« 放置していた2014年製の「eneloop lite」を充放電 2400cyc目 | トップページ | トランジスタ技術2023年5月号 PICマイコンの話 »

2023年4月10日 (月)

「8085用デバッグモニター」を褒めていただいたので

フリーソフトの集積所「ベクター」で「8085」を
検索していただくと、デバッグ用モニター二つが
出てきます。
https://search.vector.co.jp/vsearch/vsearch.php?key=8085&kanji=shift-jis

・1997-10-16:8085デバッグモニタ ソースとXAS対応版+回路図
・1997-09-11:8085用デバッグモニター

これ、「使いやすかった」とお褒めのメールを頂戴しましたので、
当時に作ったものを引っ張り出してきました。

得意先が作っていた8085マイコンボードを改造して
インサーキット・エミュレータに仕立てたものです。
81_20230410093701

紫外線消去のEEPROMはまだ24ピンの2716でした。
それが3コ乗せられて、6kバイト。
  ※2732じゃない
RAMも6116じゃなく,20ピンのuPD445
使っています。
1k x 4bitを二つで1kバイト。
18ピンの2114ではなく20ピンのだとCE端子が二つ
あったから。
アドレス選択用のCSとバッテリバックアップでの
スタンバイ用に分けて使えたからというのが
理由です。

エミュレータとして改造するにあたり、ROMやRAMを増設するため、
24ピンのところに、28ピンのラッピングソケットを突っ込んで
ピン数を拡張するという手法を使っています。

83_20230410093701

場所不足で実装できないゲートICは、2段重ねや
ひっくり返してハンダ付け。
82

シリアル通信用の回路は別基板に。
84_20230410093701

ベクターで紹介した回路図は「BID」でしたので
PNGに直しておきました。

8
※写真の回路はこの回路とは違うものです。
 デバッグモニターを動かす環境の例という
 ことで回路図を添付していました。

このデバッグモニター、CP/M-80の「DDT」を目指したものです。
「RST 7」(0xFF)をRAMで動いているプログラムに埋め込むことで
ブレークさせています。

|

« 放置していた2014年製の「eneloop lite」を充放電 2400cyc目 | トップページ | トランジスタ技術2023年5月号 PICマイコンの話 »

電子回路工作」カテゴリの記事

コメント

このプログラム一式は私も愛用(大変重宝)しています!
少ないメモリー消費量で動く完成度の高いプログラムで、昔だったら有料級だと思います。
しかも、ソースリストまで付いているので色々カスタマイズできるのも大変ありがたいです!!

【ご参考】初めて使ってみる方へ
トレース(T)コマンド使用前にXコマンドでPCの値をセットしておくのを忘れずに。
私はTxxxx(←xは実行番地)で行けるものと勘違いして2・3日無駄にしましたf(^^;

投稿: まさき | 2023年4月10日 (月) 22時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 放置していた2014年製の「eneloop lite」を充放電 2400cyc目 | トップページ | トランジスタ技術2023年5月号 PICマイコンの話 »