« 2022年7月12日:放置していた2014年製の「eneloop lite」を充放電1200cyc目 | トップページ | あなたの「名」は何? どうやって探せば・・・ »

2022年9月14日 (水)

トラ技で見つけた「レールスプリッタ」

自分ではぜったいに使わないだろうという回路が「レールスプリッタ」。
 ・2017年9月11日:1/2Vcc生成回路のコンデンサ
ずいぶん前ですが、ここで↑うだうだ言ってます。
最近だと↓。
 ・2022年6月22日:みんな「レールスプリッタ」に魅せられるんだ

ちょっと昔のトラ技を見ていて「ここにもあるぞ!」と
レールスプリッタ回路を発見。
でも、ちゃんと書いてるやん」と。

まず、2013年2月号
A1_20220914153701
この第9章。
 「オーディオ用電源回路のいろいろと作り方
    (著者は三田村規宏さん)
やはり、「レールスプリッタ」が出てきます。

A2_20220914153701

ここの、
  「仮想GNDその3…OPアンプによるレール・スプリッタ
の解説で、
  OPアンプの出力に大きなコンデンサが負荷として
  つながれた場合は…発振することがあります。
  …参考文献(1)で詳しく説明されています。
と。
で、(1)を見るとトラ技の2012年4月号
B1_20220914153801

特集5-3 単電源から両電源を作る方法
  (著者は佐藤尚一さん)

「やってはいけないランキング断トツNo1」
  OPアンプは出力にコンデンサを直結すると発振する

B2_20220914153801
B3_20220914153801

対策回路も図示されていますが、私は使わんだろうな。

B4_20220914153801

  この回路に±電源を供給して、入力をポテンショで
  ±可変できるようにすれば±出力の定電圧電源。
  短絡保護回路を入れておけば、ちょっと面白い
  実験用電源回路になるかと。
  プラスからマイナスへ、0Vを通過して電源電圧を
  連続可変できる。

  バッファしてないOPアンプ出力のでは、±15Vを
  出せる(0Vを通過して)試験用電圧発生器は作って
  あります。

※関連
2022年2月26日:オペアンプの出力につなぐ大容量コンデンサ ほんとにいいの?

|

« 2022年7月12日:放置していた2014年製の「eneloop lite」を充放電1200cyc目 | トップページ | あなたの「名」は何? どうやって探せば・・・ »

電子回路工作」カテゴリの記事

重箱の隅」カテゴリの記事

レールスプリッタ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 2022年7月12日:放置していた2014年製の「eneloop lite」を充放電1200cyc目 | トップページ | あなたの「名」は何? どうやって探せば・・・ »