電池ホルダーから電源供給するためのアダプタ(ダミー電池)
電池で動く装置の修理案件で引っ張り出してきました。
単3電池4本で動作するハンディ計測機器です。
フタを開けて作業してるときは基板のコネクタから
電源を供給できるんですが、修理が終わってケースを
閉めた後は、電源コネクタや電池ホルダーの端子は
アクセスできなくなってしまいます。
もちろん電池で動かしても良いのですが、消費電流を
見たり電池電圧を変えた時の挙動を見るには、
可変電圧電源から電源を供給したくなります。
この電池ホルダーの電極、板形のものが使われていて
ミノムシやICクリップでははさみにくいのです。
そこで、こんなのを持ち出してきました。
電池ホルダーのプラスとマイナス端子に接触する
ダミー電池です。
真ん中の2本は飛ばして端っこのプラスとマイナスに
接触させます。
直径12mmの木の丸棒を切った先端に、電極となる金具、
「14mmのスナップ」を取り付けてあります。
ポッチリ部がうまいことプラスになります。
マイナス側は皿の木ネジで丸棒に固定。
プラス側はポッチリの内側に釘をハンダして
丸棒に打ち込んだだけ。 (接着剤をはさんで)
真鍮材ですのでハンダ付けも容易。
曲げた真鍮棒をくっつけてミノムシではさめるよう
にしてあります。
電線を直接ハンダして引き出してもエエでしょう。
12mm径だとちょっと細いので、熱収縮チューブを
かぶせて太らせてあります。
(何かから絶縁するという意図ではなく)
※12mmの丸棒は「ピピちゃん」 の止まり木用に
買った物。 (その残り)
スナップも女房からの提供物。
※続き:2023年3月24日:電池ホルダーから電源供給するためのアダプタ(ダミー電池)#2
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コメント
ナイスアイデア!
以前、プラス側の出っ張りどうするか悩んでいました。
スナップ買ってきて利用させていただきます。
投稿: mytoshi | 2023年3月23日 (木) 17時18分
14mmのスナップだと、2本用ホルダーで使うと隙間がギリギリになるかもです。
間に紙かフィルムでもはさめばokなんですが、1ランク小さめのスナップも試してみてください。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2023年3月23日 (木) 17時45分
続き・・・
電池ホルダーから電源供給するためのアダプタ(ダミー電池)#3
http://igarage.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-1b81ed.html
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2023年6月 8日 (木) 20時19分