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2024年6月20日 (木)

液漏れ電池の季節 エアコンのリモコンが

2007年に建てられた中川西会館
ここで使われているエアコンのリモコン(17年目だ)が
 「液晶は点くけどエアコンが動けへん」
 「電池は新品にした」
っと、修理の依頼。
ダイキン製でした。
R40

ボタン操作でリモコン表示が変化するのでリモコン
そのものは生きているようです。
赤外線出力だけがアウトというところ。
確認に使うツールは
  ・糸ようじのプラケースを使うシリーズ:赤外線リモコンチェッカー

まずは解体。
液漏れ跡がありましたが、電池端子は清掃されていました。

そして赤外線LEDそのものの生死を確認。
これが役立ちます↓
  ・松下の「ホロホロブザー」

赤外線ですので肉眼で光は見えませんが、
  「切れていないぞ」
は確認できます。

故障原因、電池からの漏出液の基板内への侵入です。
R46

基板パターンを追いかけると、LEDのアノード側(+)へ
行くラインが切れていました。
R57

R58
R59

上側のパターンは電池のマイナス極からのラインで
これも怪しくなっていました。
これらを補修。
ちゃんと赤外線が出るようになりました。

R45

実際のエアコンでの動作確認、OKだったと入電。

この季節、電池で動いている機器の状態チェックを
しておきましょう。
電池ボックス内の確認が重要。
動いているからと安心していると、液漏れ電池の発見
が遅れます。

 

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