テスター精度確認用DC500V電源制御回路案 #3
お手軽に高電圧を出せるかどうか・・・
2015年04月25日:ダイソーで買ったACアダプタを解体してみる
この残骸を引っ張り出してきて試してみました。
※左側G208のが残ってました
電源回路を組むのは面倒なので・・・
トランスの2次側(元の)に5V電源とパルスジェネレータ
(Nch MOSFET出力を装備してるので)をつなぎます。
元の1次側には100:1の高圧プローブを。
とりあえず負荷は無しで。
電源5V、周波数10kHz、デューティ6%でこんな波形
(P-Pで600Vほど)が出てきました。
5V電源の電流は0.17A。
周波数を20kHzにしても大きくは変わりませんでした。
このあたりはFET駆動系の問題(ゲートの遅れ)もある
かと思います。
ACアダプタのトランスを物色すればなんとかなるか
なぁ~っという感触。 100V/200V両用のとか。
※5V電源 10kHzで
デューティ 5V電流 出力P-P
2% 0.02A 300V
4% 0.10A 500V
6% 0.17A 600V
8% 0.26A 680V
と、変化しました。
パルスジェネレータ、デューティを一定にして
周波数(設定は周期)を可変できるので、なかなか
便利っす。
※11月7日追記
ダイソー製ACアダプタのトランスを、MC34063で駆動
してみました。
しかし一次側(低圧側)のインダクタンス値が小さくて
思うように2次側出力(高圧)が出てきませんでした。
元の回路から。フライバックコンバータであるのは
間違いなし。
昔、試しに手で巻いたトランスがあったよな~っと
探してみたら、20巻き:200巻きのが出てきたんで、
同じようにMC34063をつないでみました。
5V入力で150Vくらいの直流が出ました。
巻き数を増やせばなんとかなりそうです。
電源電圧を上げると、DCコンICの出力耐圧が
やばそうなので、無理はしてません。
電源を12Vにして、耐圧の高い駆動用トランジスタを
追加すれば巻き数比は楽になるかな。
ジャンクのスイッチ電源から取り外したトランス、
ヒートガンで加熱したら、コアなどを固定してある
樹脂(接着剤)?が柔らかくなって、うまいことバラ
せます。
| 固定リンク
「ツール」カテゴリの記事
- 「アラルダイト」が無い!(2023.12.05)
- HAKKOダッシュがやってきた:細いコテ先も来たけれど(2023.11.13)
- HAKKOダッシュがやってきた:コテ先の様子(2023.11.08)
- 新ハンダゴテ、HAKKOダッシュがやってきた(2023.11.07)
- 愛用のハンダゴテ・・・コテ先が取れないゾ!(2023.10.27)
「電源」カテゴリの記事
- 電子負荷:Trの絶縁シートをどうしよう(2023.10.11)
- 120W電子負荷 予備実験#2 冷やすのはファンだ!(2023.10.10)
- バイポーラトランジスタ2SC3519A-YのhFE(2023.10.09)
- 12V・10A:120W電子負荷 予備実験(2023.10.08)
- やっぱりあかん パワーMOS FETの並列接続(2023.09.25)
コメント