enevolt単3(2150mAh)充放電実験 368サイクルで中断
2021年12月14日:enevolt単3(2150mAh) 新JISでの充放電実験開始
今朝、仕事場にやってきたら充電時の「-ΔV」検出をミスって
目一杯の132分充電になっていたので、試験を中断しました。
368サイクル目でした。
まず、50サイクルごとの0.2C放電。
定格が5時間=300分。
JISではこれが180分(6割の時間)になったら寿命と判断します。
途中で中断したので、得られたのは350サイクル目まで。
そして、充放電時間と充電終止電圧の推移グラフ。
これのほうが、電池の状態変化がよく分かるでしょう。
放電終止電圧(-ΔV検出)の上昇が、内部抵抗に増大に
つながっています。
※50サイクルごとのゆっくり放電で
ストレスがリセットされるという状態
も見えます。
この電池のテスト、季節が真冬だったということで
周囲温度の影響が大きかったかと。
暖房が入った時と切れた時とで、充放電の状況が
変わっていました。
最終的な内部抵抗は242mΩでした。
電池を持った掌で温めると、徐々の内部抵抗が
減少していました。
さて、これで実験装置が空きました。
ダイソーの新型ニッ水電池:LEXEL社製 LOOPER
をイジメてみたいと思います。
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