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2023年12月22日 (金)

トラ技記事で見た記憶が:コモンモードチョークを絶縁トランスとして使う

電源用のコモンモード・チョーク、普通はこんなつなぎで
ノイズの侵入を防止します。
Cm21

このコモンモード・チョークを「絶縁トランス」として
利用するという使い方について「Help」です。

コンデンサドロップ方式を使った手抜きの電源回路。
  ※いわゆるトランスレス電源
Cm23
GNDラインや回路の電源は、AC100Vとダイオードを通して
つながります。

振動センサとして圧電発音体を利用する手法、
「ボコスカ」や「シャカシャカ」 で多用しています。
これらは電池運用なので、特に気にしなくてok。

トランスレスでの制御回路、センサーを電線で外に引き
出して伸ばすので、AC100Vと絶縁しておきたいわけです。

Cm22
発音体から出てくる信号は2~4kHz。
ST-32で有名なトランジシタラジオ用のトランス
が使えそうなのですが、耐圧の定格がDC100V。
耐電圧AC100V、10秒間というスペックになっていて、
トランスレス回路で使うにはちょっと不安。

そこでコモンモード・チョークを信号の絶縁トランス
として使ったのです。
  ※電源で絶縁しろ・・・ごもっともです

で、こんな使用例(特性の調査)をトランジスタ技術で
見たことがあるのですが、探し出せていません。
  ※目次検索では見つからず。
   書架のトラ技を探索中。

ご記憶にあればヒントを!

※発見の報!

UTiCdさんに発見してもらいました。
  X(Twitter)で連絡
トランジスタ技術2011年12月号p.86~88
   中野正次さんの記事、
・即席回路(14):
 ノイズにまみれた2点間の微少な電位差を
 確実に取り出せる平衡-不平衡変換回路

記事のタイトルにはコモンモード・フィルタ
とかコモンモード・チョークという名称は
出てきません。
  それで、検索からすり抜け。

この号の特集が「即席サバイバル回路 50」。
私もいくつか記事を書かせてもらってました。

Tr1112

※トラ技記事からピックアップ
・p.86
T11_20240123085601
・p.88
T12_20240123085601

※関連
DBMのトランスにコモンモードチョークコイルを使う (JJY受信機):ラジオペンチ

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コメント

CQ出版の人?からレスが付いてます
https://x.com/UTiCd/status/1739507363378598330

風邪で寝込んでてそれどころでじゃ無い?

投稿: ラジオペンチ | 2023年12月27日 (水) 09時57分

寝込んでまして、今朝から出社っす。

投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2023年12月27日 (水) 12時43分

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