秋月の赤外光送受信モジュール(AE-RPM851A)を使ってみる(IrDAを試す) #2
秋月の赤外光送受信モジュール(AE-RPM851A)を使ってみる(IrDAを試す)の続き。
この図のように、Arduino-UNOで送受を行ってみました。
※相手は Tera Term につないだUSBシリアル変換モジュール
での赤外線。 ↑図の右端にあたる。
こんなArduino-UNOのスケッチで試しました。
ダウンロード - irda_test1.txt
※ファイルタイプを.inoではなく.txtにしています。
・シリアル通信は9600BPSで。
・リセット起動後、setupでクロックパルスを出力。
・MCP2122をリセット(リセット出力をLに)。
プルダウン抵抗を入れているので、ポートが
入力状態では(初期化前)リセット状態。
・0.5秒後、MCP2122のリセットを解除。
・0.1秒後、起動メッセージ「IrDA test」を出力。
・その後、プロンプト(>)を出力して受信開始。
0x0d(CR)が来るまで1行文字入力。
文字ごとにエコーバック。
0x08(BS)で1文字消去。
バッファに入れるのはisprint()文字だけ。
・CRが来たら、
バッファ文字列を1行出力。
その文字を16進で出力。
文字入力に戻る。
ということで、起動するとこんな感じでTera Termに文字が
帰ってきます。
Test IrDA ←Arduinoが出力
>1234 abc ←Tera Termで入力した文字をエコーバック
1 2 3 4 a b c ←CRで1行+16進出力
31 32 33 34 20 61 62 63
> ←次の文字待ち
確かめたかったのは、入力文字のエコーバック。
受信してすぐにその文字をエコーバックしてるのですが、
それがどうだ!(抜けないのか?)を見たかったのです。
大丈夫でした。
赤外線を使った無手順の双方向通信(同時は光の
衝突で無理)、MCP2122でうまく行きそうです。
※文字 0x40 = '@'を送った時の様子
※文字 0x55 = 'U'を送った時の様子
うまいこと「エコーバック」した文字が返っています。
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