液漏れ電池の季節 エアコンのリモコンが
2007年に建てられた中川西会館。
ここで使われているエアコンのリモコン(17年目だ)が
「液晶は点くけどエアコンが動けへん」
「電池は新品にした」
っと、修理の依頼。
ダイキン製でした。
ボタン操作でリモコン表示が変化するのでリモコン
そのものは生きているようです。
赤外線出力だけがアウトというところ。
確認に使うツールは
・糸ようじのプラケースを使うシリーズ:赤外線リモコンチェッカー
まずは解体。
液漏れ跡がありましたが、電池端子は清掃されていました。
そして赤外線LEDそのものの生死を確認。
これが役立ちます↓
・松下の「ホロホロブザー」
赤外線ですので肉眼で光は見えませんが、
「切れていないぞ」
は確認できます。
基板パターンを追いかけると、LEDのアノード側(+)へ
行くラインが切れていました。
上側のパターンは電池のマイナス極からのラインで
これも怪しくなっていました。
これらを補修。
ちゃんと赤外線が出るようになりました。
実際のエアコンでの動作確認、OKだったと入電。
この季節、電池で動いている機器の状態チェックを
しておきましょう。
電池ボックス内の確認が重要。
動いているからと安心していると、液漏れ電池の発見
が遅れます。
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