PHP新書『てんまる』
またまた図書館で。 新入荷の書架で発見。
山口 謠司 著『てんまる』(PHP新書)
サブタイトルが「日本語に革命をもたらした句読点」。
日本語の句読点、それが生まれた歴史から始まり、
さまざまな本での実例、そして「まんが」での句読点
を追跡されています。
過去、本ブログで記事にした「句読点」の話と言えば
本多勝一さんの『日本語の作文技術』。
・2006年11月26日:日本語を書く
・2010年12月01日:「、」の話
※「句読点の使い方」もっと早くこの本に出会ってれば
という感じですなぁ。
「てんまる」にもこの本の話が出てきます。
もう一つ。
「、。」を「,。」や「,.」にすることの話も。
※トラ技の句読点は「,.」。
こちらからの提出原稿は「、。」にしてますが、
編集部が「,.」に変換してくれます。
そしてこんなお話しも。(第四章)
「論理国語」という国語
文部科学省は、令和4年度より高等学校2年次以降の
国語教科書から、実質的に文学を教えないことにし
ました。 … 文学を教えなくなる代わりに
「論理国語」というものが導入されるのです。
「論理国語」などという造語の意味は、まったく
わかりません。 …
こんなの、知りませんでしたぞ。
| 固定リンク
「本」カテゴリの記事
- 『部室からCQ ham radio 創刊号を発掘した話』(2023.12.06)
- トラ技に投稿した記事が参考文献に記されているとちょっとうれしいゾ(2023.11.24)
- 「作家の証言 四畳半襖の下張裁判 完全版」(2023.06.29)
- 不安な接続記号「●」(2023.06.07)
- 「オウムアムアは地球人を見たか?」(2023.05.19)
コメント