トランジスタ技術2024年3月号に記事が載りました
トランジスタ技術2024年3月号 、年間予約されてたら
そろそろ手元に届く頃でしょうか。
「トラ技Jr.コーナ」に
『実はワナだらけ…確実に動かすArduino Uno R3』
というタイトルで、重箱の隅をほじくった記事を
載せてもらいました。
『間違っていても動いちゃう危険…ひとこと言わせて!』
がサブタイトル。
※校正原稿の段階では
『教科書では教えてくれない…
確実に動かすArduino Uno R3使いこなし術』
というタイトルでした。
「1023 vs 1024」でウダウダ言っていたのを投稿した
のです。
※ページ数の関係で、トラ技に掲載されたのは
面白いところだけになってしまいました。
本誌ではこんな章タイトルになっています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・便利だけれどもミスが潜んでいるのがArduino
・A-D変換のワナ
analogReadの基準電圧値と1/1023問題
・線形補間のワナ
map関数の使い方問題
・PWM出力のワナ
analogWriteでのPWM出力問題
・やっぱり気になる放置ポート
ポートほったらかしで電流増加問題
・時間待ちのワナ
delayMicrosecondsの最大値問題
・サーミスタを使った温度測定のワナ
ゼロ除算問題
・wordデータのワナ
割り込み処理問題
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こちらから出した提出原稿の章タイトルはこん
なのでした。
◆サンプルスケッチを信じて良いのか
1. analogReadでA-D値を読む
1-1. 極端に2bitのADCで考えると
2. analogReadしたA-D値をPWM出力
2-1. 3bit→2bit変換にmapを使うと
◆回路図を見ておこう
3. D13(PB5ポート)に注意
3-1. 起動時のD13
3-2. D13の衝突を避ける
◆データシートを読もう
4. analogWriteのデューティー比が微妙にズレる
4-1. タイマー0のPWM出力
4-2. タイマー1,2のPWM出力
4-3. analogWriteは誤差を持つ
4-4. D-Aコンバータとして使えるPWM出力
5. 方形波を出力したけれど周波数に誤差が出る
5-1. このミスに気付かない原因の推測
6. やっぱり気になる放置ポート
6-1. 入力電圧が変化した時の電源電流の変化
6-2. アナログ入力ポートでは
7. AnalogReadとAREFピン、衝突でチップを壊してしまう?!
7-1. 壊れるという話が出た原因
◆こんな落とし穴も
8 delayMicrosecondsで待てるのは16383μ秒まで
8-1. 50ms待ちを試すと
9. 温湿度センサ用ライブラリで氷点下の温度をミスる
10. サーミスタを使った温度測定にも落とし穴
11. 割り込みで処理させるwordデータの扱い
11-1. 1バイトデータでも割り込みと競合する
12. 小さいことだけど不満を解消するヒント
タイトル「やっぱり気になる放置ポート」だけが、そのまま
残ったようです。
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コメント
analogReadやanalogWrite、map関数の問題は誤差につながるだけでまだ可愛らしい。
※とりあえずは動く
マイコン屋として重要だと思うのは・・・
ゼロ除算と割り込み。
スカタンすると致命的バグを引き起こします。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2024年2月 9日 (金) 09時08分