図書館から:『研究室ですぐに役だつ電子回路』 IA、OAって何?
図書館で借りてきた本。
・阿部 寛/著
研究室ですぐに役だつ電子回路
“少ない予算で手づくり"回路!実験装置のヒント集
2006年7月出版の本です。
大阪市立図書館HPでの本の案内がこれ。
・内容紹介
最も効率の高い実験を実現するために必要な電子
回路を、どのように構成したらよいか? 数百名の
学生との巡り会いにおけるさまざまなできごと、
特に失敗の経験から生まれた実験装置・電子回路
の試作の歴史を基にしたヒント集。
・要旨
ある興味ある課題を追求するための、最も効率の高い
実験を実現するために必要な電子回路を、どのよう
に構成したらよいか?この本は、数百名の博士課程・
修士課程の学生との巡り会いにおけるさまざまなで
きごと、特に多くの失敗の経験から生まれた実際の
実験装置・電子回路の試作の歴史を基にしたもので
ある。
・内容
効率的でむだのない実験室の構成と配置;
最初に装備すべき基本的な測定器;
電子測定器、電子装置の試作;
物理量(変位、ひずみ、加速度)のための電子回路;
精密な発信器の構成;
マイクロ波周波数領域の測定;
電子計測にはできるだけパソコンを利用しよう
内容に期待したのですが・・・ アカン。
図のタイトル、「IAの基本構成」とあります。
で、「IAって何?」っとなりませんか?
右上の章の区分に「計測増幅器を作ってみよう」
とあるので、
IA = Instrumentation Amplifier
を想像できたあなた、エラい。
著者さん、オペアンプを「OA」と略されてます。
OA = Operational Amplifier
ですな。
IA、OAなんて略記号に出会うのって初めてかな。
解説図、何がアカンかって・・・
・黒塗りの抵抗。
・四角の大きさが違う。
・「感知」端子ってなによ。
面白くなかった。
※追記
同じ本、p.85の図5.7では「普通の抵抗記号」に。
具体的なデバイス名が出た図は、こんな描き方に
なっている感じ。
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