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2022年8月26日 (金)

『バーニング・ワイヤー 』

東成図書館の洋書小説コーナーで。

  バーニング・ワイヤー
    ジェフリー・ディーヴァー 著
    池田 真紀子 翻訳

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書架に納められた状態、まず背表紙のタイトルに惹かれて
手に取ってみたら表紙が「放電」。
こりゃ読まんわけにはまいりません。

「科学捜査官リンカーン・ライム・シリーズ」ということ
なんですが、シリーズを読んだような記憶がありません。
推理小説とか警察小説になるんかなぁっと思ってましたら、
ジャンルは「ミステリー・サスペンス・ハードボイルド 」だと。

本のお話しは面白かったです。
テンポもイイし。

表紙絵が「碍子と放電」。
犯人が使う凶器が「電気」なんです。

本の中には、アメリカでの送電に関する解説が出てきます。
 発電所→送電網 34万5千V
 送電変電所   →13万8千V
 地域変電所   →1万3千8百V
 末端      →120V/208V
と。

ただ、この本の記述でどうしても解せないことが・・・
『電気は目に見えない。
 走るスピードは時速1100万キロ。』

時速1100万キロって何?
光速は毎秒30万km
3600を乗じて、時速に直すと10億8000万km
1100万kmって・・・
「100倍」間違っている?
和訳の時、マイル、あるいはフィートとキロの換算で
おかしくなった?

真空ではなく電線だから短縮率が関係。
でも1/100はないぞっと。
原著がどんな記述になっているかですかなぁ。

 

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