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2022年3月14日 (月)

Amazonベーシック単3(2000mAh) 60%(72分)放電 1200回で終了

2021年9月24日:東芝TNH-3ME(1900mAh) 新JISでの充放電実験終了:突然死で
これで実験回路が空いたので、次の実験として、
  「Amazonベーシック単3(2000mAh)の60%(72分)放電」
を試していました。
「放電深度を60%から100%にしたら寿命が10~15%に減る」
これ↑の検証です。

スタートしてから半年。
1200サイクル目で終了します。
11_20220314095001

まず、50サイクルごとの0.2C(400mA)放電の様子。
Cap028
JISでは、この放電時間が「180分」を切ったら「寿命」と
判断します。

毎サイクルの充放電時間と充電停止電圧をグラフにすると、
劣化が進行する様子がよくわかります。
Cap029
0.5Cでの充放電ですんで電流は「1A」。
充電停止電圧の変化から、徐々に内部抵抗が上昇する様子が
浮かんできます。
内部抵抗は189mΩまで上昇していました。


Amazonベーシック、通常のJIS C8708:2019によるサイクル充放電
での結果はこれ↓
 ・Amazonベーシック 2000mAh単3ニッケル水素電池 800サイクル目で終了
Amz_vt_20220314095001
この時は、800サイクルまで続けましたが、こんな評価かと。
 ・200サイクルまでは劣化を感じない。
   でも、300サイクルを越えると、ちょっと・・・
 ・エネループ・プロや東芝インパルス、富士通・黒のように
  突然死はしなかった。

今回の72分放電では、891サイクル目の放電で72分を切りました。
冬場なので、仕事場の暖房など、温度変化が大きな試験環境でした。
後半になると、温度の影響でグラフの変動が大きくなっています。
「突然死」せずに寿命を全うした感じです。

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