「ボコスカ・ハンマー」のセンサー信号
ピコピコ・スイッチの入力はスイッチ操作ですが、
ボコスカ・ハンマーはピエゾ・スピーカーを衝撃センサー
にして信号を拾っています。
チャタリング除去のこともあり、どんな信号か見ておきました。
センサー部の回路は
2022年1月20日:『ピコピコ・スイッチ』、Arduino-UNOで動くように
で図示しています。
まず「片手でボコスカ」したときの様子。
毎秒8回くらい。
両手でボコスカすると、倍は行くかも。
ということは、毎秒20回はちゃんとカウントしたいところ。
センサー波形を拡大すると、こんな様子に。
トランジスタのBE間電圧で比較しているんで、けっこう微妙。
信号の↓エッジを捉えているんで、スレッショルドの具合で、
1回の打ち下ろしで2~3発の↓エッジ信号が入るかも。
すると、次サイクルの処理でパルスを2度取りするかもしれません。
ハードで処理するなら、リトリガブル・ワンショットマルチで
後発のエッジをマスクしておきたいところです。
処理のサイクルが垂直周波数の60Hz=16.7msなんで
ソフト的に厳密にチャタリング除去するにはきびしいところ
なんです。
簡単には、パルス検出した次のサイクルでのパルスは無視する
という処置でしょう。
すると応答は30Hzになって、10秒計時での最高得点は300点。
こんな所でしょうか。
ちなみに、「ボコスカ・ハンマー」の初号機(2台ある)は
こんな回路に。
コンパレータを使って、信号の大小を判別できるように
していました。(強打だと得点を増やす)
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