FDKの長寿命電池「HR-AAULT」 50cyc目のゆっくり放電
2022年9月24日:FDKの長寿命電池「HR-AAULT」がやってきた
これの初回放電では、充電池の残容量がほぼカラっけつ
だったため(用途が組電池で一般家庭用とは異なる)、
初回の「0.2Cでのゆっくり放電」のグラフが得られま
せんでした。
充放電実験、今は61サイクル目まで進んでいますので
50サイクル目の放電データを取り出してみました。
まず、これが初回放電~4回目の充電。
「0-D」と記したラインが初回放電。(左下)
放電開始からすぐ1.0Vに落ち込んでいて
残容量がほぼ無かったことを示しています。
※これはそういうふうにしてあると
考える方が妥当かと。
これ↓が50サイクル目のゆっくり放電~54回目の
充電までのグラフ。
0.2C放電の5時間=300分を越えています。
また、充電時間を見ますと、「-ΔV検出」で止まるので
はなく、「132分」(定格0.5Cの1割増しの時間)で止まっ
ていました。
こんな具合に、2時間を越えたあたりで充電電圧の
ピークが出現して、そこから徐々に電圧が低下。
しかし、「-10mV」を検出する前に132分に到達
して充電停止となっています。
54サイクル目の充電。
1h56m 1.512V : 1分ごとの電池電圧
1h57m 1.518V
1h58m 1.522V
1h59m 1.526V
2h00m 1.527V
2h01m 1.529V
2h02m 1.529V
2h03m 1.530V ←ピーク電圧出現
2h04m 1.530V ←
2h05m 1.530V ←
2h06m 1.529V
2h07m 1.529V
2h08m 1.529V
2h09m 1.528V
2h10m 1.528V
2h11m 1.527V
2h12m 1.527V
2h12m 1.527V ★ 132分経過で充電停止
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