「レールスプリッタ」のいろんな呼称
アナデバのオペアンプ「OP293」を調べていて、
こんな回路に遭遇しました。
単電源回路で、電源電圧の1/2を生成する回路。
いわゆるレールスプリッタです。
ここでの呼称は、
《FALSE-GROUND》
TIの専用IC「TLE2426」、このデータシートの中では
《VIRTUAL GROUND》
が使われています。
でも、TLE2426の製品概要には、
「Rail Splitter Precision Virtual Grounds」
「レールスプリッタ」という呼称が出てきています。
この他、《PHANTOM GROUND》という言い方もあるようです。
《アクティブ・グラウンド》も。
OP-293での回路、発振止め用の抵抗とコンデンサが
入っていて、
「負荷にコンデンサがつなぐときはこれが基本」
という感じになっています。
OP-293での解説文をピックアップしておきます。
※関連記事
・2017年9月11日:1/2Vcc生成回路のコンデンサ
・2022年6月22日:みんな「レールスプリッタ」に魅せられるんだ
・2022年9月14日:トラ技で見つけた「レールスプリッタ」
・2022年6月12日:4046・VCO回路の直線性改善方法
※「レールスプリッタ」という呼称、誰がいつから使い
始めたのでしょうね?
ヘッドホンアンプ愛好家が発端?
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