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2022年6月13日 (月)

4046・VCO回路の直線性改善方法その2

4046・VCO回路の直線性改善方法
ここで示した回路は「反転アンプ」と
「ジャンクションFET」で4046のR1端子電流を
制御するものでした。

これを「非反転アンプ」と「Nch MOS FET」に
換えてみたのがこれ。

V1_20220613141501
これだと単電源で動かせます。
TP1の入力電圧を変えるとR2端子に流れる電流が変化。
電流が増えるとVCO周波数が高くなります。

R1とR2の関係はこんな回路になっていると。
V2

  ※トランジスタ技術2011年11月号
   特集 定番デバイス555
     5-3 PLL IC 74HC4046 (遠坂俊昭)

通常はR2の値でVCOIN端子が0Vの時の最低周波数を
決めます。
VCOIN端子の電圧を0Vに固定すればR1(I1)は無視され、
R2(I2)でVCO周波数が決まります。

この回路の検証、問題は測定系。
TP1に与える電圧を変えながらTP2の周波数を計るという
操作をしなくちゃなりません。
  ※手動では面倒だ!

Arduino UNOで周波数カウンタ:アナデバの電力計用ICのために
これ↑では、1Hzゲートを作って周波数を測定しました。
しかし・・・この回路ではATmega328Pが持っている3つの
タイマーをみんな使っています。

F2

TP1の電圧を変えるためにPWMを使いたいのですが、
使えそうなのはタイマー2のOC2B。
モードをOCR2Aによる「高速PWM動作」にしてOC2Bに
PWM出力ですかな。

  ※OC2Aは1Hzゲート用に500Hzパルスを出さなくちゃ
   なりませんので。

※これでどうかなぁ。
V3


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