« 発掘品 あれこれ | トップページ | 割り込み処理の中でのdelayやSerila.print,lcd.print »

2024年3月10日 (日)

発掘! CP/M-2.2用ROMDISK

技術評論社のプロセッサ誌 1988年12月号に掲載してもらった
  CP/M-80用ROMディスクの製作
この元原稿(関連ソースと)が発掘できましたのでアップし
ておきます。

  でも【図】が発掘できてません。
  どこかのファイルの中に埋もれているはずなんですが・・・

CP/M-80の運用はフロッピディスクでした。
両面倍密で1.2Mバイト。
それをちょっとでもお手軽、高速にということで、
安価になってきたダイナミックRAMをつないで
RAMディスクをつなげてました。
  ※とうぜん手作り
そしてこの記事で紹介したのは、常用するプログラム
を「ROM」に入れて、高速に読み出しできるようにという
ROMディスク」です。
エディタやアセンブラなどの開発ツールをROMに入れて
おけば、いちいちフロッピにコピーする手間が無くなり
ます。 起動も一瞬。

この記事に含めていたのが同僚が作った「ICP」。
CP/MのコマンドプロセッサCCPの改良版です。
起動するプログラムの検索順序(RAMディスク、
ROMディスクに対応できるよう)や、ファイル消去
の「ERA」コマンドを拡張した「ERQ」コマンドで
ワイルドカードでの消去を「Y/N」で確認しながら
できるようにしてあります。

ハードの回路図が無いと、真似しては作れませんが
およその想像はしてもらえるかと。
プリセッタブルカウンタを使ってROMディスク、
RAMディスクのアドレスを生成。
そのアドレスデコーダはPALの16L8。
原稿txtの中にPALの式が入っていますが、
これだけでは何?でしょうなぁ。

   ・ダウンロード - romdisk.zip

回路図などが発見できればまた紹介します。

プロセッサ誌の目次(コピーして綴じていたのをスキャン)

|

« 発掘品 あれこれ | トップページ | 割り込み処理の中でのdelayやSerila.print,lcd.print »

ツール」カテゴリの記事

技術史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 発掘品 あれこれ | トップページ | 割り込み処理の中でのdelayやSerila.print,lcd.print »