を測定する装置です。ピエゾ電気効果とは、特定の結晶(例えば水晶)が機械的な応力を受けると電荷を生じる現象のことです。
水晶板ピエゾ電気計では、このピエゾ電気効果を利用して、結晶に加わる力や圧力の変化を電気信号として検出し、それを計測します。具体的には、水晶板が外部からの力や振動を受けると、結晶内に電荷が発生します。この電荷は非常に微弱ですが、適切な電子回路で増幅されることで、電圧として読み取ることが可能です。
この技術は、振動センサーや加速度センサー、圧力センサーなどの形で応用されています。また、非常に高精度な測定が可能であるため、科学的な実験や産業分野での精密測定にも広く使われています。
You said:
ありがとうございます。もし装置の写真や図面などの情報をお持ちでしたら、見せていただけませんでしょうか。
ChatGPT said:
https://files.oaiusercontent.com/file-effutJqEqpBItfCPlr3oHpVQ?se=2024-08-20T10%3A36%3A44Z&sp=r&sv=2024-08-04&sr=b&rscc=max-age%3D604800%2C%20immutable%2C%20private&rscd=attachment%3B%20filename%3D235b3d5c-69d0-4c43-933d-6e5601877c31.webp&sig=UAb%2BwCYDbQSl/gyjl5eXAYJbZUsw2I4lv/LNuhzYPOo%3D
(↑はここに提示された図のURLです)
こちらが水晶板ピエゾ電気計のイラストです。水晶を中心に、電気回路や測定機能を備えた装置のデザインを描いています。もし、さらに詳しい説明や他の視点からの図が必要でしたらお知らせください。
You said:
ありがとうございました!
ChatGPT said:
どういたしまして!お役に立てて嬉しいです。また何かありましたら、いつでもご相談ください。
投稿: JI3KDH | 2024年8月20日 (火) 19時36分
ご紹介いただいたlinkは"This XML file does not appear to have any style information associated with it. "とerrorになってしまいます。
言葉での説明が主体でわかりにくいですが、下記に解説がありました。
https://lapisps.sakura.ne.jp/gallery14/979quartzpiezo.html
投稿: CPU.BACH | 2024年8月20日 (火) 23時47分
KDHさんのリンク先、こちらでも見えません。
ぜひその情報を知りたいですね。
というか、文章での説明だけじゃなく、現物がどんなものだったのか外観などを知りたいわけでして・・・
こっちでもChatGPTに聞いてみたらエエのか・・・
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2024年8月21日 (水) 08時41分
ありゃ、見えませんでしたか!
しかしすでに解決なさっているように、あくまでもChatGPTが描いた『イラスト』だったんで、どこかにアップロードし直すまでもないですね。
そこからさらに年代を指定したり本物だけを見たいなどと指定したりしたら出てきたのかもですが、まぁそういう使い方もあるってことで。
投稿: JI3KDH | 2024年8月21日 (水) 18時28分
水晶板ピエゾ電気計(Quartz Crystal Microbalance, QCM)のマリーキュリーが使用していたものの写真をお願いします。
GPT:
申し訳ありませんが、マリー・キュリーが使用していた水晶板ピエゾ電気計(Quartz Crystal Microbalance, QCM)の写真は存在していません。マリー・キュリーの時代には、このような精密な装置はまだ開発されておらず、彼女が主に使用していたのは、放射性物質を扱うための基本的な実験器具や放射能測定装置でした。
キュリーが使用していた実験器具やノートの一部は、現在でも放射線を発しているため、フランス国立図書館やパリのキュリー博物館で特別に保管されています。これらの写真は、キュリー博物館やフランス国立図書館の公式ウェブサイトで閲覧することができますが、水晶板ピエゾ電気計に関しては、彼女が直接使用したものではなく、後の時代に開発された技術です。
投稿: 渡邉 | 2024年8月25日 (日) 23時26分
ChatGPT、なかなかおもしろいですなぁ。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2024年8月27日 (火) 18時54分
人との会話と同じでチャットGPTの立場にたった質問しないと余り良い返事はかえって来ません。いつ何がどこで。会話を続けている間の情報も収集されていますが省略しないでプロンプトを書けばそれなりに。無料版は学習データと次元数が違うせいか少し違う時がありますが史実に関しては大差ない感じです。
投稿: 渡邉 | 2024年8月27日 (火) 19時46分