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2022年9月 6日 (火)

んっ? ボリュームの記号が! 

図書館へのリクエスト。
  ・工学社 I/O BOOKS Arduinoライブラリで作る電子工作

I11_20220906162801

工学社のI/O誌 はマイコン黎明期の購読書でした。
  えんえんと16進ダンプリストが載るように
  なってからは止めた・・・

図書館の蔵書検索、「Arduino」で検索して出てきた
新しい本(雑誌を除く)がこれ。
2021年11月の発行です。

どんなもんかな~っと、パラパラとページをめくりますと・・・
「なんだ、このつなぎ方は!?」という回路図に遭遇。

Ii2
Arduino NANOにGPSユニットと液晶表示モジュールを
つないで時計に仕立てようという記事です。

液晶4bitモードの話 は置いといて、
「初めて見たぞ!」というのがボリューム:可変抵抗の
つなぎ方です。

・拡大
Ii3
「R2 10KΩ」のスライダーへの結線、液晶の
コントラスト調節です。
   ほんとにこんな描き方ありなん? です。

初めて見ましたけど・・・

可変抵抗の記号

回路図CADなど、描画ツールの種類によっても、こんなつなぎ方も
ありなんでしょうか。(パーツのピンの問題)

※画像検索で
NOBのArduino日記! 20170303 可変抵抗の使い方
  次のページ  には 「 map(Val, 0, 1023, 0, 255); 」も出てくる


※巻末に著者さんの一覧がありました。
Ii4
二人目の方です。
https://www.solocamptouring.com/
いつでも正確な時計を自作。GPSからの情報を秒単位で表示します

※追記
常用している回路図エディタ:水魚堂さんのBSch3V
この部品ライブラリの可変抵抗器はこんな絵。

・VR2
見ての通りの2端子で斜め線からの
接続ピンは出ていません。
V1_20220907085301

・VR3
これで3端子接続。
V2_20220907085401
X=2,Y=3の大きさになっているので
2ピンのスライダーが中央からズレています。

・VR3C : 独自に作った部品
V3_20220907085601
X、Yとも2にして、スライダーを中央から
出しています。

「VR2」の斜め線からの線出し、いかがなもんでしょね。

※追記
仕事帰りに寄った(本の返却で)東成図書館の書架(分類番号549)で発見。
鈴木哲哉著「ボクの電子工作ノート」。
A11_20220907203301
2012年6月初版の本。

新JISの記号でやってます。
A13_20220907203401
探せばあれこれ出てきそう・・・
電子回路屋」さんのご意見、お待ちしています!



※発見
8080が動いた 2016年5月30日 作成者: vintagechips
  https://vintagechips.files.wordpress.com/2016/05/sbc80_cpu_sch_a.pdf
   回路図、DC12V出力の+12V出力DCコンの電圧調整VR

※追記
トランジスタ技術の最新号(2022年10月号)から
「回路図の描き方」という新連載が高知工科大学の
橘昌良さんを著者として始まったところです。
K2_20220908105901
http://www.ele.kochi-tech.ac.jp/tacibana/etc/analog-intro/resistor.html
http://www.ele.kochi-tech.ac.jp/tacibana/index.html#top-of-page
https://www.kochi-tech.ac.jp/profile/ja/tachibana-masayoshi.html
  上記の2冊の本、トラ技編集部に告げ口しておきました。


※ネットを探索
 fritzing
というツールを追いかけたら出てきました。
https://steemit.com/utopian-io/@rfece143/electronic-project-25-audio-volume-control-and-light-dimmer-using-potentiometer-and-arduino-uno

このページを辿ると・・・
F1_20220908152001

F2_20220908152001

「これがあたりまえだ」っということに
なっちゃう・・・困ったことです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※このボヤキをコラムとして
 トランジスタ技術2022年11月号に掲載
 してもらいました。
T2_20230322104901

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