2023年11月
2023年11月28日 (火)
2023年11月24日 (金)
LTC6101を使った電流検出回路をケースに入れる
2023年11月20日:74LVC1G57と1G58で作るXNORゲートとXORゲート
で、LVC1G58の電源電流を見たのはこの回路。
ユニバーサル基板にバラックで組んであります。
0.1Ωの電流検出抵抗に50倍の電流検出アンプINA199。
1Aの電流で出力に5Vが出てくる勘定になります。
使ったのはLTC6101。
このあたりは、
・2013年12月05日:★電流検出アンプに関するメモ
・2019年3月29日:TIの電流検出アンプ
をどうぞ。
使った実績もあるし、回路的には問題は無いのですが、
ユニバーサル基板の組みっぱなしのバラックではなく
ケースに入れておきたいなぁという願望です。
電池は不要だし、小さなプラケースに入ればっと考えます。
しかし、なかなか適当なものがありません。
みんなちょいと大きい・・・
2022年9月29日:「ダイソー ミニケース 5個組」が見つからない
この時、あれこれ探しました。
試しに買ってあったのでいちばん小さいのがこれ。
「No.1431 トラベルケース SS 2P」という二つ入りの
「ポリスチレン」製。 (パーツクリーナーで溶けた!)
外形が70x36x12mm。
しかし、この内部の高さが約8mmしかありません。
大きな部品、背の高い部品が入らないのです。
今回の回路だと、電源の入りと出、それに信号出力として
3つのコネクタが付きます。
この手の、電源+信号接続に使っているコネクタ、私の場合、
昔から日圧の「XHコネクタ」が定番です。
このLアングル状になった コネクタ(S2B-XH)、ピンから外装
樹脂の上面まで「9.5mm」。
コネクタをハンダした時、基板の裏に出るピンをギリギリで
切っても、8mmにするのはちょっと難しい・・・
常用している2.5mmピッチのコネクタ、このXHの他に、同じ
日圧の「EHコネクタ」を常備しています。
しかし、実験用ツールとしてこしらえてあるケーブルには使っ
ていないのです。
実験用の接続用電線、ほとんどがXH。
中継用にはSMコネクタなど使ってますが。
EHだと高さが7.4mmでこのケースに入ります。
しかし、接続に使うケーブルの作業環境が×。
他にAMPの「EIコネクタ」も在庫してますが、これは
もうひとつ大きくなっちゃいます。
左から、XH、EH、EIコネクタの順。
ハウジングを付けたところ。
真ん中のEHは確かに小さいです。
そこで今回は「L型のピンヘッダ」を取り付けておくことにしました。
これだと、ICクリップでつなげます。
そして、ピンソケットやQIコネクタが挿さります。
ピンソケットだとハンダで仮付けできるし、試しでの
接続では、いがいと便利なんです。
※XHとEH、困ったことに1ピン位置が違うのです。
他の基板用コネクタと比較すると、XHが異端という
感じ。
2.5mmのコネクタ昔から、XHを使ってきたせいで
乗り換えるには、ちょっと面倒なんです。
※追記
アナログ機能IC、似たような型番で性能違いというのが
あります。
今回のLTC6101もそうで、1つ違いのLTC6102という
電流検出アンプが存在します。
詳細はデータシートを隅々まで読んでもらわなくちゃなりませんが、
「特徴」を見ると、ざっとの違いが見えてきます。
まず、今回のLTC6101。
そしてLTC6102。
大きな違いが「オフセット電圧」と入力バイアス電流。
LTC6101とは別格の性能になっています。
それがゲイン設定に出てきます。
二つの抵抗比でゲインが決まるのですが、
LTC6101だと100倍止まり。
LTC6102になると、もう一桁アップ。
※Rin=1Ωで安定使用できるのかと
思うんですが、このようにデータシートに
出てるわけで・・・
しかし、どちらのICも、電圧0V付近の電流は測れないという
欠点があります。
0V付近を計ろうとすると、差動アンプ方式の電流検出アンプを
使わなければなりません。
アナログ機能ICの選択、価格とともに悩ましいところです。
トラ技に投稿した記事が参考文献に記されているとちょっとうれしいゾ
大阪市立図書館の蔵書検索、タイトル『電子工作』で出てきた
同じ著者さんの3冊を借りてきました。
[1] 電子工作集成 -電池と教育を起点とした
趣味と実用の工作、評論と報告- 第4集
∥棚瀬 繁雄/著∥電子工学応用化学研究所
∥2023.2∥549◇549◇549
[2] 電子工作集成 -電池と真空管アンプを起点とした
趣味と実用の工作、評論と報告- 第3集
∥棚瀬 繁雄/著∥電子工学応用化学研究所
∥2020.6∥549◇549◇549
[3] 電子工作集成 -電池と真空管アンプを起点とした
趣味と実用の工作、評論と報告- 第2集
∥棚瀬 繁雄/著∥電子工学応用化学研究所
∥2018.2∥540◇540◇540
タイトルにある「電池と真空管アンプ」がどのように電子工作と
関係するのか気になったからです。
著者さんの旅行記もあったりと、電子回路技術に関するエッセイ集の
ような本になっていました。
パラパラと読み進みますと、その第2集、2章4節(p.59)に
「ニッケル水素電池の利用に関する中間報告(その3)」
という記事がありました。
読み進みますと、記事末の参考文献に、ありゃまぁ、私の名が。
私が投稿したトラ技の記事でした。
このトラ技。
ニッ水電池の寿命に関し、あれこれ論議を呼んだ例の
グラフが載っているのがこの本です。
掲載された記事を参考にしてもらったとなると・・・
ちょっと嬉しいです。
※関連
・2017年8月9日:トラ技2016年10月号の話
・2017年8月14日:ニッケル水素充電池関連の投稿記事
・電池あれこれ (まとめ)
トラ技2016年10月号への投稿では、内部抵抗の変化(増大)に
注目して、市販の充電器で給電できなくなるを寿命と判断して
記事をまとめました。
その後、JIS C8708:2019が制定され、実運用に近い充放電
方法となりました。
そして、充放電時間と充電終了電圧の3つのデータをグラフにすると
劣化の進行が見えることに気付き、電池あれこれではこれを残して
います。
高容量ニッ水電池の突然死も、この流れからその瞬間を観察
できました。
また、放電深度を6割にしても、寿命が劇的に改善されることも
ありませんでした。
充放電サイクルを「勝手にやってくれる」という試験装置の
おかげです。
2023年11月20日 (月)
74LVC1G57と1G58で作るXNORゲートとXORゲート
マルチファンクション・ゲート 1G57,58,97,98 で
紹介しました74LVC1G57と1G58。
この二つはつなぎ方でXNORとXORゲートが作れます。
こんな接続。
XORゲート、何に役に立つかは
・「チャタリング除去回路」じゃなくって「チャタリング発生回路」をどうぞ
パルスの両エッジが欲しい時に便利なんです。
XORゲート、74シリーズなら7486。
CMOSなら4030と4070。 4077がXNOR。
でも単体で使うと、グリッチが出るかもしれません。
そこでシュミット入力のインバータを入れると、この点は
改善されるのですが、出力は負のパルスになります。
1G57と1G58だと入力がシュミットなんで安心して
CR遅延回路を挿入できます。
両エッジ検出で、負パルスが欲しい時は1G57。
正パルスだと1G58。
※注意点
・シュミットのスレッショルド付近で電源電流が増大します。
・小さいです。 足間ピッチが0.65mm。
※関連
・トラ技2021年1月号『私の部品箱<110>』
※追記:シュミットを入れずに74HC86だけで
エッジ検出をした時に出るグリッチの例
つながるのがカウンタだと余計にカウントするかもしれない。
※追記:74LVC1G58を使って両エッジ検出した
ときの電源電流変化。
Vdd側に入れた0.1Ω両端の電圧を電流検出アンプ
で増幅。 50倍ゲインのINA199。
CRがつながるシュミット入力のスレッショルド付近で
電流が増大。
けっこう大きいぞ。
※周波数、2.4kHz→2.5kHzが正
※参:「Nexperia」のデータシートに記された電源電流波形
「TI」や「Diodes Incorporated」のデータシートに
入力レベルによる電流変化のグラフは出ていないので
今回の両エッジ検出のように積極的にシュミット機能を
利用するときは要注意。
タミヤ★★ミニ四駆用充電池「NEO CHAMP」950mAh 4400サイクルで終了
2021年11月15日に始めたタミヤ「NEO CHAMP」950mAh の充放電実験
4400サイクル目で終わります。
50サイクルごとの0.2C放電はこんな結果です。
10月2日の4000サイクル目のグラフ で、「そろそろか」 と
思っていました。
JISでの寿命判断180分を切ったということで、これで
終わりにします。
ほぼ2年。 長かった。
・・・ということは良い電池!
内部抵抗、最後は182mΩでした。
もうひとつのグラフが、毎サイクルでの0.5C充放電時間と
充電停止電圧。
大容量グループで起こっていた「突然死」は
生じませんでした。
そして、4000サイクルを越えて、4005サイクル目と
4395サイクル目の0.5C充放電電圧の変化。
最後まで「-ΔV」検出での充電停止がうまく
働いたようです。
グラフのスケールが異なりますが、初回~4サイクル目の
充放電の様子。
※これでJIS C8708:2019の充放電実験装置が一つ空きました。
何かリクエストあれば、別のニッ水電池(単3か単4)を試してみますよ。
※電池あれこれ ニッ水電池イジメのまとめ
2023年11月15日 (水)
19mm厚「鉄」の文鎮4つ
・重さ:約470g
・サイズ:65x49x19mm
お代は ひとつ「1600円で」と。
※残数=1 (11月23日)
塗装やメッキはありません。 (油が付着してます)
M5の貫通タップは一つ。
クリップ固定用のM5のキャップボルトとワッシャ、
それとクリップ先端に付けると、部品のはさみ込み
が安定するゴム板を添付します。
※65mm幅のクリップはご自身で入手してください。
早い者勝ちです。
発送は、クリックポスト(185円)を使います。
ご希望の方は、この記事にコメントしてください。
(匿名でかまいません)
その時、確実に連絡の付くメールアドレスを記入して
ください。
その後、私の仕事場からメールをお送りしますので
お届け先(郵便番号、住所、氏名、電話番号)を
返信してください。
代金+送料は到着後に振り込んで(振り込み先のメモを同封します)
ください。
※一度に2つ以上をまとめてという場合は、
レターパック(ライトかプラスか状況で区分)を
使いますので運賃が変わります。
※以前にリクエストいただいていた方々への
発送は終わりました。
今回の加工の写真が届きました。
フライスを使って鉄のバーの四面を、
平面にして直角にする作業とのことです。
※文鎮:ハンダ付け補助ツール まとめ
※以前に紹介した加工の様子
・2016年03月09日:文鎮:端面切削中の様子
・2016年03月11日:文鎮:タップ切り
※添付しているゴム板の役目とクリップの方向
・2018年3月20日:文鎮:ハンダ付け補助ツールのクリップにゴム板を
・2022年5月20日:好き好きなんですが・・・クリップの取り付け方向
2023年11月13日 (月)
HAKKOダッシュがやってきた:細いコテ先も来たけれど
2023年11月8日:HAKKOダッシュがやってきた:コテ先の様子
でコテ先がちょい太いと文句を・・・
で、細いのはどうだろうということで、注文しました。
・白光ダッシュ 交換こて先 T34-I
しかし・・・
あきません。
ユニバーサル基板での工作には細すぎます。
とんがりすぎです。
クズ線(抵抗なんかの足の残り)を使って電源ラインを
引くとき、先が細いので熱量が負けてしまいます。
元のを使うしか仕方なさそうです。
斜めカットのC型は試していませんが、ユニバーサル基板の
ハンダ付けは普通のB型が好きなのです。
2023年11月10日 (金)
今日の失敗:パーツクリーナーで「ポリスチレン」にダメージ
ちょいと実験回路をこさえていたら・・・
※NJL7502フォトトランジスタを使って
機器にくっついたパイロットランプ的LEDの
光をとらえてゴソゴソしようとするフロントエンド
的回路。
コンパレータで消灯・点灯を判断してL/Hの信号で
出力。
コンパレータはマイクロチップのMCP6561。
動作電源電圧が1.8~5.5V。
オープンドレインではなくCMOS出力です。
ケース加工も終わり、単4X2本の電池ホルダーを
両面テープで接着するのに「油分を落としておこう」
と、そばにあったモノタロウのパーツクリーナーをプシュ~。
直後、手に持ったケースに違和感。
「ベタついたぞ!」
すぐに乾燥しましたが、指先に付いていた加工クズや
指紋!が透明ケースの外側にくっついちゃいました。
透明ケースはダイソーで買ってあった「トラベルケースS 2P」。
材質は「ポリスチレン」。
モノタロウのパーツクリーナー、使ったのは、いつも
の緑色のじゃなく白色の中速乾のもの。
樹脂の脱脂、たいていはIPAを使うんですが、たまたま
そばに置いてあったパーツクリーナーを用いたのが失敗
だったようです。
※関連
・2022年9月29日:「ダイソー ミニケース 5個組」が見つからない
・2020年8月 6日:オリンパス OM-D E-M1mk2の充電器の充電表示ランプを判別
・2021年5月25日:オリンパス OM-D E-M1mk2用充電器の挙動
2023年11月 9日 (木)
今日の修理:チャートレコーダ
自分が作ったものの修理ほど情けないものはありません。
今回は「プリンタシールドでチャートレコーダ」 。
過去、これでさまざまな記録を残して(紙に!)きました。
ほんとに長年使ってきました。
2014年01月11日:ナダ電子の「プリンタシールド」でチャートレコーダ
入力が2チャンネルあるのですが、そのうち片方が不安定に。
もう片方は正常。
自分で設計した回路を自分でハンダ付け。
しばらくぶりに通電してそれがアウト!
これはなかなかショックです。
タタいても改善せず。
OPアンプが悪くなったのか、ICソケットの接触不良か?
まず疑うのはここらから。
結局・・・
入力レンジ切り替えのジャンパが接触不良をおこしてました。
前に使った設定からレンジを変えたのです。
片側だけその位置で接触不良が発生。
OPアンプの入力が不安定にというのが原因です。
処置は・・・
エアダスターを「プシュ~~」
パーツクリーナを「プシュ・プシュ」。
ハブラシでそおうっとゴシゴシも。
念のため、IPA浸しの綿棒でヘッダピンをぬぐって、
コンタクト側ももっかいプシュ。
とりあえずこれで回復。
パーツクリーナ、本来の油落としより、接触不良の
解消に役立っています。
2023年11月 8日 (水)
2023年11月 7日 (火)
新ハンダゴテ、HAKKOダッシュがやってきた
ハンダゴテHAKKOダッシュと コテ台FH-300 がやって
きました。
標準品のコテ先、先端がコテペンと同じ「R0.5」だったので、
「これでエエか」と選んだんですが、微妙に太い感じです。
細い交換こて先も買っておけば良かったかと。
でも、細いと熱容量のこともあるし。
チップ部品のハンダは別のコテがあるんで。
で、問題がコテ台。 背が高い!
ベースの台にネジ止めします。
ちょっとでも低くなるようにと、段の部分「▼」で
切って、ネジでの固定のため「~~~」を平らに
削りました。
これで、10mmほど低くなります。
コテ台の不満点がもう一つ。
コテ先からこぼれるハンダくずを受けるところがなく、
固定ネジの上に落下します。
それがそのまま机の上に散らばります。
同じ白光ですが、もう売ってないコテ台「631」が
好きです。
コテの使い勝手評価はまだまだこれから。
2023年11月 6日 (月)
なんだ?! あの光は! 阪神が負けたら(第6戦)消えた?
4日(土)、ガレージで一杯やったあと、FJKW君の工場へ。
・熱電対温度計修理の話
その帰り道、時刻は阪神・オリックス第6戦まっただ中の
21時ころ。
ふと北西の空を見上げたら(FJLW君とこからガレージの
方向が北西)・・・怪しげな「青い光」が。
ガレージに帰り着いてから撮影したのがこの写真。
『天変地異かっ!』っと。
ちょいズーム。
天文現象じゃないとは思いましたが・・・
どこかから上空に放射されたライトの光が雲に
反射したのでしょう。
ちょいとびっくりしました。
阪神が優勝を決めた昨夜の最終戦(日曜)は、
晴れていたせいか(反射する雲が無い)見え
ませんでした。
方角的に、大阪ドームはもっと西。
怪しい光は、大阪城とか中之島方面だったかと。
2023年11月 5日 (日)
今日の修理:熱電温度計
ガレージ仲間のFJKW君からのHELP。
『金型の表面温度を測るのに熱電温度計が2つ
あるんやけど、片っぽの調子が悪い。
安いモンやし、新しいの買おうかと思ってる
んやけど・・・』
という相談。
「原因が分かれば直せるやろけど・・・」
生半可な私の返事。
ということで、修理品がやってきました。
2台は同メーカー品ですが、型番が違いました。
表面温度を測るためのプローブ(熱電対)が
付属しています。
※こっちが高そうな
熱電対の先端部↓
調子の悪い方のケースを開けてみると・・・
ぱっと見は特に異常は見られません。
でも、4つある半固定抵抗に触れると(絶縁物で)表示が
パラパラ変動。
どうやら接触不良を起こしているようです。
アナログ的な調整をしているのでしょうから、
再調整の手順が分からないので、グルグル回して元に
戻すということはできません。
幸い、接触子が見えてますので、ここをピンセットの先で
つまみ上げる感じで「大阪魂:パーツクリーナー」を
噴射。
抵抗体と接触子の間に紙でも入れてぬぐいたいところ
ですが、調整角度が動くとダメですんで、わずかに
持ち上げるだけに。
作業後、2つのセンサーを段ボール箱に入れて、ヒートガン
で加熱。
130℃~140℃くらいまで上げても、似たような温度値が出て
いたので、作業完了としました。
で、不調とは関係の無いところで面白いものを発見。
リード線がブラブラしないよう、液晶のピン間に
通してありました。
これを見つけた時、
「わざと通さないと勝手に通るわけはないはなぁ」
っと。
2023年11月 1日 (水)
C-MOS ICの入力ピンをオープンにすると
MMさんからのコメントで未使用「74HC74」の端子処理
の話が出てました。
ブレッドボードを使ってゴソゴソしていたところだったので、
74HC74を捜索。
モトローラのと東芝のが見つかりました。
HC74にはフリップフロップが2つ入っていて、
入力が CLK D /SET(/PR) /CLR(/CL) の4本。
/SET(/PR)をHに、/CLR(/CL)をLにして、CLKとD入力に対し
0~5Vのノコギリ波を加えてみました。
チップの電源は5V。
道具はこれ↓
2023年9月27日:6年ぶりの改造:0Vから出力電圧が直線的に上昇するノコギリ波発生回路
※オシロ波形のメモ、「三角波」と記してしまいましたが
正しくは「ノコギリ波」。
電流の測定ツールはこれ↓
2022年12月14日:Arduino UNOを使ったUSB電流計 4桁表示も
電流検出抵抗が75mΩ。
電流検出アンプが100倍。
出力電圧を100で割って実ドロップ値を求めて、
それを電流検出抵抗値の75mΩで割ったら電流が
計算できます。
まず、東芝の74HC74。 (クリックで拡大↓)
続いてモトローラの74HC74。
電源電圧の中央付近で電流が増えてます。
いわゆる貫通電流。
入力部のバッファに電流が流れるのでしょう。
/CLR=Lで出力を固定できる条件ですが、やはり入力端子の
放置はマズイです。
ハイインピーダンスなので、放置入力の電位がどうなるかは
周囲の環境次第。
近所にパルス信号が走っていたら、その誘導を受けてしま
います。
74の出力(Qと/Q)は変化しませんが、電源電流がうろうろと
挙動不審に。
面倒でも、ちゃんとしておかないといけません。
※関連
・2020年04月25日:Arduino やっぱり気になる放置ポート
・2020年05月02日:Arduino 放置したポートが及ぼす電源電流変化
・2020年05月02日:Arduino ポートの初期化と通信設定
※参考
・(続)その未使用ピンをどうにかしなさい! アナログデバイセズ
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